祝福と入籍
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4.入籍の姿勢と入籍の結果

 (1)入籍の方法と姿勢

 @入籍の方法

 1992年8月25日の祝福は、何も持ってない人が祝福を受けました。本来は、7年間苦労してようやく祝福を受けていたのですが、1週間話を聞いて祝福を受ける、そういう恩恵の時代に入りました。

 そういう時が来たにもかかわらず、自分の一族を家族的メシアとして先を争って加入させなければ、皆さんは国に入籍することができません。イエス様の代身の立場にある宗族メシアを中心として、一族のメシアを立てて勝利した後、国を建ててこそ入籍が可能です。現在、統一教会の皆さんは入籍されていません。南北統一がなされ一つの国になり、世界から崇拝される立場に立たなければ入籍することができません。入籍するときも一人ではありません。国を探し求めてこられたイエス様の勝利圏である、宗族メシア圏の160家庭を抱いて、一緒に入籍しなければなりません。何の話か分かりましたか? イエス様の目的は国家復帰です。イエス様の代身となる皆さん祝福家庭は、国家復帰をしなければなりません。どんな犠牲を払ってでも、国を建てるべき使命があるのです。

 イスラエル民族はカナンの地に着き、すべてを忘れて乞食になっても、子供たちの死体を焼いて食べながらでも、国を建てなければなりませんでした。ところが、サタン側の7族、異邦人と付き合って結婚したいと考えたでしょう? 女性たちは異邦人の所に出入りして仕事をし、自分の一族を食べさせ生かさなければなりませんでした。そうして、そこに娘がいたら、自分の息子と結婚させるのはどうだろうかと考えたというのです。話にもならないのです。そこに息子がいた場合には、自分の娘と結婚させたいと考えたのです。ですから今日まで、イスラエルの国が悲惨な立場に立っているのです。(250−342)

 統一教会では、実際的には父母が十字架を背負っています。ですから、縦的な歴史を横的に蕩減できるのです。したがって、この公式的な路程は、子供として誰もがみな歩んでいかなければなりません。今後、天の家族になるためには、誰もがみな自分の財産をすべて、天の倉庫に入籍させなければなりません。物質を入籍させなければならないし、自分自身も入籍しなければなりません。嫁に行く新婦と同じです。イエス様は新郎であり、私たちは新婦であるので、誰もが嫁に行く準備をしなければなりません。嫁に行くときは、財産も体もすべて持っていきますね? 自分のすべてのものを新郎の家に入籍させなければならないのです。

 本来は神様の栄光の中で入籍すべきだったのに、入籍ができませんでした。ところが、その入籍の時代が来るというのです。サタンの血を受け継いで、神様から相続することができなくなったため、神様から相続することのできる息子にならなければならないのです。それゆえ、すべての物質を入籍させ、体を入籍させ、心情を入籍させなければなりません。その入籍することが、まさに新婦として新郎の所に嫁に行くことなのです。キリスト教で言うイエス様は外的なイエス様ですが、そのような観点から内的・外的な新郎となるのです。イエス様が結婚しなければならない話をしたら、キリスト教ではびっくりして飛び上がることでしょう。(21−211)

 皆さんは、今後新しい国に入籍しなければなりません。ところで、神様が万物を創造した後に人をつくったのと同様に、万物をまず入籍させて、次に人間が入籍して神様と連結しなければならないのです。そのための歴史が、6000年の歴史に該当します。旧約時代には万物を通して、成約時代には父母を中心として天と連結させていくのと同じく、そのすべての過程を経ていかなければならないのです。

 ところで、今日これは、統一教会という限界圏の中だけでなされてはならないのです。国家を越えて世界圏にまで拡大させて、そのような歴史を完全に終結することなしには、完全な復帰の一日を迎えることができないということを、知らなければなりません。(23−332)


 A入籍のときの心構え

 生涯をずっと生きてきたとしましょう。30歳を過ぎて、40、50、60、70、80歳になり、いよいよ近いうちに霊界に行かなければならない事実に気づき、み旨や摂理の内容を知っている基準から、自分の過去を振り返ってみるとします。自分のことは皆さんがよく分かっているのです。み旨のために成そうと思い立ちはしましたが、どれほどみ旨のために役立ったのでしょうか? 言い換えれば、大海のように濁った水が、今この世界に流れていますが、自分自身がその濁った水を、どれほどきれいにしたかというのです。その濁った水に染まることなく、それを全部きれいにすることのできる自分自身の環境を、どれほど開拓したかというのです。それは深刻な問題なのです。

 私たちが霊界に行く前に、自分が何をして生きてきたのかと、自分の生活を一つ一つ振り返って反省してみるとき、それは深刻な問題なのです。皆さん、霊界は未知の世界です。霊界は、どの道行かなければならない世界ですが、未知の世界なのです。無限拡大の世界です。そこに行けば、皆さんの先祖にすべて会えるのです。数千数万の先祖に、ずらっといっぺんに会える所です。彼らは皆さんを迎えるとき、評価するのです。

