祝福家庭
(全面表示) 戻る


五 七百七十七家庭

1.七百七十七家庭は世界を代表した家庭

 一九七〇年度に、十カ国の青年男女たち七百七十七双が祝福を受けました。国境と人種を超えて神様のみ旨の前で愛を中心とした新しい家族、新しい氏族を編成して世界のための神様のみ旨の道を開拓する家庭を形成するために、七百七十七家庭の祝福をしたのです。そうして、来られた主の前に新しい世界的な国家体制を備えて、その方が計画したみ旨の前に、いかなる国といかなる国民の前にも奉仕できる、基本となる要員を形成しようというのです。

 七百七十七家庭は、世界を代表した家庭です。世界的な家庭だというのです。したがって、世界的な家庭を中心として補強するためのものです。しかし、まだ統一教会の家庭制度が継ぎはぎのようで、みな使命を果たしていないので、世界的基準の七百七十七家庭まで延長してきたのです。本来は四百三十家庭からそれをしなければならないのですが、七百七十七家庭を立てて、今まで発展してきました。
 皆さん、七百七十七家庭は全世界を代表しているのです。七、七、七、すなわち蘇生、長成、完成、一九七〇年度に七百七十七家庭を中心として世界的な家庭形態を備えて、超民族的な時代に入っていくのです。それで日本人とか、ここに参加した家庭を中心として三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭までも間違えれば、すべて押し込まなければならないのです。このようにして、復帰摂理の道を築いていくのです。

 私たちは、国家、民族を超えて世界的に一つになろうとするのです。私たちには、人種が問題ではなく、皮膚の色が問題ではありません。自分の国家と民族を超えて、一つの家庭制度を形成する運動をしなければならないので、七百七十七双の大々的な合同結婚式をするのです。

 先生が一九七〇年に七百七十七双を祝福してあげたのは、三掛ける七は二十一、三数と七数は全体の完成数です。すなわち、二十一数は三段階も表し、全体完成も表すのです。分けようとするのではなく、一度に一つにしようとするのです。そのような位置に合わせたのです。そこに十カ国が参加したのは、世界を代表して十数をすべて蕩減するためです。それによって、家庭を中心として世界的に新しい支派を編成することができるのです。これを連結したので、世界的な支派を編成できます。このようにして超民族的な基準で、新しい支派編成ができる基準を立てたのです。

 七百七十七家庭を祝福したのは、蘇生七年、長成七年、完成七年ですべてが終わるということです。それで数十カ国の多くの人々を一緒に祝福したのです。それによって、全世界人類は誰でも天の国の家庭的出発ができる道を開いたのです。すべてが家庭的に出発することができます。

 今日、一九七一年度を迎えた年頭に、私たちが必ず決意しなければならないこととは何でしょうか。私たち統一教会は、世界の核心であり、世界の中心なので、主の思想を一日も早く世界に伝播しなければならないのです。今回十カ国を中心とした基盤の上で、私たちは民族を超え、国境を越え、人種を超えて、神様の愛の世界圏を連結する責任を果たして、神様のみ旨の前に一致させることができる内容を決めなければなりません。それを標榜するためのものが、今回の七百七十七双の結婚式だというのです。これは歴史的な事件です。

 七百七十七家庭とはいったい何でしょうか。これは、結婚式としては最後の結婚式だというのです。一九七〇年度に統一教会が七百七十七双の結婚式をすることによって、世界の数多くの民族が連結されるのです。このような基盤の上で七百七十七家庭を祝福することによって、どんなことが起こったのでしょうか。今日の世界の数多くの家庭を、数多くの氏族をつなげることによって、すなわち天国と連結することができる家庭をつなげることによって、すべての家庭、氏族、民族を問わず、天と関係を結ぶことができる世界的な門が開かれました。
 七百七十七の門を通じて入り、すべてその道に沿って行けば、どこへ行くかといえば、天国へ行くのです。門ができたのです。これを統一教会においては一九七〇年度に行ったので、世界へ出発することができる新しい次元の最後の祝福だというのです。

 世界は、統一教会の運勢に入って、だんだん動くようになります。それで、一九七〇年に初めて国際合同結婚式を行いました。それが七百七十七双です。これは地上において、世界的にすべてのものが到来しつつあることを意味します。四百三十双までは、先生が行って祝福してあげなければなりませんでした。(今回は)韓国に連れてきて、祝福をしてあげなければなりません。
 初めて韓国で、全世界的に七百七十七双の国際合同結婚式を行いました。そこに十カ国の人が参加しました。このように家庭的理想を中心として、世界のいかなる国でも神様に帰っていくことができる道が完成しました。この時を中心に、世界の運勢は統一運勢に回ってくるようになりました。

 七百七十七家庭は誇ることができます。ですから一九八〇年代を越えるに当たって先頭に立ち、すべての家庭の伝統を相続して誇らなければなりません。このような位置に、どんな家庭が立つのでしょうか。それによって世界に通じるのです。七百七十七家庭は、世界の氏族的家庭を代表した家庭です。ヤコブの一族が七年路程でできなかったので、三・七路程を通じて一族ができたのと同じです。統一教会において四方に通じることができる氏族的編成が七百七十七家庭だということを知らなければなりません。数多くの国の人々が祝福を受けたという事実は、世界に通じることができる伝統を残したことになるのです。
 ですから厳粛な家庭にならなければならず、夫と妻は真の夫と真の妻にならなければならず、また真の父母と真の子女になって、天のみ旨を相続することができる基準を立てるべき責任があります。それが今、三十代の基準にある皆さん、七百七十七家庭が統一教会において家庭を代表しているのではないでしょうか。
 四十代では駄目で、二十代では不十分です。三十代である皆さんがそのような立場に立っているので、それにこたえられるようになった時、統一教会の歴史を世界に伝達できる一つの伝統的基盤が立てられるのです。そうすることによって皆さんは、歴史に輝く英雄になるのではありませんか。歴史に輝く世界の家庭的な先祖になるのではありませんか。
 このように驚くべき歴史的背景をもったことを理解して、皆さんがそのように努力しても滅びたなら先生に抗議しなさい。絶対に滅びることはありません。

 一九七〇年度に十カ国以上を中心として、七百七十七双を祝福したのです。三・七です。三掛ける七は二十一、七百七十七双は全世界を代表して、蘇生、長成、完成のことをいいます。それは、どんな家庭でも天の国に入っていくことができる自由な権限を与えるというのです。そのような数理的なことをするのです。
 そのように七百七十七双を祝福したので、その次に先生も、家庭を連れて世界のどこでも回ることができるというのです。ドイツにも行くことができるし、遠くアフリカにも、どんな国にも行くことができるのです。これは、どこに行っても、み旨は成し遂げることができるということです。同じなのです。
 どんな人でも先生のところに来ることができる道があるので、先生もどんな国にでも行くことができます。同じです。一九七〇年度まで七百七十七双を結婚させることによって、先生の家庭が全世界どこへでも行くことができるのです。今、先生は韓国が反対すれば、どんな国にでも先生の家族を連れていって、み旨を成し遂げることができる基盤を築いたので、世界的時代に向かうことができるのです。

 七百七十七家庭は、スリーセブンなのです。「スリーセブンは世界が好むもので、蘇生・長成・完成の三段階として二十一年に該当するので、七数に三段階を加えた完璧な最高の完成数だ」と、このように考えているでしょう。けんかするだけけんかして、欲はそのまま心に抱き、み旨を中心としては等閑視しながら名前だけで生きようとしているのではありませんか。

