祝福家庭
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二 祝福家庭の歴史

1.三十六、七十二、百二十四家庭の歴史

 神様の歴史は氏族での民族編成運動なので、統一教会の先生を中心として一九六〇年代の聖婚式、すなわち祝福のあとから本格的な氏族編成が展開するのです。それが三十六家庭から七十二家庭です。三十六家庭は、イスラエルの民族歴史、ユダヤ教の歴史の中において、先祖たちをもう一度探し出したものです。先祖の代表を立てたものなのです。そのような蘇生基盤が展開されたその基盤の上に、七十二家庭があるのです。
 それでは七十二家庭とは何でしょうか。三十六家庭の二倍なのですが、祝福家庭があると、いつもカイン家庭とアベル家庭の闘いの問題になるのです。ですから父母の家庭を中心として、息子の家庭である長子の家庭と次子の家庭が一つになれませんでした。常にカインがアベルを打つ立場にあるので、一つになれなかったのです。それで象徴的な面で蕩減条件を立て得る家庭として合わせたのが、七十二家庭だということができます。

 横的に見ると七十二家庭は、イエス様の時代の十二使徒の次の立場の七十二門徒を代表とした家庭なのです。これは今日、私たちの時代においての三十六家庭を中心として見るとき、すべての家庭の前にアダム家庭のカイン・アベル家庭に該当します。
 今まで、その時代に影響を与えてきたすべての先祖たちが摂理の中で、カイン、アベルを一つにするのに失敗しました。そのカイン、アベルを一つにする基盤を形成し得なかったので、堕落の世界は延長してきました。そして三十六家庭を中心として七十二家庭型をつくり、カイン家庭とアベル家庭を連結させて、一つの先祖の家庭をつくるのです。これが八十四家庭になるのです。

 百二十門徒とは何でしょうか。イエス様が昇天したのちにできた百二十門徒。十二使徒が一つの氏族的基準だといえば、七十二門徒は民族的基準であり、百二十門徒は世界的国家に代わった基準です。このようなすべてのものを再び蕩減復帰して、解怨成就をするのです。それを誰がしなければならないのでしょうか。来られる主の解怨成就なしには、世界の生きる道はありません。それで三十六家庭を立てて七十二家庭を立て、これが一つになることによって、民族的中心を確定することができるのです。

 三十六家庭は、アダムからアブラハムまで二千年間の先祖たちに代わった家庭です。ですから三十六家庭の前にはカイン、アベルがなければなりません。この立場に立てられた家庭が七十二家庭です。また十二数を中心とした、全体数のために立てられた家庭が百二十家庭です。百二十四家庭のうち四家庭は、この世で既に結婚していた家庭を立てました。これは堕落した人間の立場を復帰することであり、イエス様の歴史の中で探し出そうとした家庭を復帰することを意味するのです。

 先生は、先生の家庭を中心として三家庭を祝福し、三家庭を中心とした十二家庭を中心として三十六家庭、七十二家庭、百二十家庭を祝福しました。これは、先生が世界史的な闘争を経て祝福したものです。これは、イエス様を中心とした三弟子と十二弟子、七十門徒、百二十門徒のようなものです。イエス様が神様の息子の立場で父の代わりに勝利的責任者になったのと同じように、皆さんも息子の立場で責任を果たさなければなりません。

 これから問題になるのは祝福家庭です。三人の息子は、アダム家庭、ノア家庭、ヤコブ家庭に代わる家庭です。三十六家庭というのは、どのような家庭でしょうか。歴史的に提示されたすべての蕩減条件を果たさなければならない代表的な家庭です。結局、三十六家庭とは、歴史上の各時代においてすべての家庭がみ旨を成すことができなかったので、家庭の形態を果たせずに受け継がれてきたすべての歴史的な蕩減条件を、この時代に地上で予防線として張るための家庭です。言い換えれば、歴史的に受け継がれてきた蕩減条件を防ぐことのできる代表的な家庭が三十六家庭です。
 それでは七十二家庭と百二十家庭とは、どのような家庭でしょうか。三十六家庭は歴史的な代表の家庭なので、過去からつづられてきたものの代わりになる家庭です。この家庭を中心として現実的な基盤として立てられたのが、七十二家庭と百二十家庭です。過去から願ってきた家庭的な蕩減条件を防ぐことのできる家庭が三十六家庭ならば、それを現実的な家庭の基盤として防ぐことのできる家庭が七十二家庭と百二十家庭です。七十二家庭は氏族と民族を代表した家庭であり、百二十家庭は世界を代表した家庭です。

 皆さんも御存じのように、一九六〇年を中心として、先生の聖婚式を中心として、三十六家庭から七十二家庭、百二十家庭へとずっと発展してきたのです。三十六家庭を選ぶためには三家庭を中心とし、続いて十二家庭を中心とした三時代型、すなわち旧約時代、新約時代、成約時代型を代表に全体を連結させたのです。
 十二数というのは横的基盤のみではいけないのです。縦的な立場において霊界と連結させる基盤をつくらなければならないので、三十六家庭を中心として、それを一つの先祖が再臨した基盤として、七十二家庭、百二十家庭に連結されたのです。七十二家庭とは、氏族から民族に編成して天を代表し得る中心者を選んで立てるということなのです。

 モーセが七十二長老を中心として民族的な指導基盤をつくったのと同じように、統一教会においても氏族圏から民族圏に発展しなければならないというのです。それは家庭です。どこまでも家庭を中心として天が役事するというのです。ですから統一教会の合同結婚式は、ある個人の結婚問題を解決するためのものではありません。祝福家庭は、今まで歴史時代に数多くの先祖たちと民族、国家が天と相克してきたものを打ち破るために、一時一つの群れとなり、時代的な一つのチームの使命的負担を担わなければならないのです。
 百二十家庭であれば百二十家庭が一つのチームになり、四百三十家庭であれば四百三十家庭が一つのチームにならなければならないのです。歴史的なすべての結婚を中心として成された家庭の失敗を蕩減して、一つの中心的な復活家庭として登場するのが合同結婚式をした家庭だということを知らなければなりません。

 先祖を中心としてカイン、アベルが一つになったなら復帰されていたでしょう。その復帰の目的は国家のみではありません。世界です。国家のみの復帰ではいけないのです。世界が復帰されなければならないのです。イエス様が昇天され、五旬節の日が来た時に屋根裏部屋に集まった百二十人の門徒とは、世界的国家代表だというのです。民族を中心としては七十二家庭まで基盤ができれば、それが一つの中心になり、世界的な国家形態が成されます。これは十二支派を中心とし、七十二門徒を中心として国家の中心になることはできても、世界の中心にはなれないのです。

 民族を中心とした七十二家庭の基盤の上に、世界の代表百二十国家を糾合したならばイエス様がこの地上でみ旨を成すことができたというのが摂理観なので、これを蕩減復帰するのが統一教会の責任です。統一教会の責任であると同時に、統一教会の祝福を受けた家庭の責任です。
 では、この家庭はどうしなければならないのでしょうか。三十六家庭を中心とした七十二家庭、百二十家庭が完全に一つにならなければなりません。形で見るとどうなるかといえば、世界を代表したのが蘇生で、その次の七十二家庭が長成、その次に三十六家庭が完成です。これが先祖ですから、そのように見るのです。百二十家庭が終わることによって一九六五年に、先生が全世界に聖地を選定したのです。