 例えば、新婦がかごに乗って、新郎についてその家まで行ったとしましょう。新郎の家に着いて、その一族に入籍し入門した瞬間から、自分を中心とした考えは通らないのです。自分を中心として、それまでは自分の家で暮らしてきました。しかし、だからといって、今まで成長しながらやってきた行動の一切が、(新郎の家で)受け入れられるでしょうか? これが問題です。新郎の一族は、すべてを受け入れられるでしょうか? 受け入れてくれと言えるでしょうか? そうは言えないのです。私の行動の一つ一つ、視線からはじまって聞くこと、話すこと…、行動の一切が、新しい分野で出発するにあたって注意を要するのです。何に対して注意するのでしょうか? 新郎の家門に、新しく出発するその環境に、どうしたらぶつかることなく、役に立っていけるかということに注意するのです。それは極めて難しいことなのです。(142−161)

 神様を愛するにおいて、絶対信仰を中心とすれば、裏切りの心を持つ人はすべてサタン側です。自分の利益のために、こそこそと人のうわさ話をする人はサタン側です。皆さんはどうでしたか? 誰がああだこうだという話、ありとあらゆる、よこしまな話を聞いたでしょう? 皆さんの心にはどれほど傷があることでしょうか? でこぼこだらけになってきたのです。この者たち! 神様はそんな所には協助ができません。ですから、私は皆さんに統一教会を任せませんでした。統一教会は私が担っているのです。皆さんが落ちて滅びたとしても、私がいるかぎり、統一教会が滅びることはありえないのです。

 統一教会の長子権、統一教会の家庭権、統一教会の王権は私が責任を担っているのです。今や統一教会が被害を被ることのない時代に入って、長子権を復帰させて、その次に何ですか? 父母権、メシア権でしょう? その次に王権を復帰させるのです。それゆえ、主が来るとき、キリストと共にみな王になるという言葉がありますね(エペソ2:6)? サタン世界の全権的な基準を、いたるところで踏み消すことができるのです。個人・家庭・宗族・民族・国家・世界版図…、いたるところでサタンは順応するしかないのです。そのようにして、神様の全権的な天上天国・地上天国の実現が可能だというのです。それは長子権理想、父母権理想、王権理想から始まるということを知らなければなりません。

 皆さんが永遠の天の国に入るとき、天国に入籍するときは、そのようなことを中心として、質問されます。私はこういう人だということを、自分で公認するのではありません。神様の代わりに真の御父母様の前に…、霊界の善なる先祖や天使圏の代わりに統一食口の公認を受けなければならないのです。統一教会の国と、統一教会の世界の公認を受けなければならないのです。統一教会の法の基準の前に、称賛を受けなければならないのです。そのようになっていますか?

 自分自身が、軽々しい尻で臭いをぱらまき、どんなに統一教会を汚し、どんなにサタンの舞台を作ってしまったかを考えてみなさい。それを考えれば、神様の前に、先生の前に、伸び伸びと座っていることはできないのです。どうですか。できますか? 長子権を解放されたものとして相続し、父母権の代を継いで相続し、王権を解放されたものとして相続することのできる者であれば、そして自然的な、神様の愛圏と生命圏と血統圏が中心となっている者であれば、そのようにすることができます。ところで皆さんは、そのようになっているかというのです。木が腐って、中がからっぽになったような、いつ落ちて離れていくか分からないような者たちが、誇らしげにしているのです。このような途方もない事実を知らなければなりません。(206−255)


 B入籍の前の準備姿勢

 皆さんの体は天国を相続することができましたか? まだできていないのです。それなのに、どうして神様の息子・娘なのですか? 旧約時代・新約時代・成約時代をいっぺんに蕩減して、真の御父母様がその上にまたがり、私の息子であるという祝福をしない限りは、相続することができないのです。全体の蕩減復帰をしなければなりません。旧約時代は万物です、新約時代は息子・娘です、それから成約時代は真の父母を立てるのです。こうして三大祭物圏時代を蕩減復帰しなければなりません。

 皆さんもそうなのです。先生に侍るためには、自分の持ち物や所有権を主張してはならないのです。ヤコプの路程と同じように…。自分の息子・娘、その次は自分の妻…、僕の子は前に置いてもかまわないのです。「すべてを僕として受けとってください」と言ってこそ、神様の御名のもとに、すべてが長子権として入籍できる特権が与えられるのです。「私には実績がありませんが、この者たちだけは最も大切なものです」と言える人こそ、相続することができるのです。イスラエル圏に加担した歴史的な事実を忘れてはなりません。そこに自分の主張はありえないのです(145−38)

 心と体の統一世界を備えようとするならば、神様の本質的な愛を回復しなければなりません。そのような命題が残っていることを知らなければなりません。どんな苦労があったとしても、これを克服し、その境地を得てから霊界に行かなければ、大変なことになります。

 こういう真の愛の論理を中心として考えるとき、人間が真の愛と一体化して共同一体圏の中に入っていくがゆえに、神様の生命が私の生命になり、神様の愛が私の愛になり、神様の血統が私の血統になるのです。神様の所有する被造世界を私の被造世界としながら、天下を抱く父母の心を持って生きなければ、天国に入籍することができません。(200−230)