 七百七十七家庭は、一九七〇年十月二十一日に祝福しました。これが七百七十七家庭です。世界国家を中心として十カ国です。七百七十七家庭は、世界と連結しなければなりません。スリーセブン(three seven)です。そこには民族の区別がありません。日本人であるから、米国人であるからというものがありません。みな一つにならなければなりません。それによって世界のすべての国家が、韓国に従って天国に入っていくことができるのです。

 七百七十七家庭の祝福は、一九七〇年度を中心として十月二十一日、それは三掛ける七は二十一なのです。そのようにして七数を合わせたのです。結婚式としては、世界を代表した最後の結婚式だというのです。これを中心に七〇年代を限界点として、七百七十七家庭を祝福することによって、どんな民族でも一つの結婚を通じて血統的に結ぶことができるのです。それで七百七十七家庭からは超民族的結婚時代に入っていくのです。
 それで統一教会は、一つの大韓民国の民族を中心とした教会ではありません。既に七百七十七家庭を祝福することによって、統一教会には世界人類を通じて成すことができる新しい民族形成の基盤かつくられたというのです。それで七百七十七家庭は何を意味するのかといえば、世界民族形成ができる新しい超民族的時代、超氏族的時代に入っていくということです。その時から統一教会は、世界的出発をしなければならないというのです。

 先生が行った道を、皆さんも行かなければなりません。先生の道は遠くて長くかかりますが、皆さんは短い蕩減条件を立ててでも同じように行かなければなりません。それは、避けることができません。皆さんが受けた七百七十七双は、何番目の祝福かといえば、先生、三家庭、三十三家庭、七十二家庭、百二十家庭、四百三十家庭、その次に世界巡回中に行った四十三家庭と七百七十七家庭です。
 ですから国内的に見れば、七次祝福式で、世界的に見れば八次祝福式です。祝福式も最後です。それで七百七十七家庭です。そして日も十月二十一日です。それも三・七、二十一(三×七=二十一です。今回が最後の峠です。これからは、私が祝福をしてあげなくてもいいのです。それで十カ国を参加させたのです。

 統一教会の思想は、世界のために生きる思想です。これは、他の宗教と違います。統一教会の人たちを見れば違います。先生は、今でも世の中から非難されています。この世の人は、先生がするのを見て「統一教会の文先生という人を見れば、大層なことをする」と言います。今回、先生が世界十カ国の人々を集めて合同結婚式をしました。
 もともとは七百七十七双をすると約束しましたが、実際には七百九十一双を祝福してあげました。約束はそのようにしましたが、それより多くしなければならないのです。なぜかといえば、彼らが婚約して祝福行事を行う時、軍隊に行くとか、体の調子が悪くて参席できない人がいて数が少なくなる心配があったので、七百九十一双を祝福してあげたのです。

 統一教会の原理がそのようになっているのです。七百七十七双の合同結婚式の時にも、米国人たちは、ほとんど大学院出身の修士たちでした。そのような人々が荷物をまとめて、自分の国を離れて何万里も遠い韓国に来て祝福を受けたのです。一人が来るのに費用がいくらかかるかといえば、二千ドルです。一双に四千ドルかかります。韓国のお金にすれば百三十万ウォンかかります。
 そのような莫大な経費を投資しながら、彼らがなぜ韓国まで来て結婚しようとしますか。それは、米国で結婚するより韓国で結婚するほうが、より価値があるからです。もっといいというのです。お金を使ってでも何十倍も良いので、「来るな」と言っても来るのです。損をするなら、そのようにはしません。これはただ「統一思想」による原則のもとで絶対的なのです。彼らには、他のものをもってしては駄目だというのです。

 先生は、統一教会の食口を中心として合同結婚式をしてあげました。そのようにする時、世界の人々が我が国に押し寄せてきました。この世でそのようなことをした人は、文先生しかいません。もし結婚させてあげた実績に従って賞をもらうなら、世界十カ国を集めて七百七十七双合同結婚式をしたということで一等賞をもらうはずです。こういう事実を知れば、度肝を抜くというのです。

 今、この席には祝福を受けた七百七十七家庭がいます。彼らは、世界を代表した人たちです。それで彼らを混ぜておきました。七百七十七家庭は、まだ本当の統一教会の食口になっていない人も祝福をしてあげたので、彼らを見れば、まだらだというのです。では、彼らをなぜ混ぜておいたのか分かりますか。それは彼らを世界を代表する立場に立てるためでした。このようにすることによって、神様の無限の許しの圏をこの地球星に与えるための神様の愛なのだということを皆さんは知らなければなりません。
 この七百七十七家庭には、み旨がよく分かっていない人も入っています。めちゃくちゃな状態です。けれども、ここに集まった夫人たちだけは正しい人にしなければなりません。エデンの園で女性の過ちで滅びたので、女性たちが精誠を尽くして走るようになれば、外部のほうが私たちの時と共に歩調を合わせるようになります。そのようになれば、男性はついて行かざるを得ないというのです。ついて行かないと、行く所がなくなるというのです。

 統一教会で結婚すれば、四十日間は何でしょうか。それは夢も見られません。私たちの日本の祝福家庭や七百七十七家庭は五年間、一つの家に住みながらも、みんな独身生活をしたのです。それは驚くべきことです。それで青年男女の倫落問題のようなものは、統一教会でなければ手をつけることができません。この秩序を正すことができなければ、世の中はサタンの犠牲となってしまうのです。このような難問題をすべて一つにして、神様の民を立てようというのですから、それは容易なことではありません。

 七百七十七双を中心として、国際結婚時代に入っていくのです。すべて混ぜるのです。そこから蘇生段階、その次は長成段階、完成段階、今回は本格的に混ぜるかもしれません。今の時代は、どんな時代ですか。結婚国際連合時代に入ったのです。

 輝く朝を前にして、一九七〇年十月二十一日を期して七百七十七双が全世界、万民の前に解放の旗を持って立ち上がるということは、天宙史的な勝利基盤が蘇生するという意味があります。このように、とてつもなく驚くべきこの日が貴いということを、皆さんがどれくらい感じているかというのです。父母様の国、父母様の一族、父母様の家庭、父母様の息子、娘を中心として十カ国から集まりました。韓国と日本をはじめとする数多くの国においては、文化の違いがあります。文化の平均基準がないというのです。

 七百七十七家庭は、三掛ける七は二十一、全世界を一度に合わせたのです。それが一九七〇年十月二十一日です。世界のどんな民族でも、天国に行くことができる橋を架けたのです。三掛ける七は二十一、三・七数の恨の峠を蕩減復帰する目的とは何でしょうか。二十一年路程において霊肉を中心として、あるいは男性、女性を中心としてサタンの讒訴圏を抜け出すためのものです。
 今日、統一教会を中心として、家庭が抜け出すことができる完全な基盤を、十カ国を中心として築いたのが七百七十七家庭です。一九六〇年度にも成婚式、その次に信仰の三子女、その次に三十六家庭、その次に七十二家庭、その次に百二十家庭、その次に四百三十家庭、その次に七百七十七家庭、このように七回の祝福がありました。七次ですべての祝福は終わったのです。
 それが終わったので、韓国のものは世界のものです。世界のものは韓国のものになります。今回先生が韓国に築いた個人復帰、家庭復帰、氏族復帰、民族復帰の基準は、国を復帰する時までは縦的に上がるのです。個人、家庭、氏族、民族、国家、このように上がっていくのです。これは逆に上がっていくのです。