 神様のみ旨を中心として三十六家庭を探し出し、その次には七十二家庭を探し出して民族的中心にし、世界国家型の百二十家庭のような基盤をつくっておいたので、世界国家を管理しなければならないのです。そうすることのできる時代に入るので、全世界四十カ国に、百二十箇所の聖地を選定したのです。
 そうすることによって、神様のみ旨の中で先祖が探し出され、その次には七十二家庭を中心としてカイン・アベル型が探し出され、世界代表者が探し出されたので、世界の国家の地を探し出さなければなりません。神様の摂理時代に人を探し出し、地を探し出したので、世界的な時代へと越え始めたのです。このようなことが一九六五年に、聖地を選定したのちに起こったのです。

 三十六家庭も責任を果たすことができず、七十二家庭も責任を果たせませんでした。全部果たせませんでした。それで先生の家庭で惠進と喜進が犠牲になりました。先生は、息子、娘を犠牲にしながら天のため、またカイン家庭のために生きたのです。三十六家庭、七十二家庭の皆さん、考えてみてください。皆さんもそのような心をもって生きてきましたか。先生は、天の家庭はこうでなければならないということを見せるために、どんな代価を払っても讒訴条件を残さないようにしたのです。
 ところが、もしこれが残ったときには、どのような代価を払わなければならないでしょうか。もう一度七年路程を歩まなければなりません。しかし一次七年路程を歩むことによって、家庭的な基準を中心として、讒訴条件を解消させることができたのです。

 縦的な歴史を横的に蕩減する歴史を経てくるためには、蕩減復帰の基盤を築かなければならないので、三十六家庭と、七十二家庭と、百二十家庭を立てたのです。その中で三十六家庭は、縦的な先祖三十六代の縮小型です。その次に、一代下ったカイン・アベル型が七十二家庭です。そして百二十家庭は、世界の百二十カ国を代表した家庭です。国連加入国とぴったり合わなければならないのです。事実、そのようにぴったりと合っているのです。

 三十六家庭は堕落した人類の先祖たちが復活した型であり、七十二家庭はその先祖たちの息子、娘が復活した型であり、その次の百二十家庭は世界の人たちが復活した型です。ですからこれらが一つになれば結局、家庭と息子、娘が一つになって、世界が一つになります。それで百二十家庭までは、個人が責任をもたなければならないのです。
 これからは皆さんも、先生のような考え方をしなければなりません。一つの世界を探し出すためには一つの国を立てなければならず、一つの国を探し出すためには一族、文氏であれば文氏の氏族を動員しなければなりません。氏族を動員してこの大韓民国の民族を救わなければならないのです。このような観点をしっかりともっていなければなりません。

 再臨主は、アダム家庭の立場を蕩減復帰しなければなりません。したがってアダム・ノア・アブラハム型の家庭を探し立てて、先祖として立てなければならないのです。そのためにはまずアダム型の十二家庭を立て、次にノア型の十二家庭とアブラハム型の十二家庭を立てて、縦的な先祖を立てなければならないのです。それで先生が三十六家庭を立てたのです。この先祖たちを中心としたカイン・アベル型の家庭として立てたのが七十二家庭です。そして百二十家庭は、世界百二十カ国の指導者を象徴しているのです。

 百二十門徒は世界を代表します。イエス様も百二十門徒を中心として世界的な出発をしようとしましたが、それができませんでした。私たちはこれ(百二十数)を所有しなければなりません。世界を標準として行く道を前にして、橋を架けることのできる自分の子孫を段階的に立てなければならないのです。子孫を立てるときには、誰でもいいのではなくて、世界的な代表になることができる人を立てなければならないのです。これが何でしょうか。統一教会の三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭の合同結婚式です。三十六家庭は十二双の三倍であり、三時代を代表しているのです。

 三十六家庭は、歴史的な代表の家庭なので、過去からつづられてきたものに代わる家庭です。この家庭を中心として、現実的な基盤として立てられたのが七十二家庭と百二十家庭です。過去から願ってきた家庭的な蕩減条件を防ぐことのできる家庭が三十六家庭ならば、それを現実的な家庭の基盤として防ぐことのできる家庭が七十二家庭と百二十家庭だというのです。七十二家庭は氏族を代表した家庭であり、百二十家庭は世界を代表した家庭です。そうなるのです。

 三十六家庭の責任とは何でしょうか。今までの歴史的なすべての蕩減条件を防ぐことです。言い換えれば、サタンを完全に取り除くことのできる、一つの完璧な囲いにならなければならないのです。ですから家庭のすべての伝統と思想を、サタンとは完全に隔離されたものとして立てなければなりません。この伝統を中心として、横的な因縁を七十二家庭と百二十家庭が立てていかなければなりません。このような立場で見るとき、三十六家庭の責任がどんなに重要であるかを皆さんは知らなければなりません。

 三十六家庭と七十二家庭は、私たちの教会の中でしたものです。違うというのです。これは教会を中心とした、ユダヤ教を中心とした民族形成の基盤を築くのと同じなので、内的基盤を確保するのです。その次には外的基盤を見ると、世界史的キリスト教文化圏をつなげ、百二十四家庭を中心として世界基盤を拡大させていくことなのです。百二十四家庭が祝福を受ける時は、国連の加入国も百二十四カ国にならなければならないのですが、これが間違いなくぴったりと合ったのです。
 これは、世界各国の代表である韓国において、内的蕩減要因を確立させる世界史的な条件を立てる、このような祝福だったというのです。そのような祝福とは何でしょうか。家庭を確保したのです。先生の家庭を中心とした三家庭、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭……。これによって世界的蕩減条件を形成したというのです。

 今日の統一教会を中心として見るとき、一九六〇年から三年間にわたって祝福を受けた三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭は何をしなければならなかったのでしょうか。これらの家庭は、イエス様が生きていらっしゃった時に勝利できなかった外的な基準を中心とした、囲いの使命を完結しなければなりませんでした。そうして内外において世界を代表し、国家を代表し、または民族、氏族、家庭を代表し得るすべての蕩減内容を連結させて、一つの相対基準を接続させる責任を果たさなければならないのです。
 このような囲いの使命を果たさなければならないのが、一九六〇年から三年の間の祝福を受けた家庭たちの責任だということを知らなければなりません。


2.四百三十家庭は民族を代表したもの

 聖地祝福ののちに、私たちは四百三十家庭を祝福しました。それは、ユダヤ民族のエジプトでの四百三十年に該当し、韓国歴史においての四千三百年に該当するのです。それは、新しい歴史の出発を意味しました。また四百三十家庭は、世界の家庭を代表しました。そののちに、先生が第二次世界巡回の時、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本で四十三双を祝福しました。それによって先生は、その四十三家庭を、世界的な次元で四百三十家庭に連結させたのです。
 四十三家庭を四百三十家庭と連結させることによって、先生は、韓国で成した勝利の基盤を再び世界に連結することができました。先生は、その基台を西洋の世界に連結することができたのです。これらを成すことによって、統一教会の食口だけではなく世界のすべての家庭は、その時に、天的な運勢が受けられる立場に入ることができたのです。それで門は、この地のすべての家庭に開いているのです。

 四百三十家庭は、四千三百年の歴史とぴったり合うというのです。イスラエルが四百三十年ぶりに四代を中心として(エジプトから)出てきたのと同じように、四千三百年ぶりに四十三数の地上基盤を経て出発し得る、新しい全体を代表とした国家、民族を天のみ旨の前に立てる土台を広げるための代表家庭が四百三十家庭です。この四十三数、すなわち四と三を合わせて七数になり、これを掛けて十二数になるのです。このような原則を通して四百三十家庭を韓国で祝福したのです。
 このようにして四百三十年ぶりにイスラエルの解放が起こり、移動が起こったのと同じように、統一教会でも移動が起こるのです。ですから全羅道の人は江原道に行き、江原道の人は全羅道に行って、みな混ぜて大移動をするのです。

