祝福と入籍
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1.入籍は真の御父母様の恩賜

(1)入籍の祈祷文

 愛するお父様、歴史的な一日を迎えました。
 このような日々が来ることをどれほど待ったことでしょうか……。
 お父様、流れる歴史の中で切々と否定しうる天の心情、
 天の事情の多い壁の峠を越えてきたという事実…、
 内的なお父様であられるあなたと
 外的な父であるこの息子しか知らない、
 そのような歴史的な事実を独り抱いて
 耐えてこられたお父様のうらめしさと
 お父様の自負心の前に、
 深く礼をして感謝申し上げます。

 韓国の地を捨てないでくださいませ。
 哀れな民族でございます。
 戒めてみれば傷だらけでございましたし、
 歩みゆく足取りは砂漠の谷間…、
 とても見ることのできない心情が
 この民族の背後に伴っているということをご存じのお父様…、
 なにとぞ韓国とこの民族をご照覧くださいまして、
 南北の解放を成し、
 勝利の民族としてアジアの統一を主張し、
 万国の解放を主張することのできる、
 縦的な神様に侍り
 横的な真の父母の因縁を万世に宣布することのできる、
 誇らしき先民とならせてくださいますよう、
 お父様…、切にお願い申し上げます。

 愛によって心と体が一つになり、
 家庭が一つになり、
 宗族・民族・国家・世界全体が一つになっていたならば、
 大きな木に成る実がすべて同じ実を結ぶように、
 この世界万民の子孫たちは
 直接天国の愛の倉庫の中に入っていくことのできる
 収穫の実であり…、
 永遠なるお父様の主管圏内にある愛だけが生命であり、
 愛だけが全体となりうる故郷の地に入籍して入っていくのに、
 足りなきことがあってはならないにもかかわらず、
 サタンの愛によってこれらの全てを壊してしまい、
 なくしてしまいました。

 神様の能力をもって悪魔を処置できなくはありませんが、
 人間の中に悪魔のすべての罪状を知って、
 公義の審判主であられる神様の前に
 検事の立場で告訴できる者が現れないことには、
 これらのすべてを清算することができないということが分かりました。

 堕落の圈を乗り越えることのできるその時を願って、
 摂理を延長してこられた事実を知っている統一教会の群れたちは、
 自分自身を自責しながら正座して、
 天と地の前に東方に向かって正すことのできる礼と、
 西方に向かって、南方に向かって、北方に向かって、
 更には中央に向かって正すことのできる
 礼を身に付けなければなりません。

 そうして天上の法、愛の法を通して、
 一家庭の根を中心としてすべてが一体となり、
 統一的な権限において「家和万事成」の起源…、
 神様のための愛だけが
 その中心にならなけれぱならないということを考えるとき…、
 今置かれている立場がそれとは正反対、
 180度も反対の立場に立っていることを知りまして、
 結ぱれたこのすべての因縁を断ち切って、
 それを中心として克服超越すべき立場に立っているということを
 自ら分かるようにしてくださり、
 今まで身につけた私たち個人の習慣性、風習、文化背景、
 すべての環境的与件、すべての伝統的な内容全部を、
 私たちにおいて終りの日に清算するにあたって、
 すべてが怨讐の条件として残るということを知り、
 決断を下し、決断することをもちまして、
 自ら解放圈へと抜け出なければなりません。
 進まなければならない急ぎの道が待っておりますから、
 残りの戦場を直行する歩みを、
 お父様…、守ってくださいませ…。
 体は一つでありますが、
 千千万万の人々が必要としていることを思いますとき、
 彼らの心情をどれほど天が懐かしんで
 探し求めておられるかということを、
 今まで知らずにいた無知蒙昧なこの者たちをお許しくださいませ…。

 この地上に真の御父母様の血肉とお父様の血肉を連ねた
 すべての事情をなくさなければならない、
 恥ずべき子孫として生まれたということを千世に万世に忘れず、
 この道の前に忠孝の道理をもって、
 涙と血の汗を流して突き進まなければなりません。

 残ったその日とその地の前に恥ずべき息子や娘とならぬよう、
 韓国の地をお守りくださり、
 北朝鮮の地をお守りくださり、
 アジアをお守りくださいますよう再三お願いします。