 七百七十七双の祝福式を挙行する時、ある親が先生を訪ねてきて「統一教会の文教組様、私の娘の名前は何々ですが、良い婿候補を選んでくださるよう心からお願いします」と言ったのです。統一教会の文先生がいつの間に、このように高い位置へ上がったのでしょうか。世の中も変わったようです。冬だと思っていたのに、いつの間にか春だというのです。生き甲斐を感じるというのです。そのようなおもしろみもなければ、どのようにして先生は生きていきますか。

 七百七十七双を祝福してあげる時、祝福の資格がない人もたくさん祝福を受けました。神様の前に祝福を受ける資格を完全に備えた立場で祝福を受けた人は、何人もいなかったのです。けれども資格を備えていない人々も、今回のこの作戦に同参させることによって、その人も生き、彼らに関係する親戚もここに関係を結ぶことができる挙国的な基盤を築くことができるのです。それで、資格を備えていない人々も七百七十七双の祝福に同参させたのです。
 今回七百七十七双の祝福を受けた新郎は、新婦が当然自分の家に来るだろうと思っていたでしょう。慣習によって間違いなく自分の家に来て、舅と姑に従い、兄弟と共に暮らすだろうと思ったのに、なぜか消息もなく、みな一線に派遣されたというのです。もちろん、これに副作用があることも知っています。けれども、仕方がないというのです。

 私たちは、七〇年代には七千年歴史の蕩減の起源をつくらなければならず、韓国自体においては男としての威信を備えなければなりません。それで先生も家を買わなければなりません。皆さんが先生の家を買ってくれなければ、責任を果たせないことになります。それで、仕方なく七百七十七双を立てて祝福してあげたのです。
 その七百七十七双を中心として先生の最高に良い家を買うという条件を立て、車も最高に良い車を買うという条件を立てました。家を買わなければならないのですが、それがどれくらい大変か、その家一つをめぐって今でも闘っています。その人たちが私たちに売ると約束したのに、国家法に引っ掛かってお金を払うこともできずに、今も待っているのです。これも蕩減復帰しなければならないようですね。

 ごちそうを食べるようになれば、それがこの国の怨讐です。立派な生活ができる環境になれば、それが怨讐だというのです。今、釜山港に米国から送ってきたリンカーン車が到着しました。これはもちろん七百七十七家庭の合同結婚式の時の贈り物ですが、この車に乗るべきでしょうか。これを売ればいいでしょうが、これは歴史上に聖なる涙とともに天の名誉を懸けて送ってきたものなので、これを売った日には威信も立たないので、それを取りに行かなければならないというのです。

 その車に乗れば、「統一教会の文先生が韓国で一番いい車に乗っている」という話がうわさになるでしょう。「統一教会の文先生は、お金がどこからそんなに出てきたのか」と言えば、「どこからかというと、七百七十七双が祝福を受ける時に贈り物としてくれたのだ」と言うのです。大韓民国で私がその車に乗ったとしても、それは私のお金で買ったのではなく、贈り物としてもらったものです。それが新聞に出たのです。そうでしょう。それで良い車に乗っても少しも良心の呵責を受けないで、誇りとするのです。


六 千八百家庭

1.千八百組を祝福するようになった背景

 一九七五年二月八日に、千八百双の合同結婚式を挙行しました。私たちの統一教会が個人的に現れ、家庭的に現れるに当たって、御父母様の家庭だけでなく、全世界の統一教会の教会員が、この世界の前に現れなければなりません。このような神様のみ意があるので、家庭的に勝利して一つの杭を打ち込まなければならないのです。
 ですから第一次七年路程、第二次七年路程の受難の功績を基盤にして初めて、第三次七年路程の上に父母を中心として、皆さんの家庭を平面図上に横的に展開させ得る一つの攻撃戦を繰り広げたのが、二月八日の行事だったということを皆さんは知らなければなりません。

 千八百家庭、これは三掛ける六は十八、三は六数の代わりの三時代をいいますが、これは六数のサタン数の三数完成数と同じなので、全人類を代表する家庭です。信じる人だけではなく、信じない人、サタン世界圏にいる未来の家庭的基盤を天と連結させることができる基礎をつくってきたのです。このような役事を今までやってきたのです。

 千八百家庭、十六は四数の四倍です。また、十八は六数の三倍です。これは同じことです。四数は地の数です。その四倍は立体数です。十八はサタン数である六数の三倍です。旧約時代、新約時代、成約時代の三数を合わせて百八十数です。それで統一教会の蕩減過程では百八十家庭で、千八百家庭は世界的です。

 サタンは堕落する時、家庭を中心として堕落したので、神様の主管圏に家庭をつないで、超国家的な運動を展開していくのです。七百七十七家庭、その次に千八百家庭……。千八百家庭が最後です。サタン数である六数の三倍、蘇生、長成、完成の十八数です。サタン世界において千八百家庭を先生がもったということは、氏族圏を越えたことになります。その国家基準に連結した勝利基準は、世界に連結する道の始まりです。その千八百家庭はサタン主管圏の六百数の三倍です。それを基準に家庭を立てて、サタン圏の家庭を蕩減する基準になるのが千八百家庭なのです。

 神様は数理的な神様です。偶然に、どんぶり勘定式では駄目なのです。それで全世界の家庭が合わせることができる立場になって、自分たちも知らず知らずに巻き込まれていくのです。千八百家庭は三掛ける六は十八です。すべてその数なのです。六数をいつも掛けていくのです。今回韓国で六千双が結婚したのも、二千百双もすべて原理的なのです。

 祝福家庭は、国際合同結婚式が伝統です。千八百まで重要視したでしょう。六数の三倍数です。三掛ける六は十八、それで千八百家庭だというのです。イエス様は百二十家庭で、再臨主は百八十家庭です。百八十家庭と百六十家庭は同じ数です。四数の倍数です。四掛ける四は十六、そしてこれは六数の三倍です。サタン数の完結数です。それで祝福家庭に氏族の百六十家庭を祝福しなさいといったでしょう。もともとは百八十家庭ですが、百六十家庭も認めたのです。
 一家庭でも少ないほうを願ったので、百六十としましたが、今後は百八十家庭です。その次は八数、それで三数で増えていきます。七数、七番目が千八百家庭です。三家庭、三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭まで七数です。七数から八数、九数、十数の帰一数に帰っていくのです。十数は、祝福世界化時代へと越えていくのです。

 百六十家庭は四数の四倍です。四位基台の基盤、アダム的四位基台、アダム子女の四位基台を成せなかったのが地上天国の門を開くことができなかった原因ですが、蕩減時代に「四・四節」を中心として、この四数の四倍、四倍というのはサタン理想数です。それはなぜかといえば、六数がサタン世界の占領する基盤ならば、三倍、蘇生、長成、完成、三掛ける六は十八、それで千八百家庭を祝福したのです。千八百家庭は千六百家庭に該当する数です。サタンを全滅させることができる数なのです。

 イエス時代は百二十家庭ですが、再臨時代、世界化時代は百八十家庭です。それで千八百家庭を祝福して六千双へと越えたのです。それはサタン数の六数を三倍したものです。サタンのすべてのものを踏み越えて立つ数を意味するので十八数です。