 韓国においての統一教会は、自体において蕩減していたのであり、国家基準の蕩減の因縁はまだ結んでいない状態だったのです。この時に行われたのが四百三十双の祝福です。四百三十という数字もまた、適当につくられた数字ではありません。どのような意味があるのかといえば、その年が正に韓国が檀紀で四千三百年になった年であり、イスラエル民族においてはエジプト路程の四百三十年に該当するものなのです。これが四百三十という数字です。
 それで四百三十双を祝福したのです。それで韓民族は、誰でも祝福を受けることができるようになりました。国家的には、そのような基準を成したのです。ところが、その相対的基台を外国につくらなければならないのです。

 四百三十家庭は、世界的運勢を代表とした統一教会圏内において全民族を意味するものであり、民族全体の誰でもここに入ることのできるものです。四数、三数は、七数を代表し、イスラエル民族が四百三十年目に、カナン復帰のためにエジプトを出発した者を代表したものです。それで新しい出発をする時だというのです。また、その時が韓国の歴史四千三百年に当たる年だったのです。それは偶然の一致ではありません。神様は数理的役事をされます。

 四千三百年になる年に四百三十双をこのように祝福したという事実は何かといえば、氏族的な、一つの系列の宗教の勝利的な基盤だけではいけないので、全氏族の前に共通する門を全部開放させるのです。ですから李氏も、これからは神様のみ旨の中では国家的な恵沢を受けることができ、世界的な恵沢を受けることができます。金氏も、朴氏も、いかなる姓の氏族もみな、全体が福を受け得る基盤を築かなければならないので、その道を開門するのが四百三十家庭です。

 四百三十家庭を私がつくってきたので、この大韓民国の国民であれば誰でも、神様の摂理のみ旨の前に、横的にすべてが連結され得る運勢圏の中に入ったのです。ですから、大韓民国は滅びるはずがないのです。滅びてはいけないというのです。このような結論になるというのです。このような歴史的時代に入ったのです。

 ですから一九六八年を中心として、その時から世界的な時代です。私たちが一九六八年に「神の日」を設定したでしょう。「神の日」を設定したその年に、四百三十家庭の祝福をしたのです。そうでしょう。世界的時代だというのです。世界的に連結されているのです。それで先生がこの韓国に基点をつくったものを世界的に連結しなければならないので、一九六九年に初めて四百三十双の代わりに四十三家庭を世界に広げて祝福したのです。それはなぜでしょうか。韓国で築いた運勢を世界に連結するためです。

 韓国という国は世界の代表国家なので、その国家にあるすべての氏族を超越しなければなりません。それは文氏のみを中心としたものではありません。ここにはどんな姓であっても、すべての姓が天の前に自由に接することのできる門を開けておかなければならないのです。ですから統一教会の合同結婚式というものは、ある個人の結婚問題を解決するためのものではありません。祝福家庭は、今まで歴史時代に多くの先祖と民族、国家が天と相克した内容を壊すために、一時一つの群れとなって時代的な一チームの使命的分担を背負わなければならないのです。

 三十六家庭が一チームになり、四百三十家庭であれば四百三十家庭が一チームにならなければならないのです。歴史的なすべての結婚を中心として成されてきた家庭の失敗を蕩減して、一つの中心的な復活家庭として登場させられたのが合同結婚式をした家庭だということを知らなければなりません。統一教会の合同結婚式は、そのような意味をもっているのです。
 四百三十家庭を中心とした世界的な連結体をつくることによって、統一教会は、平面的に世界民族圏として発展したのです。韓民族だけではないというのです。四百三十双と四十三双を世界舞台に家庭的基台として連結させたということは、超民族的、超国家的基準において、新しい超民族形成の出発がなされたということなのです。そのように見るのです。

 世界的基盤を築かなければならなかったので、四百三十家庭を祝福したのちに十カ国の人たちに国際結婚をしました。ところで、ここから韓国が抜けてもいいでしょうか、いけないでしょうか。それでは、外国の女性たちが韓国の男性と出会うことは栄光でしょうか、そうでないでしょうか。外国の男性が韓国の女性と出会うことは栄光でしょうか、そうでないでしょうか。そうなれば、万民に栄光を与える国が良くなるでしょうか、ならないでしょうか。
 ですから男性たちは、栄光の妻になろうとする人と結婚するため、国家を超えて相対を迎えなければならず、また女性は、栄光の夫になろうとする人と結婚するために、国家を超えて相対を迎えなければなりません。

 先生が四百三十双を祝福したということは、世界的な次元の使命を遂行することのできる門が開かれたということを意味します。皆さんが世界的な次元でその目標を達成したならば、それは皆さんが氏族的な次元でメシヤになる立場にあることを意味します。祝福を受けた人として皆さんは、今、死んだイエス様の立場にいるのではありません。皆さんは祝福を受けたので、氏族を復帰するための再臨のイエスの立場にいます。四百三十双と七百七十七双の祝福は、イエス様の基台を築くことに成功したということを意味します。

 イエス様が十字架で亡くなるとき、ユダヤ教とイスラエルの国とローマが合同で反対しましたが、その時と同じような、危険の絶頂期である六〇年代に聖婚式を断行したのです。そして三十六家庭を全部サタンから奪ってきたのです。このようにして三十六家庭から七十二家庭、百二十家庭、四百三十家庭を中心として社会に物議を醸しながら、私たちが追い出されたのではなく、社会を押し出しながら大きくなってきたのです。


3.七百七十七、千八百、六千、六千五百家庭の歴史

 私たちの合同結婚式の歴史がそうです。三家庭、次の三十六家庭、その次は七十二家庭、その次には百二十四家庭、そして四百三十家庭、四十三家庭、七百七十七家庭、その次は何でしょうか。千八百家庭。最後は八数です。そのように進むのです。これは全世界的です。それで今は、世界のどんな民族でもすべて神様の祝福圏内に入ることができるように開門する時代なのです。それでアメリカとドイツと日本を主体国として、みな祝福したのです。それで宣教師も、みなその国から引き抜いたのです。

 そのような土台が築かれたので、これからは七百七十七家庭、これは三・七数なので最後ということなのですが、神様の摂理圏内において最後だというのです。それで一九七〇年に七百七十七家庭を祝福することによって、初めてどんな民族でも神様の摂理圏内に……。地上天国に入ろうとすれば相対理念を完成しなければならないのと同じように、どんな世界の民族、または氏族もこの全体圏内に入ることのできる恵沢を賦与するそのような代表的な式が、七百七十七家庭の祝福式だということを知らなければなりません。
 それで七百七十七家庭には、世界復帰のためにみなばらばらになって三年の動員がありました。日本の食口の場合には、五年間、聖別したのです。一九七〇年から七一、七二、七三、七四年を経て、七五年の六月十日に初めて同居するようにと先生が特別処置をしたのです。なぜそうしたのでしょうか。世界的基盤を築くためだったのです。

 統一教会がなぜ父母や兄弟から反対されなければならないでしょうか。レバレンド・ムーンが行く道を統一教会が行くのに、なぜ反対があるのでしょうか。なぜこうなのかというのです。これが真のものなのでしょうか、そうでないでしょうか。ですから天とサタン世界が分かれるというのです。このようにして韓国に基盤を築き、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭まで立て、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭まで立てて、世界的に基盤を築いたのです。