 皆さん、祈祷してみてください。祈祷すればするほど、涙で前が見えないのです。お父様の近くに行けば行くほど、悲しみと号泣があふれるのです。このような段階を越えて、お父様のことを思っただけでも踊りださなければならないのに、まだそのような段階になっていません。それゆえ皆さんは、いまだに神様を慕うべき歴史的条件にひっかかっていますし、時代的条件にひっかかっています。ですから、願われた条件を備えていない皆さんは、今や天と私の間に、慕い求める条件を清算すべき時が来たということを知らなければなりません。その次に、何をしなけれぱならないでしょうか? 天の家族として入籍できる日を、慕わしく思わなければなりません。皆さんが一人だけで慕わしく思ってもいけないのです。全世界の人類が慕わしく思わなければなりません。全世界人類が慕わしく思わなければなりません。(8−114)


 (2)入籍の前の留意事項

 今後、家庭としての入籍時代において、何月何日という予定を立てて、その日に入籍できない人は、入籍時代から落ちるのです。これからは皆さんと駆け引きをして、譲ったりはしないのです。先生の思い通りにするのです。皆さんがしなければ、世界の人達を引っ張ってきてでも、するつもりです。そうなれば、皆さんは恥ずべき民族になるのです。韓国を相手に闘ってきたその方向性を変えて、世界人類を相手に闘い始めるにあたり、韓国が最後までその主体性を保てるかどうかが問題なのです。共同的な立場に立って皆さんをなだめるようにしてみて、韓国が主体性を保って残るようになれば、韓国は歴史的な国家となり、皆さんは、子々孫々にわたって恵まれたその先祖となるのです。それができないときには、他の国に移すのです。渡さなければなりません。(56−370)

 先生の息子・娘は長子であり、皆さんは次子です。年は皆さんの方が上で、苦労もたくさんしましたが、先生の息子・娘をお兄さん、お姉さんと呼ばなければなりませんね? それは誰が教えましたか? 自分たちが知っているでしょう? 原理がそうなっているのです。これが完全に一つになるのです。

 4数を中心として、完全に一つになるのです。縦的にも結実を結びましたが、4数を中心として、アダム時代・イエス時代・再臨主時代の3段階を中心とした先生は、1代で3時代の父母が失敗したすべて、つまり3段階を、すべて収拾した家庭基盤の上にしっかりと立っているのです。誰が侵犯できるでしょうか? サタンは讒訴できません。

 こういう版図を中心として、宗族的な権限を与えるのです、宗族的メシアはイエス様一人ではありません。家庭的にみんな子女を生むでしょう? その入籍は自分の国にはしないのです。カインの国にやむを得ず入籍しましたが、移さなければなりません。カインの国に入籍したまま死ねば、後世が困るのです。ですから祖国が必要なのです。何の話か分かりましたか?(185−252)


 (3)入籍の結果

 @入籍の結果とその威力

 モーセとイスラエル民族たちが、蛇にかまれて死にそうになったとき、(旗竿のうえにつけてある)青銅で作った蛇を見た人たちは助かりました(民21:9)。また同じように、サタン世界が崩壊しそうなときに、イエス様を信じることで助かりました。何の話か分かりましたか? 今この地上で、サタンが持っているすべての権限を奪ってくるためには、旗を立てて、真の父母の写真を掲げ、入籍さえすればいいのです。それだけで所属が変わるというのです。

 それゆえ、今年に入ってから、先生が特別に講義する内容が、真の御父母様の写真を掲げることと、旗を立てる運動なのです。(220−90)

 成約時代は、父母を中心として神様と一つになる時代であり、新約時代は息子の時代なのです。息子を犠牲にしましたが、息子を裂くことによって、サタンと分け合い、地上世界と天上世界さえも、サタンと分け合って所有するようになりました。

 そして、旧約時代には物を二つに裂きました。このように何もかもサタンと分け合ったという事実は、すべてが堕落の結果だというのです。神様の所有であるのに、どうして神様の被造物を、二人の主人が分け合うのかというのです。

 これは堕落のゆえです。堕落したことによって息子を探し求めるため、堕落したことによって新たな家庭を探し求めるために、所有権の決定という、そのような歴史時代を経てきたということを、誰も知りませんでした。これを完全に一つにして捧げなければなりません。

 それゆえ、皆さん自体が祭物にならなければなりません。どこで一つになるのでしょうか? 祭壇に上がって…、夫婦が祭壇に上がらなければならないのです。個人の所有観念はありません。ところが、今日、米国のような国は、完全に悪魔の世界になりました。悪魔地獄になったのです。個人主義とは何でしょうか? 何がプライバシーなのでしょうか? 何が平等なのでしょうか? 上下・前後・左右という関係が平等でしょうか? 平等というのは、中心を除いたことなのです。縦的理想を完全に否定したことです。

 上・中・下というものがあるのです。これをなくしてしまったから、びっくり返したから、平等になるのです。勝手に行ったり来たりして、縦的な基準をつくるのでも立てるのでもなく、勝手なことをしていると、どんどんと落ち込んで地獄へ行くのです。そのようにして、愛の理想、愛の秩序が完全に壊れてしまったのです。米国に家庭というものがありますか? 米国に父母というものがありますか? 米国に国がありますか? 世界がありますか? すべてなくしました。完全にサタン世界を整理しなければなりません。

 このようなモデルを持てば、すべての人が千年も万年も皆さんに11かに仕えて、従ってくるということを知り、このような信念をもって、生活環境を整備していかなければなりません。一族です。7代、7代です。

 本来は、自分の7代先祖の子孫を集めて、一族を中心として教育するのです。修練所で教育をするにあたって、一人ではするなというのです。四位基台を終了した後に、一族の教育時代を経なければなりません。そのときは、自分の財産をすべて捧げなければなりません。

