祝福家庭
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三 四位基台入籍続一祝福

1.三時代大転換一体圏統一祝福式

 地上では真の父母によって祝福を受け、天上では興進君によって祝福を受けたのですが、父と息子が霊界と肉界に別れて祝福したものを一つにしなければなりません。地上の御父母様を中心に、息子が霊界でしたことを地上に下ろして、御父母様から皆さんが祝福を受けた基盤と霊界で祝福を受けた基盤を連結させて一つにし、御父母様が地上で息子、娘を祝福する代わりに、霊界が天使長の立場で完成できる祝福基準の前に順応しなければならないのです。それゆえ興進君が地上に降りてきて、父と息子が一つとなった立場で一つの条件を立てて、御父母様がなしたことをすべて興進君も共になしたといえる価値を認めるのです。

 八十の老人が世界を回って祝福する時代は過ぎ去りました。皆さんが御父母様の代わりに、興進君も霊界で御父母様の代わりに祝福する時代を設定するのです。そのためには私が地上にいる父の立場で、息子である霊界の興進君に祝福する権限を伝授し、霊界で祝福してきたすべての基盤も、先生が行って祝福した基準と同等の価値を設定したのです。
 平面において、お父様の前に息子を立たせて祝福した、すなわちお父様が天上世界、霊界の息子の所に行って祝福したのと同じ価値あるものとして、統一された祝福家庭として意味をもたせるために、お父様が息子に祝福の権限を相続してあげるのだということを知らなければなりません。

 父親が霊界に行けば、兄になります。また、息子は、弟になるのです。ですから天の父、父親の呼ぶ天の父も、息子の呼ぶ天の父も同じなのです。神様の前では、みな息子になるのです。ですから、同じ息子といっても、父親が先なので、横的な面においては兄の立場を代表するのです。
 ですから、御父母様が御父母様の立場を完成したということは、息子の立場の完成を、霊界でも地上でも同じ価値的内容を伝授し、一体化させるというようなことをするのです。御父母様が、霊界の長子である興進君を呼んで、このように祝福された家庭を立て、一緒に統一的宣言をすることによって、先生が祝福をしてあげるのではなく、今後は興進君が祝福をするのですが、興進君がいなければ、顕進君がお父様の代わりに祝福することのできる時代になるのです。

 三代の息子、娘、祝福を受けた家庭は、絶対に堕落してはいけません。堕落したならばどういうことになるかというと、今までのように真の父母が来て救うことのできる道理の時代は過ぎ去るのです。血統が異なったのを完全に転換し、三時代の先祖を代表した王権を受け継いで、祝福することのできる大将となった夫婦の血統は、千年、万年たっても汚されてはならないのです。血統の汚れたものを受けてはならないのです。純潔を守らなければなりません。分かりましたか。それをよくよく知らなければなりません。
 深刻です。「真の父母の名によって許してください」と、許しを請うことはできないのです。自分の先祖と自分の愛する兄弟を犠牲にしなければ、救う道がありません。それでもその血統はきれいな血統ではないので、剥ぎ取ってしまわなければならないのです。純潔な血統を残さなければなりません。深刻なのです。

 三代圏内にある祝福家庭は、どんなことがあっても、堕落の悲しさを味わうような血族になってはならないことを警告します。

 入籍特別修練会を通じて、女性が入籍することによって、息子、娘に責任をもち、母と息子、娘が一つとなって父を完全に悔い改めさせて、堕落していない父母の立場に立てることによって、来たるべき真の父母のあとに従って、神様を玉座にお迎えし、天宙のすべてを喜びの心をもって旧約時代、新約時代、成約時代、万物と息子、娘と自分たち夫婦をすべて捧げる立場に立たなければならないのです。
 愛の実権を再び相続したその立場が故郷の地への出発の場であり、祖国光復の出発の場なので、今後、全体的歴史時代で願ってきた、祝福家庭がなせなかったすべてを蕩減してこそ、南北統一のこの混乱時代に責任をもって、私たちの手で祖国光復することによって祖国を建てるのであり、本郷の地を求める厳粛な課題に出征した兵士の母であり、息子、娘であるので、天地全体が協力して、一方通行で、勝利に向かって一歩一歩前進するための出征命令であることを知らなければなりません。
 兵士となって、天の威信と伝統に汚点を残すような家庭、一世、二世、三世となるのではなく、霊界の先祖の前に恥じることのない、誇らしい家庭となることを天地父母は願いながら、祝福された長男興進君、顕進君、一族全体を合わせて願いますので、その目的達成のために、一寸の狂いもなく一体理想を完成させ、天地の勝利的王子、王女となることを願います。アーメン!