 その圏内で皆さんが祝福を受けたのです。これを中心として民族基準を経て、世界基準の七百七十七家庭、千八百家庭で連結したのです。七百七十七家庭は七数完成を意味します。全体の家族を中心として世界の国家において蘇生、長成、完成の三掛ける七は二十一、二十一段階の過程を経たすべてのアダムとエバの子孫たちは世界に広がっています。七百七十七家庭は、その圏内のすべてのものを代表することのできる家庭と見ることができます。ですから世界的な二十一段階で連結させたのです。

 「神の日」を設定することによって、神様が初めて地上で干渉し、主管することのできる基盤となりました。それで一九六八年から国家的家庭対家庭・氏族対氏族の対決時代へと超えたのです。それで皆さんに、一九七〇年に七百七十七家庭まで、みな三年路程の命令をしたのです。この三年路程とは何でしょうか。全世界の家庭が韓国に来て、韓国の家庭と一つになり、国家と世界的版図を広げる条件を立てる期間です。このような基盤が築かれることによって、先生は一九七〇年から、七一年、七二年まで三年路程蕩減家庭基盤を中心とし、氏族基盤を中心として活動したのです。
 そのために三十六家庭、七十二家庭、百二十家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭まで、それまで祝福を受けた家庭が子女を生み、生活基盤を築くために準備をしたものを、一時にすべて崩してしまったのです。みな別々に南へ、北へと行きました。言い換えれば、家庭を祭物にして、その国の氏族と民族を救うための全国的な三年蕩減路程を通過したのです。

 その次は、攻撃戦です。その次からは、韓国を中心として攻撃戦です。そして祝福家庭がみな動員されて三年路程を歩みました。あの時、七百七十七家庭まで動員したでしょう。七百七十七家庭まで動員されてみな息子、娘を捨てて国のために出ていきました。この国の受難のすべての溝を埋めるために、飢えながら、愛する息子、娘を、反対する親の住んでいる塀の向こうに、ねんねこにくるんでほうり、国を生かしてくると泣き泣き旅立ったのが、ついきのうのことのようです。

 皆さんもそうではありませんか。一九七〇年から三年間、七百七十七家庭まで動員されたでしょう。これは世界的なことです。動員されて三年の間、苦労しなさいということでした。それは、民族を代表し、世界を代表した、いかなる家庭も統一教会の家庭にはかないません。統一教会の家庭のようにならなければならないというのです。三年の間、みなどんなに悪口を言ったことでしょうか! 親が反対するので、子供をふろしきに包んで、夜に行って塀の向こうに置いてくるようなことをしたのです。
 なぜそうしたのかというのです。国を自分の息子、娘よりも愛したという条件を立てなければならなかったからです。そうするためには子供を孤児院に入れなければなりませんでした。妻と離れ離れになりました。祝福して「幸せになれ」と言うのではなく、みすぽらしい家庭用品で大変な生活をしていた者もみな、どたばたと送り出しました。それは何かといえば、数多くの姓氏、統一教会で祝福を受けた姓氏が代表となって、国に行って氏族圏を蕩減復帰したのです。それで挙国的に反対しましたが、結局は「金日成を防ぎ、国を救おうとする統一教会の人たちのようにならなければならない」と言うくらいになったというのです。
 「子供と妻を捨てて国を救うために、こうしなければならない」という教材になったのです。三年になるころには、最初に反対していた人たちが歓迎し始めました。そのように歓迎するのが、カイン・アベルの復帰なのです。

 七百七十七家庭まで全部動員しました。家も捨て、子供も孤児同様になり、出動命令によって出動したのです。これが世界に行くための国家的総清算をする蕩減の期間でした。三年路程を中心として分別期間を立てずしては解決できなかったので、家庭を中心として金日成を防ぐ立場で大韓民国に対する忠節の道理、忠臣の道理を果たさなければならなかったのです。祝福家庭が愛国者の模範家庭として行動しなければならない時だったのです。

 一九七〇年代に大移動が起こりました。そして、全世界から十カ国以上の祝福家庭を韓国に呼び寄せてカナン復帰をするのです。韓国に呼び寄せて、みなここで一つにまとめるのです。これが七百七十七家庭の祝福だということを皆さんは知らなければなりません。それを一九七〇年に行いました。そのような基盤を築いて、世界圏で、統一氏族が国家を代表して十カ国から参加しました。蘇生、長成、完成の九数を超えた十数は、神様の数です。十数は十二数に該当するものです。ですから十カ国は、いずれにせよ連結しなければならないものです。

 先生の聖婚式をしたのちに、十二弟子、それから三十六家庭、そして七十門徒のような七十二家庭です。イエス様に七十門徒がいたでしょう。次には百二十門徒と同じように百二十四家庭、四百三十家庭、そして七百七十七家庭、こうして蕩減復帰をして世界的に発展していくのです。こうして統一の運勢は、既に世界的基盤をもって今後、登場するようになるのです。だんだんと現れるのです。これが原理です。
 そうして統一教会の女性は、少なくとも金日成が暮らした以上の立場で暮らさなければなりません。そうできなければ天国に行くことができません。将来、統一教会を信じる人は、みな北韓の金日成が暮らした以上の立場で暮らす時が来るでしょう。皆さん、世界的に、将来は七百七十七家庭といえば、その国で軍楽隊をもって一人しかいない貴賓として取り扱われ、その国の役人を集めて、侍られる時が来るのです。

 今まで、どんなに複雑だったでしょうか。霊の子女を三人立てなければなりませんでした。七百七十七家庭まで霊の子女を絶対に主張してきました。ところが七百七十七家庭以降は主張しませんでした。これは、天使世界においてアダム圏の半分を超えたということです。霊の子女は三天使世界を復帰するということです。「父母様の出現の前には先生もイエス様の名で祈祷する」と言って、父母様の名で祈祷しませんでした。ところが祝福してからは、真の父母の名で祈祷するようになったのです。

 父母様を中心として三家庭、その次には三十六家庭、その次には七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭です。これが七数です。七数。ここから三段階が残ります。これが三数です。これは、いつでも分別数です。なぜ三数でしょうか。直線上には調和がありません。三数を通して、ここで面積ができ始めるのです。三数を並べると直線で戻ってくる道がありません。これが三点からだと戻ることができるのです。それで三段階では帰っていくのです。上がったら必ず戻るようになっています。

 韓国のすべての宗氏が、天国に行くことのできる門をみな開きました。これを邪魔してはいけないのです。神様の愛を中心として普遍的な愛が全体的な愛であるだけに、門を閉めておくことができないのです。みんな開けておかなければなりません。こうやって行くのです。そこから拡大するのです。四百三十家庭、その次は七百七十七家庭です。これは世界の舞台に立つのです。国家の舞台を越えて世界の舞台に行くのです。そうです。六千双は人類の代わりです。その次が六千五百双です。サタン世界を七数を中心として、霊界まで解放圏を立てるためのものなのです。

 先生がまず強調するのは、天使長復帰です。信仰の三人の子女をもたなければならないのです。そうでしょう。それを七百七十七家庭まで強調しました。千八百双からは、その次に超えていくのです。世界的な版図、世界の家庭を代表的に祝福することのできる時になったので、千八百双からこれを強調しなくてもよくなりました。千八百双は七番目です。七数を超えるのです。八番目は六千双、六千五百双が九番目です。三万双が水平になるのです。水平になると水が入ってくることができるのです。