 その捧げる行列が、この世の歴史以来、最も長くならなければなりません。それを捧げることによって、先祖として1代目、2代目、3代目になるという代が決定されます。ここ座っている人は全部で何人ですか? 500名ならば500代という差が生じるというのです。一緒に同じ場所に座っているこの中で、誰がこの内容を完成して、先に献納して入籍するかという問題において、500代の差が開くのです。天上世界に行ってまた会おうと思っても、会うことのできない段階に分かれてしまうのです。そのようになるかどうか、後から分かります。

 ですから、早く一族を整えろというのです。競争が始まりました。世の中で恐ろしいことが起こるのです。競争の中で、これ以上恐ろしい競争はありません。先祖たちは足をバタバタさせて「こらこら、お前たち! うちの子孫たち! みんな早く急ぎなさい!」と言うのです。それをしないで通過しようものなら、先祖が財産を踏みつぶしてしまうのです。ある日の宣布を中心として、それができずに残された息子・娘、夫婦…、すべてを踏みつぶしてしまうのです。逆さまにしてしまうのです。悔しくて無念であった神様の解怨の日を迎えたにもかかわらず、地獄に行くしかない家庭をつかまえて、丸く取り巻いて守ってくれ、保護してくれ、大事にしてくれるでしょうか? とんでもありません。(298−60)

 この地上に生きている人は、みな故郷を持っています。故郷に生まれるやいなや、国なら国に入籍するようになります。大韓民国ならば、大韓民国の主権国家に属するすべての地方、村々、地域を問わず、そこで生まれれば必ず入籍をしなければなりません。入籍することによって、どのようになるかといえば、その家の父母の息子であることが証明され、その国の国民であることが証明されるのです。その国があるかぎり、その父と母がいるかぎり、入籍された子供を除籍することはできないのです。そのようなことを私たちは知らなければなりません。

 統一教会は宗教団体です。それゆえ、宗教団体として行って、とどまれる所、とどまれる国を探し求めるのです。私たちの制定した、私たちの入籍できる国がないのです。その国を探し求めて、入籍しなければなりません。今日、この地上にどうして宗教が必要なのでしょうか? 本然の故郷の地に入籍できないからです。神様を中心にして考えてみるとき、人間は神の民ではありません。神様の本然の地と因縁のある人、入籍された人ではないというのです。これが問題です。(177−302)

 入籍しなければ、天国の国民になれないのです。すべて落ち着かなくなるのです。そうなれば、サタンが思うように前後・左右・上下から攻撃するのです。今や皆さんは、すべて真の御父母様の代身として、宗族的メシアの使命をもって、自分の父母を解放できる立場に立ちました。(236−322)

 霊界の構造を見ると、霊形体と生命体と生霊体があります。これらは霊界の反応的な現象ですから、霊形体・生命体・生霊体と同様の因縁を備えなければなりません。では、その霊界において、皆さんは何かというと、生霊体と同じなのです。ですから、入籍をして入り、自分の位置を求めて入っていくのが復帰の路程です。だから、皆さんはこれから入籍するのです。

 もしも、連結されて入籍をした暁には、皆さんがどんなに過ちを犯し、どんなにミスをしたとしても、サタン世界で制定した法によっては処理できないようになります。この世もそうではないですか? 今日、米国人を韓国の国法によって処理できますか? 国籍が違うゆえにできないのです。(150−231)

 家庭的基盤でなければ、入籍することができません。真の父母というのは、家庭を中心として祝福の基盤を代表した世界的家庭であるため、真の父母と相対圏を成して入籍しなけれぱならないということを知るべきです。家庭的な出生を申告しなければならないのです。

 真の父母の御名を中心として、神様のみ旨の平和境が築かれ、統一圏が築かれ今、家庭的に入籍するという事実は、国家が一瞬のうちに復帰されるということです。宗族的メシアが、12家庭だけ入籍したと考えてみてください。その国はどうなるでしょうか? 一瞬のうちに復帰されるのです。日本も、どんな国も問題ではありません。完全にいっぺんに復帰されるのです。それはどういうことかといえば、神様を中心として、アダム家庭以降の堕落したすべてを、愛で許して抱いていこうという意味なのです。(269−57)


 A入籍後の順序(階段)

 被造世界はサタンの所有であり、神様の所有ではありません。今後は、所有権の回復ということがあるため、天下は戦争なしに一つになるのです。これからは一族が、財産とすべてをまとめて天に入籍せんがために、世界の歴史上になかった行列ができるはずです。天に誰が先に入籍するかによって、兄になり、弟になるのです。(208−346)

 今後、入籍時代が来るのです。全世界の統一教会員たちは宗族的メシアになれと、1991年9月1日を中心として全世界的に発表しました。宗族的メシアについては、韓国人だけが知っているのではありません。全世界の人が知っています。そして誰でも160家庭を祝福させれば、みな入籍できる立場に立つのです。今後、南北が統一されるときには、その順に入籍するようになるのです。

 全世界の人が入籍するようになれば、先生を中心として1代目の先祖、2代目の先祖、3代目の先祖というように、ずっと続くのです。先生が1代目の先祖です。最初に入籍する人たちが、先祖の中の先祖になるのです。平面で25億を祝福してあげるとすれば、1週間で祝福をしてあげることができます。数百万、数千万が同じ日に祝福を受けたとしても、入籍数を中心に考えていくと、順序が逆さになるので、同じ時代同じ日に祝福を受けたとしても入籍の日が異り、千代、万代の差がつくというのです。(254−84)

 今後皆さんは家庭において父母の前に親孝行をし、国の前に忠臣となり、世界の前に聖人となり、神様の前に聖者となる道を行かなければなりません。誰に限らず、家庭・国・世界・天地の前に恥じることのない、宇宙・自然の中で天運の保護を受ける自らとなり、神様の最高の愛を受ける家庭を築かなければなりません。これが願いではありませんか?