 故郷に入って入籍しなければならない
 最後の希望の礎に向かって直行する群れが、
 この立場から南北を連結し、全世界に連結し、
 天地全体の中心に現れるようにしてくださいますよう
 再三願いながら、
 すべての祈りを
 真の御父母様の御名を通して祈願いたします。
 アーメン。(177−353)


 (2)入籍に対する観

 本来イエス様はメシアとして地上に来て、弟子たちと万民を祝福し、罪のない天国を成し遂げなければなりませんでした。ところが不信によって新婦を迎えることができなくなり、「真の父母」になることができず、その使命を完遂することができませんでした。

 それがゆえに再臨することを約束されたのです。再臨主はイエス様が成すことのできなかった神様の復帰摂理の根本を完成するために来られます。すなわち、創造理想を完成すべき真の本然の種として来られ、神様の真の愛、真の生命、真の血統の根源となる真の父母理想を完成するために来られます。

 そのお方は、既にイエス様の時までに神側が勝利した、根本摂理の基台の上に臨在なさいます。すなわち、イエス様が長成するまでの勝利的な基盤の上にしっかりと立たれて、イエス様が探すことのできなかった新婦を探し、「真の父母」になられて万民を救ってくださるのです。(277−211)

 「真の父母」は、血統を伝授する新しい結婚の行事を通して、全人類が神様の真の愛、真の生命、真の血統につながるように接ぎ木をして、真の人になるように救い、さらには真の家庭を築いて地上天国を建設なさるのです。

 したがって、再臨主は肉身を持った姿で来られて、新しい血統関係を編成しようとされます。これが国際合同結婚式なのです。

 アダム一家庭でなくしたことを世界大家庭園で蕩減することによって、アダム家庭で完成すべき「真の長子権」、「真の父母権」、「真の王権」を取り戻して、神様の主管する地上天国に転換して天上天国に入籍をし、神様を中心とした地上・天上王権時代に進入し、勝利と自由と幸福と統一の世界を取り戻して、神様の創造理想の地上天国、天上天国を迎えるようになるのです。これが救援摂理歴史の原理観です。皆さんも未来に、幸福で新しき結婚、祝福を受けるように願います。(282−224)


 @「入籍」という語意の解説

 入籍とは何でしょうか? お嫁に行く新婦が新郎について行くには、籍を移さなければなりません。自分が生まれた本然の籍を取り消して、他の地に移さなければならないのです。(177−302)

 入籍するために、新婦が自分の財産を新郎の家にすべて捧げるように、皆さんもそのようにしなければなりません。そのようにしなければ入籍することができません。女性はお嫁に行けば、その家に入って夫人になるからです。(15−153)

 真の愛の道はジグザグの道ですか、直行する道ですか? 直行です。ではどこへ行きますか? 住んでいた家は自分が育ってきた家ですが、ここは新郎をたずねてきた家です。その新郎を変な風に考えてはならないのです。お嫁に行けば、よその家に引越しをするので戸籍が変わるのです。戸籍が変わるのです。全部入籍して、赤ん坊を生んで暮らしてから(離婚して)出て行くようになれば、子供たちを生んでおきながら、背を向けながらそのまま置いて出て行くようになります。入籍は何でしょうか? 真の愛の根源を中心として結ぱれた証票なのです。(178−208)


 Aなぜ入籍しなけれぱならないか

 父と母はですね、自分の体や自分の財産や、息子・娘までも全部捧げなければなりません。天の所有権に入籍しなければなりません。なぜ入籍しなければならないのでしょうか? サタンの息子・娘として連結したことを終結しなけれぱならないからです。そのまま堕落圏内にあってはならないのです。終結できないのです。終結するためには、つまりサタン側にあったものを断ち切るためには、所有権を天側に全部返さなければなりません。(145−25)

 神様の解放が行われることによって、文総裁と一つなり、神様の愛と神様の生命圈と神様の血統圏を伝授させることが、統一教会の祝福です。堕落した万民は、祝福を受けなければ入籍することができません。ここにいる人は皆ひっくるめて、誰もがそのようにならなけれぱなりません。

 では入籍するには、どのように入籍しなければならないのでしょうか? 本来は出生期から入籍しなければなりません。皆さんは今日、大韓民国に生まれて大韓民国に入籍しましたね? いつ、どこで、誰々という父と母のもとに、息子・娘として生まれて、長女ならば長女ご次女ならば次女、長男ならば長男…、全部名前を入籍したのです。そうすれば永遠に大韓民国の民になるのです。では、皆さんは天国民になりましたか? なりましたか、なりませんでしたか? とんでもありません。(211−109)