 祝福をしたというのは、父母を中心として、この地上に天的血族圏が生じたということです。サタン世界がいくら反対しても、その血族圏には数多くの氏族が入っているのです。韓国を中心として様々な氏族が入っているというのです。その門を開けているのが四百三十家庭の祝福から七百七十七家庭の祝福です。そうしてすべて世界的に連結していくのです。

 十八数は、サタン世界の完成数です。また四の四倍である十六も、サタン世界の理想数です。それで韓国動乱の時、国連の十六カ国が参加し、オリンピック大会も百六十カ国が参加したのです。韓国・北朝鮮の国連加入も百六十番目、百六十一番目です。それが世界的な版図です。

 サタンは堕落する時、家庭を中心として堕落したので、神様の主管圈に家庭をつなげて超国家的な運動を展開してきたのです。七百七十七家庭、その次に千八百家庭、千八百家庭が最後です。サタン数である六数の三倍、蘇生、長成、完成をして十八数です。サタン世界で、千八百家庭を先生がもったということは、氏族圏を超えることになります。その国家基準に連結された勝利基準は、世界に連結される道の始まりです。その千八百家庭は、サタンの主管圏にある六百数の三倍です。それを基準として家庭を立てて、サタン圏の家庭を蕩減する基準になるのが千八百家庭です。

 六千家庭は全世界の縦的なキリスト教徒と一般の人、縦的なキリスト教徒と横的なカイン世界のようなものです。六千家庭を先生が連結するようにしたのは、サタン世界が家庭的に攻撃する時代は既に過ぎたということを意味します。そこから先生が世界的に進んでいく路程が始まるのです。霊的な長成基準を国家基準において成すのです。
 世界的な基準においては霊的なキリスト教が世界的な基盤になるので、世界的実体基準をキリスト教文化圏に連結するためにアメリカに行って、全国的に復興活動をしたのです。そして行く先々で歓迎を受けました。それを国家基準を代表して韓国に連結しました。そのように勝利して帰ってきました。

 祝福家庭は、国際合同結婚式が伝統です。千八百まで国際結婚を重要視したでしょう。十八は六数の三倍数です。三×六=十八、それで千八百家庭というのです。イエス様は百二十家庭で、再臨主は百八十家庭です。

 百八十家庭と百六十家庭は、同じ数です。四数の倍数です。四×四=十六、そして十八は六数の三倍です。サタン数の完結数です。それで祝福家庭に「氏族の百六十家庭を祝福するように」と言ったのです。本来は百八十家庭なのですが、百六十家庭も同じと認めるのです。一家庭でも少ないほうを皆さんが望むので百六十にしました。これからは百八十家庭です。次には八数、それで三数で増えます。七数、七番目が千八百家庭です。三家庭、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭まで七数です。七数から、八数、九数、十数である帰一数に入るのです。十数は祝福世界化時代へと超えていくのです。

 これから先生は解放です。兄、弟の立場で教えてあげ、神様が愛する息子、娘の立場で教えてあげ、その次に夫の立場で、父の立場でしっかりと教えてあげるのです。先生がそれをすべて分別して教えてきたでしょう。三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭、六千家庭、六千五百家庭まで、三回以上教育しました。三万家庭まで教育して、すべて終わったのです。


4.蘇生的国際結婚――三万家庭

 見てください。今まで多くの祝福をしてきて、一九九二年には三万双の祝福がありました。なぜ三万双でしょうか。これは国際的です。一九五六年に父母を中心として世界的祝福をすることのできる世界時代を失ったのですが、一九九二年、四十年ぶりに世界的祝福の時代に入ったので、三万双の結婚が始まるのです。これは世界的な時代の蘇生です。

 一九九二年の三万双の祝福は蘇生です。国際的な基準でした。人種や文化のすべてのものを否定するのです。結婚とは何でしょうか。アダム、エバの愛のためにつくったものが結婚でしょう。アダム、エバはサタンを中心として神様を否定しましたが、神様を中心として、真の父母を中心としてこれを肯定することにより蕩減復帰するのです。

 自分勝手に結婚して、今まで反対してきたのが親でした。ですから統一教会で、祝福圏を親にも立ててあげるのです。サタン世界を共に祝福してあげなければなりません。ですから三万双の祝福の時は、一週間の修練を受けた人までみな祝福してあげたのです。このように超えていくのです。今の世界的な時代には三万双、三十六万双、そして若い青年たちが三百六十万双の結婚をすることのできる時が来るかもしれません。
 今の青少年たちがぼろぼろの版図を構成したのは、アダム家庭から始まったものです。イエス様も結婚できずに死んだのです。愛の関係のためにです。今までそのような版図が広がっていたのです。完成時代において父母様がしなければならないのは、直系の子女、青少年を中心として結婚をさせることなので、これから既成家庭の祝福は先生が手をつけなくてもいいのです。

 家庭を重要視するので、昨年三万双を結婚させたのです。これは世界的な爆弾です。三万双の結婚を考えてみてください。親も息子、娘を自分勝手にできない世の中なのに、統一教会の文先生が、百三十一カ国の若者を連れてきて思いのままに結婚させるのです。これ以上の奇跡があるでしょうか。また、これ以上の世界的な事件があるでしょうか。

 一九九二年四月十日を中心として、イスラム教を信じる人たちをはじめとした八カ国を祝福することによって、イスラム教までも統一する条件を立てました。知らなかったでしょう。その祝福の立場に参加しなかった人はいないのです。イスラム教徒も祝福に参加しました。中国人、韓国人、北朝鮮の若者が、それに惹かれて入ってきました。共産主義から転換して入ってきて、祝福を受けた人もいるのです。全世界的にカバーしたというのです。
 百三十一カ国の若い男女を捕まえて写真でマッチングをして、三万双の結婚式をしたのですが、それにすべて従うという気の狂ったような人が、この世のどこにいるのかというのです。そのようなことをしたのは先生しかいないのです。レバレンド・ムーンは、気が狂っているのではありません。能力があまりにも多すぎるので、そのようなことをしているのではありませんか。

 これから家庭堂には個人は加わることができません。家庭で加わらなければなりません。そうしてすべて祝福を受けなければなりません。それは簡単でしょうか、難しいでしょうか。ですから氏族的メシヤを配置するのです。皆さんが故郷に帰って氏族的メシヤとして基準さえ立てれば、一族がみな一度に押し寄せてくるのです。三万双の祝福を受けた人がみな故郷に入り、十二双ずつでも伝道すれば、三年以内に三十六万双の祝福が可能になるのです。そうなることのできる環境をつくっておいたのです。
 考えてみてください。歴史的に三万双まで結婚させた人が、この世で先生以外に誰がいるでしょうか。これからは、三百六十万双までもしてあげようというのです。そのためには、一日に一万双ずつしても一年はかかるのです。それで私が霊界に行って、「お父様、人種差別とかすべての複雑な文化圏をかき混ぜて、あなたか喜ぶ統一世界にしてきました」と言うとき、神様が「ははは……」とお笑いになるのです。立派な統一教会の若い青年にも、それが可能な時代圏内に入ったのです。