 神の国がありません。サタン世界に入籍していますが、全部取り消して天国に入籍できる時代が来ます。それも知らずに、みんな死んで大騒ぎなのです。天国の国民として入籍し、天国の家庭として入籍し、天国の宗族・天国の国家・天国の世界に入籍して、(その天国と)地上天国が統一されれば、皆さんは神様の右腕として二つの世界を愛で統治できるようになるのです。その世界に行こうとすれば、入籍の手続きを踏まねばなりません。

 民主主義は兄弟主義です。それゆえに闘うのです。兄弟主義なのです。ですから地球村でなく、「地球家庭時代」に移行するのです。これを知らなければなりません。家庭時代! レバレンド・ムーンはそれを主張しているのです。地球家庭時代です。

 地球を動かすことのできる家庭…、どんな世界も越え、民族を越え、今現在ぱらばらになっている世界を統一的世界へ、一つの道へと結ぶことのできる時が来たのです。(287−40)


 (4)入籍が不可能な者

 「愛勝日」は偉大な日です。その日を興進様の亡くなった日として記念するよりも、愛を中心として復活した日として記念することを、興進様は願うことでしょう。それで、昇華した日を亡くなった日としてではなく、愛勝日として記念するのです。これも理論的に正しいのです。興進様と愛勝日について、はっきりと知らなければなりません。

 ですから、皆さんは今後、愛勝日の記念品を分け合わなければなりません。記念品はどこにありますか? どこにありますか? 愛勝日の記念品がどこにあるかというのです。どこにあるか分からないでしょう? それを知っているのは、神様と先生しかいないのです。それを受け継いでこそ、天国に入籍できます。なぜかというと、理論的に、心情的に蹂躙されていない人であってこそ、天国に入籍するようになっているからです。心情的に蹂躙された条件のある人は、天上世界に入籍できないからです。これが原理観です。(171−293)

 これから、皆さんは「ははあ、1972年までにこのようにしなければならないだろう。それで先生は入籍時代が来るというみ言を語られたんだなあ」と思うはずです。妻のいる男たちは、入籍時代に家族を参加させることができなければ、畳の上で死ぬのではなく、倒れて這いつくぱいながら、自ら死ぬようになる時が来るかもしれません。なぜでしょうか? 自分の息子や娘の批判に耐えられないからです。そのような時が来るというのです。自分の息子や娘から「一体、お父さんとお母さんは何をしていたの!」と言われる悲惨な父母になるというのです。私はそのように考えるのです。「最初に来たのに、どうしてこのようにしかできなかったのですか?」と言いながら、自分の息子と娘が目に稲光りを光らせるというのです。そのような時が来るのです。そのような時が来なければ、そのような時が来るように私がするかもしれません。冗談ではありません。(46−351)

 皆さんは、家庭を中心として入籍しなければなりません。ところで皆さん、まだ入籍していませんね? 今後おそろしい時が来るはずです。それについては具体的に説明しません。もし、ひっかかる場合には、追い出されるのです。それが原理の法度なのです。

 このように考えると、自分を中心として生きることは、すべて必要ないのです。ところが今日、国も、世界も、宗教も…、人類すべてが個人を中心として生きています。ですから、私たちが新たな思いをもって、自分たちの力で世界をひっくり返し、覚醒しなければなりません。その日のために、精誠を尽くさなければなりません。台風が吹くからと、そこで倒れてはなりません。それを皆さんの家庭がしなければなりません。(28−334)


 (5)入籍とジャルジン教育

 統一教会においてアダム家庭は何かというと、堕落した家庭であったゆえに「家庭的メシア」なのです。ノアは中間の立場です。イエス様と同様に、すべてがみな地に着地できませんでした。半分しか成せなかったのです。それゆえ、ノアの立場が何かというとイエス様に該当するのです。イエス様は「宗族的メシア」です。ヤコプは何かというと、「国家的メシア」に該当するのです。地に着陸したのです。イスラエル選民を中心として、国のために出発したのです。それが36家庭です。先祖がなくしたすべてを取り戻すのです。それで36家庭を見ると、12家庭(アダム家庭)・12家庭(ノア家庭)・12家庭(ヤコプ家庭)になっています。

 アダム家庭は、祝福家庭で言えば「家庭的メシア」であり、ノア家庭は「宗族的メシア」です。イエス様の代身である宗族的メシアです。ヤコプ家庭が「国家的メシア」です。初めて着地するのです。国のために着地するのです。ヤコプ家庭がアベルなのです。

 これが蘇生・長成・完成…、歴史時代を経て今すべて結実を結ぶのです。アダム家庭で祝福が失敗しました。それをヤコプ家庭が来て完成したのです。今考えれば、アダム家庭は家庭的メシアに該当するのです。