 地上世界の真の父母の勝利圏、天上世界の長子圏を代表した興進君を中心とした勝利の伝統によって、一体的理想で伝授したことを宣布いたしますので、天地の存在は感謝の心で永遠不変の愛の国と、愛の地上天国、天上天国を抱いて、ありったけの精誠、忠誠をもって、孝子、孝女、烈女、聖人の道理、聖者の道理を果たします。お誓いします。アーメン! お誓いします。アーメン! お誓いします。アーメン!


2.四位基台入籍

 家庭的基盤でなければ入籍することはできません。真の父母というのは、家庭を中心として祝福の基盤を代表した世界的家庭なので、それと相対圏をなして入籍しなければなりません。家庭的出生を届け出なければならないのです。真の父母のみ名を中心に、神様のみ旨の平和郷ができ、統一圏ができるそこにおいて、家庭的に入籍するならば、国家が一瞬のうちに帰ることができるということです。

 アダムとエバが家庭的に堕落することによって、サタンにすべてを入籍したのと同じように、今度は皆さんの家庭を中心として皆さんの国と全体が入って、天に入籍して戻ってこなければならないのです。これは原理です。堕落するときに、家庭を中心として堕落しました。ですから、それを蕩減しなければなりません。この原理があるので、この世界の大統領がいれば、その世界を引き連れて天に登録しなければなりません。登録したならば全体が、その国全体が救われるのです。

 皆さんは、家庭を中心に入籍しなければなりません。ところが皆さん、まだ入籍していませんね。今後、恐ろしい時が来るのです。それに関しては具体的に説明しません。もしも引っ掛かるようなことがあれば、切ってしまわなければなりません。それが正に原理の法度なのです。

 皆さんは、天を愛するように父母を愛さなければならないのであり、天と父母を愛するように兄弟を愛さなければなりません。自分の家庭と兄弟を愛するように万民を愛する人は、天国の民としての資格をもつ者として登場することができるのです。入籍できるということです。

 潮が満ちてくるときは、初めはとても早く満ちてきます。どんなに早いことでしょうか。ところが、満潮となって交代するときは、一分以内に代わるのです。恵みの圏内で一分間だけ水平となって同じ立場に立てるということです。ですから、統一教会の熱心な青年たちが、サタン世界の人と同じ祝福の位置に立って、五十億人類が一朝一夕に、すべて統一されるのです。それで数万代が横的に連結されるのです。それから国家編成をするのです。国家というものを編成するときに、再び先祖として登場するのです。

 これからは、祝福を受けたならば、一族に責任をもたなければなりません。押されてでも、強制的にでも祝福を受けたならば、天国に入籍するチケットをもらうのです。


3.入籍家庭に対する真の御父母様の訓示

@純潔な血統を死守せよ
A一心定着
B子女に対する真の愛の実践教育
C国境撤廃と交差結婚
D祖国光復と天国創建
E訓読経、原理暗記
F家庭盟誓の実現化
G正午定着


4.祝福家庭婦人動員と祖国光復

 今後、皆さんの一族がすべて天に入籍しなければなりません。今回動かなければ、入籍できないのです。ですから祝福を受けた家庭を動員しなければなりません。しなくてもよいでしょうか。既成家庭はどうでしょうか。既成家庭の皆さんが、「既成家庭は動員しよう」と言うならするし、しないというならしないで、自由です。また、皆さん以外の人も、しようというならして、しないというならしないで……。我先に動員しようとするというのです。今、そのような時が来たのです。

 母を通して母の伝統を受け継ぎ、父母の伝統を受け継いで代表してきたのが長子であり、長子権と長子の伝統まで受け継いだのが次子なのです。ですから、父の命令に母が絶対服従して、母の命令に長男が絶対服従して、長男の命令に弟が絶対服従しなければならないのです。そのような家庭にならなければ、神様に仕える家庭になることができないというのが、原理的総観です。