 B入籍時代の到来

 前後関係のカイン・アベルが問題でなく、左右関係、すなわち統一教会内のカイン・アベルが問題です。この路程を行かずに越えようとします。しかしそのようなことがありえますか? ありません。その路程を闘わなければなりません。そういうことをはっきりと知らなければならないのです。

 1972年度が過ぎれば入籍時代が来るでしょう。こういう話を問いたことがあるでしょう? 入籍は、民族を統率できる主権を持つか、民族が安息することのできる場を確保してこそ初めてできるのです。戸籍は宗族に上げるものでしょうか、国に上げるものでしょうか? 戸籍は国に上げるものなのです。そのような時が来たので入籍時代が来るのです。

 では入籍時代とは何でしょうか? この期間に今それを教えてあげるのです。ですから、この三年路程の期間に完全に一致団結し、完全な祭物として使命を果たさなければなりません。不平を言ってはなりません。祭物が不平を言うことができますか? 祭物は存在意識を持つことができないのです。そして所有観念も持つことができません。ですから、不平を言うことができません。そこにおいて祭物になりたくないと言って、身を引くことができません。(46−320)

 再臨主はこの地に来て、天国の憲法を教えるのではありません。宮廷において、王宮において王族たちが守ることのできる憲法を教えてあげなければならないのです。それゆえ、だんだんと世界が統一教会に反対するのではなく、歓迎するようになるのです。全体のうちの3分の2が、そのような時代に移り変わっていくのです。そのようになれぱ入籍時代に入ります。本然の入籍時代が来るのです。(163−65)

 今後イエス様の時代の12弟子のように、すべて皆クラプ的な環境を編成するような時が来ます。入籍を皆しなければなりませんね? 入籍時代が来てこそできるのです? 36家庭だからといって、すべてが36家庭ではありません。家庭の名分に泥を塗ったときには、すべての食口から糾弾を受けなければなりません。祝福がどれほど恐ろしいものか知らなければなりません。

 イエス様が二千年間、個人の殉教から家庭殉教、宗族殉教、民族殉教、国家殉教の道を歩んできたがゆえに、世界が滅びながらもこの道を歩むのです。そうして、ひと時の解放圈のために歩んでいくのですが、その解放圈の基準とは何でしょうか? 国ではありません。個人の血統がサタン悪魔の血統から、いかに解放されるかというごとが問題です。

 第一に悪魔を追放すべき環境です。文化圏です。それから血統です。それを取り消すことができず、そこから解放されないならば、悪魔の網から抜け出すことができないのです。

 先生が話す堕落論が事実で、神様が今まで悪魔のせいで苦労をしてこられたわけですが、苦労しなければならない内容が神様にあるで゛しょうか? 神様には苦労すべき内容がありません。神様が苦労すべき内容をもってしては、私たちがこのように苦労するはずがないのです。私たち人間が血筋を汚したために苦労をするのです。

 今後は全部みな乗り越えていかなければなりません。乗り越えていかなければなりません。乗り越えていく時は整備しなければなりません。皆さん各自が一つになって、夫婦の日記を書かなければなりません。その次に息子・娘の公認を受けて、全部入籍をしなければなりません。入籍時代が来るのです。清算して越えていかなければなりません。その時はサタンがついて来ません。そのような深刻な時が来ます。祝福を受けた家庭たちは今後、全部日記を書かなければなりません。さっと乗り越えていってはならないのです。(208−39)

 これから入籍時代…、神様の国を中心として入籍時代が来るのです。12支派の入籍時代が来るのです。14万4千の群れに入っていくというのがありますね? 14万4千が何か知っていますか? 入籍時代が来るのです。南北統一時代を中心として入籍時代に向かって行くなら、自分の宗族圏が天国の故郷地と同じ立場に立たなければなりません。そうなればこそ、天国の入籍時代に宗族的に入籍するのです。個人ではありません! (219−101)

 何をするために訓読大会をするのですか? 完全にこれを分けてあげることによって、全部同じように取り扱うのです。統一教会の信徒のように取り扱わなければならないのです。ついて来ない者たちは追放されるというよりも、今や国連を動かして大移動の命令をするのです。国連憲法とか法を変えて、先生のみ旨と思想を中心として法の条項を作って、それに適った群れは韓国に入籍して残りますが、それに適わなければ、(外国から)入ってくるその数字に該当する分だけ押されて出ていかなければなりません。あなたたちは、入籍という話が嘘だと思いますか? 入籍があると思いますか、ないと思いますか? あるのです。(291−156)