 百三十一カ国で三万双が相手の写真を見ただけで結婚をしました。それは歴史的な事件です。これをローマ法王ができるでしょうか。アメリカの大統領ができるでしょうか。先生が望んだのではなくて、皆さんが望んだのです。「どうか先生がしてください!」と言ったのです。では、皆さん! 今回カップルを結んであげたのですが、お似合いですか、似合いませんか。写真を見てやったということを世界がみんな知っているのです。
 統一教会員たちは、賢いので先生にお願いするのです。これからは先生がしないようにしようと思います。そうすれば泣く人が多いでしょう。「早く受けるんだった……」と言うでしょう。そのような力がどこから出るでしょうか。人を見れば分かるのです。そのような何かがあるので、統一教会の教祖もするのです。教祖をするのが簡単でしょうか。歴史始まって以来、最も迫害をたくさん受けた人がレバレンド・ムーンではないでしょうか。クイズにも出るでしょう。「歴史上で最も迫害をたくさん受けた宗教指導者は誰でしょうか」と言えば、「レバレンド・ムーン!」と答えるのではありませんか。

 将来、人々がなだれ込んできて、皆さんが逃げなければならない時が来るのです。また誰に説明を聞いたのかという時に、祝福を受けた家庭の中で、最も高い家庭に説明を聞いたというのが誇りになる時が来るのです。「三万双の祝福を受けた人に聞きました」と言うのと「六千双の祝福を受けた人に聞きました」と言うのでは、どちらのほうが価値があるでしょうか。ですから統一教会で長くなった人たちは、祝福について解説して回るだけでも歓迎を受けるのです。

 世界の若者たちによる三万双が、一つ所に集まって結婚したという事実は宇宙史的な慶事です。それは宮殿で、ある王を中心として「王子、王女が結婚をする」と言って一国が祝うよりももっと素晴らしいことなのです。世界的な次元だというのです。これが世界的な事件として続いて、一次、二次、三次まで発展すれば、その次からは大きなことが起こるのです。

 今回、三万双をすべて公開してしまうのです。四十日の教育だけで祝福を受けて結婚したのちに二人とも、三年路程に行かなければなりません。何の条件もない人にも恵沢を与えるのです。ですから皆さんが、「祝福を受けた家庭はこうなんだなあ!」と近所の人が慕い、うらやましがるような伝統を立てるのです。そうして、新しい祝福を受けた人が皆さんの家庭に入ってきて、十二支派のように一つにならなければなりません。そして先生を中心とした環境のように、「あの家に行って御飯を一度食べてみたいなあ!」という環境にならなければなりません。
 愛の道理に従って神様が投入して忘れたような実践路程の主体者になる時は、その環境は、荒地になろうとしてもなることができないのです。民族の結合した喚声と南北統一を願う声が天地に響くのです。遠からず南北解放の日に、歓喜の声とともに、統一教会の人たちが万歳三唱を叫ぶ日が来るでしょう。


5.長成的国際結婚―─三十六万家庭

 このごろ統一教会が、二、三年の間に世界での水準が上がったのを知っていますか。では何をしてさっと上がったのでしょうか。お金を稼いでさっと上がったのでしょうか。伝道をたくさんして上がったのでしょうか。祝福です。三十六万双の祝福はいつですか。一九九五年です。三万双は、一九九二年です。一九九二年から一九九五年、三年目に三十六万双です。その次は三百六十万双です。「三万双から三十六万双をする」と言った時、誰が信じましたか。三十六万双の時、そうでした。三十六万双をして三百六十万双をするまで、三年かかりませんでした。二年半でやり遂げました。二年半もかかりませんでした。
 これをしようとした時、三百六十万双になると信じた人は一人もいませんでした。神様はどうだったか分かりませんが、先生も信じられるか信じられないかでした。考えてみてください。この一本の指と十本の指は違うでしょうか、同じでしょうか。峠はいくつでしょうか。十の峠があるのです。私が三年間ジャルジンに行って仕事をしながら二世の時代を宣布しました。宣布した内容とは、絶対信仰です。絶対信仰、これからは信じまいとしても信じざるを得なくなるのです。

 三万双から三十六万双になるという時、それを信じなかった人は損をしたのです。不合格者の烙印を押されたのです。また、三十六万双が三百六十万双になるという時、それも信じることができなかったのです。そしてまた今、「三百六十万双から五月の末までに三千六百万双をするように」と言い、また一億二千万双までやろうとしているのです。そのようなことを言う人たちは、正常な人たちでしょうか、気の狂った人たちでしょうか。

 三百六十万双の結婚、これは蘇生、長成、完成の完成です。三万双から三十六万双を経て、完成の段階を成すのです。これを水位で例えると、水が六時間かけて満ちてきてたまり、十二時間で一回ずつ引いていくとすると、六時間前にたまった水も、六時間後にたまった水も同じ水位に立つのです。先にたまったものを押しのけて、新しくたまった水が先になることもあるのです。ですから平準化時代に入ったのです。

 お母様が現れたその年を中心として三万双の祝福をしました。これは国際的な祝福です。初めて父母が出てきて、対等な価値でこれを全世界国家に植えるための蘇生的国際結婚式が行われました。次の長成的な国際結婚式が三十六万双です。次の三百六十万双は完成です。三万双の時から、すべての宗教とすべての根本民族は、誰でも祝福を受けることのできる道が開かれました。三十六万双で本格的な長成時代を経て、この三百六十万双は、信者でなくてもみな対等な立場で相続することができるようになりました。

 これからは、国が一度に丸ごと入ってくる所がたくさん出てくるでしょう。今までは伝道するのが大変だったでしょう。今の氏族時代を超えると、これから国が入ってきます。大統領とその国さえ認めれば、三百六十万双も行うことができるのです。先生が金日成の肩を軽くたたきながら北朝鮮の青年男女を中心として「三十六万双の結婚式をしましょう!」と言って、そのようにすれば、南北統一が成されるでしょうか、成されないでしょか。そうして北朝鮮の三十六万の男性と韓国の三十六万の女性を混ぜれば統一されるでしょうか、されないでしょうか。
 日本人も韓国人と交差結婚をしたのですから、韓国と北朝鮮が交差結婚ができるというのは論理的でしょう。金日成が本当に男性なら、男性と女性を組み合わせることに反対できないようになっているのです。簡単なことです。

 初めは、結婚して七年間、聖別をしました。七年間を通過しなければなりません。蕩減の塔を見るとこのように高く長いのですが、だんだんと近づいてくるでしょう。ここが頂上になっているのです。三十六万双とか三億六千万双は、三十六数です。蕩減条件を中心として歴史が、このように何百年も早められて今に至っているのです。三十六家庭のような三百六十万、三千六百万、三億六千万、このように前進してきました。かえって昔の人はみな年老いて、心情的に世界的な活動をする手本になっていないのです。
 祝福を受けた日本の人は、本当に祝福の価値を知った時には、あまりぼーっとした人はいないので、そのまま一〇〇パーセント飛躍的発展をすることができるのです。そのような意味で平等なのです。なぜ三万双から三十六万双、三百六十万双、三千六百万双、三億六千万双をするのでしょうか。三万双の時が分別式です。三数を中心として、世界レベルでサタンと神様との世界的祝福圏に対する分別式をしたのです。

 真の父母といえば、既にレバレンド・ムーンだということを知っているのです。真の父母といえばレバレンド・ムーンなのですが、それ以上の名称はないのです。それ以上教えることがありません。考えてみてください。今から四十年前には、再臨論を教えるためには聖書の六十六巻を広げて話をしましたが、今は再臨論の講義をする必要もありません。「レバレンド・ムーンを知っていますか」と言えば、「その方は三十六万双の結婚式をした人で、これから三百六十万双を結婚させる人だ」と答えるのです。「その人は人ですか、メシヤですか」と言うと、「メシヤ」という言葉がぴったりであって、「人」という言葉は合わないようになるのです。

