真の御父母様の生涯路程 8
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統班撃破と南北統一運動

第二節 一九八七年 祖国統一 (一)

一 一九八七年の出発と摂理的意義(一九八七・一・一、ニューヨーク世界宣教本部)

元旦の祝祷

 愛するお父様! たった今、一九八六年を送りました。今、新たに一九八七年の正月一日の元旦を迎えましたので、新しい年に新しい祝福の因縁を約束してくださり、栄光をもたらす三百六十五日となることができるように許諾してください。この正月から十二月までの期間、すべての試練と患難を除去してくださり、お父様が直接掌握され、指導される中で、計画したすべてのものが成就されますように許諾してください。

 キリスト教文化圏を中心として、全天下が一つの統一圏を成すことができた第二次大戦直後において、お父様の摂理を展開すべきキリスト教と、キリスト教を中心とした主権国家がその責任を果たすことができませんでした。あなたの足場を失ってしまったその日から、あなたがこの地上に送られた真の父母の因縁を中心とした息子や娘たちは逆に受難の道を行き、お父様は、四十年という期間を通じて四千年歴史を蕩減するという無念の道を再び歩ませられ、死の峠を越えさせてこられました。その曲折の事情を見守りながら、一つ一つ導いてくださったお父様の御苦労の前に感謝申し上げます。

 国家的患難時代と世界的患難時代を越え、ダンベリーを中心として一大清算作業をしなければならなかった一九八四年の曲折を私たちは忘れることができません。この事実を知っている私たちは、一九八五年と一九八六年の新しい時代を中心として蕩減路程を越えて勝利の旗を掲げ、新しいカイン、アベルを糾合するための歴史を展開しました。そのようにして、統一教会とアメリカのキリスト教が連合できる道を開き、世界の人々が統一教会を歓迎して一つになることができる基盤を築くようになりました。お父様、このような基盤を築かせてくださった恩賜に感謝申し上げます。

 今や新年を迎えました。私たちは再度襟を正し、御苦労されたあなたのみ旨の前に私たちのすべてのものをゆだね、あなたが命令されるままに動き、この国とこの民族をお父様の前に戻すことによって自由世界をあなたの懐に戻さなければなりません。そのような重大な使命をもって決意を固める新しい計画の前に、お父様、祝福をしてください。

 今ここにお父様が新しい旗を掲げてください。一九八七年こそは、世界の前に新たに統一教会を登場させ、私たちがもっているすべての力量を完全に発揮しなければなりません。その使命的時期が待ち望まれているということを忘れてしまわないようにしてくださるよう、お父様、切にお願い申し上げます。

 今、新年のお父様の祝福を願っているすべての人の上に、あなたが哀れみの愛と祝福を等しく分け与えてくださることを切にお願い申し上げながら、今年の標語である「祖国統一のためにあらゆる精誠を尽くすことを誓う私たちとなることができるように許諾してください。

 この統一のためには、誰かが愛の祭物となって愛で連結する運動をしなければなりません。すなわち個人ならば個人の事情において、家庭ならば家庭環境において、そして社会、国家、世界、全体の環境において、誰かが愛の犠牲的な祭物となって愛で連結する運動をしなければならないということを知っておりますので、この責任を果たして余りある統一の役軍となることができるように許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。

 今、新しい元旦を迎えて出発いたしますので、祝福の光と、愛の恩賜と、神様の保護が永遠に共にあってくださることを切にお願いしながら、このすべてを真の御父母様のみ名によって祝願いたします。アーメン。アーメン。アーメン。


年頭標語:祖国統一 (一)

 本来人間が堕落していなければ、神様が喜び、神様が好まれ、神様が楽しまれ、神様が愛することができる祖国をもっていたはずです。本来はそのようになっていなければなりません。この地球星が私たちの祖国だったのです。それがいわゆる地上天国です。

 そのようになっていれば、神様の愛を中心として関係を結んでいたはずです。ゆえに、神様が存在され、神様の愛がある限り、私たちは神様のことを知らずにはいられません。神様を知れば、神様の愛がどのようなものであるかがすべて分かるようになり、万民は兄弟の因縁を中心として一つの家族、一つの兄弟のようになって、一つの大家族を形成していたはずです。

 そのような神様の家族としてこの地上天国で生活した人々の行く所が、霊界の天上天国です。それが私たちの本郷の地です。しかし、人間が堕落してから今日まで、地上天国はできませんでした。そして、地上にそのような私たちの祖国ができなかったことにより、天上天国は空いているのです。天上天国に入った人がいないということです。

 今日、祖国が現れるためには、まず統一された基盤の上で統一された個人が現れなければなりません。統一された個人が現れなければ、祖国も現れません。統一された家庭を通じて統一された氏族、統一された民族、統一された国家、統一された世界が現れるのであり、そのようになって初めて祖国が現れるということを思う時、これがどれほど難しいことでしょうか。しかし、神様がいらっしゃる限り、いずれこの地球星をすべてファザー・ランド(father land:神様の王国)にしなければなりません。

 年頭標語は「祖国統□ですが、それはどこからしなければなりませんか。祖国を統一しようとするならば、ある一箇所から統一していかなければなりません。このような立場から韓国を中心として、既にその形態は整えられています。しかし、南・北韓が分裂しているので、これを統一しなければなりません。

 それさえ成せば、世界を統一できる一つのモデルができるのです。東西の紛糾も、南北の格差も、サタンと反対の立場から天がつくった統一されたモデルが形成されれば、世界はここについていくことができる新しい運勢圏に越えていくだろうと思うのです。

 韓国はセンタ、と同じです。これさえ一つになればいいのです。ところで、韓国を一つにしようとすれば世界を動かさなければなりません。ゆえに、今私は世界を動かす運動をしているのです。日本とアメリカの二つの経済大国を束ねるのです。レバレンド・ムーンが日本に及ぼす影響圏は大きいのです。

 もう何年かすれば、アメリカも、大統領選挙をする時には、私に頼らなければならなくなるでしょう。そのような背景を整えながら、今韓国を一つにする運動をしているのです。それで、今年一九八七年は、全体に影響を及ぼすことができる年です。

 祖国統一の道を完遂して初めて世界が収拾されるということを知り、皆さんはこの問題を中心として祈らなければなりません。先生がアメリカでこれを早く整理すれば、その次には韓国に戻っていって韓国を救ってあげなければなりません。

 一九八七年を中心とした新年度の統一教会の標語は、「祖国統一です。この「祖国統一を漠然と考えてはいけません。その標語が「世界的であり、天宙的だ」となるときには、問題は深刻です。私たちは、この道を打開していく公式的経路を簡潔に示しています。すなわち、個人は家庭を克服しなければなりません。そして、家庭は氏族を、氏族は民族を、民族は国家を、国家は世界を、世界は天宙を克服しなければなりません。統一教会の行く公式的方法の提示も、このような摂理的過程の事実を中心として提示されているということを知らなければなりません。

 それでは、今年の標語が国家的基準なのか、それとも世界的基準なのかということです。ここにおいて、問題となる内的なアメリカの国民性と国を収拾しなければなりません。そのようにしてこそ世界へ越えていくのです。国におけるすべての苦痛を克服してこそ、世界の環境を消化することができるのです。このように行くのが公式路程だということを知らなければなりません。

 そして、それが「世界的なものを越えて天宙的だ」となる時には、この地上のあらゆる問題を克服しなければなりません。地上のあらゆる問題を克服して初めて、天上世界の問題を環境的に消化し、神様の愛の圏内に入っていくのです。


一九八七年前後の摂理

 今、レバレンド・ムーンは、韓国を中心として日本政府と中国政府を連結させる背後操作を行っています。また、アメリカと南米を中心として見るとき、南米には反米思想が濃厚にあります。レバレンド・ムーンが手を差し伸べなければ、南・北米の政治的混乱状況を是正し、それを連結することはできません。

 四十年前に韓国で、レバレンド・ムーンが一人で出発したのです。そのようにして四十年の間反対を受けながら、このような世界的な頂上基準をすべて連結したのです。その事実を考えてみてください。これは夢のような話であり、うそのような事実です。皆さんは毎日のようにレバレンド・ムーンに会っているので、ただそのようなものだと思っていますが、世の中の人が考えれば、これは夢のような話です。

 それで、世の中では、レバレンド・ムーンのことを「巨人だ」と言っています。「思想界の巨人だ」と言うのです。また、科学技術世界における巨人です。「いかに今後の科学技術の方向をつかんでいくのだろうか」と、ドイツ、日本、アメリカが注視しているのです。ですから、「ジャイアントだ」と言っているのです。それから、経済界においても、「金融関係や銀行関係や今後の経済世界の動向においてもレバレンド・ムーンはジャイアントだ」と言っています。また、言論機関や言論メディア世界においても「レバレンド・ムーンはジャイアントだ」と言っています。宗教界においてもやはり同じです。

 ダンベリー事件以降は、統一教会の新しい時代です。新しい世界的国家時代、新しい世界的宗教時代へ移行していくのです。一九八五年八月二十日にダンベリーから出てきたでしょう? ダンベリーから出てきたのちの二九八六年から三年間は、新しい分立時代です。世界的分立時代です。韓国の複雑な情勢を収拾し、日本における政治風土を操縦し、それを基盤として一九八七年を中心としてアメリカ政府に影響を及ぼし、アメリカの国家に影響を及ぼす作業が残っているのです。

 今までは、左側のサタン世界が上にありましたが、今からは右側がこのように上に上がっていきます。今年からはこのようになります。左側のサタン世界がこのように優勢だったのですが、今からはそのカインが下に来るようになります。山で例えれば、ここがこのように高くなっていたのが、今からの三年間でこのようになるのです。アベルが上に上がっていくのです。

