宇宙の根本
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 はじめに

 神様は真の愛を中心として、神様の性相と形状に似せて被造万物を創造されました。そして万物世界を通して人間に愛の交流と秩序を学ばせました。

 人間始祖アダムとエバは、神様の本然の愛を体恤しながら、真の夫婦となり、家庭を完成すべきでした。ところが、彼らは天使長ルーシェルの誘惑に陥って、愛の秩序を破壊し、真の愛から離脱して、偽りの愛を中心として偽りの家庭、国家、世界と歴史を作り上げたのです。文鮮明先生は早くからこのことを看破され、創造本然の愛とその秩序について一貫して教育してこられました。

 文鮮明先生は、現在蔓延しているフリーセックス、同性愛、近親相姦の原因が、愛の本宮であった人間の生殖器の堕落によると説かれています。その人間の生殖器の堕落が宇宙を破壊させ、愛の秩序を崩壊させる道具となって、終末の時を迎えるようになったというのです。

 文鮮明先生は、夫婦がそれぞれもっている生殖器の主人は、自分ではなく相手であると説かれます。つまり夫の生殖器の主人は妻であり、妻の生殖器の主人は夫である、という説明です。この劇的なメッセージは、一九九六年八月一日、アメリカのワシントンD・Cで開かれた「世界平和家庭連合」創設大会の席上、各界各層の指導者の前に宣布されたものです。

 本書はこのメッセージを前章に置き、それに関するみ言を「文鮮明先生み言選集」から精選し、抜粋したものです。本書では神様の愛を中心とした人間の絶対的な価値、絶対セックス、人間の堕落と復帰、そして、私たちの最後の目標である真の家庭理想の実現についてのみ言が網羅されています。

 本書を通して、人類が神様を中心とした真の愛の秩序を取り戻し、一日も早く真の家庭が天宙的に実現されることを心から祈るものです。

二〇〇二年七月


















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