 今年、千八百双を祝福したのです。本来は昨年、一九七四年にしなければならなかったのです。けれども今年の四月までは大丈夫です。一九六〇年の四月から始まったので、今年に入っても四月までは十四年圏内だというのです。ですから二月にして、十四年目にそれをしたのです。
 それで統一教会の第二次七年路程の終了とともに全世界圏を中心として千八百双の祝福をしたので、完全に世界的基準に向かって基盤を築いて越えていくのです。この千八百双とは何でしょうか。六数プラス六数プラス六数で、十八数です。これに該当するのです。これは、サタン世界を制圧するという意味です。完全に制圧するというのです。私たちが世界的基盤を築いたので、今は国家を中心として思いどおりに動いて、世界を動かすことができる時代に入っていくという結論が出てくるのです。

 一九七五年二月八日にあった千八百家庭の祝福、これは全世界的な事件です。全世界の新聞という新聞にはすべて載らなければなりません。全世界が知らなければなりません。それで一九七五年が歴史的な一年であることを皆さんは知らなければなりません。世界的な宣布時代に入ったのです。千八百双がここに上がってこそ、これが横的な時代に入っていくので、そのようになるのです。

 千八百家庭といえば、三掛ける六は十八、三十六数(六・六・六数)は、サタン数の完結なので、どんなことがあっても世界的な時代へ越えていく新しい起源を準備しなければなりません。それで先生は、今年の初めにどんなことがあっても千八百家庭を一家庭でも越えなければならないと考えました。そのような信念をもって、「千八百家庭を立てなければならない」と言って、今回そのようなことをしてきたのです。

 今、国連の加盟国家が百八十三カ国です。私たちが千八百双の結婚をしたでしょう。それと同じで、今この時、転換期において百八十の国家を転換するのです。百八十、千八百はサタン数の完成です。六数の三倍で、四数の四倍です。サタン数です。それで、本来は私たちが氏族的メシヤとして百八十家庭を復帰しなければならないのです。しかし、百六十家庭にすることができるのです。価値は同じなのです。四数の四数が理想数です。それで国連加入も十六数です。ソウル・オリンピック大会を中心として、百六十の国家が参加したのです。それで百六十番目にサタン世界の宗主国が入り(北朝鮮)、韓国は百六十一番目で出発です。蕩減すれば韓国が一番前に立っているというのです。

 千八百双から信仰(霊)の息子、娘を強調しませんでした。祝福の世界時代に入ったので、家庭で解決しなければなりません。横的なものを縦的に、縦的なものを横的に展開しなければなりません。信仰の息子、娘が自分の一代のおじいさん、お父さん、お兄さんを中心として見れば、おじいさんは孫になるのです。それではお父さんは何になるのでしょうか。お父さんは何になりますか。おじいさんが孫になれば、お父さんは息子になり、お兄さんは何になりますか。弟になるのです。

 二月八日、先生が今まで一番忘れられないのがその日です。一時間半前まで相対をマッチングしていました。全く、そのような結婚式がどこにあるでしょうか。その時、十時に結婚式が始まるのに、八時半までそれをしていました。夜も眠らずにやりました。しかし、結婚することは一生を決める重要なことなので、それはでたらめにできないのです。一度失敗すればまたしてあげ、またしてあげて、そうしたのです。


七 六千家庭

1.六千家庭は縦横の宗教圏を開いたもの

 六千家庭は全世界の縦的なキリスト教徒と一般の人が、縦的なキリスト教徒と横的なカイン世界が共に連結されるものです。六千家庭を先生が連結させたのは、サタン世界が家庭的に攻撃する時代は既に過ぎ去ったことを意味します。霊的な長成基準を国家基準で成し遂げました。世界的な基準においては霊的なキリスト教が世界的な基盤になるので、世界的実体基準をキリスト教文化圏に連結するために米国に行って、全国的に復興活動をしたので行く先々で歓迎を受けました。このようにして国家基準を代表して韓国に連結しました。このように勝利して帰ってきました。

 皆さんは枝です。根につながった一つの枝と同じです。あくまでも根を中心として幹に沿ってすべての枝が大きくなるのであって、自分自身で大きくなることができますか。考えてみてください。特定の概念があってはいけません。それで御父母様の家庭を中心とした伝統、その基盤の上で拡大していくのです。ですから三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭、その次は七百七十七家庭、千八百家庭、六千家庭、これらは世界の拡大的条件の代表として祝福してあげたものです。

 六千双、六千家庭は完全に歴史的なこの家庭の門を全世界、共産圏まで、サタン世界まで、すべての門を開いたものです。それとともに、米国を中心として神様の国と祖国創建というこの基準まで引っ張ってきて、米国と生死を懸けて決着をつけるのです。

 六千家庭の祝福を終えることによって、今こそこの地上で神様の恨を解くのです。キリスト教が責任を果たせなかったことを、米国が責任を果たせなかったことを、私が背負っていったのです。統一教会を中心として、すべて成したのです。

 六千家庭を中心として、監獄にいる家庭も、地獄にいる家庭もみな集まるというのです。カイン世界だけではなく、地獄天上世界、地上世界に対して門を開けてあげるのが六千数です。六千家庭が門を開けてあげるのです。すべて開けてあげたので、世界的に現れました。すべて現れたのです。天国に入っていく門がどんな人にも、地獄にいる人にも、すべて開かれたので公開するのです。

 六千家庭はサタンの六数を世界化したものです。それを知っていますか。三家庭からその次に三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭、その次は六千家庭、一番迫害が多い時が六千家庭、九数を越える時です。それで六千家庭が一番苦労したのです。

 先生が世界的な基準を越えなかったならば、日本全体が大変なことになっていたはずです。それで祝福家庭を中心として、今まで蕩減路程を通過してきたのです。三家庭から三十六家庭、七十二家庭、百二十四家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百家庭、六千家庭、これは世界的な蕩減の道を越えるためのものでした。アダムとエバが結婚したでしょう。それで結婚の道を通じて蕩減するのです。

 統一教会は、愛の世界を成すために、合同結婚式をするのです。統一教会は、人種を認めません。真の愛に白人、黒人の区別はありますか。統一教会が偉大で、統一教会の教会員が違うのです。前回、六千双の合同結婚式をする時も、私が日本の女性たちと黒人を七十双ほど結婚させました。強制的にしたのではなく、自分たちが願ってしたことなのです。そのようなことがあり得ますか。

 現在、全世界的に見れば国連加盟国が百八十二カ国です。百八十三カ国圏内に入りました。これが百八十数に該当するので越えていくのです。けれども百八十家庭よりも百八十箇所の宣教本部よりも百六十のほうが数が少なく、それをみんなが願ったので百六十数にしたのです。それで統一教会では千八百家庭を中心として、六千家庭をすべて連結させたのです。それは、サタン数の完結です。六千数というのは、家庭ではサタンと関係ない数です。家庭がサタン世界の数を越えることによって、解放圏に進むというのです。

 問題を起こせば、文なにがしが負けるようにはなっていないというのです。ここで六千双の合同結婚式をする時も日本から二千八百双、五千六百人が来る時、反対して大変でした。反対してみなさい! 誰が抜け出すのかというのです。すべてが反対しても、一人も抜け出さないのです。
 そのようなことをなぜするのでしょうか。青年世界にこれを早く通過させなければならないというのです。今は、文先生が行く所に合同結婚式は世界的に知られているので、これから反対してみたところで意味がありません。日本も反対している途中で滑り落ちたことをみんな知っているので、もう反対できないという、そのような看板がつけられたのです。

