宇宙の根本
(全面表示)  戻る


 3.血統復帰は祝福を通して成される

 すべての天の秘密は、文総裁が明らかにした内容でなければ解決する道がありません。ここにいる二人の人が私を紹介する時、「真の父母になった」と言いましたが、真の父母とはいったい何ですか。真の父母はどこにいるのですか。天にいます。神様が真の父母です。今日の人類、堕落した世界のすべての宗教は、神様のことを「父」と言います。天地を創造されたその主人が正に父です。誰の父ですか。私の父です。私の父なのですが、父の内容の中で、何を中心として父子関係になりましたか。神様の愛です。そして、神様を中心として、堕落していないアダムとエバの生命が愛に連結されるのです。
 神様の本然の愛を中心として、私たちの本然の先祖である堕落していないアダムとエバが、神様の愛に燃えて一体となるのですが、男性と女性を一つにすることができるのは、男性でもなく、女性でもありません。男性と女性を必ず一つにすることができるのは、絶対的に必要な愛だけです。これが一つになってこそ一つになるのです。神様は、絶対、唯一、永遠、不変であられるお方です。絶対的な神様の愛は、二つではありません。
 男性がもった愛と女性がもった愛は、二つではありません。一つです。それを知らなければなりません。しかし、それを知らずに生きてきたというのです。
              *
 堕落とは何ですか。神様が創造理想によって願われた血筋が神様の血統と直結した血筋を残し、家庭の出発から氏族、民族、国家の形成と世界の平和、地上天国をつくり、天上天国をつくるのです。地上天国と天上天国とは何ですか。神様が私の体の中で生き、家庭で生き、国で生き、世界で生き、不可能なことがない無限な霊界という環境において暮らすことができる愛の家がなければなりません。私個人というものは、個人の真の愛を中心として、神様が入ってきて暮らすことができる家です。家庭というものは、夫婦同士において、二人の男性と女性は異なります。極です! エデンにおいて、神様が愛で一つになったその家に入ってきて暮らすためのものが家庭です。その父母は、万代の神様の血統によって連結した種として結実を結ぶための神様の孫だというのです。
 堕落とは何ですか。神様が一代ならば、アダムは二代です。三代となる血筋の孫をもつことができなかったことが堕落です。孫をもつことができなかったことが堕落です。堕落したのちに息子、娘を生んだのですか、堕落する前に息子、娘を生んだのですか。堕落したのちに息子、娘を生んだのです。それは、誰が結婚式をしてあげましたか。神様と関係なく、追い出され、結婚して生んでサタンの子になったというのです。今日、六十億の人類は、神様の前に追放され、隠れて誤った結婚を通して生んだ血統が連結された息子、娘なので、地獄に行くのです。神様と関係がありません。
              *
 根本を知らなければなりません。それでは、滅びることがない道とは何でしょうか。万代を越えて、今日の六十億人類と未来の世界まで真の愛の血統を連結させなければなりません。変わらない血統となり、大きな木の中心の根、幹から芽まで、四方八方に伸びたすべての枝が、すべて一つの体のように感じることができる血族的連結体とならなければなりません。このように連結したものが国ならば、国の天国であり、世界ならば世界の天国であり、天地ならば天地の天国になるのです。
 真の父母になることができず、このようなことをすべて失ってしまったので、真の父母になることができなかった堕落した父母は偽りの父母であり、偽りの愛であり、偽りの家庭、偽りの氏族、偽りの国、偽りの世界です。ですから、滅びる運命です。世界は、どのようにすべきか分からないのです。ですから、神様の救援摂理は何かというと、本然へ帰ろうということです。ですから復帰です。病気になったので、病気にならなかった本然の世界に帰らなければなりません。神様の血統的因縁をどのようにして回復するのでしょうか。ですから、滅びなければならないこのような人々を捨てておくことはできません。偽りのオリーブの木と真のオリーブの木の比喩があります。
              *
 真の父母とは何ですか。神様の愛を中心として、生命圏を中心として、血統圏を中心として、良心圏を中心として、すべて一体となることができるのです。真の父母が定着することができるそのような位置です。これが芽となり、ここから育って世界へ枝が伸びれば、国家、世界、天地にすべて連結されるのです。それは移動するものではありません。