 ノア家庭はイエス様と同じです。すべての着地が始まるのです。地上天国に着地するのです。これはすべての結実なのです。

 そのためにあるのが、「ジャルジン世界平和理想家庭教育本部」です。誰もがここ来て団結するのです。ここに来て一つになって、堕落することなく完全にサタン世界を根絶し、霊界と肉界のすべてを完成した条件を中心として、ここから天国の門に入っていくのです。ですから、この修練会に来なければ、脱落することになるのです。ここですべてが完成するのです。これまでできなかったので、ここに来て総決算して、家庭を祝福するのです。天地と完全に歩調を合わせて清算し、家庭を中心として教育するのです。それがジャルジン教育本部なのです。「理想家庭教育本部」で天国に入ることのできる人として、先生の血縁的関係に入籍するのです。ですからみんな写真を撮ってあげるのです。一族として写真を撮ってあげるのです。それゆえ、夫婦で来なければなりません。本来は、四位基台がここに来なければなりません。四位基台、家庭の息子・娘をみんな連れて来なければなりません。親子で、四位基台でみんなここに来て、教育を受けなければなりません。堕落したゆえにそれができず、イエス様もそれを成し遂げられませんでした。それゆえに再臨主もそれを願い、完成することをもって、今この役事をするのです。(301−215)

 ここで行う教育は、天国を完全にフリーパスできる家庭を作るための教育です。ジャルジンに家庭教育訓練所がつくられ、ここから理想家庭が出発するのです。天国に直行するのです。

 そこには家庭が入っていかなければなりません。それで、四位基台の4人が来て教育を受けなければなりません。父母だけではならないのです。家庭が来なければならないのです。そうしなければ、入籍であれ何であれ、先生について来られません。そこから転がり落ちるのです。祝福を受けたとしても、ここでこの教育を受けなければなりません。家庭が天国に入ることのできるチケットを与える場所なのです。

 ありとあらゆる人…、みんな来いというのです。3億6千万双は、みんな来いというのです。それで、韓国と日本を中心として、祝福を受けた順に配置して、何月何日に行けという計画表を作るように指示しました。

 ですから、全世界がこれからは父母の公式を作り、子女の公式を作るのです。第4次まで終わった後には、世界の人が誰でも来られるようになっています。(297−71)


 (6)人籍と法

 もし、憲法を作って法律を発表したら、その法にひっかかれば監獄に行くのです。「知らずにそうなってしまいました」という弁解は通じません。そんな考えをする女性は、今悔い改めろというのです。隠れて暮らしては絶対にいけません。警告します。男性より女性に責任があります。男性は女性の話を聞くようになっているのです。何の話か分かりましたか?(250−344)

 天国の法を守って、天国の王宮法を尊重視できなければなりません。今後、南北が統一された、その時に備えて、すべての準備をしなければなりません。その訓練をすべき内容が、今なお残っています。その時には、誰でも入れるわけではありません。入籍時代が来るのです。その時は、大学を卒業して博士になり、大学教授になることよりも、ずっと難しいのです。自分一代で、一族のすべての歴史を全部編成して、そこに合格しなければなりません。霊界と肉界から鑑定を受けて、選出するのです。

 そのように考えるとき、皆さんは、先生が今まで45年間指示してきたすべてにおいて合格ですか、不合格ですか? 何分*の一ぐらい合格したのかということが条件になるのです。審判の条件になるのです。これは脅迫ではありません。後で分かるのです。私が命令するのは、私がすべてを行って、勝利した条件を立ててから命令するのであって、天国の第1条の訓示条件として、法的条件としてすべてが残っています。それに合わせて問答が行われるのです。(210−370)


 (7)記録として家庭手帳を具備

 私たちは霊界に行かなければなりません。霊界に行ってからも、霊界をすべて整備しなければなりません。霊界では組織の編成がなされていません。霊界では先生が来るのを、千秋の恨の思いで待っているのです。これを全部整えなければ、大きな問題なのです。これから10年後、新しく80代を迎えるときには、カナン福地の解放の天国に向かって前進しなければならない任務があるのです。

 イスラエルは王権を回復するにあたり、40年間荒野で流浪することによって、モーセとともにみんな死んでしまいました。そのことをはっきりと知って、皆さんは一心同体になって、百人千人が一体となって、天の願う方向に、真の御父母様の行く方向に、一歩一寸の狂いもなく、歩んでいかなければなりません。

 原理の道は、たどっていく道です。自分勝手に行ってはなりません。私たちを協助してくれる先代の先祖たちが、一族の代身となって神様の前に祈ることのできる先祖となるためには、自分の一族、親族の前に真の御父母様の写真を掲げ、その写真の前に一つとなって、父母の門を通る天の国民の権威を持たなければなりません。そのようにしてこそ先祖たちが、地上のアダムとエバを協助した天使長のように、協助することができるのです。ですから、気を引きしめなければなりません。適当では通じないのです。

 これからは、世界がみな12支派を中心として入籍しなくてはなりません。入籍するときには、皆さんの一生、統一教会に入ってから今までのことを、一つ残らずみな記録しなければなりません。たとえ風呂敷一つでも教会から持っていった物があれば、それをみな記録しなければなりません。それが霊界に記録されたコンピューターの記録と合っていなければ、皆さんは入れないのです。