 先生は、世界史的な第一線でサタンの総攻撃を受けてきたのです。韓国の総攻勢とアジアの総攻勢をすべて受けながらこのような道を築いてきましたが、皆さんの時代はそのような時代ではありません。歓迎を受けながらするのです。
 それで皆さんのホーム・チャーチでは、東西南北に散在しているその門をこれからすべて開いて、また閉まっている門を開いて、通ってもいいという環境をつくらなければならないのです。それでこそ天国になります。それが一つから二つに、二つから三つに連結して、韓国での六千家庭を中心として連結しなければなりません。

 私たちが今、世界的な大会をどんなにたくさんしていますか。このごろはあまりにもたくさんするので、私に対して報告もしません。ここの六千双の合同結婚式だけ見てもそうです。小さい町内で結婚式をするにしてもけんかして大変なのに、六千双の結婚をしながら大声一つなく、整然と行ったのです。今でも本当に天の前に感謝するのです。飛行機に乗って行ったり来たりするので事故が起きることもあり得るし、車が故障して死ぬ可能性がいくらでもあるのに、すべて天が保護してくださいました。有り難いことです。


八 六千五百家庭

1.六千五百家庭は交差祝福のケース

 サタン数の三倍、旧約時代、新約時代、成約時代を代表した六千年に該当する数を蕩減して、人類歴史全体の家庭が、神様の祝福圏内にすべて蕩減して越えていく数なのです。これは七百七十七家庭、千八百家庭は七、七番目です。七数は越えていく数です。その次に六千家庭は八、六千五百双は六千七百家庭です。六千七百家庭は、人間が六数を中心として七数を合わせて清算するのです。
 六数で七数をまだ越えていないので、それを蕩減するために六千五百双の祝福をしたのです。六千五百双は米国の二百双を足して六千七百双です。それを祝福することによって、これが九次、九数を越えていくのです。

 皆さん、一昨年の十月三十日の六千五百双では、日本と韓国の人たちを交差祝福させました。日本人たちは韓国の男性と女性に出会い、韓国人は日本の男性と女性に出会ったのです。

 アダム国家を代表した韓国人と、エバ国家を代表した日本人と交差祝福をさせた意味が大きいというのです。どのようにして一つになるのかというのです。これが国家基準で交差祝福することによって、統一的家庭を連結させることにおいて、国家的次元で越えるのです。その国家的次元を越えたので、世界的時代へ越えていくのです。それで昨年の交差祝福が重要なのです。
 天が統一的運勢を迎えさせるために韓国を中心として摂理を始めたのですが、天のみ旨を受け入れることができずに、金日成主席が、サタン世界が侵入して南北が分立されたので、世界がここで問題となったのです。これが分かれたので、合わせることができる運勢を収拾しなければ本然の地に戻れないのです。
 ところが昨年、先生が帰ってきて、それを連結させて開天節を中心として、アダム国家とエバ国家が交差祝福をすることによって、条件的に家庭的国家基準を越えるようになったというのです。家庭を考えなければなりません。家庭基準です。これを知らなければならないのです。

 なぜ今回、日本人と韓国人を一〇〇パーセント交差祝福させたのかということを知っていますか。アダム国家とエバ国家、アダム国家は韓国で、エバ国家は日本であり、アダムとエバが個人で自分勝手に結婚して世界を失ったので、今はそのようにばらまいたことが結実として国家的基準で収めてくるのを、ひっくり返したのです。蕩減して覆し、世界的原則においてアダムが上に、エバが下になり、ここでは二世を中心として連結したこの愛の基盤を蹂躙する者がサタン世界にはいないということを知らなければなりません。

 先生は知っています。日本は、宝石で飾った美人が全裸で横になっているようなものです。何も身につけていない女性です。それを四人の男性がねらっています。三天使長と完成した一人のアダムです。その完成したアダムが権限を行使するためには「こいつら、手をつけるな!」と言って、交差祝福をさせなければならないのです。そうしなければ息子、娘をみな占領されてしまうのです。堕落は息子、娘、カインによって決まるのです。
 女性一人の力では三天使長を防ぐことができません。しかし、交差祝福することによって、神様の息子が連れていくことができるようになっています。復帰されるのです。それで交差祝福こそ、日本が主人として最高の条件を得ることができる方法です。そのような喜びの条件なのです。

 韓日交差祝福をした人は、日本人ではありません。アジアを越えたのです。自分たちの国を指導し得る思想をもっているという観点から見た時、韓国に来ている日本家庭は、中国もすべて開拓できなければなりません。故郷の地に派遣して世界を包容できる基盤を築こうとアダム・エバの一体圏を先生がつくっているのです。歴史はそのようになっていくのです。偉大な歴史がここから始まるのです。

 この前、日本の青年男女二千五百名と、韓国の青年男女三千五百名を交差祝福しました。「きょうから君たち日本人は韓国人と結婚して、韓国人は日本人と結婚するのだ!」と言いました。その二千五百名の中に東大出身が何人いるか知っていますか。東大出身は十何人もいます。それから大学卒業者は多数で、医者だけでも約三十人になります。「みんな辞めて韓国に来るのだ」と言いました。

 日本人同士で結婚した人たちと交差祝福を受けた人たちのうち、どちらが高いでしょうか。交差祝福を受けた人たちに侍らなければなりません。日本の将来の重要な責任は誰の肩にありますか。交差祝福を受けた人たちを日本の責任者に徐々に任命することが伝統的な天の観点なのです。今はそのようにしていませんが、そのように準備していなさい。米国もそうです。こういうことを公式的に初めて話しました。時が来たので話すのです。

 この前、私たちが交差祝福する時、日本の久保木や何人かの幹部が信じなかったのです。しかし、一週間急がせてできたのです。何万人ですか。六千五百双なら一万人を超えます。一万人以上が日本から来なければならなかったのです。八千人、九千人が一週間の間にすべて押し寄せてきましたが、飛行機がどこにありますか。オールストップしたのです。私がみな分からないようにやりました。
 日本の韓国大使館では三日間、昼夜を徹して自分の一族を動員しながら印鑑を押し続けたのです。それで日本政府と韓国政府が後押ししたという条件になったのです。六千五百双の祝福を韓国政府が後押ししたのです。

 キリスト教は、怨讐とは個人だと思っていますが、違います。個人の怨讐ではありません。国の怨讐です。国の怨讐を愛さなければなりません。ですから日本を愛しなさいというのです。そうです、日本人と韓国人が出会えば、火花が散るでしょう。今回、交差したことを知っていますか。個人で交差結婚した時には滅亡の落とし穴に落ちていきますが、むしろそのように植えられた根によって、国家的には分かれたのではなく、一つになって天国に入っていくのです。日本人と韓国人が交差祝福することによって、この国の運勢が地に根を下ろし始めるのです。


九 三万家庭

1.三万家庭は三時代三数を代表した家庭

 昨年、三万双が祝福を受けましたが、国家を超えて、地域を超えて、宗教を超えて、政治圏を超えて国際結婚をしました。考えてみてください。三万双ならば、六万人になります。どれほど多い数でしょうか。そのように多くの人たちが十日間でもなく、一日ですべて行ったのです。一つの国の人だけではありません。約百三十カ国の白人、黒人、黄色人種はいうまでもなく、すべての人種の人々が参加したのです。皮膚の色が違っても、生活方式は同じなのです。一つです。
 「ため」に生きる生活文化は、全く同じだというのです。たとえ貧しく暮らしたとしても、人のために生きるのです。そのような家庭が全世界に広がっていくというのです。私たちのような人たちが世界の大部分を占めて、二十年後に一つの世界、一つの国家をつくったと考えてみなさい。そのような時が来るというのです。