 今世界は、統一教会のゴッディズム(Godism)の運勢圏内に入ってきました。一九四五年にキリスト教が責任を果たしていれば、七年で収拾できていたはずです。一九五二年には収拾されるはずだったのです。それが四十年延長されました。ゆえに、一九八五年から一九九二年までの七年間で収拾しなければなりません。世界がそのようになっています。七年を中心として見るとき、三年路程は八六年、八七年、八八年です。韓国の大統領も一九八七年、日本の首相も一九八七年に改選しなければなりません。それからアメリカも一九八八年であり、ドイツもそうであり、フランスもそうです。摂理の中にある国は、すべてこのようになるのです。

 四千年かけて、キリスト教文化圏が世界を統一できる政治風土の基盤を初めてもったのですが、そのすべてを失ってしまったので、これを再度つくりあげなければなりません。すなわちサタンが侵犯したので、これを再度つくって復帰しなければ理想世界へ行く道がありません。それゆえに、一九八五年まで悲惨な闘争を繰り広げてきたのです。そして、ダンベリーを中心としてすべてのものを清算し、一九八五年からは解放の七年間を迎えて出発したのです。七年間に向けて出発したのです。そこから三年、すなわち一九八六年、八七年、八八年の三年間で、アメリカの政治風土を改革し、天に行くことができる基盤を築かなければなりません。そのような重大な時代に入ってきているのです。

 アメリカを立てて何をするのでしょうか。私たちは、アメリカに定着して世界を支配しようというのではありません。これは、モスクワに行くための最後の作戦です。モスクワを解放しなければなりません。そのようにしてこそ神様が解放され、真の父母が解放されるのです。それから、ムーニーが解放されるのです。それから、迫害がなくなります。それから、世界に完全に平安の時代が訪れてきます。黒雲もなく、太陽時代も過ぎ去り、今後は王なる神様の愛によって輝く永遠の平和天国へ向かっていくはずです。永遠の愛を中心として平和の世界へ行かなければなりません! アーメン。


二 アメリカを中心とした世界的活動方向

世界家庭総動員(一九八七・一・一)

 一九八七年一月一日、新年の初めに、真のお父様は「一九八八年を二年後に控えた今年は、私たちの責任いかんによって、延長期間を経なければならないか、それとも新しい摂理的時代を迎えるかという重大な岐路に立たされた一年だ」と語られながら、すべての食口が動員されて総力戦を展開することを要請された。

 朝、式を執り行いながら先生が指示したことは、「統一教会のすべての祝福家庭は全体動員だ」ということです。総動員です。「エジプトにいた全イスラエルに告知し、イスラエル民族が一家庭ももれることなく動員されたように、キリスト教徒であるアメリカ国民全体に告知しなければならない」という指令を下したのです。今世界の人々がレバレンド・ムーンに反対しています。しかし、アメリカがレバレンド・ムーンに従うならば、世界も自然に従ってくるようになっているのです。この一九八七年に、私たちはそのような風上を造成しなければなりません。

 今年はすべての家庭を動員しなければなりません! 全体が動員されなければなりません。そして、この運動を三年圏内で全国的に展開しなければなりません。昔、韓国で家庭全体を動員したように、世界の家庭をすべて動員するのです。統一教会のような思想でなければ、アメリカを救い、自由世界を解放させることができないということをこの国民に植えつけなければなりません。今年はこのようなことをしなければなりません。

 以前、一九七〇年を越えて国家的な三年期間があったのと同じように、今は世界的な三年期間に入ってきました。ゆえに、三年はやらないにしても、今年だけでも家庭全体を動員し、この国を動かさなければなりません。

 そのようにして統一教会の食口やアメリカの国民、また既成教会の信徒が行かなければならない所がどこかというと、新しいイスラエルの国です。すなわち、カナンの福地に入っていかなければなりません。解放(一九四五年)後の四十年プラス三年ならば四十三年です。それが一九八八年です。イスラエル民族でいえば、四百三十年のカナン復帰です。統一教会は、反対するサタン世界、すなわちエジプトのような世の中から、四百三十年の代わりに四十三年を経てカナンの福地に行くのです。

 先生自らそのことをしました。四十年間の苦役生活をしたのです。四百年間苦役する代わりに四十年間、捕虜になったのです。王権をもたなければならない天の息子が捕虜となり、イスラエル民族がイスラエルの王と共に受難の道を歩んだエジプト苦役のような時代を経たのです。今度はアメリカのキリスト教とアメリカの国民を連れていかなければなりません。新しいカナンの地に移っていかなければならないのです。

 ですから、イスラエル民族がカナンの福地へ行く前に、羊をほふり、その血を門の柱に塗ったように、私たちも表示をしなければなりません。それで「アメリカの全国民はどこどこに向かって行かなければならない」という挙国的な国家運動を展開しなければなりません。羊をほふって血を塗ったのと同じように、霊界から来て協助することができる条件を立てなければなりません。霊界を動員しなければなりません。

 それで、統一の国、理想の国へ行くステッカーを作り、すべての都市に貼らなければなりません。都市ごとに十字を貼り、丸印を描く運動をしなければなりません。昔、エジプトにおいては歩き回りながらしましたが、今は歩いてすることはできないので、車を足にしてしなければなりません。いかなる都市、いかなる村も抜かすことなく、必ず食口が行って十字を貼り、丸印を描かなければなりません。十字がキリスト教であれば、丸印は統一教会です。

 今から六ヵ月以内に、日本のようにいくらでも貼る運動をやり遂げなければなりません。大きい木でもどこでも、人がたくさん見る所に貼り付けるのです。

 「この運動は愛国運動です。このようにすればアメリカが生きます。アメリカが共産主義に勝利し、すべての淪落から勝利することができます」と宣伝しなければなりません。そのように新しい運動を展開しなければなりません。愛国運動です。「統一教会へ行こう。統一祖国へ行こう。統一の世界へ行こう」という内容のポスターを四十ヵ国のすべての宣教国に貼るのです。全世界的にこの運動をするのです。


アメリカの指導者をアフリカヘ派遣
(一九八七・一・二、世界宣教本部、世界指導者会議)

 これからアメリカの指導者を全員アフリカに送ります。今から約二年間そこに行き、少し苦労をしてからアメリカに帰ってきなさい。そのようにすれば成果が現れるのです。このままやっていては成果が現れません。ゆえに、今からは全体動員です。動員命令に異議のある人は立って出ていきなさい。それでは、今から任命してもかまいませんか。(はい)。

 これは何のためにするのですか。愛国のためです。名前を呼ばれた人は立ち上がりなさい。呼ばれた人はうれしくてさっと飛び出してこなければなりません。仕方ないというように出てきてはいけません。(笑い)

 この人たちは、みなアメリカの最高リーダーです。今回、この人たちが目をぱちくりさせながら飛び出してきました。ゆえに、皆さんにはもうリーダーがいません。食べ残しを与えてはいけません。あげようとすれば良いものをあげなければなりません。そのようにすれば、受け取る人も褒めたたえ、神様も誇るのです。(拍手)

 今見ると、ここには若い人がとてもたくさんいます。この人たちがいるので、すべてのことがつかえて仕事ができないのです。「あの人がいなければ良い」という人がたくさんいます。(笑い)しかし、問題ありません。皆さんは何の問題もありません。未練をもたずにみな消えてしまいなさい。(笑い)先生が一人でアメリカに来てすべて復興させたように、皆さんもアフリカの一国を救うことができる資格者となったのです。そのように思います。ですから、アフリカに行き、一国を救ってこの国に戻ってくれば、その次には国と同じような州を救うことは問題ないはずです。

 この地を離れる人は、きょうこの時間から完全に未練を断ち切りなさい。少しの未練も残してはいけません。このように冷遇されて出ていき、そこで成功することができなければ出てくることは出来ません、この者たち。(笑い)成功しますか、しませんか。(成功します)。

 あなた方が出世するかしないかは、先生の手にかかっているということを知らなければなりません。そうです。良くやれば、今後世界の舞台が皆さんの舞台となり、できなければすべて消えてしまうのです。アフリカのどこに行こうと、今回一千万人のCAUSA会員の募集運動をした時以上にしなければなりません。約束して行かなければなりません。

 「やります」という人は手を挙げなさい。私は皆さんを信じています。指導者たちは既に準備していますか。今から行きなさい。これを「軍隊」と言うならば軍隊です。(歓呼)ですから、全員行って試練を受ければ、次には指示が下ることでしょう。修練です。これは修練なのです。


アメリカの聖職者および州議員の教育

 一九八五年四月十日から十六日まで実施された第一回「アメリカ・キリスト教聖職者訪韓統一原理セミナー」は、一九八八年七月までの十四回にわたり、七千八百名以上が参加した。またアメリカの政治指導者会議は、一九八五年十二月十五日から十八日まで、アリゾナのフェニックスで第一回会議を始めて以来、一九八七年度には第二回から第八回までを実施し、その翌年にも、同会議は継続進行された。

 今までCIAは、じっと監視しながら統一教会に反対してきました。しかし、彼らは、今アメリカに必要なものはキリスト教の再復興であり、キリスト教を再復興させるためには統一教会の「原理」が必要だということを知っています。また、共産主義を防御するにも統一教会の「原理」が必要であり、青少年が家庭破綻や淪落、そして麻薬やフリ、セックスなどで死んでいく中において、これを救援することができるのも統一教会の「原理」しかないということを今ではよく知っています。レバレンド・ムーンを除去すれば、アメリカの将来における希望の道がすべて断たれてしまうのです。

 今、どのようなことを行っているのでしょうか。アメリカは、自由世界のキリスト教文化圏を中心とした世界の指導的国家です。この国が反対することによって四十年を経てきたのですが、今は対等な立場からキリスト教の牧師を連れていき、それを統合する運動を行っているのです。また、この国を指導する人々を教育して統合する運動を行っているのです。今やキリスト教全体が「レバレンド・ムーン万歳!」と言い、また政治指導者たちが「レバレンド・ムーン万歳!」と言えば、問題は変わるのです。

