地上生活と霊界
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はじめに

 真の御父母様が訓読会を定めてくださったのは、天国家庭の伝統として家庭に神様を迎えて暮らすためだと思います。訓読とは、み言を通して神様の深いみ意を悟り、真の御父母様の勝利の聖業と役事を知ることによって、み言の内容と一致させようとするところにあります。み言は真の御父母様が一生の間、千辛万苦によって探し出されたダイヤモンドの鉱山のようなものです。真の御父母様は、一つしかない貴い宝物、億千万のお金を払っても買うことのできない貴い宝物がたくさん埋められているとおっしゃいました。

 真の御父母様は生涯を通じて珠玉のような生命のみ言を私たちに身に余るほどにたくさん下さいました。そのみ言の中でも、特に神様の実在性と霊界の実相、真の愛と真の父母、罪と蕩減復帰についてはっきりと知る人は罪を犯すことがなく、善なる人になるだろう、とおっしゃいながら、機会があるごとに、この部分をたくさん教育されました。

 このような真の御父母様のみ意に従いながら、さらにみ言の中から、蕩減復帰時代に私たちが実践しなければならない信仰的内容、そして成約時代を迎えた私たちが永遠に実践しなければならない生活的な内容を探し出し、教育教材として使用する必要性を深く感じてきました。

 今回、愛する日本食口のために、これらのみ言を選び出し、訓読教材用として『真の神様』、『真の父母』、『真の愛』、『地上生活と霊界』、『罪と蕩減復帰』、『礼節と儀式』、『成約人への道』など、七巻として発刊しました。このうち、『真の父母』と『地上生活と霊界』の二巻は、韓国で既に発刊され、訓読教材として使われているものを、日本の事情に合うように、またすべての人に読みやすく編集し翻訳したものです。

 これらの書籍は完璧に編纂されたものだとは言うことができませんが、少なくとも真の御父母様の内的なみ意を体系化したものですので、訓読を通して本然の道理を理解するにおいて、必要な教材になるものと思われます。

 この本によって、神様の正しいみ意を受け継ぎ、真の御父母様が願われる真の子女となり、天的な理想家庭をつくることで、この地上に創造本然の理想世界を立てるのに大きく貢献されんことを切に願うものです。
 み言を下さった真の御父母様の愛に心から感謝するものです。

  一九九九年十月




日本語版発刊によせて


 歴史を通して洋の東西を問わず「人間は死後どうなるのか?」という素朴な疑問は、多くの人々の心を悩ませてきました。この疑問にどう結論をつけるかで、その人の人生観が大きく変わってきます。

 霊界を否定する思想のもとでは、人間は一個の動物と理解され、人間の尊厳性を認めることができず、人生観も表層的となり、やがては刹那的快楽主義に陥ってしまうのです。一方、逆に霊界の存在を受け入れる人生では、人間としての尊厳性や価値の永遠性を認めて、豊かな霊的・精神的文化を生み出すこととなります。一時的な肉体的享楽に溺れる人生は虚しいものとして退けられます。

 文鮮明先生は、御自身の豊かな霊的体験を土台として「霊界と共に暮らす生活」を教えてこられました。教えられる霊界の事実は驚愕する内容が多いとともに、一貫した原理によって説明されています。

 この本によって霊界の実相に関して理解を深め、希望ある新しい人生を出発される契機としていただければ幸いです。

  一九九九年十月















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