宇宙の根本
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二、宇宙は主体と対象でできている

 1.ペア・システムが宇宙存在の原則

 万物は、鉱物世界でも植物世界でも、愛を基台として、愛の主体と対象関係の因縁を通じて理想的分母をもって生まれました。万物は結果の存在なのです。そして、結果の存在は、原因的内容なくしては生まれることができません。それで、私たちは、その原因的存在を神様といいます。それで、神様を中心とした愛の圏内で、東西南北、上下、前後左右を問わず、いつも和合して和動するためにすべての鉱物世界もペア・システム、主体と対象の関係にあるのです。このようにペア・システムで構成されているというのです。鉱物世界も動物世界も植物世界も人間世界も、同じです。
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 創造をするにおいては、人間を中心に、人間をモデルとして東西四方に広げて橋を架けてつくったのです。それで、すべての万物、鉱物、植物、動物界、すべてが相対になっています。すべて相対につくったというのです。そのように縦的な道と横的な道をペアでつづりながら行くのです。ジグザグに行くもの、このように運動するもの、様々な形態の作用を経ながら、ペア・システムを中心とした万物は、理想的愛を訪ねていくことができる人間の教材です。
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 すべての被造物は、主体と対象のペア・システムになっています。なぜそのようになっているのでしょうか。すべての被造物、存在世界は、それ自体の愛を絶対視する立場に立っているために、それを中心として授け受けして一つになるために、主体と対象関係、ペア・システムになっているのです。そのようになっていないものがありません。すべて愛ゆえに生まれたのです。
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 宇宙には主体と対象の関係が必ず必要であり、存在するすべてのものは主体と対象の因縁に従って存在するようになっているので、この宇宙はペア・システムのコンセプトを中心として造られました。そのように生まれたのは、愛を中心として、愛を必要とするためにそのように生まれたという結論を下すことができるというのです。鉱物も同じです。プラスイオンとマイナスイオンが授け受けします。植物世界も必ず雌しべと雄しべを中心として、動物も雌と雄を中心としてすべて存在するのです。
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 鉱物世界も陽イオンと陰イオン、すべて相対になっています。百七個にもなる元素も、どこにでも行ってくっつくわけではありません。実験室でいくら強制して付けても駄目です。しかし、自らの相対になると、一つになれないように無理にいろいろしても、神様が止めてもぴたっとくっつきます。それは知っているでしょう? すべてペア・システムになっています。鉱物もそうであり、動物も植物もそうです。すべてペア・システムになっています。すべて陰陽の道理に通じています。
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 この世の中のすべての存在は、ペア・システムになっているというのです。ペア・システムになっているために、鉱物世界、植物世界、動物世界を問わず、彼らが連合するためには、必ず主体と対象が愛という概念を中心として連結するようになっているというのです。
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 愛をもってする時は、通じないところがないのです。それゆえに、この宇宙はペア・システムになっています。鉱物世界もペア・システムです。植物もペアでしょう。動物もペアです。何を中心としてですか。級は違いますが、垂直の愛を中心として、次元は違いますが、この大宇宙に愛を中心として、どのような空間でもすべてそうだというのです。水平線上の位置に自分の存在を決定し、宇宙空間に浮いているのです。これらはすべて、愛ゆえにそのように生まれたのです。
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 すべての被造世界は、ペアの組織体制で連結しています。鉱物世界もそうです。すべてのものがプラス・マイナス作用をするのです。重力をもった地球星上でも、強い引力関係をもっている磁石は、その引力が地球の重力よりも強いために作用が表向きに現れるだけであって、磁石以外のすべての要素もプラス・マイナス作用をするのです。意識化運動も電流を通したプラス・マイナス作用を通して展開するのです。ペア・システムの中心にあるものとは何ですか。その中央には、自分なりに二つを連結させて保護することのできる中心軸があるのですが、その軸が正に愛の軸です。ですから、鉱物世界の元素も相対基準になるもの同士では自ら一つになりますが、相反した元素同士では、いくら神様が命令して、またどのような実験室の主人が命令して、いくら千年精魂を込めても一つになることができないのです。
