神様の摂理から見た
  南北統一

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五.韓国は勝共韓国として新しい文化創造の基地

 南と北が極と極として向かい合っている所は、世界で韓半島しかありません。皆さん、なぜこのようにこの韓半島で民主と共産の極と極が対峙して問題となっているのか、分かりますか。韓半島の北側は冷たい風をあおってくる寒帯文明圏の極地点です。代わって南韓は涼帯文明圏の極地点です。そのために、二つの文明圏の極地点である韓半島が、寒帯文明圏の激しい北風の中でもその寒帯文明を克服し切り、消化し切っていくことのできる一つの生命の種として残る日には、すなわち自由民主世界の極点である南韓の地において共産主義思想を克服し切り、消化し切ることのできる思想をもつことさえできるようになれば、まさにここで世界史的な春節気の温帯文明圏が誕生するということなのです。それによって韓国が勝共韓国として基盤を堅め、世界的な勝共指導国となる日には、間違いなくこの韓半島において歴史上にまたとない温帯文明、すなわちすべてのものを和合することのできる中和文明が誕生するのです。

 文化史に我々が文明の移動を認定しながら、気候との関係を考慮して見れば、また文化の発展過程がそのように経過していくならば、韓国は間違いなく世界史的な新しい文化創造の基地となることでしょう。そのために韓半島に共産と民主が一つの極点として向かい合っているのです。したがって、民主世界の涼帯文明の極と共産世界の寒帯文明の極がまさしく対峙している韓半島において、我々大韓民国の最も重大な課題はいかにして共産文明を克服して、勝利し切ることができるかということであらざるを得ません。

 このように二十世紀において、天的な摂理によって韓国が選ばれた所であるために、アメリカのような強大国も韓国を無視することができなくなっています。それだけでなく、世界の強国が食い下がろうとするのも、このような理由によるのです。極東で韓半島を征服する国は、アジアを支配できるようになっている地政学的、気候的な条件のために、数多くの強大国が韓半島に欲を出してきたという事実を、我々は歴史を通してよく知っています。それで過去に日清戦争、日露戦争がこの疆土において起こったのであり、今は民主と共産の最前線が韓半島を引き裂いて対峙しているのです。

 しかしながら、天がこの民族を選ばれたために、この疆土の上でこの民族を通して世界史的な新文明の奇跡を起こさなければならないという天倫の秘密があったために、天はすべての受難と悲運の中でこの民族を保護されたのであり、日帝四十年の受難を経て解放された以後、再び六・二五という同族相争う骨身にしみる悲運の過程において、自由世界友邦の若者がこの地で血を流すという摂理をされたのです。戦後に我が国は奇跡的な経済復興を成しましたが、これも実はこの韓国を中心とした新しい歴史と新しい文明圏を誕生させる天の内密なる摂理があったためなのです。(一九八〇・一一・二)




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