文鮮明先生御言選集 55
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あとがき

 今ちょうど、『文鮮明先生御言選集』の三十八巻を出版し、三十九巻の製本中に、この文をしたためております。第一巻は、一九五六年度に語られたみ言の二十余りのタイトルで構成され、この一冊に先生が語られたみ言の半年分が収められています。同じころ語られたみ言はほとんどがそうです。しかし、必ずしもその当時の説教のみ言が短かったのだとはいえません。初期のみ言は録音状態が悪く、ほとんど聞き取ることの不可能な部分が多く、時には全く録音できず、当時、その場にいた人が直接聞き取ったノートによって再現されたため短くなったものがあり、一巻に二十回分のみ言が収められています。

 ところで、最近出版された三十八巻には、わずか一か月の間に語られた九回分の説教が収録されており、一冊に十タイトル以内の説教が載せられています。これは、先生が韓国を離れ、米国に行かれて世界的な摂理と経綸を展開されなければならないので、時間や機会のあるかぎり多くのみ言を授けて出発しなければならないことに起因したものだと思います。

 そのみ言は、初期のみ言とは異なって、統一教会の歴史的位置を含んでおり、その使命と当面した実践項目を語られています。すなわち私たちが今、これから何をしなければならないかについて、相当に具体的な部分まで説明され、み旨の道を急がなければならないということを語っておられます。ですから、特に統一教会の食口たちは心を締めて、熱心に学ぶべきです。それは、み言が今日繰り広げてられているすべての内容を、予言的に語られているからです。その時、その時の先生の成されることを見れば、それらはみな厳格な摂理の原則から出てきたものであり、極めて計画的なことであったことが、これらの内容を通して証明されるのです。

 この御言集を読む私たちが、畏れを禁じざるを得ないほどに、内容のすべてが徹頭徹尾み旨であり、正に私たちの生活の中に一〇〇パーセント反映されなければならない貴重な法典であります。















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