 一九九二年八月二十五日は、何の日ですか。三万双の結婚式です。統一教会の祝福を受けることが難しかったのです。二十年間聖別しても、祝福を受けることができずに去っていった人がいたのです。では、今の時はどうでしょうか。一週間を七年とするのです。一週間に自分が間違いなくサタンの体だと認めて、真の父母が来て血統転換させてくれると信じれば祝福してあげました。サタンが所有していた人たちです。国の主人になれない者たちです。それで所有権を転換しなければならないのです。

 三万双の結婚は、最後の峠を越えていくものです。三時代、蘇生時代・長成時代・完成時代、旧約時代・新約時代・成約時代の三数を代表したのが三万双なのです。それで相対的に六数を越えるのです。三数の主導権で六数を越えるのです。第二次大戦を中心として英国、米国、フランスと、日本、ドイツ、イタリア、この全体を蕩減しなければなりません。

 三万双の祝福を歴史的な一つの記念碑的事件として受け入れるべきだということを知らなければなりません。その歴史的な背景がどの程度歴史的でしょうか。これは世界史的です。三万双を終えてからは先生が祝福をしてあげなくてもかまいません。

 今回の三万双の祝福は、体育オリンピック(世界文化体育大典)と共に開催され、人間社会の精神的な面と肉体的な面の均衡を保って発展させなければならないという方向性を示す意義をもっています。特に、世界百三十カ国から国籍と人種を超えて三万双の善男善女が集まった中で挙行される歴史上最大規模の合同結婚式は、二十一世紀とともに新しい歴史時代を迎える世界人類が、神様を中心としてお互いに和合することにより世界平和を実現するという、平和の大道を見せてくれる壮挙となることでしょう。

 特に、八月二十五日には世界全域から集まった約三万双が神聖な祝福を受けて、神様を中心とした新しい家庭の伝統の確立を固く誓うでしょう。家庭は国家、社会の最も基本的な単位です。社会問題の解決は、家庭問題の解決から始まります。

 三万家庭というのは、蘇生、長成、完成の三数を中心としています。三数は全体を代表したものです。聖別数です。天の国と地の国を完全に開放してしまうのです。

 御父母様の前にある日本、米国、ドイツはアベル圏ですが、長子権を行使することができます。この日本、米国、ドイツを中心として、これから世界的な祝福をします。九二年に三万双の世界的な祝福をしました。三数というのは完成数で、天の数を代表します。蘇生、長成、完成です。三万家庭を祝福したのは世界的です。三万双の祝福以後は統一教会の合同結婚式に対する反対がさっとなくなってしまうのです。三万双が結婚することによって、国際的に連携するようになりました。
 そこには国家もなく、国境もなく、民族もなく、文化もないのです。今までの結婚は、その境界線を越えることができず、自分の国を中心として、自分の国でも自分の氏族を中心として、それも自分と関係のある氏族だけを求めて結婚しましたが、これを完全に捨てたのです。国境や民族や人種や宗教や文化をすべて捨てて、兄弟として、初めて歴史的結婚運動に参加する、このような役事が国際合同結婚式だというのです,

 三家庭、三十六家庭、七十二家庭、四百三十家庭、七百七十七家庭、千八百、六千家庭、六千五百家庭、その次は三万家庭です。この三万家庭は、帰一数なので世界的です。蘇生・長成・完成時代を渡っていかなければなりません。三万双とは、旧約時代、新約時代、成約時代を出発する立場です。今から世界祝福時代へと越えていくのです。

 一九九二年に祝福したのが八月二十五日でしょう。三万双を一週間の間に祝福をしてあげたのです。このように見る時、この三代の先祖に、横的には五十億人類がすべて入るのです。平面的にしてあげるのです。それで一週間にみ言だけでも聞けば、その後の全体を祝福してあげることができます。祝福してあげれば、アダム家庭が愛を中心として夫婦関係を過ったことを蕩減復帰して、一度に天国へ行くことができるというのです。

 先生が一九九二年八月二十五日を中心として三万双を祝福する時、皆さんの親に家庭を中心に氏族的メシヤの特権的な恵沢を与えました。それで息子、娘も同じ中心として認めるのです。ですから何も知らない人も一週間真の父母を信じて、血統的に過ったということを知り、真の父母の血統となって血統転換、所有権転換、心情圏転換を間違いなくすると誓う人には同じ立場で祝福をしてあげたのです。

 今は他のものが必要ありません。旧約聖書、新約聖書をすべて捨てても真の父母と真の愛を中心にすればいいのです。真の愛を通じた、真の愛を中心とした真の生命、真の血縁的因縁をどのように成すのかという問題が残っています。皆さんも文総裁の前に、御父母様の前に、祝福を受けなければならないのです。これは妄想ではありません。昨年、三万双を祝福するといった時、既成教会の牧師たちが「ははは! あの空想家、気違い」と、そう言いました。

 三万双を祝福してあげる時、何も知らない既成家庭を一週間の修練会に参加させて祝福してあげたのです。それでみなメシヤの位置、アダムの位置、再臨主の位置に引き上げたのです。

 一九九二年八月二十五日、その日は三万双の祝福式をした日です。このようにして堕落した父母を解放して、同じ基準に引き上げたので、堕落した子孫も同じく平等な立場に立つのです。蘇生、長成、完成です。三万双の時は、一週間の修練会を受けて誓えば、みんな祝福してあげました。それは、自分の親を解放してあげたので、親と共に子孫全体を解放して横的な平等の価値の基準に立つようになったということです。この基準がこのように論理的に成り立つので、真の父母はこのように世界家庭の主体圏に立つようになるのです。

 一九九二年八月二十五日を中心として三万双の祝福結婚式を誰でも同じようにしてあげました。一週間だけ「原理」を聞いて、ただ真の父母を信じるなら祝福したのです。自分が堕落した血統をもっており、真の子女ではないので、絶対的にすべてのものを真の父母にゆだねました。堕落してサタンが神様の所有権を奪っていったので、全体を神様に返しながら血統転換、所有権転換、心情圏転換をして、必ず真の御父母様の子女になると誓えばいいのです。そのようなことをしたのが三万双です。
 だからといって、祝福を受けてそのまま終わるのではありません。家庭の規則を中心として兄さん、姉さんたちがしたことを相続した基盤の上に、祝福したことを忘れてはいけません。相続すれば、それを相続した先祖が管理、保管しながら愛したのと同じような心をもたなければなりません。それで過去のすべての先祖がもった同じ心情圏を受け継がなければなりません。しかし前と違って、サタン世界が解放されているのです。兄弟がみんな一つになっていけば、その境地を越えていくことは問題ありません。
 三万双の祝福式をしましたが、これからは三百六十万、三億六千万も問題ではありません。三十六億も人工衛星を通じて何千箇所、何万箇所で一度に行うことができます。そのようにして全人類を祝福すればいいのです。三代の先祖がみんな解放されて祝福を受けた立場なので、その先祖の子孫と父子関係を結ぶのです。それで、上にあるものをどこへでももっていけるのです。ここにあるものをどこにでももっていって、ここにあるものもどこにでももっていくことができる平面時代になっているのです。サタンの妨害がありません。