 C入籍は史上初めての事

 天国入籍ということが行われるのです。今まで天国に入籍がありませんでした。天国に国がありませんでした。家庭もなく国もありませんでした。それを知らなければなりません。霊界に行くようになれば、父母も家族も、10人家族なら10人家族が全部分かれていました。しかしこれからはそうではありません。本来堕落しなければ、父と母の一族が共に入っていくようになっていたのが、天国だということを知らなければなりません。真の愛を中心として、祖父母から父母、自分たち夫婦、息子と娘が一つになって、為に生きる神様の真の愛を持つようになれば、そこには神様も絶対服従するのです。そのような愛の伝統に服従しながら、為に生きる愛だけで動くその世界、為に生きようとするその世界には、平和の基地が生じざるを得ません。(210−355)


 Dイエス様と入籍

 イエス様は、万民のメシア、救い主になる前に何をしなければならないのでしょうか? イエス様は神様の直系の息子になる手続きを踏まえなければなりません。アダムとエバが神様の息子・娘としてつくられて、生まれましたが、その資格をサタンに奪われることによって、完全に神側に立てる息子・娘として入籍することができなくなりました。言い換えればそれは、生まれることができなかったからでもなく、神様の心情をイエス様ほどに引き継ぐことができなかったからでもありません。彼らが堕落したからです。すなわちその体に傷がついて、ひぴが入って、小さく割れたために入籍ができないのです。

 それゆえ万民のメシアになるための先行条件が何かというと、神様の息子として入籍をしなければならないのです。息子として入籍をするためには、まず傷ついて部分を全部治療しなければなりません。そのような立場においてイエス様は、数多くの個人と家庭と宗族と国家が罪悪に染まり、サタンの讒訴条件に引っかかっていることを解決しなければなりません。サタンによって犠牲となり、悪の祭物として消えながら残った恨と、全世界人類に使われたサタンに屈服したくぴきを、完全に解かなけれなりません。そうでなくては神様の息子になる手続きを踏むことができないのです。(19−90)

 イエス様は幼いときから母の愛を受けて、「私の母は天上天下に二人とない母です。たった一人しかいない母です。神様、この母は愛さざるを得ない私の母ですから、あなたの国に私の母をして入籍させてくださいませ」と言わなければならないのです。イエス様が決定してこそ、マリアも天国に入籍できるのです。ところが入籍できないマリアをカトリックでは聖母というのです。どうして聖母だと言えるのでしょうか? 天国に入籍することができなかったのです。(50−66)

 神様が探し求めていた息子を代表してこの地に来られたイエス様は、アダムの代わりに使命を完結しなければならないのです。アダムが失敗することによって、数多くの人類が罪の荷を背負って、死亡圏内にとどまるようになりましたから、父母として責任を果たせなかった私たち先祖の過ちを代わりにすべて背負い、子孫たちのすべてを罪悪から解放してあげるべき責任があるため、イエス様はこの地上で死の道を歩んでも、それを解決しなければならないのです。

 考えてごらんなさい。家庭から追われ、民族から追われ、教会から追われ、その次には弟子たちまで疑いました。それゆえにイスカリオテのユダが、イエス様を売り飛ばしたではありませんか。ですから、どこへ行きますか? 行くところがないのです。行き場がないから死ぬしかありませんでした。

 イエス様はこの地上に来てみ旨を果たすことができませんでしたが、(イエス様は本来)時代的な新婦の名を立てて、真の父母の因縁を決定して、真の息子を立てて、この平面地上で相続権を、入籍権を、天国の権限を入籍させることのできる権限を、ある基準において準備してから逝かなければなりませんでした。しかし、それをなすことができないままに亡くなったのです。

 入籍させるにあたってどのようにしますか? 僕として入籍させますか? 直系の息子でなければ、養子として名前だけでも入籍させておいてこそ、神様の前に相続することができます。相続権内に共に参与できるというのです。(155−309)

 イエス様は入籍をすることができませんでした。国家がなければ入籍ができないのです。分かりましたか? 教会には入籍できましたが、国家に入籍することができなかったのです。(256−334)


