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宗族的メシヤ
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第五節 再創造路程

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 再創造路程では、神様が先に環境を創造したので、皆さんが伝道に行って環境をどのようにつくるかが問題です。伝道に行って環境をつくって、次に、自分の主張をしなければならないという話です。

 神様が必要なすべての原資材をつくっておいて、人を造り始めたのですね? それと同じです。先に環境をつくっておかなければならないのです。

 一 環境創造

 二 主体対象創造

 主体・対象の関係をつくらなければなりません。創造です。環境を創造したのちには、主体と対象の関係を設定しなければなりません。そうしようとするならば、環境を誰がつくらなければならないのでしょうか? 私(自分)がつくらなければなりません。

 例えば、復帰路程においては、人間が堕落することによって人をつくる土もないという話です。サタンが主人になったからです。分かりますか? それで、サタン世界から探し求めてこなければなりません。統一教会は、この業をするのです。三年の間苦労して……。すべてのお金を自分が使うのではありません。全部天にささげて公的な祭物として三年過ぎたのちに、私をつくるために原資材を確保したという条件を立て、祝祷をしておき、その次には、体を失ってしまったので体を探し求めなければなりません。すなわち、体を基盤としているサタンに勝つ訓練をしなければなりません。三年半か三年間。

 三年半の間、出ていって戦い、伝道して三大天使長圏、十二人の中で三天使長を探し求めてこなければなりません。それが祝福を受けることのできる起源になるのです。信仰の三人の息子、娘がいなければ、祝福を受けられないと語りましたね? それが再創造です。

 神様が環境創造から始め、その次に天使長を創造したのと同じ再創造過程が必要です。ですから、統一教会の信徒たちは、三年の間、訓練しなければなりません。ありとあらゆる事縁をみな、なめ尽くすのです。悪口も言われ、むち打たれ、ありとあらゆることが生ずるのです。そこで自分が貞節を立て、蕩減路程のその道をまっすぐ行かなければなりません。

 そうして自分を再創造することのできる天的祭物をささげたのちには、体を探し求めることのできる条件が生ずるので、その次には出ていって戦わなければなりません。サタンと戦わなければならないので、長子権復帰をしなければなりません。実体的に霊的サタンを屈伏させてこそ、初めて復帰された私(自分)を探し求めることができのです。サタンをはがしてしまわなければなりません。

 そうしようとするならば、一線に出ていかなければなりません。ですから、統一教会は三年半の間、開拓時代のように、迫害を受けながら開拓しなければならないのです。開拓時代には、一線に出ていってサタンと戦わなければなりません。ここに伝道をしなかった人、多いでしょう? 今回、その業をしてこそ身代わりすることのできる条件が立つのです。ですから、お金を稼いでするのです。分かりますか? (はい)。一族が反対するのを克服して出てこなければなりません。それが氏族的メシヤの使命です。再創造過程は、一番目は、環境創造、二番目は、主体と対象の関係創造、三番目は、対応圏です。

  三 対応圏

 家庭があり、社会があります。それが対応圏です。家庭で立派ならば、社会に出ていっても立派でなければなりません。国においても、理解されなければならないのです。それですべて世界的人物になろうとするのですね? 永遠なる神様の息子、娘になろうとするのです。天宙的出世の基準を立てていくのです。それが対応圏です。必ずそうでなければなりません。環境的与件の間には、主体と対象があります。それが対応圏です。芸術であれ何であれ、全部対応関係を平準化するために必要なのです。

 ですから、「人」ならば、人の体の中には、宇宙世界のすべての世界の関係が、対応的な作用をしているというのです。それで我知らず、体がおかしいときがあるでしょう? 我知らず病気になり、我知らず気持ちが良い、それはみな、対応関係の反応によって起こるのです。月を中心として潮水が対応的に上がったり下がったりするではありませんか?

 ですから、雌は雄に対する対応関係、雄は雌に対する対応関係、一つになるためにそのような対応関係が起こるのです。そのことをいうのです。環境には、必ず主体と対象があり、対応関係があります。鉱物界にはプラスとマイナスのイオンがあり、花の世界にはおしべとめしべがあり、昆虫世界には雄と雌、動物世界には雄、雌、人は男と女、みなこのようになっているではありませんか?