 キリスト教を統一しようとするキリスト教の指導者がいるとすれば、その人は「レバレンド・ムーンと話し合わなければならない」ということが公式的術語になっています。また、アメリカが生きるためには、政治やあらゆる面でレバレンド・ムーンの思想に従っていかなければならないということが公式化されています。このような時になったので、今統一教会が主張することは、世界を代表し、天地を身代わりして「ゴッディズム」(Godism)、すなわち「神主義」を叫ばなければなりません。

 今年、アメリカの牧師六千名を連れてきて教育し、主管しようと思っています。そう、六千名を韓国に連れてくる計画です。そして、アメリカの州の上下両院議員数は七千名ですが、彼らは中央国会、すなわちキャピトル・ヒル(Capitol Hill:米国議会)に進出していく人々です。ゆえに、半数以上の議員を連れてきてしっかり教育すれば、完全に政治風土の方向が新しくなるはずです。そのようになれば、民主党と共和党の全体を主管することができるのです。その次には訓練し、キャプテンたちと連結させて民主党と共和党の全体を引っ張っていくことができるようにするつもりです。そのようにすれば、トップを引っ張って影響を及ぼすことができるのです。そのようにしようとすれば、軍部と協力しなければなりません。

 州の上院議員をあらかじめ教育するのです。民主党の州の上院議員と共和党の州の上院議員を一緒に教育するのです。そうすれば、彼らは「私たちは何としてでも一つにならなければならない。アメリカを生かすためには争ってはならない」と言うようになるのです。その数が増えれば、自然と中央政府には私たちの思想教育を受けた人々がますます入っていくようになります。現在、百五十人ほどが関係するようになっています。


家庭教会の組織と経済的活動

 今までの霊界は、特別な宗教を中心として縦的な連絡基準しかありませんでした。キリスト教についていえば、イエス様の愛の心情圏に到達するためには、四十日断食をするか、四十年の精誠を尽くした基盤がなければなりませんでした。少なくとも十年以上の精誠を尽くさなければなりませんでした。そのような基盤がなければ、縦的に連絡することができなかったのです。そのようにして、相対的基準の地上世界は、心情的拍子の相対基準が合う時まで関係を結ぶことができず、その基盤の拍子が合わなくなれば離れていかなければならなかったのです。これが、霊界が地上を主管することができない悲惨な現実でした。

 ところが、今まで先生が一代を中心として世界的蕩減路程を開拓することによって霊界はどのようになったのでしょうか。それが解放されたのです。世界的蕩減基準を立てたので、地上の世界的宗教基準を縦的に連絡した善の先祖たちが地上のすべての氏族、例えば金氏ならば金氏の氏族と関係を結んだのと同じことになるのです。宗教の因縁をもっていない数多くの氏族圏にまで拡大させて連結したのです。

 ゆえに、今日地上では、統一教会に入ってきて祈祷すれば、一週間以内で先祖たちが現れてすべて教えてくれるのです。そのような段階に入ってきました。それは何を意味するめかというと、今までは様々な宗教が世界的版図を築き、心情的紐帯によって縦的な行路を築いてきたのですが、横的版図を世界的に広げ、世界の果てまで連結してあげたので、霊界に行った先祖たちが氏族を中心として初めて地上に再臨し、協助することができる時代になったということを意味するのです。そのような世界的な版図を縮小させた基盤がホーム・チャーチです。では、善の霊たちはどのようになるのでしょうか。昔は、地上に来て協助すれば帰っていったのですが、今からは地上に定住するのです。

 ヤコブの歩んだ道はイスラエル民族が歩まなければならず、モーセの歩んだ道はイスラエルの国が歩まなければなりません。そして、イエス様の歩んだ道はキリスト教が歩まなければならず、先生の歩んだ道はムーニーが歩まなければならないのです。それは原理でしょう? そこに行って迫害を受けなければなりません。私が父母の立場にいるのですが、子供たちを苦痛の立場に立たせたので、私の一代でいかにしてその受難をすべて防ぎ、いかにして歓迎されるように、世界舞台において蕩減することができる期間を策定してあげるのかというのです。それがホーム・チャーチです。ダンベリー以降は、迫害の時代がすべて過ぎ去りました。

 今後レバレンド・ムーンがこれらの新聞社を買おうとしているのは、ホーム・チャーチ組織のためです。ゆえに、この部数を解決できる能力さえもてば、アメリカの大都市の新聞社はすべて統一教会が掌握するだろうと考えています。新聞王と言われているケネチエンのような者は、現在アメリカに八十数社の新聞社をもっていますが、それらはすべて人口が十万に満たない都市にあります。そこには放送局がないので、それらの新聞を売ってもうけているのです。これも長くは続かずに追い出されるのです。

 放送局がなくて地方のニュースが詳細に流れないので、その新聞を見ざるを得ないのです。このような実状を把握しているレバレンド・ムーンが、なぜニューヨークやワシントンD・Cの新聞社を経営しようとするのでしょうか。私たちは、ホーム・チャーチ組織を通してこれらを打倒し、占領しようというのです。それしかありません。そのようにしなくては生きる道がありません。

 ホーム・チャーチ組織が済めば、ホーム・チャーチで責任をもって活動する人は、いかにして経済的な生活問題を解決していくのでしょうか。先生はその方案について考えています。デパートで扱っている家庭用品を私たちが配達してあげるのです。大きなデパートに入っているすべての商店が「異端者レバレンド・ムーンが現れた」と言って大騒ぎする時が来るのです。私たちが完全に市場を占領するのです。一人が三百六十家庭だけ受け持ち、月に一度だけ配達してあげて五十ドルずつ受け取ったとしても、その利益は千七百ドルを超えます。そして、新聞料金の収入に関するものを合わせれば、二千ドルを超える収入をすぐにあげることができるのです。

 それで、今、韓国のミスター崔を中心としてバン(van:後部を荷台にした屋根つきの箱型自動車)を購入してその訓練をしています。科学的データからそれに対する統計を出し、実質的な準備を行っているのです。これが約七千名になれば、ニューヨークを完全に組織化するのです。約一千台のバンが物品を積んで配達をしてあげるのです。注文は電話で受け、注文を受けると同時に十五分以内に配達できる組織を一度つくってみようというのです。それは洋服から食べ物まで、また靴から眼鏡まで、あらゆるものを扱うのです。


み言選集の刊行と韓国語の勉強

 今後、アジアと連結するためには韓国語を知らなければなりません。韓国人を知らなくてはアジアを知ることができません。なぜでしょうか。韓国人はソ連や中共や日本などの強大国の狭間で訓練されているので、あらゆる国の特徴をよく知っているのです。ですから、韓国を知らなくてはアジアが分かりません。そのような意味で皆さんに「韓国語を学びなさい」と言うのです。韓国を小さい国だと思ってはいけません。地政学的見地から見れば、このように膨大な思想的影響をもっているので、韓国は今後経済分野や政治世界に影響を及ぼしていくことができるのです。背後にそのような基盤があることを知って勉強しておくと良いのです。日本人も、幼い時に韓国語を教えてあげれば忘れません。韓国語を学べば世界語をすべて学ぶことができるので、世界に通じることができます。ですから、韓国語を勉強しなければなりません。

 先生が韓国で生まれたので、「統一思想」や『文鮮明先生み言選集』を学ばなくてはなりません。これは、先生が日曜日に説教したものなどです。二百巻以上が出版されることでしょう。世界の学者がみなこれを学ぶようになっています。皆さんは原語(韓国語)を通して読まなければ権威がなくなります。これが、今後の新しい世界歴史、文化史において欠くことのできない思想的な座標をもっているという事実を知らなければなりません。

 先生は復帰摂理をなしてきています。この世の政治と経済、そして文化世界を基盤として神様の摂理を解いたということは歴史上になかった出来事です。今、世界の学者の中に韓国語を学ぶ人が増えています。レバレンド・ムーンのみ言選集を原語で読むためです。それは翻訳をすれば、権威はありません。皆さんはこれを原語で読むことができなければなりません。

 解放後四十年、第二次大戦以後の歴史発展とともに、今までこのみ言が発展してきたのです。今後、学者たちが皆さんに尋ねてくれば、何と答えるつもりですか。「先生のみ言選集の第何巻にこのようなみ言がありますが、あなたはこれをどのように考えますか」と聞かれれば、何と答えるつもりですか。これは、もうすぐ四十巻になります。二月の末までに四十巻が出されるはずです。

 今後一九九〇年からは、先生は韓国語で国際会議もしようと思います。どのくらい残っていますか。(三年残っています)。宗教の力でなければ一つにすることはできません。この本が一冊あれば通じることなのに、これを翻訳しようとすれば何百ヵ国語にも翻訳しなければなりません。百二十ヵ国の言葉に翻訳をすれば、それぞれが百二十冊になるのです。それはどれはどの損害ですか。未来世界に対してどれほどの損害かというのです。ですから、先生でなければ、これを一つにすることができる人がいません。韓国語を勉強しなさい。一生懸命に勉強するのです。


三 顯進様の聖婚と千三十一組の約婚

千三十一組の婚約
(一九八七・三・二七〜二八、ニューヨーク世界宣教本部)

 未婚男女の食□たちの約婚集会が、アメリカ、ニューヨークの世界宣教本部で、一九八七年三月二十七日午後に始まり、二十八日朝に終わった。総計千三十一双が結ばれた。

 世界的に一つの民族をつくるために、この世の結婚斡旋人に代わって、私が天の側の結婚斡旋人の役割をしていることを知っているでしょう? このような女性ならば、あのような男性が合っている、合っていないということが分かるのです。ぱっぱっとすぐに分かるので、今回も一日で千三十一組を結んであげました。

