天総官 文興進様
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はじめに

 真の御父母様のみ言を編纂することにより、今まで多くの書籍が刊行されてきました。少し前に天地父母様が「天総官文興進必勝」という揮毫を下さり、興進様に関するみ言を語られたことを契機にして、このたび、急いで本書を出版することになりました。

 「忠孝之身、天城奉献、天恩大海、永遠安息」とは、「忠孝の象徴である興進様を天城に奉献し、大海のような天の恩恵の中に永遠に安息しなさい」という意味であり、このみ言は真の御父母様が、若くして昇華された興進様に下さった揮毫です。

 真の御父母様の二番目の息子としてお生まれになった興進様は、幼少のころからひときわ英明であられ、とても手先が器用で、美術など多方面に天才的な素質をもっていらっしゃいました。十五歳(数え年)になり、人並み外れた温かい人情の所有者に成長された興進様は、友人たちからは尊敬され、御兄弟とは厚い友愛を結んでいかれました。

 その当時、興進様は、すべての人の父母であられる真の御父母様が万民救援の理想をもって地上に来られたということを深く悟られました。重ねて、そのような真の御父母様の真の息子として生まれたことをとても誇りに思われ、幼少から大切に温めてきた工学美術に対する夢をあきらめ、真の御父母様のように偉大な宗教指導者になろうという決心を固められました。

 興進様は、御自分がもっているいいものはみな同僚たちにお与えになる博愛主義の実践者であられました。また、ある特定の人だけを偏愛されることはなく、真の御父母様に忠誠を尽くす人をすべて等しく愛され、それら食口たちに十分に尽くせないということを、いつも残念に思っていらっしゃいました。

 当時、真の御父母様は、共産主義の壊滅のために、身辺の危険をも顧みず、最前線で東奔西走していらっしゃいました。その姿を御覧になった興進様は、真の御父母様に危険が迫れば、「私の命もわらくずのように捨てよう!」ということを口癖のようにされ、強く誓われました。

 サタンは、攻撃しようとする相手を打つことができないとき、その相手が最も愛するものを奪おうとする属性をもっています。これを立証するかのように、真の御父母様が共産主義の壊滅のために光州で勝共決起大会を成功裏に終えられたとき、サタンは、地球の反対側にいる真の御父母様が最も大切にされた二番目の御子息、興進様の車を攻撃しました。

 そのような状況でも、自分よりもまず他の人を考える博愛主義の実践者、興進様は、サタンの攻撃に対して貴い犠牲となって対処されました。自分だけを守ろうとすれば、命までは捨てる状況ではありませんでしたが、肋手席の二人の命を救うために、喜んで命を捧げられたのです。

 興進様がそのような壮烈な運命を迎えられ、真実で清い神様の子女として神様の懐に抱かれてから、いつの間にか二十年が過ぎました。興進様の昇華の二十周年が近づくこの時において、この本を発刊するようになったのは、霊界の総司令官として、自由、共産両陣営のすべての若い霊たちを共に天の役軍にするという使命を、昼夜の別なく遂行していらっしゃる興進様の労苦を褒めたたえるためです。

 最後に、私たちは、「霊界の総司令官文興進様」の神聖な犠牲精神を模範とし、真の御父母様の真の孝行息子、娘となるよう努力しなければなりません。

 二〇〇四年六月五日
















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