 自分の自白書を、正直にすべて書かなければなりません。ですから、いったん清算してから通過しなければならない時が来たのです。それで皆さんの祝福も、教会祝福、南北統一した後の祝福、世界統一した後の祝福があるのです。そういうことなのです。南北統一の時代が短期間のうちに来るよう、願わなければなりません。世界を越えて皆さんが祝福を受けて行ってこそ、天国に入っていくのです、そうでなければ、霊界に行ってとどまるのです。(212−59)

 霊界においては、地球とは、ほこり一粒のようなものです。霊界は、時空を超越した無限の世界です。そして「このような時代、このような心情で地上に生まれ、生き、霊界に来た人がいるならば、直接この場に現れてください!」と言えば、その人が瞬間的に現れるのです。そのように、直感的な感覚が現実化する世界なのです。

 そこには食糧を作る工場もないし、自動車を作る工場もないし、何もありません。人間は霊界に入籍するとき、地上生活を証明する証明書を持って行かなければなりません。「私はこのように生きた。このような仕事をした」と主張することのできる、生涯の証明書のことです。そういう証明書は、自分自身が書くことはできません。最初はサタンが書きます。まずサタンから証明書をもらってから、イエス様の証明書をもらわなければなりません。その次に、神様の証明書をもらわなければなりません。(297−267)

 人間は霊界に入籍するとき、地上生活を証明する証明書を持って行かなければなりません。「私はこのように生きた。このような仕事をした」と主張することのできる、生涯の証明書のことです。そういう証明書は、自分自身が書くことはできません。最初はサタンが書きます。まずサタンから証明書をもらってから、イエス様の証明書をもらわなければなりません。その次に、神様の証明書をもらわなければなりません。

 この3種類の証明書が必要だということを、知らなければなりません。霊界に行ってみれば、霊界は膨大であり、3段階になっています。誰がトップ(top)に上がるかと言えば、より人のために生きた人です。しかし、自分のために生きた人は、反対の立場に立つようになります。自分のために生きた人は、すべてが反対して、人のために生きた人はすべてが歓迎します。霊界においては、自分の父母、自分の妻も関係ありません。高いところに行く人はみな、人のために生きた人たちなのです。

 人類を愛し、神様を愛したことが最後まで残って、それが天の国の所有権決定の基準になるのです。霊界に行けば、伝道した人の数によって、皆さんの霊界所有権が決定されるということを知らなければなりません。霊界に行って誇れることが何かといえば、どれだけ人を慕いながら生きたかということなのです。天の国で必要なのは、他の何ものでもありません。世界よりも、自分の国よりも、自分の妻よりも、自分の息子・娘よりも、神様をもっと愛したということです。妻は夫に「私よりも神様のことをもっと愛してください。それから私を愛してください」と言ってこそ、夫からより高い次元の、神様的な愛を受けるようになるのです。

 今日、文先生は心情圈ということを説いて話していますが、心情圈の基地というのは、神様を中心とした真の父母の愛、真の夫婦の愛、真の兄弟の愛、真の子女の愛なのです。そういう愛を普遍化できる世界が、心情圈の世界です。そのような本然の世界においては、愛し合う夫婦の愛の基準を中心として生きるにしても、それが天地、天宙を中心とした夫婦の愛でなければならないのです。では、本然の世界に合格できる愛の基盤をどこで築くのでしょうか? 文先生は、地上でそれを築いてから霊界に行かなければならないと教えているのです。この世で貴いと言われている数多くの何かではなく、心情圈の世界の合格者になれるようにです。(299−78)

 これからは、軍隊の手帳のような家庭手帳ができるのです。つまり、1年にどのくらい韓国語を学んでいるかということを、統計で出すことのできる家庭手帳、記録簿ができるというのです。全部で何千時間勉強したのかを記録する記録簿ができるのです。

 本部は新たに家庭が出発できるように、先生の指示した内容、40年間訓示したこと、指示したすべて…、それらの要点をまとめて指示しなければなりません。そして、各家庭でこの事を完成できるようにしなけれぱなりません。そうです、家庭手帳を作らなければなりません。そうして、どこに行っても、自分の家庭手帳を見せなければなりません。その手帳には、公的な仕事を何年して、どれだけの食□を作って、どれだけの血と汗を流して、どれだけ犠牲になったかということが、一目瞭然にすべて記録されているのです。そして、その家庭に関するすべてのプログラムがコンピューターに全部入力されていなければなりません。

 家庭手帳を完備してこそ、天国への入籍が可能なのです。過去に過ちがある場合は、過ちのない人が前に立ち、実績を中心として、純潔を中心として、新しい伝統を立てるべき仕事が残っているので、これからは忙しいのです。(268−128)


 (8)入籍と支派の編成

 皆さんは卒業した後に何をしましたか? 真の父母主義と神主義をアメリカ化させる運動ができなかったというのです。簡単なことです。それがなされるまで、山を越え、大洋を渡り、村を通過してでも、それをすべて連結させて、世界にブームを巻き起こさなければならないのです。そして東西四方でその反応が起こり、こだま現象のようになって一斉に立ち上がらなければならないのです。そのようになりましたか?