 「不満のある人は出てきなさい」と言えば、そのような人は一人もいません。どのようにすれば、このように内外がぴったり合うように結んであげることができるのでしょうか。いかにして先生がこのように一方に偏ることなく、ころころと転がっていくように結んであげたのかというのです。今回も一分に一組ずつ婚約してあげました。一分もかからず、四十五秒に一組ずつ婚約してあげたのです。皆さんにそのようなことができる能力がありますか。

 愛の道を探し求めていこうとすれば、男性は女性を探し求め、また女性は男性を探し求めていかなければなりません。それは何かというと、祝福を受けることです。未婚の女性も未婚の男性も同じです。それで、アメリカではどのような嵐が吹くのかというと、レバレンド・ムーン式の結婚観という嵐が吹くのです。これが問題になるのです。

 怨讐の国の国民以上にその国を愛することができる基盤を築かなくては天国の基地が現れてきません。今回、これを築き、アメリカの朝野にすべて知れ渡るようにしました。国境など、どこにあるというのですか。今回、千三十一組を祝福するのに五色人種がすべて集まりました。「では、黒人と結婚するという人は出てきなさい!」と言って、「ああ、言葉を誤った」と思いました。あまりにもたくさん出てきて心配だというのです。黒人はわずか四十名なのに、百五十名くらい出てきたのです。

 一つの愛の紐帯をもってすべてのものをつなぐ力は、文先生しかもっていません。それが現在、西洋人と東洋人を結婚させています。彼らは自ら願ってくるのです。そのようにして東洋人と西洋人を互いに結婚させた記録をもっている人は、先生しかいないでしょう? 黒人と白人々あるいはアジア人と黒人を一つに結び、心情圏で平準化させた人が先生ではありませんか。大韓民国がそのような基盤の上に立つならば、誰がこれを変遷させることができるでしょうか。

 次に結婚する時は、一〇〇パーセント日本人と韓国人が結婚するのです。今までは日本人と西洋人が一〇〇パーセント結婚しました。北韓と韓国が統一しようとすれば、慶尚道の人と咸鏡道の人が結婚しなければならないという話です。韓国の男性は、日本の女性をもらわなければなりません。そして、日本の男性は、韓国の女性をもらわなければなりません。そのように結婚させて韓日の一族をつくるのです。誰の名によってですか。神様の名によってです!


文顯進様−郭全淑様聖婚式
(一九八七・三・三一、ニューヨーク世界宣教本部)

 一九八七年三月三十一日、ニューヨークの世界宣教本部グランド・ボールルームで、真の御父母様家庭の七番目の家庭であり、歴史的にノアの八家庭型を合わせるその最後の方、である文節進様と郭全淑様の聖婚式が、各国教会の代表およびアメリカの中心食口五百五十名が参席する中で盛大に挙行された。新婦郭全淑様は、三十六家庭郭錠煥−尹貞恩家庭の三女である。

 今からは新しい時代に移っていきます。顯進は年が十八ですが、今回結婚させてあげました。それで先生の家庭において、ノアの八人家族に相当する家庭祝福がすべて終わりました。この家庭的基準は、サタンが侵害するようになっていません。祝福家庭の基盤が侵害できない八数を完全に越えました。ゆえに、今からは天運が私たちを主管することができる時代へ移っていくのです。それで、三月末にこのような祝福をするのです。

 世界が歓迎する時代圏内に入ってきました。今からは霊界が統一教会を発展させようとするのです。先生がこの道を行く中において、どれほど多くの迫害を受け、どれほど多くの心的苦痛を受けたでしょうか。それをほとんどすべて越えたので、今は春の日が訪れてくるのです。そして、今後行くべき人は若者、すなわち二世たちです。それが私たちの時代です。そこに新しい思想を吹き込むのです。

 今までは、先生が歓迎を受けられる環境がありませんでした。今回帰ってきたのは、歓迎を受けると同時に自らの国を立て、世界の前に掲げることができる時代を迎えるためです。これは深刻な問題です。そのために、三月三十一日までにノア家庭のように息子、娘を祝福し、蕩減条件を完全に立てたのです。神様のみ旨の前に金城鉄壁に立てられた一族の基盤を破壊できる者はいません。サタンが侵犯したのは、その人たちがすべて交差していたからです。しかし真の父母の息子、娘として一つになった基準においては、誰も侵犯することはできません。絶対的です。それで四月になってその準備をしているのです。

 今回、顯進を結婚させてあげたのは、先生の六人の息子、娘が一つになり、その相対が一つになってお父様のために命を懸けるためです。そのようにすることによって天運を連結させ、韓国に来て南北統一運動をしようとしたのです。時が熟せば天運が動いて整備されるのです。


四 全面的な南北統一国民運動の展開

真の御父母様の帰国と摂理の時
(一九八七・四・九)

 一九八六年十一月二十四日に渡米された真の御父母様は、五ヵ月と十六日目である一九八七年四月九日、大韓航空便で帰国された。真の御父母様は、その間アメリカにおいて、第十五回「科学の統一に関する国際会議」、文顯進様−郭全淑様の聖婚式、一千三十一双の約婚を行われ、世界宣教を陣頭指揮された。

 先日、私はアメリカからここ韓国に来ることを予想し、先生の息子、娘の祝福をすべて終え、三月三十日までにすべてを終えました。そして、世界の指導者を集め、今から世界的な飛躍の時代に入っていくことを予告し、また統一教会の行くべき方向をはっきりと提示して指示をしました。その時、私がそこで主張したこととは、「左翼でも右翼でもいけない。頭翼が必要だ」ということです。頭のない民主世界、頭のない左翼世界は滅びるのです。マルクスがどれほど偉くとも、神様を身代わりすることはできません。また、アメリカの朝野を代表した大統領が、いくら全国民の支持を受けて民主主義的に選出されようとも、世界を指導することはできません。それは唯一なる神様の前に期待する以外にはないのです。

 今、大韓民国では、与党といわず野党といわず、デモをする輩たちもすべて元気を失い、希望が薄らいでいます。政府もそのような時であり、与党も野党もそのような時です。大韓民国において、すべてが息詰まっています。今は、この民族に「統一思想」を教えてあげるという、ただ一つの道しかありません。これができれば、ここから火山が爆発して活火山となって世界を覆うことができるのです。そのような火山が爆発することをこの民族は知らずにいます。そのような時です。

 それで、先生が来る前に既にこの人たち(朴普煕氏、郭錠煥氏)を大学街に送りました。縦的なカイン・アベルと横的なカイン・アベルが問題です。今、世界では縦的なカイン・アベルである父子の関係が破綻しています。また、縦的なカイン・アベルである師弟間の関係が破綻しています。これを整備しようというのです。

 ゆえに、大学を中心として先生と学生という縦的なカイン・アベルを完全に一つにしなければなりません。「教授が一番だ」と考えてはいけません。教授は、学生たちを白分以上に育て上げなければなりません。父母は、子女を無視してはいけません。真の愛を探し立ててくることができる後世の時代は、父母は子女を通じて訪れてくるのです。ゆえに、堕落した世界の父母は、子女を自分以上に貴く思わなければなりません。そのような時代に入ってきたのです。

 大学街では、みな何と言っていますか。最近は、はっきり明かして話をしても反対する者はいないでしょう? ですから、今は追い込まなければなりません。そのような契機をつくって追い立てていかなければなりません。今は左翼系列の意識化運動をしている者たちも「今まで国民は自分たちのことを支持していなかった」ということを知るはずです。「これ以上やっても自分たちに不利だ」ということを知るはずです。与党自体もこのままではいけません。今や時が熟したのです。ですから、私たちが行って追い込まなければなりません。


協会創立三十三周年記念礼拝(一九八七・五・一、本部教会)

 一九八七年五月一日、協会創立三十三周年を迎え、本部教会で、六百名以上の牧会者たちが参席する中で記念礼拝を捧げた。この日、真のお父様は「神様は生きていらっしゃる」という題目のみ言を下さった。

 今から三十三年前を思えば、その時は一九五四年です。それは、先生が三十四歳になった年です。先生が生まれた年は一九二〇年ですから、三十四年を迎えた年です。三十三年を越える三十四年というものは、復帰摂理において、この世に来られたイエス様がみ旨を成就することができなかったその内容を受け継ぐ摂理的な数に該当するのです。そして、先生が三十四歳の時に出発し、教会の年齢が三十四歳を迎える時代が、きょう一九八七年五月一日です。

 先生が三十四歳を迎えた時、先生は新しい教団を編成すると同時に、大韓民国の民を前に教化運動を始めました。その運動の基盤が統一教会です。そして、統一教会の基盤を中心として三十四回目を迎える今、私たちは国家を越えて世界的な摂理の版図を確定する時として迎え入れなければなりません。

 ゆえに、統一教会が三十三年を越えていく一九八七年以降の世界は、イエス様が三十三歳で成し遂げようとされたみ旨を世界的に再現する時代を迎えていかなければなりません。言い換えれば、統一教会の蕩減復帰原理を中心として見るとき、ローマを中心としたユダヤの国と同じ版図が、今日この統一教団を中心として形成されなくてはならないのです。イエス様が氏族的基盤を備えなければならないのと同じです。

 それで、三十四年のこの時が来ることによって、国を取り戻して整理すべき時代圏に入っていくのです。ゆえに、全国民教育を目標として出発しなければならない時代になるのです。それで、今回、三月三十日までにすべてのものを終え、五月を中心としてすべてのものを決定して出発していかなければなりません。これに反対すれば、アメリカを攻撃させるようにします。

 新しい建国、創建の理念をもって、私たちが神様の本質的な伝統を受け継ぎ、新しい伝統を確定すべき使命を果たしていかなければならない時代が来ました。そのような時代が来るがゆえに、三年間準備してきたのです。そして、一九八七年のきょう、南北統二国民運動というものを中心として統合運動を始めようというのです。愛国思想があればこそ、建国することができるのです。同様に、建国思想をもって新たに天国を建国していかなければなりません。いかなる試練があっても成さなければならない時代が来ました。今回、そのような意味で先生が来るようになったのです。