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 宇宙は、愛を離れては生きることができないようになっています。ペア・システムになっているのです。昆虫たちも、見れば雄と雌がいるでしょう? ある時は、庭のような所に行って土を一度掘ってみます。多くの虫がいます。見えない多くの虫がいるのですが、それにも雄と雌がいます。それらも子供を産んで、おっぱいを飲ませます。それらも話をするというのです。話を感じとったり、雄と雌がこのように喜んだりしていますが、どのような力でそのような調和を起こすのですか。昆虫世界にも愛があるでしょう? 雄が雌に従っていき、雌は絶対に雄についていきます。
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 鉱物世界もペアになっています。陽イオンと陰イオンを中心として作用するのです。それゆえに、真の愛を中心としてこのつまみさえぱっと抜けば、神様も引っ張られ、真の父母からすべての世界人類が、すべて神経の筋に引っ掛かって引っ張られてくるのです。すべてがペア・システムになっています。級は低いのですが、愛の天理に従って生きるのです。
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 神様から造られたすべてのものはペア・システムです。鉱物世界もペア・システムであり、級は低いのですが陽イオンと陰イオンも愛を表示しながら絡み合っているのです。これは、レバレンド・ムーンがこの世に現れて、歴史始まって以来初めて発表するのです。神様御自身も真の愛を絶対視して、それに絶対服従して生きるというその起源を発表したのは、歴史上レバレンド・ムーンが初めてです。それは観念ではなく事実です。ですから、神様は、真の愛を探し出すために創造されたのです。
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 小さな虫もそれなりの愛を中心として、この宇宙のペア・システムという創造理想圏内で同じ位置、同じ要素をもっていることを誇るのです。あなたは大きくて私は小さいけれど、二つが一つになって分けてあげることさえできれば、億千万世たっても分けてあげることができると誇っているというのです。人と違うのです。元素世界が一つになる時は、プラス・マイナスが自分の相対についていって一つになるのです。ところが、人の取るに足らない姿は何ですか。ですから、本質に一致できていないので、これは事故です。
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 世上万事を見ると、すべてペア・システムになっているというのです。それを抱えて生きています。神様が御覧になる時、「やあ! あなたも私に似ているなあ。あなたも一人では寂しいだろう」、そのようにおっしゃるのです。それで、この宇宙は、級は低いのですが、すべて理想的ペア・システムによって展開した、充満した自然博物館だというのです。自然博物館であると同時に、愛の博物館です。どうですか。過ぎゆく道端の松やそのポプラの木をいつも見ているように無心に見たでしょう? これを見つめる時、「あなたも私のように主体と対象が授け受けできる愛の相対的な因縁をもって生きているのだなあ! あなたと私を比較する時、今日私は一人で生きていて、このように堕落した生活をしているのであなたに恥ずかしい」と言うことができなければなりません。そのような世界に至るようになれば、落伍した人間でも価値がいくらでもあるというのです。それを見て尊敬することができる人間になれば、どれほど美化された世界になるでしょうか。見る世界がどれほど美しいでしょうか。神様が愛の心をもっていらっしゃるので、そのように造らざるを得ないのです。それゆえに、存在世界はペア・システムになっているというのです
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 この宇宙は、すべてペア・システムでできています。鉱物世界においてもプラスイオン、マイナスイオンになっています。元素が違うものは、いくら科学者が研究して何をしても一つになりません。しかし、自分と相対性をなすようになれば、いくら離しておこうとしても一つになるのです。ペア・システムになっているのですが、そのペア・システムの中心は何でしょうか。愛です。植物も、すべて男性と女性のような性稟を中心として和合し、種を結ぶようになります。このようにして本然へ帰るのです。二つが一つになってこそ本然へ帰るのです。分かれたものだからです。それで正分合です。
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 皆さんが環境圏をつくらなければなりません。神様も環境圏として太陽、地球、空気、水を造られたのです。環境圏には、いつも主体と対象があります。公式です。すべての被造万物はペア・システムになっているのです。鉱物世界もそうであり、動物世界もそうであり、人間世界もそうです。なぜ主体と対象になっているのですか。真の愛の完成のためです。主体なくしては愛を中心として完成できません。公式です。そのように完成した先祖が、今まではこの地球上にいなかったのです。