 今は一度に祝福する時代です。それで一週間過ぎれば、七数である一週間がたてば祝福してあげることができるのです。それを宣布したのが三万双の祝福の時なのです。だからといって、一週間ですべてのことを完成したのではありません。これは今まで六数期間をかけてここまで来たものを連結したものです。ですから個人において再び六数期間をかけて、ここに来なければならないのです。それで統一教会の伝統、思想を訓練されて接ぎ木されるので、生き残ればそれでいいのです。これはすべて論理的です。でたらめではありません。

 アダム・エバが結婚を間違ったので、祝福を通じて万国に統一圏を成していかなければなりません。初めて神様の名前で結婚式をするのです。三万双まで先生を中心として結婚式をしたのです。これは平面的なのです。同じ恩恵圏内にあるというのです。それでこれが水平線なので、三万双を中心として初めて一週間だけ修練を受けて絶対信仰さえもてば、みんな祝福してあげたのです。
 天がサタン側を追放して世界を収拾して初めて天宙から世界、国家、民族、氏族、家庭まで基盤が築かれるのです。このように基盤を築いておくことによって天が訪ねてくるのです。訪ねてきて地上に来られる主と共に一つになって、サタンを追放した家庭の起源をつくるのです。そのような家庭を代表できる世界的時代、その時が三万双の祝福を中心として三年路程をたどる時です。

 一昨年の八月二十五日を中心として三万双を祝福したのです。これは六時間かけてずーっとこのように上がってきたとしても、こちらは六時間かかるのではありません。ここでは何分かでこのようになるのです。それで一週間の修練を受けて真の父母を認めて、血統転換、所有権転換、心情圏転換をすると誓えばそれでいいのです。祝福を受けたのちに血統転換、所有権転換、心情圏転換をすれば、それは一族なのです。
 それが個人を中心として、個人、家庭、氏族の三段階が一つの単位です。一つのチームです。おじいさんとお父さんと自分の三代、六人の家庭が一つのチームなのです。それを外しては駄目です。顔から口を取れば、どのようになりますか。すべて三段階になっているのです。

 三万双の祝福の時には、功労がない人まで祝福してあげたのです。なぜかといえば、氏族的メシヤを送って、一族を解放させるためです。メシヤになった者たちの親が今まで統一教会に反対して、その氏族全体が統一教会に反対したのです。過激に反対したのは、むしろ統一教会に入った子供をもった親たちだったのです。その反対した親を解放してあげたのです。

 交差祝福こそ、日本が主人として最高の条件を得ることができる方法です。そのような喜びの条件なのです。今回の交差祝福は何回目ですか。二回目です。今回、天下分け目の闘いをしたのです。三万双の時、日本が必死に反対したのです。サタンは日本全体で最大の攻撃をしましたが、先生はびくともしなかったのです。その内容を本当に知っている人たちならば、秋の紅葉のように染まって既に伝道されているのです。「いやー! 合同結婚、素晴らしい!」と考えるはずです。今回の三万双結婚式の八〇パーセントはNHKで放送しました。

 昨年の八月二十五日、三万双合同結婚式をするのに日本人たち一万七千双が来て結婚したので、日本を文総裁が食べてしまうのではないかと反対して、一年間大騒ぎしたのです。言論を総動員してつぶそうとしたのです。「今年の八月、統一教会はなくなる。解体して、流れる水のようにかけらも残らないくらいになるだろう!」と言ったのです。よく知らないのです。文総裁がそのような男ならば、このようなことは始めもしなかったでしょう。

 歴史的な伝統をひっくり返さなければならないのです。「自分の肉親のおじいさん、おばあさんとお父さん、お母さんがいるのに、真の父母とは何だ」と言うのです。これが逆説的な論理なのにもかかわらず、世界の良心ある若い青年たちは餅のようにくっつくのです。それで三万双の結婚式が可能だったのです。
 私が一日に三千七百何双をマッチングしたのです。これからは一日に三万双もマッチングすることができるのです。先生は、そのような頭をもっているのです。それは、普通の人にはできないのです。人生の重要な愛の問題を中心として、これを行う時です。それこそ普通の人ではありません。そのような何かがあるのです。それで統一教会の教祖をやっているのです。

 今回、三万双の祝福に参加した人たちが九十人ほど集まったと聞きましたが、手を挙げなさい。みんな若いでしょう。皆さんのおかげで、日本が大騒ぎになったでしょう。三万双が祝福を受ければ、日本民族が韓国民族に隷属するようになると考える右翼を中心とした日本の一部、そして年を取った人たちがみんな集まって反対しました。言論界と一つになって四カ月間、ずっと反対してきました。

 キリスト教の優秀だったという人たちが一発殴られるのです。二十四日にそのように殴られて頭が「ガン!」となったのに、二十五日に三万双の結婚式を見て、みんな「メシヤでなければ、こういうことはできない!」と言い、完全に再整備されて復帰されていくのです。

先生がお母さんの話を聞いて、息子、娘の話を聞いて、皆さんの話を聞いたならば、このようにできなかったのです。これを引っ張って越えていかなければなりません。行かなければならない道を知らないのです。今は、皆さんがどこへ行くのか分かったでしょう。誰でもみんな分かったはずです。これは簡単なことです。これから、皆さんには生きるか死ぬかということがなくなるはずですし、迫害を受けなくなるでしょう。
 今回の三万双の祝福によって、整備作業がすべて終わりました。息子、娘が三万です。この三万人がみな気が違って道理が分からない人たちではないというのです。そこには学者もいて、あらゆる人たちがいるのです。それで無視できないのです。

 三万双の祝福をすることによって、世の中がすべて静かになりました。この文総裁が普通の人ではないといううわさが流れたでしょう。ですから、メシヤ宣布をするだけのことはあったのです。メシヤなので、救世主であるがゆえにやったのです。

 海水が一年に一度、満ち潮で水面が最も高くなる日があります。ただ一日しかありません。何日もあるのではないのです。一日だけです。そのように水面が最も高くなる日があるように、今回の三万双の祝福をしたのです。エデンの園において、心情圏完成基準というのも、その海水のように一度しかないのです。その時に同参しなければなりません。それでどれほど堕落した人でも、七日修練会、三日修練会さえ受ければ、みんな祝福してあげたのです。

 三万双祝福式の時は、平面上に立つことができるすべての世界人類を御父母様が責任をもって、解放の位置に立ててあげたのです。誰でも一週間の修練会を受けて血統転換と所有権転換と心情圏転換が必要な、堕落という事実を知り、祝福を通じて真の父母が歴史全体を蕩減してくれたので自分が解放される、ということを信じればいいのです。

 今回、三万双祝福の時は、「三日間の教育を受けただけでも祝福に同参させなさい」と言ったのです。それは原則ではありません。しかし、この小さな条件で三万双の祝福を受けて、自分が氏族メシヤとして家庭に戻り、堕落で自分勝手に結婚した自分のお父さん・お母さんを三日間教育させるのです。それで、そのお父さん・お母さんが息子、娘の話を聞くならば祝福の位置、アダム・エバの位置に引き上げるのです。
 息子、娘はカイン・アベルで、アダム・エバ、父母の立場に同参する恩恵を受けるのです。何の功労がなくても、み言を聞いたというだけでも、父母の立場に同参することができるのです。統一教会の内部だけにあげて、サタン世界、外的な世界には与えないということはできないのです。