全国大学巡回講演会(一九八七・四・六〜五・一)
    地域別南北統一運動国民大会
(五・四〜一四)

 一九八七年四月六日から五月一日まで、「全国大学連合原理研究会」と「国際キリスト学生連合会」が主催した朴普煕、郭錠煥両氏招請全国大学巡回講演会が、全国の主要大学で開催された。続いて、一九八七年五月四日から十四日まで、「全国大学教授学生南北統一運動連合」(教学統連)が主催し、「国際勝共連合」、「南北統一全国学生総連合」(統学連)、「世界平和教授アカデミー」が後援する南北統一運動国民大会が、全国十都市で、延ペ一万名以上が参加する中で盛況裏に開かれた。

 韓国の統一教会を中心として一番の問題は、大学の教授と大学生の連合運動です。それを「急ぎなさい」と言う時が必ず来ます。その時はいつでしょうか。それがまさしく今です。ゆえに、今回この大学街を中心として「全国大学教授学生南北統一運動連合」をつくりました。一年間でこのように飛躍の基盤を築いたということは驚くべきことです。このようにして、今何をするのかというと、教授と学生と大学街を完全に一つにすることです。共産党がしようとしていることは、教授と学生の分離です。共産主義の弁証法がそのようになっているのです。上部構造と下部構造を対決的な環境に追い込んでいくのが弁証法の論理です。その理論に当てはめようとして、彼らは反対をするのです。

 それでは、何をもって一つにするのでしょうか。愛をもってです。理論の前にまず愛です。それで、今回の期間を通じて新しい運動が起きなければなりません。それは何かというと、教授と学生を一つにする運動です。一つにして、その次には何をしなければならないのでしょうか。その教授と地方の有力者が一つになって社会的な縦的カイン・アベルを一つにしなければなりません。すなわち、地方の有力者が先祖の立場、お兄さんの立場であるとすれば、地方の若者たちは二世の立場なのです。これを一つにするのです。

 今まで、国家や社会を見るとき、行政責任者などの指導層と、若者である職場の人たちが一つにならなかったのです。そこにはあらゆる行政部署の組織が入ってくるのです。一つにならなければなりません。それで、大学教授を中心として全国にいる有力者と一つになって、大学の二世と社会の二世、すなわち若者を糾合するのです。

 この五月までにしなければならないこととは何かというと、「教学統連」を中心として、大学街における講義をすべて終えることです。そのようにすれば、方向性が明確に現れてきます。「南北統一はレバレンド・ムーン、文鮮明先生でなければできない」という結論がはっきり出てくるのです。教授と学生が連合して社会の有力者と連結し、社会の二世、すなわち若い青年たちを一つにまとめなければなりません。

 道の大きな会場で大会を行い、一つにまとめるのです。まとめて組織編成をしなければなりません。道からこの体制を整えて郡から面へ、そして里までです。これをなすために昨年ソウルに来て先生がしたことは何かというと、統、班までの組織をつくったのです。地方はソウルに学びなさい。アベル的組織である統一教会とカイン的な国家が歩調を合わせて一つになれば、北朝鮮は問題になりません。

 今は「大韓民国も文先生に従っていかなければならない」ということを多くの人が知っているでしょう? 既に「南北統一は文先生でなければできない」という評価が下されているのです。ですから、これが完全に終われば、何をするのですか。「南北統一運動国民連合」をつくらなければなりません。それは超国家的です。私たちには、民正党や新民党が関与する必要はありません。この国、この民族を思想武装して北朝鮮を消化するのです。

 今、韓国ではデモをして大騒ぎをしているでしょう?それで、どのような事件が起きたのかというと「高麗大学事件」が起きたのです。朴総裁が高麗大学で講義したのですが、最後まですることができずに途中で追い出されたのです。それで、その勢いに乗じて意識化運動をしている学生たちが勢力を集めて反対してきています。キリスト教も一つになって反対してきています。しかし、私たちはその活動を続けるのです。大学街の運動を市民運動に展開するために、大学街の運動はそのまま続けるのです。

 郭錠煥氏は南側から行い、朴普煕氏は北側から行ったのです。北側では反対を受けましたが、それを中断させて南側を通じてすべて行ったのです。ソウルで反対するからといって後退したわけではありません。高麗大学で公認することによって条件的な側面を完全に立てたのです。その基盤を中心として対社会活動を行うのです。大学街を動かし、国民全体を動かして国民運動をすることを目指すのです。これが、今後孫大(日偏+午)氏のなすべき仕事です。これが公式です。教学統連を通じて大学街を動かし、有力者を動員して青年を連れてきて大会を行うのです。


郷土学校運動

 教授と学生が一つになれば、父母とは完全に一つになります。そして、大学を中心としてこのように一つになれば、その次には高校、中学から小学校まで、一世と二世が完全に一つになるのです。そのような意味から先生は郷土学校を始めました。民間全体を連結させることができる因縁を大学からつくっていくために郷土学校を始めたのです。

 郷土学校は道を越えた存在です。そこには慶尚道や全羅道というものはありません。咸鏡道や平安道というものもありません。大韓民国の未来の指導者のために、すなわち新時代の指導者を養成するために郷土学校をつくったのです。郷土学校はすべての教授を中心として出発しました。

 各道に郷土学校をつくり、現在約百箇所において出発しています。そして、全国の十大都市、十大地域を中心として中学と高校を一つずつ引き継ごうと思っています。そのようにして一つの道に一つの模範的な学校をつくり、そこの校長からすべての教職員に奉仕の思想をもたせ、その地方にいる学校に通うことができなかった人たちを教えるようにさせるのです。

 それと同時に、道内のすべての中学や高校を一括して連結しながら、全国百箇所の基準を中心として、そこに郷土学校をつくるのです。校長を動かし、先生を動かして、午後とか夜間などの形式で、中学、高校の中に郷土学校を連結しようと思っているのです。そのようにして何をするのでしょうか。一般の学生と同じ学科を学ばせてあげるのです。

 では、経済問題はどのようにするのでしょうか。「文先生にはお金がたくさんあるので援助してくれるだろう」と考えるかもしれませんが、そのようなことはありません。大学の学生たちに「夏休みにはお金をかせいでこの国を生かそう」という教育をさせるのです。今回、CARP(原理研究会)を通して、四十日間で百名が一億ウォンをかせぎました。

 それが一万名になっただけでもいくらになりますか。(百億ウォンです)。全国に百以上の大学があるので、この大学街を中心として若者をすべて郷土学校に連結して思想武装をさせるのです。「神様の愛を民族の前に分けてあげなければならない」と言って、経済的な支援をさせるのです。一世のかせいだお金を使ってはいけません。二世時代が来たので、二世がかせいだお金を使わなければなりません。

 今後、若い二世を動員して、一世をすべて収拾しなければなりません。先生の使命は二世を支配することです。これは、イスラエル民族が四十年期間を終えてカナン復帰をする時に、二世を中心として国を建てたことと同じです。ゆえに、二世圏が中心となって行動を起こし、建国的な行進をしなければなりません。それが正に大学街です。そして二世とは誰かというと、大学生と中学・高校生です。二十歳前後の青少年を中心として、すべて糾合しなければなりません。

 今から教授たちは、中学、高校の先生と小学校の先生を動員しなければなりません。それは一瞬のうちにすることができます。中学、高校の先生を結集させることができるのは教授だけです。中学、高校の先生と学生、そして小学校の四年生までを動員するのです。四年生から六年生までを動員するのです。「南北統一をしよう」と言えば理解するのです。なぜそれが必要なのでしょうか。教職員と学生を完全に編成すれば、父兄を集めることは難しくないからです。


北韓五道民の組織編成

 その基盤を整えると同時に、私は北韓一千万の五道民を動員するための組織編成を行っています。それで、今回、アメリカに来て活動している州責任者の中から五人を人事しました。五十州の責任を担っている十人の中の五人を人事したのです。彼らを北韓五道の各道の責任活動要員として配置しました。今回、彼らが帰ってきて北韓五道大会を連結することでしょう。彼らは、都市の住民を代表した行動部隊をつくらなければなりません。

 今、韓国の実情は、そのまま見逃していくことができない状況です。北韓は必ず暴力で行動を起こしてきます。暴力を使うか、使わないか見ていなさい。ですから、今からそれを防御するための全般的な準備をしておかなければなりません。

 ゆえに、自分たちが血と汗を流したとしても北韓の同胞をすべて解放しようというのです。共産主義の魔の手によって、捕らわれの身となることがあるとしても、北韓同胞の解放のために血と汗を流そうというのです。あらゆる情熱と精誠を尽くして解放をしようというのです。統一教会では、みな断食をするでしょう? 私たちから始めようというのです。

 今はどのような時でしょうか。南北統一のために、これを大胆に主張して決起すれば、韓国にいる七百万人の北韓五道の同胞は私たちの懐に移ってくるのです。彼らが先発隊として先頭に立つのです。家を売ってでも北韓を救おうというのです。韓国にいる北韓出身の人々は、お金をたくさんもっています。私自身も北韓の人です。私は家を売ってでも勝共活動をします。また、私がもっているすべての財力をもって韓国を救い、この民族を解放するつもりです。

 統一教会があるでしょう。勝共連合もあるし、教授の団体もあります。CARP(原理研究会)もあるではありませんか。このように、内外のすべての内容を備えているのです。理論闘争をして共産党が逃げ出したという歴史的事実をもっているのです。何が怖いのですか。何が足りないというのですか。アメリカ人を指導できる指導理念をもっているのです。ソ連を解放することができる内容をもっているのです。ですから、モスクワ大会を宣言したのです。少なくとも平和のダムに対する寄付金以上のお金は、私たちで募金することができるのです。南北統一のためにするのです。