 先生は、天の心情をあまりにもよく知っているので、誰かが一言でも語るならば、痛哭するのです。天下を統治し万国を治めるべき神様が、主権者の中の主権者となって、万世の大王のあらゆる権威をもって、万民を父子の関係の世界として統治しようという理想が蹂躙されたという事実、それが恨なのです。この時点から私たちが立ち上がって、悪なる権勢をすべて破り、天の願ってきた主権を立てることのできる栄光の一日が、私たちの目前に迫っているのです。

 私たちが神様を中心とした自主的な国で生きることのできる希望の一日は、何ものにも換えることのできない価値ある時間なのです。霊界に行った人の中に、神様を中心とした国家圏内で生きた人はいません。先生は、それを知っています。私は、統一教会のメンバーを苦労させましたが、国を建てて摂理的国家圏で国をもった主権者の前に国民として堂々と生きてきたという、本然の人間像をもてるという事実が、どんなに権威あることかというのです。先生は一生の間、それを標準として生きてきました。
 今まで先生は、多くの人に苦労させましたが、その国の国民のために主権者としての神様に仕え、その心情を注いで、一生涯をそっくりそのまま捧げることのできる栄光の日のために闘ってきたのです。

 私たちが復帰すべき祖国というのは、今日この地上にあるような歴史と伝統をもった国ではありません。そのような国とは本質的に次元が異なるのです。私たちが次元の異なるその国を受け継ぐには、そのための思想的な主体性をもった国民にならなければなりません。
 ところで、その主体的な思想というのは、絶対者である創造主がいるとするならば、その創造主の思想と一致する思想でなければなりません。絶対者の願う国が存在するためには、その国の主権を中心として、その国の国民に一致することのできる国になることを願わなければならないのです。そのような国民性をもって国家形態を備えなければならないのです。その形態を保存することのできる資格をもつ人になれなかったので、その国は形成されなかったのです。

 今私たちが生きている世の中に、祖国がどれほど多くあることでしょうか。大韓民国の人は、大韓民国を「祖国だ」と言いますね。北朝鮮の人は金日成を中心として北朝鮮を「祖国だ」と言います。日本人は日本が「祖国だ」と言い、中国人は中国が「祖国だ」と言います。多くの民族が、根源的な国家や先祖を中心として民族を形成したならば、それを中心として「祖国」と言うのです。しかし本来、人間世界の祖国は、何百、何千もありません。本来の祖国は、一つです。一つでなければなりません。

 私たちの祖国は、一つの国です。一つの国の中にある故郷を求めていくのです。「神様が共にいらっしゃる故郷、神様が共にいらっしゃる祖国、神様の名をもった祖国だ」と言うことのできる国がないのです。それはモスクワでもワシントンD・Cでもありません。ないのです。そのような祖国と、私たちの故郷の地を創建することのできる宝物を探そうというのです。

 先生は、横になりながらも、いつもそのようなことを考えました。ここは父の国の家ではないので、愛着がないのです。ここに愛着をもって、良い暮らしをしたり子を生んだりするのは、仕方なくしていることなのです。神様と霊界の霊人が祖国の統一を、どれほど待ち望んできたことでしょうか。どんなに待ちわびてきたことでしょうか。「たとえ自分は地獄で生きたとしても、天上の低い所にいたとしても、私たちの祖国が早くできてほしい」と願うのではないでしょうか。その祖国が顕現するとき、自分たちが解放されるのです。ですから特使を遣わさなければならないのです。私は、監獄でもそのようなことをしてきました。門を開け放ったのです。肉界、霊界すべてにハイウェイをつくったのです。
 ですから、霊界がすべて御父母様に対して、そのような方向に、一つの国へと進軍するのです。そのように願っているのです。霊界が地上のために、真の御父母様がうまくいくように祈っているのです。それを知らなければなりません。地上の真の御父母様、どうかよく闘って霊界の恨を解いてください。神様の願っていらっしゃるのがそのようなことではないでしょうか。皆さんは、これまで神様の国で生まれて暮らすことができず、この地のサタン世界で生きてきた期間が長いということを、恥ずかしく思わなければなりません。


四 入籍時代と私たちの責任

1.入籍と真の御父母様の恵み

 今日の人類は、サタンの血統を受けています。ですから悔い改めなければなりません。天地の大主人の前に顔を上げることのできないほど、恥ずべき内容があるのです。しりまで隠して岩の後ろに隠れて、神様と呼ぶことのできない恥ずかしい子であることを知らなければなりません。愛の怨讐の血を受けたのです。ですから、涙と鼻水を流してはいつくばり、命を失ったとしても「罰を受けて当たり前だ」と言うことができなければなりません。死んで埋葬された自分であるということを知らずに生きる、かわいそうな人たちなのです。