 (3)入籍とお父様の恩賜

 今日人類はサタンの血統を受けたのです。それゆえ悔い改めなければなりません。天地の大主人の前に、顔も上げることのできない恥辱があるのです。尻さえも隠して岩陰に隠れて、「神様!」と呼ぶことのできない恥ずかしき息子であることを知らなければなりません。愛の怨讐の血を受けました。それゆえに涙と鼻水で這いながら進み、命を失ったとしても「私は、罰を受けて当然です」と言うことのできる、死んでも感謝の叫び声が腹からあふれ出る、そんな自らを発見することができなければなりません。そのようにならなければ、愛を受けることのできない、怨恨のわなに埋もれた自らであることを知らずに生きている哀れな者たちなのです。

 誰も知らないこの道を探し求めるために、私がどれほど骨を折ったことか分かりません。人生問題の根本を解決するためには、歴史を解決しなければならず、宇宙を解決しなければならず、神様の苦衷までも解決しなければならないということに気づいたとき…、私が暗中摸索したその若い時期の苦痛を、皆さんは知らないでしょう。しかし、そのようなことができる組織をすべて作って、言葉だけでなく実戦の途上において、それが証しとなり得る世界の版図をすべて備えました。今や誰でも、走ってきて(勝利の)旗を授かって回れ右さえすれば、天国に入っていくことのできる時代が来たのです。(209−292)

 今に分かります。死んだら分かるというのです。文総裁の話が嘘かどうか…。今すぐにでもこの場で死んだなら分かるのです。私の話が嘘かどうか…。天国のすべての度数に合う理知を教えてもらったということを知って、その教えの通りに歩んでいかなければなりません。どうせ一度は行かなければならない道です。文総裁の教えを受けることなしには、その峠を乗り越えることができません。案内者がいません。それゆえ天は、今日この滅びるべき世界に、私たちのような者を前面に押し出して、キリスト教が生きる道、自由世界・民主世界が生きる道を教えてくれるのです。ここにおいて今日、名実共に真の父母の論理が出てくるのです。(209−227)
 皆さんを見ると、まるで何か不良のようですが、何の資格があるというのでしょうか? 祝福を受けられる資格があるかというのです。祝福を受けるといって来ながら座っていますが、皆さんは統一教会に入って何年間の聖業をしたのですか? 祝福とは、そのようにただ来て、座っているだけで受けられるというものではありません。千年の精魂を込めて、万年の功績を立てた後に、その子孫たちが来て厳粛に千万回の謝礼をしながら、また天上世界と地上世界の万民が仰ぎながら、その日の栄光を称賛する中で、祝福を受けなければならないのです。果たして皆さんはそのようにできますか? (30−224)

 先生の生涯は途方もなく凄まじいものでした。途方もないのです。それこそわぴしい生涯です。絞首台に向かっていくのと同じ心情を一生の間抱いてきました。そうでなくては果たすことができないのです。

 ですから皆さんの宗族も、これからは問題ないのです。弟や妹たちに「こらっ!」といって、ひっぱたいてでも早い内に原理を聴かせるようにしなければ讒訴されます。讒訴されるのです、願わざる将来に…。

 一族を中心として入籍する時代が来ます。数百名いなくては入籍することができないのです。何の話か分かりましたか? いくらあなたたちが代表者であったと言っても、入籍することができないのです。落ちるのです。まちがいなくそのような時が来るのです。ですから忙しいのです。皆さんは何の話か分からないでしょう。見ていなさい、これからどうなるか…。

 そのような事は、私がみな予告しました。先生は今まで語ったみ言集を録音して、全部聞いています。聞いてみると、既にみな話しました。1950年代にすべて話してあげたのです。今話したことを、その時すべて話してあげたのです。

 先生が立派なのは、その時の言葉も今の言葉も、方向や内容において同じだというのです。何の話か分かりますか? 普通の人ならば話が発展して変わってしまいますが、全く同じなのです。これは評価に値することなのです。すでに世界の版図を計画して、握り締めて出発したのです。(204−302)

 アダム家庭を解放してあげて解放圈を備えることによって、今は平面的に会えるのです。今までは、イエス様が霊界にいるために、聖霊を通じて、聖母の母神と一つになって、縦的に会いました。40年の精魂を込めてこそ会えたのです。20年以上なのです。このような難しいすべてが、今や横的になされたのです。