五 「南北統一運動国民連合」の創設
(一九八七・五・一五、ソウル、リトル・エンジェルス芸術会館)

創設メッセージ

 一九八七年五月十五日、ソウル、リトル・エンジェルス芸術会館で、真の御父母様は、内外貴賓、教授、学生等、一千五百名以上が参加する中で、「南北統一運動国民連合」(共同議長 李相軒、李恒寧)を創設された。同連合は、去る五月四日から全国十大都市で聞かれた南北統一運動国民大会を通じて結集された全国民の熱い統一の意志により、その結実を見るようになった。この日、真のお父様は、北韓同胞解放基金として、同連合に五十億ウォンを寄託された。

 統一を熱望する愛国同胞の皆さん! きょう私たちは、「南北統一運動国民連合」の結成のためにこの場に集まりました。

 南北統一は、私たち民族の念願であり、宿願です。私たちは、みな一つの民族として五千年の悠久な歴史をもち、きらびやかな文化と美しい風習、そして優れた言語を有する平和愛好の単一民族でした。この一つの血筋を受け継いだ倍達民族(注:韓民族の古風な表現)、そして一幅の絵のような三千里の錦繍江山!(注:錦繍のごとく美しい山川)私たちは、切っても切れない宿命的な運命共同体だったのです。

 しかし、人も山河も願わなかった南北分断の歴史は、既に四十二年目に差しかかりました。愛国独立の士の血と精誠で勝ち取った独立の喜びも一瞬にして終わり、民族が南北に分けられて嗚咽してから既に四十数年がたちます。

 皆さん! 私は、きょうこの場において、私たちの祖国統一の日は必ず来なければならないと宣言するものです。そして、その時は近づいています。きょう、私たちは、この南北統一の気運造成のために、ここに「南北統一運動国民連合」を創設します。

 これまでの四十年間、北韓の共産党は赤化統一政策を堅持し、その機会を虎視眈々とねらってきました。彼らは、その南朝鮮解放の究極目標を「米帝国主義の支配から韓国を解放することによって祖国を統一し、韓国国民を北朝鮮人民のように主体思想化させること」と規定しています。「韓国国民を主体思想化する」ということは、いわゆる「全日成唯一思想」で武装化するということであり、それはまさしく「全日成親子の絶対的支配のもとに従属させる」ということを意味しています。すなわち「全日成に奴隷化される」ということを意味しているのです。

 私たち国民連合は、この時点において何をしなければならないのでしょうか。第一に、私たちは民族の和解と一致に向けた真の価値観を定立し、その価値観を中心として思想武装をしなければなりません。

 偽りは、真実によってのみ征服することができます。その思想こそ、まさしく「神主義」です。今や自由世界が「神主義」、すなわち「統一思想」で武装して理念的攻勢に転換しない限り、共産主義に打ち勝つことはできません。「南北統一運動国民連合」は、汎国民思想武装運動の先陣の将とならなければなりません。「神主義」は、北韓同胞の解放だけでなく、全世界の共産主義を解放して余りあるものです。また、この理念は、放縦と不道徳によって腐敗していく西欧世界において精神の一大覚醒運動を起こしています。

 「神主義」の本質は愛です。その思想は、人間の四肢五体を動かしている頭のような中心思想です。したがって、これを「頭翼思想」ということができます。南北統一も、この「頭翼思想」で成し遂げなければなりません。北朝鮮が韓国を赤化するのではありません。また、韓国が北朝鮮を侵略するのでもありません。共生・共栄・共義の「頭翼思想」で南と北の価値観を統一することによって南北統一を成し遂げるのです。

 第二に私たちは、統一の熱望をもたなければなりません。熱望のないところに実践は伴いません。「国民連合」は、南北統一を信仰化する運動を展開しなければなりません。統一は、私たち民族の宿願であるだけでなく、必然であり、信仰です。統一に向かう私たちの沸き立つ至誠があれば、神様はこれを成し遂げてくださるはずです。

 今、統一に対する我々の熱望が必要です! 「たとえ私が犠牲になったとしても、かわいそうな北韓同胞を解放してあげなければならない」という熱望なくしては、南北統一を果たすことはできません。それで、私はこの「国民連合」の宿願事業として、三十八度線の近くに統一祈願殿と統一訓練院を建設し、南韓四千万の統一に対する熱い熱気を北に吹き出すことを計画しています。

 第三に私たちは、実力を養わなければなりません。私たちの統一方案は平和的統一方案であり、これを成すためには各方面における実力を養わなければなりません。

 ここにおいて、第一に重要な実力は、価値観の定立であり、思想武装であることは既にお話ししました。その次に、私たちの国力の伸張であり、国際的地位の向上です。また、この実力の中の重要なものの一つは、我が祖国に先進的民主社会を建設することです。真の民主主義だけが独裁に打ち勝つことができる要素です。

 最後に、南北統一のために培うべき実力の中で最も重要な実力とは、祖国統一の気運を国際的に造成することです。言い換えれば、世界的な思想武装を急ぎ、アメリカを中心とした世界情勢や、日本や中共を中心とした韓半島の周辺情勢を、統一の気運を高める積極的な方向に引っ張っていかなければならないということです。そして、ソ連まで動員して閉鎖した北朝鮮を開放するようにさせ、最終的には「閉鎖された現体制では存立することができない」ということを北朝鮮に自覚させるようにしなければなりません。

 私はそのような実力と影響力を、国際舞台における思想教育運動を通して、あるいはその他の様々な分野での成功を通して培ってきました。このような基台の上でスタートする「南北統一運動国民連合」は、韓国だけの単独的な団体であってはなりません。アジア各国、さらには世界各国との紐帯をもった国際連合運動とならなければなりません。

 愛国同胞の皆さん! 私たちは、私たちの価値観を定立し、共に国民思想武装に向けて総決起しましょう。共に南北統一に対する熱望をもってこれを信仰化し、石の壁も貫いていく情熱を燃やしましょう。私たちは、大歴史の行進の最前列に立っています。私たちは、神様の神意に従って永遠な民族史の中で最も雄壮な南北統一を私たちの手で成し遂げるという自負と決意をもって、この国民連合を通して世界的な実践基盤をつくりましょう。

 皆さん! きょうこの場は、ここにいるすべての人が統一の役軍として召命を受け、その任命状を渡される神聖な場であることを心に刻んでください。そして、二つの拳を固く握りしめ、共に統一を誓いましょう。私たちの願いである南北統一が成し遂げられる時まで、一つに団結して総進軍しましょう。


五十億の統一基金の寄託

 私は北韓で監獄生活をしたことがあるので、北朝鮮がどのような実状にあるかをよく知っています。私たちは「いかなる犠牲を払ったとしても彼らを解放しよう」という決意をもたなければなりません。

 私が三十八度線を越えて神様に祈祷したのは、四十年前のことです。みすぼらしい姿で三十八度線を越えながら「共産党の解放は私の手で成し遂げてみせます」と祈ったのです。その心情をもって四十年の間闘ってきました。そして、今も闘わなければならない運命的な道が残っているということを私はよく知っています。

 この大運動を完成させるためには、私たち全体が一つにならなければなりません。男女老幼を問わず、また知識の有無を問わず、手に手を取って「知」と「誠」を尽くして血と汗を流すことを覚悟するのです。統一の完成を願いながら、北韓の解放を目標に立て、何度も何度も誓って行うのです。

 信仰者は、神様に願ってください。また、社会活動家は、職場における同志たちを激励しながら必ずこれを成就しようと誓ってください。そして、私たちだけでなく、外国の数多くの同志たちもこれを成就することを願っているという事実を知り、成功してくれることを願ってやみません。

 それで、今私たちは多くの基金を必要としています。それは、私一人で成し遂げることはできません。南北六千万のすべての国民を結束させてこのことを完成しなければならないという摂理的使命を知っている私は、最小限の基金として、きょうこの時間、皆さんの前に五十億ウォンを差し出す決意をしました。どうかこのような精神に従って、すべての人がこの運動を成功に導くことができるよう協力してくださることを願います。ありがとうございます。(拍子


「国民連合」創設の意義

 先生は、ダンベリーを中心として世界的に天上の門を開放し、地上の地獄の門までも開放しました。ですから、ダンベリーから出てくる時は、統一家と先生を中心として、万国が四方にすべて連結されるようになるのです。そのような基盤を築くために、真の父母の息子である興進を霊界に送り、霊界を救わなければならなかったのです。

 今までは、イエス様を中心としても、すべての教派が分かれていました。民族別にすべて分かれていたのです。そのような垣根をすべて壊し、一つのラインに集まってくることができるように道をつくったのです。穴を開けておけば、水が流れ込んできてすべて一箇所に集まってくるのと同じように、イエス様と興進の愛の道を通じて霊人たちが地上と霊界を往来するのです。本来、霊界に行った善の先祖たちは、本然の愛の道を通らなければならないのです。その愛を通じて往来できる橋が架けられたのです。

 そのようになることによってキリスト教と統一教会が連結するのです。すなわち、アメリカで連合運動が起きたのです。三十五万冊の教材を配布してあげ、七万名に教育をしているのです。そして、その中から七千名を引き抜いてくるのです。今回で二回目です。アメリカの牧師たちが韓国に来るでしょう? それは偶然のことではありません。今年の末までに七千名が目標です。七千名が必要です。七千名を韓国と接ぎ木しなければなりません。そのようにすることによって韓国の運勢が世界の運勢と対等な位置に立つのです。

 そこで誰が主体性をつかむのでしょうか。先生を中心として、アメリカの運命や世界の運命が完全に変わらなければなりません。長子権をもっているサタンが世界的運命を握ってきたので、それと闘って蕩減条件を立てたのです。そのようにして、天の側の先生が長子権をつかんだのです。ゆえに、南北統一を中心として、今まで長子の立場にあった北朝鮮に対して、次子の立場の韓国が長子権を決定するための闘いをしなければなりません。そのために韓国に「南北統一運動国民連合」を立てたのです。その国民連合とは何でしょうか。長子権です。