 統一教会の文先生が真の父母の立場で結婚式をして、全世界に氏族的メシヤとしての数十万双を配置することができる時になりました。三十六万双を配置する時代が来たので、その一族は滅びるはずがないのです。それで家庭を中心に、ザカリヤ家庭とヨセフ家庭が一つになることができなかったことによって、成すことのできなかったイエス様の理想を、すべて成すことができるようになったのです。
 これからは新郎の家、そして新婦の家を一つにすれば終わるのです。それがカイン、アベルです。新郎にも一族がいるでしょう。夫にも夫の家の一族がいるでしょうし、妻にも妻の一族がいるでしょう。ここに婿や嫁になってすべてを一つに結んで百六十家庭さえ一つになる日には、一族圏内でサタンが活動する舞台はなくなるのです。

 根本の根が間違ってしまったので、根をひっくり返さなければなりません。それで根を探す運動という言葉も今、出てきているのです。偽りの父母によって結婚式を間違え、根本をひっくり返したので、真の父母が来て世界的な結婚式をしなければならないというのが理論的な論理です。それで三十六万双の祝福結婚式、そして三百六十万双の結婚式をするのです。三百六十万双の結婚式ができるでしょうか、できないでしょうか。できるかどうか見てみましょう。もう既に決まっているのです。できるようになっているのです。

 三万双の結婚式をしてすぐ「三年後に三十六万双を結婚させる」と言ったときに、誰が信じたでしょうか。神様とレバレンド・ムーンしか知りませんでした。五カ月でそれをやり遂げました。これからは三百六十万双は、問題にもなりまサん。インドという国のヒンズー教徒だけでも一億を超えるし、パキスタンはイスラム教徒が七千万を超えます。彼らがみな自分の国だけで三百六十万双をするというのです。アメリカは、お使いでもしていなさいというのです。

 混乱した邪悪な性問題の解放を主張する世界をほっておいてはいけないのです。神様が制裁を加えるのです。エイズという病気は罰です。罪を犯したので、罰を受けなければなりません。この罰で死んではならないのです。これを防御しなければならないので、先生が仕方なく世界的な大家庭編成をするのです。三百六十万双を結婚させる時には、結婚する人たちが統一教会の結婚観を知ってから結婚するでしょうか、そうでないでしょうか。これから問題になります。
 三十六万双をやっても今、問題です。小学校の先生に、「先生、私たちは十一歳、十二歳になったのですが、いずれは結婚するので、聞きたいのです。統一教会で結婚することを既成教会では『異端だ、悪い、悪魔だ』と言うのですが、統一教会の三十六万双は、国境を越えて地の果てから来た人もみな面会もせずに、写真で結婚しても幸せそうです。うちの近所には、結婚をして暮らしても、一週間もたたずに壊れた家庭があります。統一教会の結婚式は正しいと思いますか」と質問されたら、どう答えますか。そういう時が目前に来ています。

 私たちが三十六万双の祝福を果たしたので、三百六十万双を三年後にして、また三年後に三千六百万双が祝福を受けるとすれば、世界に統一教会のカップルのいない所がなくなるでしょう。どこでも祝福家庭がいるのです。そうなれば強力な力をもつようになるのです。その国では、どの村でも境界線がなくなるのです。すべての所が連結されているので、何の問題もないのです。座ったまま電話で、世界の三百六十カ国の友達をつくりながら暮らすのです。

 三万双、三十六万双、そして三百六十万双を超える時代、そのような世界的な基準の方向圏を今日に至って造成しながら万歳を叫び始めたのです。今日まで先生の生活は、悲惨でした! 天下が喜ぶことのできるその日を迎えるために、歯を食いしばって死の道を歩んできました。四千年の歴史を四百年で復帰しなければなりませんが、四百年生きることができないので、一生涯の四十年以内に生涯をかけて成さなければならないということが、先生としてどんなに深刻だったか考えてみてください。

 世界の真の父母圏の基盤を備えるために、世界的なこの運動をしました。そして今、祝福も三万双から三十六万双、そして三百六十万双をしています。蘇生・長成段階を超えるのです。長成段階を超えたというのは、国家的基準を超えたということです。イエス様が失敗したイスラエル圏、国家を失ったのを復帰することのできる時が来たので、このような観点で見ると、先生を中心とした家庭と氏族と民族と国家を探し出して、入っていかなければならない時が来たことが分かります。ですから王権時代へと超えていくのです。


6.完成的国際結婚――三百六十万家庭

 世界的な拡大は、祝福家庭を中心として行うのです。三万双から三十六万双、三百六十万双を中心として家庭的世界版図が形成されることによって、神様個人よりも、神様の家庭や真の御父母様の家庭が行くのに、縦横を経なくても神様がこの地上に臨むことのできる時代圈を迎えました。それで「天地父母天宙安息圏」を宣布しました。それで蘇生、長成、完成を経て、世界の統一家庭が動くときに障害物がなく、歓迎を受けることのできる時代になったのです。神様がどこででも休むことのできる時代になったのです。
 それでこの宣布式をしたのです。したがって今回、天の安息圏を宣布したので、世界的な三万双、三十六万双、三百六十万双を中心として三千六百万双、三億六千万双を祝福するのです。これら(三千六百万双、三億六千万双)は、下りていくので簡単です。三億六千万双が分水嶺になったので、この峠を越えることによって、世界の全人類は一つの家庭になるのです。アダム家庭で始めたものを失ったので、それを取り戻すために、国家でこれを成そうとし、世界で成そうとしたので、先生を中心として家庭で勝利、国で勝利、世界の版図で勝利したすべてのものを中心として、初めて全人類が解放圏に入ることができるのです。

 三億六千万双の祝福が終われば、どうなるでしょうか。三百六十万双の祝福は、祝福において最高の山場です。山でいえば、エベレスト山のようなものです。今これを越えるのです。これが最も難しい峠です。それを越えて三万双が蘇生であり、三十六万双の長成、三百六十万双の完成を成して三千六百万双へと進みます。全部三十六数なのですが、三万双が出てきました。なぜ三数でしょうか。三数というのは過程的な数です。いつでも転換の時期には三面を広げていくのです。ですから三万六千双ではなくて三万双なのです。
 三数がいつも分別期間になっているので、三万双を中心として、三十六万双、三百六十万双と、頂上に上るのです。それが最も難しいのです。これを全世界が注目しています。すべての宗教圏で「統一教会が三十六万双を結婚させ、三百六十万双を結婚させるそうだ。三十六万双は簡単だったけれど三百六十万双はできるだろうか」と言うのです。一年八カ月だったか、何カ月でしょうか。それを誰も信じませんでした。しかし三百六十万双を七月十五日を期して超えました。きょうまでで、二千五百万双を超えたのです。きのうまででしょうか、おとといまででしょうか。二千四百五十七万人、四捨五入すると、二千五百万を超えたのです。

 すべての堕落した子孫の最高の願いは、「どうしたら先生の血統圏につながるか」ということです。それで親戚関係を結ぶのが最高の希望です。先生の子女は何人でしょうか。孫たちはどれくらいいるでしょうか。息子、娘が、孫をどれくらい欲しいかと聞きます。一人ずつ生みましょうか。みんな少なくても一ダースを超えなければなりません。大勢の人たちが待っているのです。黒人、白人、黄色人種みんなが待っています。そのような希望をもっている世界的な大氏族になるのです。多くの血統圏につながることができます。三百六十万双ではつながらないところがありません。至る所に必ず一双ずついるのです。