 男、女は何かといえば、愛を中心として神様に対応するのです。また、息子、娘に対して対応関係をもつのです。全部、そのような関係が問題です。関係の哲学というものは、今から問題です。

 個人関係、対人関係、国家関係……。全部、関係ですね? 女関係、男関係……。全部、関係です。外交関係、信仰関係も全部、関係です。このすべての関係を円滑にすることができるのは、真の愛しかありません。真の愛の関係を結んだときは、ここに外的であれ内的であれ、反発されることがなく、歓迎されるのです。それで、真の愛が絶対勝利の要因であり、成功の要因であり、発展的要因になるのです。真の愛を活用して十を投入するようになるならば、十以上になって出てくると語りましたね? それで神様自身も大きくなっていくという論理がここから出てくるのです。

  四 愛の関係連結

 愛を拡大させて無限なる世界まで連結しようというのです。すべてのことが、みな終わったという話です。「勝利的基台とカイン・アベル基台」とそのように書きなさい! 勝利する基台は、カイン・アベル基台を通じてなされるという話です。

 @家庭基台、A氏族基台、B国家基台(アダム、エバ、イエス)

 三番目の国家基台は、アダム、エバ、イエス基台です。イエス様がこの地上に来た時は、国家基台を探し求めて来たのですね。その最高の目的も国家基準です。ですから、アダム完成理想として来られた基準は、国家基台で完成をしたという意味です。

  五 真の父母の基台と一致

 国家基台と連結したならば、その次には、世界基台と連結されなければなりません。イエス様が失った国家、その次には世界、その次には天宙、これは皆さんが連結するのではなくて先生を中心としてする話です。国家的、世界的、天宙的勝利基盤が氏族的に既に立っています。イエス様が失敗したすべてのことは国家基準ですが、それほどに氏族復帰をするならば、国家に対して歓迎を受けることのできる基盤になるのです。その次には、先生を中心とした国家基準と世界基準は問題ありません。世界と天宙基盤は、自動的に連結されます。

 国家の次には、世界、天宙、神様まで連結されるのです。皆さんすべてが勝利するならば、みな終わるのです。

 九月一日以降、皆さんは誰の指導も受けず、成長した息子、娘の資格をもって建国の勇士として出戦するのです。(アーメン)。確かですね? (はい)。

 今や出発する時間になりました。これをみな指示してあげてこそ、先生が飛んでいくとしても体が軽いのです。韓国に戻ってこないとしても、いつ戻ってくるとしても先生の責任は果たしました。故郷へ行くことのできる道までみなつくっておいたのですね。故郷に帰る道は簡単です。

 帰ろうにも帰ることができなかった故郷の道を、真の父母を中心として真の国を成した位置で故郷を訪れることができるように勝利的権限を与えたのは、天下を与えても比較することができないほどにありがたいことであることを知り、その故郷の道を、涙しながら帰らなければなりません。不平を言ってはいけません。呪われます。祖先たちがお尻を打ち、今後、息子、娘は安らかではないのです。皆さんに対して薬を与えたり病気を与えたりする時が来るというのです。

 先生の直接言うことを聞かないならば、今から問題が起こるのです。困難なことが続けざまに起こるのです。今に見ていなさい。そうなのか、そうでないのか。皆さんは、先生が故郷に帰るための前衛隊です。分かりますか? (はい)。ですから、国家を動かさなければならないのです。そのような希望を抱いて帰らなければなりません。

 ヤコブが二十一年間苦労して得たすべての財産を積んでいって、誰にささげましたか? (エサウにささげました)。今みな屈伏したのですが、誰にささげなければなりませんか? 御父母様にささげ、神様にお返ししなければなりません。自分の財産であれ何であれ、御父母様の名前のもとにすべてのものを売って使ってもかまいません。祈祷して。それを許します。それを教会のために使ってもかまいません。この機会を通して祖業田(注:先祖から受け継いだ田畑)を売り飛ばしてもかまいません。それは今後、その一族を受け入れることのできる良い先例、すなわち、礼物的条件になるのです。