 今年の「四・一三宣言」(大統領の護憲宣言)から「六・二九宣言」(国民の民主化熱望に政権が承服しての民主化宣言)までを見てください。その時が最も複雑な時期でした。そのような渦中に「全大学街に統学連が入っていき、大学街の基地を撃破しなさい」と言いました。朴普煕氏と郭錠煥氏を先頭に立てて三十の大学で講演会をさせたのです。教授を糾合し、臆病な教授たちを燃え上がらせたのです。高麗大学での事件はありましたが、私たちは成すべきことはすべて成したのです。

 このようにして、その基盤を中心として全国で大会を行い、教授と地方の有力者を収拾して五月十五日に「南北統一運動国民連合」を結成して発表したのです。主権者も、誰もがみな口を閉ざして死んでいるかのような状況の中で、誰が冒険の先頭に立ち、命を懸けてこのことをしたのかというのです。ここにいるこの人(先生)がしなければ、どのようになっていただろうかと想像してみてください。

 なぜ、先生はこの創設大会を必ず五月十五日までにさせるのでしょうか。季節でいうと、今は夏に入っていく前の時だからです。今は、すべての万物が蘇生する時です。「五・一六」(注:朴正煕陸軍少将が主導した軍事クーデター)は何年に起きましたか。(一九六一年です)。そうです、そのような「五・一六」の運勢を中心として新しい主権ができたのです。ですから、その前にしなければなりません。その時を越えてはいけないのです。

 それゆえに、この時は、韓国の情勢もすべてがそのようになるのです。これは偶然の一致ではありません。神様の摂理のプログラムがそのようになっているので、あらゆる混乱が起きるのです。与党も野党も混乱し、国民も自ら行くべき方向を失うのです。宗教がこれに手をつけることはできません。誰も手をつけることができません。ここに私たちがぴたっと合わせたのです。ぴたっと合わせ、この状況を打って越えていくのです。このようにすることによって霊界と肉界が分かれ、東西が分かれ、南北が分かれたすべての運勢を集約させるのです。

 私たち祝福家庭を中心とした全世界の運勢と韓国の運勢がすべてここに連結しているのです。この運勢を何と表現したらよいでしょうか。それは、錐の先のようなものです。この錐の先を中心として突き刺す作業をするのです。誰がこれを動かすのでしょうか。誰もこれを動かすことはできません。

 そして、どのようなことが起きるのかというと、今までは、共産世界で宗教を信仰したのちに霊界に行った良心的な人々は、この自由世界と交流することはできませんでした。しかし、今回のこのことを通じて完全な交流が始まるのです。それゆえに、引き裂かれていた北韓の先祖たちが完全に連結されるのです。東西が連結し、南北が連結し、霊界と肉界が完全に一点で出会うのです。真の御父母様を中心として世界的な運勢圏内で焦点を打ち込む時です。

 五月十五日を越えてはなりません。もし五月十六日にしていたならば、鶏龍山の新都内にいる輩が「自分たちが正道今になってやろう」と言って、雑多な者たちを中心として五月十六日に南北統一汎国民大会を開くようになっていたのです。私が「十五日を越えては駄目だ」と言って責めたてたのはそのためです。

 もし、十五日にしていなければ、皆さんはどのようになっていたでしょうか。十六日を越えていれば「なに、文総裁が何をするというのだ? 人がやるので、そのまねをしようとしているのだろう」という声を耳にするようになるのです。そのようになってしまえば、イメージが壊れてしまうのです。ですから、霊界が準備しておいたのです。


南北統一のための総力準備

 摂理的観点から見るとき、歴史的風土をすべて総合して結論づけることができるものはこれしかありません。その名前を何といいましたか。(「南北統一運動国民連合」です)。これは統一のための運動です。国民が連合して南北統一運動をするのです。南北六千万を動員しなければなりません。南北六千万の民族が一つにならなければなりません。六十万が団結し、新しいエデンに向けて六百万、六千万の団結した旗手が出現すれば、世界は完全に地上天国の基地へと直行するはずです。みな六数です。

 与党や野党の国会議員が問題ではありません。今後北韓の選挙対策を講究する時は、すべて北韓の組織を中心としてやればよいのです。今、彼らはすべての行政区域の分担を韓国と全く同じ数でつくっています。すべてそのようにつくってあるので、それに対処できる二倍の教育をしなければなりません。

 今後、統一教会はセメントにならなければなりません。セメントの役割を果たしましょう。勝共連合までの全体組織を中心として、政党や機関の要員がみ旨と一つになることができるこの運勢圏内において、一つになることができない環境を打破して一つになるようにする接着剤の役割を果たすのです。一度しっかりつかめば、その手を放さずに引っ張っていかなければなりません。何名つかむことができるかは、今からの皆さんの行動半径、あるいは精誠と心情の祭物的条件をどれくらい提示するかによって、その結果が皆さんの路程に比例的に現れるはずです。これは科学的であり、理論的です。これを否定することはできません。

 それで、今後私たちは何の会員になるのですか。「南北統一運動国民連合」の会員になるのです。それで、北朝鮮に備える募金をしなければなりません。韓国政府は、南北韓選挙に対して考える余裕をもっていません。北朝鮮の選挙区に配置する車をどこで準備し、その資金をどこで準備するというのですか。私たちが準備しなければなりません。それで、今後は国会議員や優秀な人々に思想武装をさせなければなりません。そして、北朝鮮に行けば、政治工作班と理論闘争をさせなければなりません。思想教育が急がれているのです。


国民連合の組織編成

 今後、「南北統一運動国民連合」をリードしていくにおいて、最初に行うべきこととは何でしょうか。大学街を教育することです。国民全体を教育することは難しいので、大学街から教育しなければなりません。そして、そこで決意した人々を中心として社会に連結させるのです。大韓民国に連結させるのです。そのために、私たちの総力を傾けなければなりません。勝共連合や教授たちが活動しなければなりません。今後、社会人や著名人の教育は、すべて教授たちがしなければなりません。

 そして、郡はどれくらいありますか。百七十二くらいあるでしょう? それならば、ここに百七十二名の教授を早急に配置しなければなりません。今後責任者を立てる時には、どのような投票制で行うのでしょうか。今までの投票制をすべて革新しなければなりません。

 教会の責任者と郡の責任者がいますが、郡の責任者は教成長でしょう。そして、勝共連合の郡支部長がいます。それから、「教学統連」と「南北統一運動国民連合」の代表者として教授を一人選出しようというのです。そして、この三人の中から再度代表者を一人選出するのです。一人が代表者となれば、あとの二人は副責任者となるのです。一人が議長ならば、あとの二人は副議長になるのです。このようにして三人が一つになるのです。イエス様の前に三弟子が一つになったのと同じように、先生を中心として四位基台になるのです。

 私たちの団体が三つならば、その三つの団体の代表を中心として議長を選出しなければなりません。選出をするときには、「教学統連」と勝共連合と教会から、ちょうど三十名ずつを代表として選出するのです。すべてこのような方法で行うのです。そして「誰がやったら良いか」と言って投票を行うのです。ここで最も多く票を獲得した人が議長になるのです。そのようになれば、その人は天が選出したことになるのです。そして、そこにおいて二番、三番になった人は、いくら教授であっても最も多く票を獲得した人に順応する体制をつくらなければなりません。

 そのようにしておけば、今後この体制がしっかりと整えられたときには、地方の里支部から上がってくるのです。出世の道がここから自然に聞かれます。ですから、里支部において、いい加減に里長を選んではいけません。里の住民全体で選ぶのです。三人ならば三人、五人ならば五人を選出するのです。そのようにすれば、自然に一番、二番、三番に分けられるのです。

 そして、功績のある人は里の責任者となり、その里において功績のある人は面の推薦を受け、面において功績があれば郡の推薦を受けるというようにしながら上がっていくのです。そのようにしながら道まで上がってこなければなりません。そのようにすれば、どのような結果が表れてくるでしょうか。そのような選挙をすることによって、良心的で、実績をもった愛国の人でなければ、登場することができなくなるのです。

 そのような風潮になれば、伝統的、道義的思想や人倫基盤などが完全に強化されていくのです。結局、天が助けなければなりません。不義を行った人は必ず除かれます。そのような思想的基準が国民思想として定着するのです。ゆえに、どこに行こうと、悪いことをした人は推薦から外されます。ですから、国民全体の監視のもとで、生涯における評価を受ける立場から推薦を受けるようになるのです。

 それでは、地方組織はどのようにするのでしょうか。勝共連合の組織があり、教会組織もあります。しかし、現在ここに「教学親連」がありません。ですから、「教学統連」の人の中から一人を配置するのです。そのようにして一つの事務室を全員で使うのです。一つの事務室の中で、三人が分担しながらそれぞれの任務を行うのですが、互いに助け合っていくのです。

 それから、勝共連合から「国民連合」の副会長を出し、「国民連合」を後援することもできるのです。また、その地方の有力者が副会長をすることもできるのです。そのようにして、三つが一つにならなければなりません。そのようにして焦点を合わせるのです。三点を合わせるのです。そして、今後この組織編成において指導体制は三段階で管理するのです。


連合機関と信仰化運動

 「教学統連」を先頭に立て、撃破運動の旗手としなければなりません。なぜでしょうか。勝共連合を見ても、今までそこに入ってきた人たちは、すべて社会での経歴者であり、ある面においては、自らの出世の拠点になるということで入ってきた人々が大勢いるのです。彼らは南北統一や国を救おうということには関心がありません。みな自分の出世のための拠点にしようとしているのです。