 その次に何をしようというのですか? 神様の愛を受け、真の父母の愛を永遠に受けることのできる息子・娘の立場に入籍しようというのです。これから入籍しようというのです。天国の生命録に入籍しようというのです。新しい真の父母主義、神主義を中心として、新しい入籍が行われるのと同時に、支派編成が行われなければならないのです。イエス様の12弟子、12支派などと同じように、支派編成をしようというのです。

 地に12か月があるのと同様に、天国に12の真珠門があり、地に12か月ごとの季節の変化があるのと同様に、天国に12の長老がいます。組織がみなそのようになっているのです。人間の組織も、天国と地の組織に対応できる主体的内容をもった、宗族的な組織が編成されなければならないのです。ですから、私たちの宗族も、12支派の組織を作らなければならないのです。そのようになってこそ、12弟子になって天国に通じるのです。それが天国の12の真珠門に該当するのです。(146−230)

 それを確実に知って、今から誰と一つならなくてはなりませんか? 12人の息子と、私の家庭と一つにならなければなりません。私たちが定着するときは、皆さんはすべて入籍しなければなりません。分かりましたか? どこかの支派に属さなければなりません。国が生まれるときは、支派に属するようになります。12支派がそれです。そうしなければ、お父様の前に行く道がありません。このような原則があるゆえに、統一家は移動することができないのです。揺れ動くことができないのです。不義の悪党が現れたら、原理がいっぺんに追い払うのです。(133−248)


 (9)戸籍と族譜

 西洋文明と東洋文明を総合し、一つの道に引っ張っていくことのできる理論的な体制を、私は持っています。人間とサタン世界に隔離していたそれらを統一し、神様が地上のいたるところに来ることができるという道理が、私にはあるのです。それがすべて成されたので、発表をするのです。

 アダムとエバが誇れるものは何もありません。堕落がなかったならば、こういう話をする必要がありません。すべてを成した今、こういう説明をするのです。お母様が帰ってくる日に、喜んで迎えろというのです。今がどういう時なのか分かりましたね? 皆さんの故郷が天国の故郷に連結されるので、皆さんの父母の家庭が解放されるのです。それによって、皆さんの家庭が天国の故郷に帰ることができるので、そこで生まれた息子・娘は天国の息子・娘として入籍できるのです。戸籍を持つことができるのです。ですから故郷に帰りますね?

 先生のことを考えてみましょう。先生は故郷である定州の地に行ってきました。金日成主席はそこを聖地にしておいたというのです。写真を持ってきて、見せてあげればよかったですね! 北朝鮮ではあんなに立派に整備してあるのに、大韓民国はどれほど面目ないことでしょうか? 聖地を作って道をすべて整備し、木も植え、その前にあったみすぽらしかった納屋もみな壊してしまいました。バスが自由自在に数十台止まれるように、よく整備してありました。(238−299)

 先生が聖地として定めたのは、40か国を中心として120個所の聖地でした。イエス様は120数を蕩減しなければなりません。そうでなくては、完成時代に行くことができません。大まかな計算ではありません。それは小学校の算数ではありません。高等数学として解いていかなければなりません。

 第一は何ですか? 真の父母の御名を持ったところには、サタンがいすわることができないのです。第二には、真の父母と同じ平衡線上で、常に同じ恵みを受けることのできる時代が来たということです。万民の前に平等な立場に立って、真の父母が自らの持つ祝福をみんなに分けてあげるのです。その代わり、新しく祝福を受けなければならないのです。そうして、血統転換・所有権転換・心情圈転換をしなければなりません。

 戸籍が変わらなければなりません。戸籍を新しく作らなければなりません。サタン世界の戸籍はすべて滅ぴるのです。それは地獄圈に属するものです。それゆえ、天国の戸籍に再び入籍しなければなりません。今日、これをはっきりと知って、これから私たちの歩むべき姿勢を整えて、私たちのまわりにこの事実を伝えなければなりません。その代わり、いつでも中心存在があれば、その人に投入しなさいというのです。愛は与えて忘れてしまえというのです。(251−273)

 今までの歴史は、横的な基準ではありませんでした。これからは、家庭を中心として出発していく時となりました。家庭において、ありとあらゆることがすべて成されるというのです。こういうことを皆さんが知って、今回の期間に先生が祝福してあげた家庭として、天の前に入籍するかどうかという問題が起こるのです。入籍するときは、夫だけ入籍しても、妻だけ入籍してもいけません。夫と妻が一緒に入籍しなければなりません。統一教会は、いまだに戸籍がありません。戸籍というのは、主権があってこそありえるのです。ですから、皆さんはかわいそうな人たちです。それで、先生が戸籍を持てるようにするために、その道に向かって無慈悲に打って追い立てるのです。これは正当な指導です。(36−32)

 国を探し得たときには、皆さんはすべて入籍しなければなりません。入籍が何かを知っていますか? 族譜を作らなければなりません、族譜。分かりましたか? 今後統一教会を中心として国に入籍するときには、族譜を作らなければなりません。族譜を作るときは、必ずすべてを天の前に返すのです。多いにせよ少ないにせよ精誠を込めて、自分の生涯のすべてのものを、命にかわるすべてを国に捧げるのです。近ごろ、税金がどうしてあんなに高くなったか知っていますか? 全部かき集めていくのです。98パーセントまでかき集めていくのです。どうしてでしょうか。国に捧げるべき時が訪れるゆえにです。(101−290)

















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