 今日、統一教会は真の父母の家庭を中心として伝わってきた氏族で蕩減して上がってきました。そして水平線に上がって世界化の祝福時代、一九五二年から一九九二年までの四十年を過ぎて、一九九二年から国際的な祝福時代へと超えたのです。祝福が国際時代へと超えたのです。氏族基準に入って、そこから水平的な国際時代に入るのです。そして一九九五年に三十六万双を祝福し、その次には一九九八年六月十三日に四千万双の祝福をしたのです。これが世界時代において三万双、三十六万双、三百六十万双です。この三百六十万双が峠です。ここから全世界水平時代に入るのです。

 条件に引っ掛からないように、完全な作戦のためのすべての責任を完遂しなければ、完成することはできません。延長し、また延長した先生の最後の方便であり対策が、正に三百六十万双、三千六百万双、三億六千万双です。この最後の段階で責任を完遂したという条件を立てて、万民解放を成すのが先生の責任であり、先生の思想です。先生が行く道です。

 十二の峠を越えていくのです。十二の峠を迎えて世界に越えていき、天下は、その世界の懐に抱かれるようになっているのです。祝福家庭の懐に抱かれる時が来るのです。ですから八月以前に三百六十万双を終えたときには、三千六百万双は一年以内で終えるのです。三千六百万双の祝福が終わったなら、また一年以内の三億六千万双は問題ありません。その次には三十六億をするのですが、三十六億双になる七十二億の人が地球上にはいないのです。人類は六十億しかいないのです。それを何度かすれば終わってしまいます。このようにすれば二〇〇〇年内に世界は行き場もないように家庭版図に打ち込まれなければ、生きていく場所がなくなるのです。

 家庭を中心として世界の基準を超えなければなりません。それで統一教会は、その日を実現させるために合同結婚式をしたのです。三十六家庭から十数を中心として三万双、その次には三十六万双、三百六十万双まで頂上の峠を越えるのです。分水嶺を越えるのです。ここまでが大変なのであって、これからは世界祝福の門をすべて開けるのです。三百六十万双、絶頂の横的基準が立つことによって、この縦的な基準も比例的に高まるのです。それによって地上で全世界の氏族、民族、国家を超えて祝福を受けたのと同様に、天上世界、天使長圏世界までみな祝福を受けるのです。

 三百六十万双の祝福が終わっても、おしまいではありません。町ごとに(祝福家庭が)いるので旗を立てて全部祝福しなさいというのです。そうしなければなりません。旗を立てて祝福するのです。サタン世界の地獄の民が、天国の民に加入することのできる真の父母の血族をすべて相続するのです。そうして全部祝福するようになっています。旗を立てて祝福を受けた人が、町内で一人残らず祝福を授けるのです。

 一九九七年八月九日までに三百六十万双の祝福が終わって、先生が七十七歳の七月七日七時七分七秒のその日に三千六百万双の祝福を宣布しました。誰でも祝福を受けるのです。解放です。「三千六百万双を祝福する」と言えば、霊界が下りてきて強制的に打って、祝福を受けるように引っ張っていく時が来るのです。

 今まで宗教は個人の救いを語ってきましたが、これはどんなに簡単でしょうか。家庭の救いと、国家の救いと、世界の救いと、天宙の救いです。国家救援から、今は世界救援に超えていく時なので、霊界の先祖たちを祝福することができるのです。霊界や肉界や地上で、家庭生活を真の父母と暮らした人が入るところが、天上・地上天国であり、天上・地上天国の民になるのです。ですから霊界に行っている先祖たちを解放させるために、不可避的に宗親連合をつくらなければならなかった事実を知らなければなりません。
 このために必死に努力しなければなりません。それが遅れれば遅れるほど先祖がドンドンドンと足踏みしながら、「こいつ、なぜこのように遅いのか」と言うのです。「早く、早く」と言って、解放されたがるので、天使長圏の解放が起こるのです。地上で天使長圏を祝福すれば、天上世界が祝福を受けられるのです。それで興進君と大母様が「三百六十万双祝福!」と言えば、直ちに先生が霊界に祝福することのできるものを与えるのです。

 レバレンド・ムーンの公式的な名前、神様が制定した名前が「真の父母」です。このようなものを八段階に上がっていくのを平面的にしたのです。蕩減法のとおり、心のままに、世界的な家庭を編成したのです。ここで三百六十万双が祝福を受けるのです。

 二次四十年路程がこれまで短縮されてきました。このようになると、これからは自由結婚時代へと超えていくのです。父母が決定すれば、自由にするのです。これからは、先生が結婚を決めないのです。三百六十万双の結婚のあとは、何人かだけ先生が祝福してあげるのです。そのようなすべての関係が完全にできているので、十代、聖婚式当時のお母様の年齢以上の人はみな解放してあげるのです。それで十九歳、十八歳まで結婚させるのです。

 三百六十万双の祝福をしたので、また、三千六百万双が祝福を受ければ、世界の町々には、統一教会のカップルのいない町はなくなるでしょう。どこにでも祝福家庭がいるのです。そうすれば強力な力をもつようになります。その国では、どこにも境界線がなくなるのです。すべての場所がつながるので、何の問題もないのです。座ったまま電話で、世界の三百六十の国の友達をつくりながら暮らすことができるのです。

 祝福家庭を超国家的、超世界的、超民族的、超宗数的な水平線に置いてするのです。三百六十万双を祝福すれば終わるのです。そうすれば世界は、家庭を訪ねていくために統一教会の教理を知らなければならなくなるのです。何の力で、一人の人が三百六十万双を国境を越えて統一することができるでしょうか。そのような力をもったという事実は、永遠に歴史の誇りとなる事件です。それで、鳩のように小さな一双が結婚することが問題でしょうか。そうして一族が心配し、母親が鴇が鳴くときのようにのどを詰まらせながら、結婚をどうするかと悩み、心配しながら眠れない、そのような環境から抜け出すことができるのです。
 そして、小学校の先生がこれを知らなければなりません。「先生、三百六十万双が結婚したのは事実ですか、うそですか」と聞いたとき、先生はどう答えるでしょうか。「うそだ」と言うでしょうか。そのような先生は、偽者になるのです。「その内容は何ですか」と聞かれた時に、説明できなければ落第です。

 蕩減条件を先生が立てました。一週間以内に百六十家庭、千六百家庭も祝福することのできる時代になりました。三十六万家庭で実ったでしょう。大韓民国の人に「三十六万家庭を祝福し、七十二万人を結婚させた文総裁は立派ですか、悪い人ですか」と聞けば、何と答えるでしょうか。もし「悪い人だ」と答えれば、「その悪い人のもとに、世界の大統領がいるし、学者、博士が並び、優秀で立派な人たちが従っていますが、みなあなたより劣っているので祝福を受けたのですか」と問い詰めるのです。三尋の竿でかき混ぜても引っ掛かるところがありません。そのような時代になりました。

 三十六万双が三百六十万双になり、三千六百万双になり、三億六千万双、三十六億双へと広がっていく時、人類社会から初めてエイズが撲滅され、神人が一体化した純潔な真の愛の世界が実現されるのです。これは夢ではありません。神様の地上天国建設の大歴史の中でその実現は、必至の事実です。人間の業ではなく、それは神様のなさる業だからです。
























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