 イエス様当時、物々通商しましたね? そのようなこと分かりますか、物々商店? それが分かりますか? アナニヤ夫婦が財産を売って、半分を隠したので雷に打たれて死にましたね? その内容を知っていますか? 嘘をつけないのです。

 皆さん、自分が自分の良心をよく知っているではありませんか? 自分がよく知っているのです。誰かに聞いてみることもありません。聞いてみることがありますか? 自分がよく知っているのです。自分がよく知っていながらそれを隠蔽するために誰かに聞いてみるし、相談し、そのような業をするのです。良心的にすべてのことを照らしてみるとき、自分のことは自分がよく分かっているのです。神様よりも私がもっとよく知っているのです。

 ですから、良心に照らしてみて、本然的神様の息子、その傷のない息子、娘になるのかという問題と、真の愛を受けることのできる純潔なる心の基台をもち、愛の情緒的な内容を汚さず、歴史時代を過ごしたが、今もその姿が純潔であるかどうかを考え、そうでないと知ったならば、悔い改めの祈祷をしなければなりません。大声で痛哭しなければなりません。

 このようなことを考えただけで、涙にくれる、そのような姿勢をもって、故郷の地に帰らなければなりません。また、故郷の地に帰っては、難しいと思うなというのです。歴史時代に私一人の解放のためにいかばかり大変でしたか? この世界の難しい、大変な、そのすべてのことが私にぶらさがっているのに、私個人が故郷の地に行って難しくて大変だと言うことができますか? 難しいところで働くようになるならば、同情する人がいるはずです。御飯を食べずに飢えて仕事をするようになれば、食べさせてくれる人もいるはずです。

 そのようなことを考えるとき、故郷の郷土に帰って、愛の種を再び蒔かなければなりません。愛の種を蒔こうとしますから、汗とともに、血の涙とともに苦労しなければなりません。苦労したことは、誰かが来て盗んでいくことはできません。真の愛の心情を蒔いたので、誰かが来て盗んでいくことはできないというのです。そうすることによってその基台の上に立てられた国は、永遠に神様の所有として残ることができるのです。この時だけは、皆さんが責任を完遂しなければなりません。

 皆さんが精誠を尽くして、カイン的基盤で家庭的基盤を蕩減復帰するならば、この家庭的基盤は、皆さんの後孫、子孫万代に行くとしてもなくなりません。このようなカインを創造して相対的圏を成せず、蕩減条件を立てられないならば、自分が立てたすべての主体性までもなくなるのです。相対圏がなければ、天運が除去すると、そう語りましたね? これは、絶対的です。ですから、蒔いたならば刈り入れなければならないのです。それで、蕩減復帰です、蕩減復帰!

 先生がアメリカに行って苦労したのは、世界的基盤を築くためでした。私が主体的立場で行使するのです。創造を宣言するのです。「アメリカが滅びる! 皆さん、私の言うことを聞きなさい!」とこのように叫んだのです。死ぬ位置に立ったので、生かしてあげに行ったというのです。事実を話すだけです。天を代表して投入するならば、相対が生ずるようになっています。ですから、今になっては完全にひっくり返るのです。

 相対圏形成を、帰った基盤の上に実績として残して上がっていきなさいというのです。それで個人的復帰、家庭的復帰、氏族的復帰をしておくならば、その相対的基盤がパッとできて主体と対象が一つになった基盤の上に、対応圏が国に連結されるのです。再創造路程では、環境、主体と対象圏、対応圏、これが絶対的要因です。これは全部、公式的に合っています。復帰は、そのようになっていくのです。

 ですから、皆さん自身も今や神様の代身の主体者になって、このような基台をつくらなければなりません。全部、再創造の役軍になるのです。そうなるならば誰も奪っていけないのです。さあ、そうであり得る人たちは、天の前に誓いましょう! 「私は間違いなくそのような責任者になります」という人、両手を挙げて誓いましょう! (アーメン)。誓いましょう! (アーメン)。誓いましょう! (アーメン)。












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