 「これが影響を及ぼすことができる一つの起点となっているので、この拠点を利用して、より次元の高い活動基地に伸びていこう」という欲望をもって入ってきたのです。そこには、信仰問題というものがありません。

 しかし、私たちの教会はそうではありません。教会は、自らの出世よりも真の御父母様のみ旨があります。真の御父母様を中心として地上天目理念を実現しなければならないという目標があり、神様を解放しなければならないという目標があるのです。ですから、すべては教会組織と教会人を通じてしなければならないのであって、勝共連合や「教学統連」がするようにはなっていないのです。

 ですから、すべて教会の影響を受けなければなりません。ゆえに、すべて教会を通じてなすのである。教育問題においてもそうです。もちろん勝共連合は勝共教育をするのです。国民教育や一般教育もするのです。「教学統連」も、大学街の学生の立場から一般の教授たちを通して教育をするのです。しかし、一番重要なことは何でしょうか。今回のメッセージを通じて強調したことは信仰化運動です。信仰化運動とは、絶対的な神様を中心として生活的な感情、生活的な心情を連結させる運動です。

 そのようにしようとすれば、神様について明確に知らなければなりません。勝共連合も「教学統連」も神様について明確に知らないではありませんか。霊的な神様は、地上の実体世界では活動できません。したがって、その代理としての実体者を立てなければなりません。ゆえに、今後統一教会の食口や教成長や教区長はもちろんのこと、勝共連合の各支部長も、「教学統連」の支部長たちも、神様の代理として活動しなければなりません。ですから、神様の人格的基準を中心として、心情的に横的な一致をしなければなりません。


全面的な統班撃破活動

 今まで、統一教会の全体組織を見れば、先生は多くの組織をつくって様々な団体を運営してきましたが、すべてばらばらにしてきました。そのようにばらばらにしてきたのは、クラブを拡大するためです。クラブを拡大するのは、境界線を接近させて統合し、連合するための作戦です。ゆえに、ある一時になれば、それを完全に一点に連結させなければなりません。それが摂理的な見方です。アベルがカインに勝利するにおいては、漠然とした勝利はありません。全面戦争によって完全に勝利しなければなりません。攻撃するにおいても、全面的攻撃をして全面的勝利をしなければなりません。

 これを統合してしっかり連結しなければなりません。それでは、それを連結することができる大きなふろしきは何でしょうか。教会でも何でも包むことができるその大きなふろしきは何かというと、それは「国民連合」です。それでは、「国民連合」の目標は何でしょうか。南北統一運動です。そのためには何から撃破しなければならないのでしょうか。焦点はどこでしょうか。総攻勢しなければならない所はどこかというのです。その撃破基準はソウル市ではありません。すべての統・班と里を撃破するのです。私たちのすべての組織は、そこに力を注がなければなりません。

 それゆえに、昨年、私がそのような準備をしておいてから五月七日にこの地を離れ、九月にまた戻ってきたのです。そして、九月に戻ってきたのちに、十一月二十八日の科学者大会(科学の統一に関する国際会議)の時に再び行って、今回また戻ってきたのです。そして、統合をしたのです。教会と勝共連合が二つの団体になっていてはいけません。それで人事異動をしました。断を下したのです。協会長を呼んで、勝共連合と教会を一つにしたのです。

 今が重要な最後の峠です。これまでの生涯を通じて先生がずっと祈祷してきたことは、面・洞を中心として統・班を占領することです。それを成してこそ、サタン世界を完全に占領することができるのです。いかなる大きな機関でもなく、中央庁でもなく、いかなる都市でもありません。占領するのは洞と面を中心とした統・班です。それを占領しようというのです。そのようにすれば、すべてが入ってくるのです。

 統・班長は葉と同じです。葉が生き、葉が生い茂ってこそ良い実を結ぶのです。枝が成長して生い茂っていくためには、葉から栄養素の補給を受けなければなりません。そのためには、葉が繁茂しなければなりません。そのようにしながら枝が大きくなっていくのではありませんか。ですから、これは共産党が言っている「細胞組織」と同じです。私たちの闘う基準は、統・班長を中心として、それにいかに火をつけるかということです。

 今まで先生のつくったすべての団体が勝敗を決する、その焦点とは何でしょうか。それは統・班長撃破運動です。「勝共思想」で統・班長を撃破し、「統一原理」で統・班長を撃破し、それから「統一思想」で統・班長を撃破するのです。この三つの思想を教育すれば、すべてのことを成すことができるのです。それゆえに、先日すべての教材を作っておいたのです。先生が『世界の希望』という画報を作ったのも、方向性を提示し、今後の行くべきレール、道、軌道をつくってあげるためです。それは意味もなくしたことではありません。

 教育場所を道・市から里単位に拡大していくのです。ですから、今後、教材を作らなければならないのです。それをすれば、四千万の国民を速やかに教育することができるのです。四千万の国民を一年以内に教育する計画を立てているのです。一年もかからないことでしょう。

 今回、ソウルにおいて二十八日間で十四万名を教育しました。その時、洞事務所で結婚式場を借りたりして行ったのです。そのようにして短い期間できっちりと終えたのです。それと同じように、教会があれば教会で教育するのです。教会がなければ、洞にセマウル(新しい村)会館(注:一九七〇年に政府が始めた地域社会開発運動であるセマウル運動の一環として建てられた)があるでしょう? 統にもあり、里にもあるでしょう。それをいくらでも活用することができるのです。食事は、庭に小さいテントを張って、そこで作って出せばいいのです。


七千以上の団体長の糾合と誓約文
(一九八七・一〇・二八、真のお父様が誓約文案を作成)

 真の御父母様の指示に従い、南北統一聖業完遂のための「南北統一運動国民連合」一千万会員確保運動が、一九八七年十一月一日から全国各地で一斉に始まり、十二月十日でその目標を達成した。同時に、十月二十八日からは、大学総長、大学教授、現前職国会議員、小中高の校長、企業体の長、社会団体長、退役将軍など、著名人士七千名から、真のお父様の直接書かれた誓約文に署名をもらった。

 今回来ても私は堂、としています。既成教会の牧師七千名以上の群れを連れてくると同時に、統一教会の食口七千名を連れてくるつもりです。韓国に連れてきて、第三イスラエル圏を形成するのです。第三イスラエルの国を策定するためには、南北が分断されている中で、韓国においてでも北朝鮮に向けた統一義勇軍圏をつくらなければなりません。それで、この国の七千以上の団体長を糾合しなさいというのです。これが現在の天の命令です。

 旧約時代に成すことができず、新約時代にも成すことができず、そしてアメリカが成すことができなかったことを統一教会の文先生を中心として成すのです。第三イスラエル国家、統二国家です。今年の標語は「祖国統一」でしょう? 祖国統一を前においてなすべきことは、天と地を遮っているサタンの垣根をすべて壊すことです。ですから、七千以上の団体長を糾合しなければなりません。

 これは何かというと誓約文です。サタン世界の人たちは信じることができないからです。ですから、誓約文を書きなさいというのです。大統領をしたい人がいれば、書きなさいというのです。私は、そのようなものをすべてもっているのです。国会議員は、みなこれを書きなさいというのです。そのようにすれば、日本の国会議員とアメリカの国会議員と中共の人民会議議員とヨーロッパの国会議員、そして世界まで連結して仕事をする時がやって来るのです。その時に韓国の選挙においては、私たちが後押ししてあげれば、誰もかなわないのです。

 では、この誓約文を一度言ってみてください。「天意に従う私たちは超団体です」。団体を越えなければなりません。統一教会も団体を越えていかなければなりません。それから「超党です」。党も越えていかなければなりません。南北統一党がなければなりません。それから、超国家的でなければなりません。日本も自らの行くべき道を知らず、アメリカも自らの行くべき道を知らず、韓国も自らの行くべき道を知りません。超国家的に収拾することができるのは、「勝共思想」です。勝共という言葉は誰がつくったのかというと、レバレンド・ムーンです。ゆえに、「勝共思想」はレバレンド・ムーンの思想を意味するのです。この「勝共思想」で武装すれば、どのようなことが起きるのでしょうか。この思想は何が何でも南北統一をしようという思想です。

 それゆえに「統一戦線を結束して」、団体も国も一つに結束しなければなりません。私たちが「南北統一と北韓解放を成就する」主体にならなければなりません。私たちが主体になって「これを成就します! アーメン!」です。そして誰がこれを決定するのですか。私たちです。私たち、すなわち、私が決定するのです。この思想さえもてば、南北統一もでき、北の解放もでき、統一戦線も自然に結成されるので、統一は自動的に成し遂げられるのです。それは間違いありません。ですから、私が自信をもって決定をしなければなりません。決定すれば、それで終わるのです。

 では、その決定した内容において、統一思想とは何でしょうか。必勝目標は具体的な内容をもたなければなりません。それは「勝共思想」ではありません。「神主義」である「頭翼思想」です。「全国民の思想武装を完遂して北韓と世界を共産主義から解放することを天の前に誓約します」と言わなくてはなりません。北韓だけではありません。そこには、ソ連も中共も入ってくるのです。一九八七年十月二十八日補文鮮明」です。文総裁も誓約するのです。ですから、神様の前に文総裁と共に誓約しなさいというのです。

 歴史上初めて、先生がそのような公式的発表をしたのです。それを中心として、あなた方はむち打たれ、冷遇されなければなりません。涙を流しながら、何人かの人々を感動させながら統一戦線の土台をつくるために活動しなければなりません。

 その日は何日でしたか、十月二十八日です。先生が寝ている途中で起きて、そのように起案したのです。どこかに書いておいたのではありません。一気に書きあげたのです。あなた方は、そのようなことを受け入れることができること自体を栄光と思わなければなりません。今日、この民族のすべての責任者に告知させることができる一つの条件として、天がそのような言葉を立てたということは、イスラエル民族が羊をほふってその血を門の柱に塗ったことと同じです。












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