 誰も知らないこの道を探すために、私がどれほど大変だったか分かりません。人生問題の根本を解明しなければ、解決することができないということを知ったとき、暗中模索していた若い時の苦痛は、皆さんには分からないでしょう。しかし、それを可能にする組織をつくって、言葉だけでなく実戦の途上において、それが証明された世界の版図をすべて備えました。今や誰でも走ってきて旗を受け取って後ろを向きさえすれば、天国に入ることができる時代が来たのです。

 自分自身がどれほど汚れた姿で悪臭を放ち、統一教会を汚し、サタンの舞台をつくってきたかを考えてみてください。それを考えれば、神様の前で体を伸ばして座っていることはできないのです。答えてみてください。それができますか。解放されて長子権を相続し、王権を相続することのできる自然な神様の愛圈と血統圏が中心となっている人ならば、それが可能かもしれませんが、皆さんは、そのような人になっていますか。腐って、いつ落ちるか分からないこの者たちが、自慢しているのです。

 皆さんには何の資格がありますか。祝福を受ける資格があるでしょうか。祝福を受けようとここに来て座っているのですが、皆さんが統一教会に入ってから何年かの間にしたことは何でしょうか。祝福というのは、そのようにただ来て座っていれば受けられるというものではありません。千年の功を尽くし、万年の功を尽くしてから、その子孫が来て厳粛に千万回の謝礼を捧げながら、そして天上世界と地上世界の万民が仰ぎ見て、その日の栄光を称賛する中で、祝福を受けるべきなのです。果たして皆さんに、それができるでしょうか。

 死んでみれば分かります。文総裁の言っていることがうそかどうか。私の言っていることがうそかどうか、今すぐにでもこの場で一度死んでみてはどうですか。霊界の度数に合った道理を教えてあげたということを知って、その教えどおりに行かなければなりません。いずれにせよ一度は行かなければならない道です。
 文総裁の教えを受けなければ、その峠を越えることはできません。案内者がいないのです。ですから、天は今日この滅びゆく世の中で私たちのような者を立てて、キリスト教が生きる道、自由世界、民主世界が生きる道を教えてくれるのです。今日ここで名実共に真の父母の論理が出てくるのです。

 「先生に似なさい」というのは良い言葉でしょうか、悪い言葉でしょうか。築かれてきた福をそのまま引き継がせてあげようというのです。先生が大きな峠を越えたとすれば、それを中心に同じ形をつくりなさいということです。そうすれば、その垂直線は同じなのです。

 これからは、皆さん全員が絶対愛、絶対服従する立場に立たなければなりません。エデンにある家庭には自己所有権はありません。神様と神様の絶対愛と血統が一つとなった立場に立った真の息子、娘になりさえすれば、宇宙のすべてが私のものになるのです。愛によって一つになれば、自分のものになるのです。


2.家庭の伝統を立てよう

 天国の皇族圏を編成していく時代です。このどうしようもない野良犬のような者たち、今後ブルドーザーで押し倒してしまう日が来るのです。私の教えるすべての原理のみ言、教えるすべてのことを中心として、世界へ出ていくとき、この世界の伝統をせき止めることのできる韓国人がいるはずはなく、この世界の伝統をせき止める統一教会があるはずはありません。根を抜かなければなりません。目をつぶって断行しなければなりません。天国の伝統を立てるために刀を当てるときは、刀を当てる腹がなければなりません。
 私の目を見てください。とても早く話しますね。主張の強い人なのです。間違えたならば、許しというものはないのです。世界に向かっていく時代を前にして、そのような日がやって来るということを考えるとき、これからは厳粛に過去をもう一度悔い改めながら、自分の一身を整え、一家庭を整えなければなりません。

 これからは、世界がすべて入籍しなければなりません。十二支派を中心に、入籍するときは、皆さんの一生、統一教会に来てから今までのすべてを一つ一つ記録しなければなりません。教会からふろしき一枚でも持っていったとするならば、それをすべて記録しなければなりません。それが霊界で記録されたコンピューターの記録と合っていなければ、皆さんは入ることができません。正直にすべて自述書を書いていかなければなりません。そのように、一度清算して越えていくべき時が来るのです。
 ですから、皆さんの祝福も、教会祝福、南北を統一したあとの祝福、世界を統一したあとの祝福があるのです。そのようなものなのです。短期間内に南北統一の時代が来ることを願わなければなりません。世界を越えて皆さんが祝福を受けて行ってこそ、天国に入るのであって、そうでなければ霊界に行ってとどまるのです。