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 雄と雌が一つになってこそ、すべての天地の調和をつくり出すことができるのです。雄と雌が一つにならなくては天地の調和が成せず、ペア・システムになっている宇宙世界に和動することができないのです。そこでは除去されてしまうのです。
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 一人では存在できません。一人で存在する道理はないのです。それゆえに、すべての存在世界はペアで存在するというのです。なぜペア・システムになっているのでしょうか。愛のためです。どのような愛のためですか。本然の神様が喜ぶことができる本然の愛、真の愛のために存続するのです。
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 万物は、一人でいるものがありません。万物は、必ず主体と対象になっています。すべてペア・システムになっているというのです。これを今日の人間たちは知りません。相対で宇宙を創造したところには絶対信仰観が出てくるのです。ペア・システムが生まれたのは愛のゆえだというのです。
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 この世の中をよく見てみると、ペア・システムになっているでしょう。環境圏内には必ずペアがいます。そのペアの、主体と対象はバランスをとっているのです。バランスをとらなければ滑り落ちてしまいます。四方に滑ってしまうのです。東西南北に滑ってしまうというのです。バランスがぴたっと合うようになれば、愛を追求することができるバランス基準さえできれば、世界のすべてのものが平衡となり、ぴたっと平面になるのです。宇宙に水平の表面が生じるのと同じです。ぴたっと一つになる時には、水平の表面が角張らないで丸い形態になるのです。
 その端は、ぐるぐる回るのに妨害となる作用の形態を自然に備えなくなるというのです。循環するにおいて、それが遠心力作用を一〇〇パーセント加重することができる円形に似て一つになるようになっているのです。どれほど素晴らしいでしょうか。
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 ペア・システムは主体と対象の概念ですが、この主体と対象はいったい何をするのですか。これがあるのは愛のゆえです。愛の概念があって主体と対象があり、主体と対象があって作用し、作用があって力が出てくるのです。今日の科学者は、これしか見ることができませんでした。それゆえに、このような理論をすべて整理しておかなければなりません。「ああ! このようになって作用があり、作用がある前に主体と対象が、主体と対象がある前に愛がなければならない」、これを反対に話すと、力が存在するためには作用が必要であり、作用するためには主体と対象がなければならず、主体と対象は愛がなければならないというのです。
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 環境には、必ず主体と対象があるようになっています。したがって、神様が造られたすべての世界はペア・システムになっています。簡単な内容です。鉱物世界も相対になっていて、植物世界も相対になっていて、動物世界も相対になっていて、人間世界も相対になっていますが、その相対とは何ですか。男性と女性です。
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 力よりも作用が先です。作用は一人ではできないのです。必ず主体と対象がなければなりません。この宇宙は、ペア・システムの原則、公式に立っています。ペア・システムになっているというのです。結論がそうです。世界がどれほど簡単か見てください。鉱物世界も相対でできています。すべてそのようになっています。植物もペア・システム、動物もペア・システム、人間もペア・システムになっています。神様も二性性相です。それは、永遠の真理であり、公式です。
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 すべての創造物は、ペア・システムになっています。それで、それを管理して、見て、聞いて、話すことができる五官も、すべて相対になっています。彼らを感知することができるようになっているのです。相対をもてないものは、この宇宙創造世界から追放されてなくなるのです。
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 すべてのものは主体と対象、ペア・システムになっています。完全なものが相対なので、そこに従っていかなければなりません。心と体のうちで、どちらがより良心的で、より善に近いでしょうか。体よりも心が善の面に立っているので、心に絶対に従っていけば天国であり、体に従っていけば破壊、なくなる存在、地獄、破滅だというのです。




















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