 レバレンド・ムーンが七月三日から八月二十四日まで「私が真の父母で、救世主だ!」と宣布しても、反対する人がいなかったのです。レバレンド・ムーンのみ言どおり救世主が再臨したとしても、レバレンド・ムーンのように、世界のためにこういうことができる人が一人もいないからです。
 今回三万双、六万人が結婚式をしましたが、「すべて真っ赤なうそだ」と既成教会で言いふらしながら、あらゆる反対をしました。そうこうしながら、実際にやったので「おっ!」と驚いたのです。それを見て、うそをまき散らして反対してきた既成教会が落ち込んだのです。

 先生は去る八月二十五日の合同結婚式には、三日間の修練会だけ受けた人たちもすべて同参させました。私たち統一教会の原理に、そのようなことがありましたか。潮が満潮になる時、これが入ってきます。エデンの園でアダム家庭を中心として、満潮になろうとしたのにすべて壊れてしまったのです。それで復帰時代に一度、満潮にならなければならないのです。今回の三万双祝福式は、歴史的な宣言です。それを中心として、すべての家庭と国家をあずかる指導者たちは、みんな文総裁に対し頭を下げなければなりません。

 私は、世界のカップルを執り持つことができます。個人的に執り持つことが問題ではありません。パッと見れば分かります。皆さんは息子、娘の結婚相手を十年たっても選ぶことができないのに、私は一秒で十五双まで結んであげました。そのような頭をもち、世の中を隅々まで知っているので、そのようなこともできるのです。そのように思うでしょう。三万双を祝福させてあげたからです。
 結婚は本来、真の父母がさせてあげるようになっていたのです。ところが、真の父母を失ったので世界的な父母の立場でこれを収拾して、すべて接ぎ木しなければなりませんが、それをする方法は私しか知らないので、私がせざるを得ないのです。

 三万双の祝福の時、写真で婚約をしました。これは驚くべきことです。サタン世界にはないのです。結婚するに当たって、絶対的なゼロの位置に立ちなさいというのです。結婚するのに絶対信仰をもった立場に立つのです。
 エバは堕落することによって、絶対愛をもつことができませんでしたが、彼らは国境を越えてサタン世界にはない愛の道を探し出したのです。先生を絶対的に愛したというのです。神様をエバが絶対的に愛することができませんでしたが、絶対的に愛する立場に立ったのです。自分全体を否定する位置に立ったという事実を認めなければなりません。

 三万双を祝福する時も、郭錠煥は「三万双! 六千五百双の五倍にもなります。どうしましょうか」と言ったのです。六千五百双も目を大きくして死にそうだと大騒ぎしたのに、それも十年後にするのではないのです。三年以内に片づけなければならないのです。「超宗数的に、イスラム教でも仏教でも儒教でも訪ねていって何双でもすべきだ!」と言う時、「できない」と言ったのです。目がセメントのような目になりました。セメントのような目を知っていますか。凍りついた目をセメントの目と言います。「できない」と言いましたが、達成したのです。

 金日成主席が「三万双合同結婚式を本当にするのか」と好奇心をもっていました。三万双をどのように結婚させるのかというのです。「三万双は何でもない」と言ってあげました。三万双祝福式をしたなら「その写真を一度見たい」と思っているのを私は知っているのです。今回その写真を持っていって、金正日党書記と金日成主席に見せてあげました。三万双の祝福写真が大統領官邸にはありませんが、金日成主席、金正日党書記の部屋には掛けてあるのです。それはよくやったことでしょうか、間違えたことでしょうか。それで中国の門を開けて、ソ連の門を開けました。あとは北朝鮮の門だけ開ければいいのです。

 本来は金日成主席と私とが北朝鮮から来た難民、それを何と言いますか。離散家族、その離散家族をみんな会わせようと約束しました。交流を約束しました。また、「三万双を北朝鮮でみんな歓迎するから連れてこい!」と言ったのです。その時は夏なのです。皆さん、松島を知っていますか。松島海水浴場、はまなすが咲く松林、無限の松林がある白い砂浜にテントをいくらでも張ることができるので、総裁が願うならば三万双をそのまま北朝鮮で歓迎! それを政府が反対しました。

 三万双合同結婚式を材料として私が「日成お兄さん、三万双を連れて北朝鮮に入っていきたいが、三十八度線を開ける自信があるか」と言うと、「もちろんだとも、もちろん、ああ、そいつは素晴らしい!」と言ったのです。
 金日成主席が「三万双を連れて北朝鮮に入ってこい」と言ったのです。それで「ホテルがないじゃないか」と言うと、「松島海水浴場が世界的に有名な所だから、その松林に数十万人くらい入ることができる、だから十人当たりテント一つ持ってくれば万事解決だ」と言ったのです。それはそのとおりなのです。そこに食べ物を運ぶのです。元山港を解放するから、船にすべて積んで運べというのです。

 三万双が北朝鮮に入っていって、松島海水浴場で十人にテントを一つずつ与えようとしたのです。服を脱いで過ごすことができる季節だったのです。北朝鮮でも「文総裁が望むとおりにいたしましょう」と言ったのです。それを現政府にも通報しました。それを誰が抑えましたか。現政府が阻止したのです。それでも私は滅びませんでした。天道を行く道には光明の朝が来ますが、天道を離れれば暗黒の闇がやって来るのです。永遠の闇が訪れるのです。

 今回、三万双を金日成主席がみんな招待しました。「文総裁、あなたが願うならば、今が三十八度線を開くための一番いいチャンスだ。北朝鮮で三万双をみんな受け入れます!」と言ったのです。それを大韓民国の国民は知りません。北朝鮮からそのように言ってきたのです。北朝鮮で「三万双を受け入れます!」と言ったのに、どうするつもりですか。車に五十人ずつ乗れば何台ですか。三万双だから千二百台です。五十人ずつ乗った千二百台がつながれば何キロメートルになりますか。もしそれが行われたと考えてみなさい。
 このようになれば、南北統一の騒乱事件になったかならないかを考えてみなさい。これはもう過ぎ去ってしまいました。私は、誰がこれを反対したのかみな知っています。米国の情報を通じてみな知っているのです。私は過ぎ去る人ではありません。誰が何をしたのかをすべて記録してデータを出そうとするのです。

 今は、統一教会を知らなければならないようになっています。統一教会を知らなければ常識のない人になります。本当なのです。統一教会を知らなければ何の価値もない人になります。これから世界に出ていきなさい。どこから来たのかと尋ねられた時、「韓国」と言えば、「三万双の祝福はどうなったのか」と言われて、そこに行けなかったなら「テレビで見ました」と言わなければなりません。そして「どうだったか」と言われた時、「壮観でした」と言い、「壮観でしたか。どんな人たちが集まりましたか」と言われれば、すべて説明しなければならないでしょう。先生もそうです。
 一昨日の二十四日にもリトル・エンジェルス芸術会館でバンケット(注:晩餐会)を終えて帰ってくると、あす、祝福式なのに四百人が相手がいなくて、どこどこに集まっているというのです。それでそこに行って、一晩中、四時過ぎまで相手を決めてあげて出てくると、雨がどしゃ降りなのです。「こんな日に雨が降って地に雷が落ちるような所で、三万双を不動の姿勢で立たせて、祝福してあげれば、それこそ歴史的な事件になる!」と考えるので、気分がいいのです。






















SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送