 人間の価値的結論は、二つではありません。一つです。その価値的結論の中心とは何でしょうか。真の愛です。真の愛とは何でしょうか。真の愛の定義さえ下せずにいます。統一教会の思想は、愛を中心とした唯一の世界観です。個人はこう行くべきであり、家庭はこう行くべきであり、氏族はこう行くべきだということがはっきりと示されています。その法度は、レバレンド・ムーンの構想ではありません。天国の法度の反映体なのです。そうしなければ、霊界に行って入籍できないのです。

 理論的に考えるならば、み旨に関して説明することはなくなりました。すべて終わったのです。これからは、紙切れを持って越えていく時です。ですから、神様と真の父母から歴史が始まり、今後、入籍時代が来るのです。ですから皆さんが入籍するのです。神様の息子、娘としてみな神様のように、真の父母のようになったでしょうか。言葉で言うのは簡単です。寝ても覚めてもこれを考えなければなりません。食べている時も寝る時も、どこへ行ってもこれを考えなければなりません。そのためには、祖国で暮らしてから行かなければなりません。

 人間の堕落によって、あってはならない内容が、天の道に反対する内容が、今日の人間世界に満ちているのです。これを払いのけなければなりません。これを裂いてしまわなければなりません。それは言葉だけではできません。サタンの愛を中心に、サタンの生命、サタンの血統につながって、すべての民族が歩んできた歴史的文化背景が、異なる習慣性、あるいは風習が各種各様に満ちているので、そのままでは除去できないのです。
 ですから聖書に、「自分の命を失おうとする者は生きる」とあるのです。それで逆説的な論理が成立するのです。命を失おうとしてこそ生きるのです。自分の命を投入しなければならないのです。ですから、すべてのものを漂白して洗濯し、言い換えれば、蕩減して復帰しなければならないのです。そのような過程が絶対に必要なのです。それをせずに、堕落世界で所有していた習慣性や罪悪性が残っている限り、天との関係を結ぶことはできないのです。

 救いの道というのは、皆さんが今まで生きてきた、そのままの習慣的生活を通して得ることのできるものではありません。完全に蕩減の道を行かなければならないのです。救いの摂理は復帰摂理であり、復帰摂理は再創造摂理です。ですから、再創造されるためには、堕落する前のものと同じように、本然の位置、ゼロの位置に戻らなければならないのです。そこには意識もなく、習慣もなく、今の自分の金や李という姓もないのです。そのようなゼロの位置に戻らなければなりません。天の創造本然の基準を考えるならば、造られたすべての万物は、ゼロから出発したのです。

 統一教会のメンバーは、絶対に自分勝手に生きることはできません。自分の心をだますことができますか。自分の心を偽ることができない限り、天国の戸籍を偽ることはできません。すべてのことが籍に入るのです。私がこの手を挙げたとすれば、それがビデオ・テープにすべて記録されていますね。人間の世界でもそのように記録されるのですから、天国に記録されないはずはありません。祝福を受けたある夫婦について、ボタンを押しさえすれば、幼い時から、その先祖の時からすべて現れるのです。あっという間に出るのです。時間はかかりません。ここでは時間という概念がありますが、天国はあっという間なのです。

 女性が家柄の高い名家に嫁入りしたならば、いくら美人だとしても、その家の法度に従わなければなりません。法度に従えなければ追放されるのです。ですから、どんなに大変でしょうか。生活が合わず、習慣も合わず、風習が通じなければつらいのです。規則だらけの行路に従って愛し、それに拍子を合わせることは、容易ではありません。難しいのです。拍子を合わせられなければ、追い出されるのです。

 アダムとエバが絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準を失って偽りの結婚して、神の血統を失い、所有権を覆し、一族を滅ぼしたので、ここで絶対血統復帰をしなければならないのです。真の父母の純潔な血統を永遠に自分の子孫に残すことができるように守らなければなりません。アダムとエバは、それができずに結婚したのです。私たちは、それを守って結婚し、絶対血統、絶対所有権、絶対心情圏を復帰しなければならないのです。それを標語とするのです。三大標語です。






















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