 そこから7段階です。くるりくるりと、このように行くことができるのです。そのような時代が来たのです。神様と真の父母の功績によって、数千万年の歴史をいっぺんに、数年間で越えていくことのできる恩恵時代になったという事実を知り、その子孫の資格を備えたという条件ゆえに、それを相続して解放の立場に上がることができるということを知って、骨髄に徹して恐縮と感謝の心を忘れてはなりません。(249−264)


 (4)入籍とお母様の苦労

 主はこの地に「真の母」を探し求めるために来られます。それは真の母を通して真の息子・娘を取り戻し、天国に入籍させるためです。そのために来られる主が雲に乗って来られるでしょうか? 統一教会を異端と言いますが、終りの日にどうなるか見ていなさいというのです。

 私たちは世界的な苦痛を、代わりに経ていかなければなりません。どんなに荒々しい彼であっても、巧みに防ぐことができなければなりません。傷もなく強硬に立つことができなけばなりません。今日統一教会の信徒の前には、六千年の苦痛が一斉に迫ってきています。解放の日が来るまで、それに打ち勝たなければなりません。(13−134)

 神様の前に来られる再臨主……、天国のすべての祝福をすべて母を通して、母の伝統を受け継ぎ、父母の伝統を受け継ぐことによって代表してきたのが長子であり、長子と長子の伝統まで受け継いだのが次子なのです。

 それゆえ父の命令に母が絶対服従して、母の命令に長子が絶対服従して、長子の命令に弟や妹が絶対服従しなければならないのです。このようになるのです。そういう家庭にならなければ、神様に仕えることのできる家庭になれないというのが原理的な総観です。総観だというのです。(283−56)

 1999年統一教会の標語が「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」です。3億6千万双を中心として、神様と真の父母を中心として飛躍しなければならないのです。すべてが成就したのです。それでサタンがすべて屈服したために、これを宣布しなければなりませんが、神様自身が宣布することができません。堕落の元凶は神様ではありません。アダム、未完成のアダム、失敗したアダムがしたがゆえに、完成したアダムがこれを神様の前に通告し、宇宙的な一つの法で杭を打ってこそ、神様が顕現できるのです。サタンも退くのです。そのような式を今年5月14日、パンタナールでしました。

 再び3億6千万双の大転換時期を中心として、再度、真の御父母様が責任を負うのです。これからは神様の前に責任を負わせないのです。私が責任を負うのです。全体の責任を負うのです。

 それでお母様がサタン世界の最高階級を中心として、80か都市で巡回講演を通じて勝利の覇権を持って入ったために、お母様は母としての責任を初めて神様が公認した立場に、サタンが公認した立場に、人類が公認した立場に立つようになったのです。キリスト教をはじめとする、人類の宗教圈を越えて勝利の版図圈に立ったために、アダムの前に失敗したエバが復帰された価値をもって、同じ立場に入籍して行動できるこういう資格を持つために、これを天地に宣布するのです。それでこの場をもって文総裁がお母様に対して、韓鶴子氏に対して表彰をするのです。

 それでこれからは対等な立場に立つのです。男女平等権時代が来るのです。愛を中心として男女平等権時代なのです。それゆえ、これからは女性を結束させて、男性を教育する時が来ました。

 口八丁手八丁の者たちは、すべてみな女性の心情に釘を打ち込んだのです。神様の心情にエバが釘を打ち込んだために、男性、つまり天使長がエバの心情に釘を打ち込んだのです。それを抜くことのできる人が誰かというと、お母様です。お母様の釘を抜くことのできる人は誰かというと、文総裁です。エバはアダムを殺して、イエス様を殺して、再臨主を追放しました。エバは三代の夫を喪失しました。その罪を許すことができないのです。その罪を拭うために文総裁がお母様を育ててきたのです。お母様を育てるのに、どれほど非難をたくさん浴びたことでしょうか? あることないこと、いちばんの悪魔だとか、色魔だとか、ありとあらゆるレッテルをはったのです。知らなかったでしょう? しかし、そのように育ててくる作戦を立ててきたがゆえに、生き残ってきたのです。

 そのようなすべてを完成して、お母様を天地の前に、堂々と男性と対等な立場に立てるのです。私が公認するのです。アダムが公認するがゆえに、アダムがエバを否定したことを肯定し、神様まで公認するがゆえに、女性解放が行われるのです! アーメン! 「アーメン!」(柏手)(302−232、1999年6月26日イーストガーデン)



















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