 神様は、絶対、唯一、不変、永遠なので、定着する基準も、絶対、唯一、不変、永遠でなければなりません。何をもってですか。政治力ではありません。手段をもってはできません。力をもってもできません。真の愛をもって「ため」に生きて投入すれば、より価値があるものになるのです。              *
 真の愛を中心として「ため」に投入すれば、それは絶対になくなることがありません。発展するのです。入力よりも出力が大きいのです。なぜですか。宇宙がそのようになっているのです。現れれば、絶えず宇宙が来てくっつきます。真の愛も、核が現れれば、来てくっつくようになっています。磁石も、鉄分があれば、鉄分の配合の度合いによって引き寄せる力が違うでしょう? 同じです。真の愛が宇宙を引き寄せるのです。
              *
 血統の同一性が必要なので、神様の心情圏に従わざるを得ません。なぜそうなのかというと、根が違うのです。幹が違います。しかし、根が同じでなければならず、幹が同じでなければならず、芽が同じでなければなりません。そこには、絶対的に血統転換という途方もない問題が展開するのです。それは一人ではなすことができません。真の父母がいなければなりません。
              *
 皆さん各自の血統的内容が違い、背後が違っているとしても、父母と似るためには接ぎ木する役事を行わなければなりません。身もだえして接ぎ木しなければなりません。接ぎ木しようとすれば、皆さん自身が残された蕩減路程をすべて清算しなければなりません。それは父母から始めたので、父母を通して清算されなければなりません。ですから、真の父母に接ぎ木しなければならないのです。アダムは、真の父母になることができず、偽りの父母となったので、今まで神様は、真の父母を探し求めてこられたのです。再臨時代における「新郎新婦」や「小羊の婚宴」というものも、すべて父母を取り戻すためです。
              *
 皆さんが血統転換式をしたのちには完全に変わらなければなりません。もし真の父母が現れていなければ、このことが可能だったでしょうか。創世以後、いかに困難な道を歩んできたでしょうか。真の父母が現れただけでも有り難いのですが、真の父母から祝福されたということは、もっと驚くべきことなのです。このようにして伝統、その伝統とは何かというと血統の伝統です。真の愛と真の生命と真の血統を植えた伝統になっているのです。これを常に考えなければなりません。
              *
 血統的転換は誰がすることでしょうか。それは、誰でもできることではありません。先生がこのことをするために、涙ぐましい十字架の道を歩んだということを知らなければなりません。このような基準があるので、皆さんは、何の功労もなく、祝福という新しい伝統を継ぐようになったのです。転換の勝利圏を立てるにおいては、数千年に及ぶ神様の御苦労と実体を中心とした先生の苦難の生涯がありました。これを基盤として立ったところが、正に皆さんが立っている位置です。祝福されるということは、悪の血統を切ってしまい、新しく接ぎ木をすることです。接ぎ木をすることによって血統が変わるのです。
              *
 祝福家庭は、どのような意味をもつのでしょうか。祝福家庭を中心として見るとき、サタンは祝福家庭を支配することができません。先生を完全に信じ、真の御父母様に属したという信念をもって、いかなる国であっても立つようになるとき、サタンはそれを侵犯することができません。なぜでしょうか。父母様の心情圏を中心として、血統転換した心情圏に連結しているからです。それゆえに、ここからは、サタンが帰らなければなりません。
 帰るには帰るのですが、どこに帰るのでしょうか。原点へ帰らなければなりません。偽りの父母から始まったので、原点へ帰り、真の父母から再び始めなくてはなりません。ですから、どれほど深刻でしょうか。私が、神様の愛と神様の生命と神様の血統を再び継がなくてはなりません。それで、皆さんが祝福を受ける時、血統転換式をしたでしょう? それを自分の命よりもっと信じなければなりません。統一教会の一つの儀式だといって、それを一般宗教の儀式と同じように思ってはいけません。これは死んだ人をよみがえらせる注射と同じです。解毒注射です。解毒注射なのです!





















SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送