神様の摂理から見た
  南北統一

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七.南韓を結束させるための汎国民運動

 これからは、大韓民国も文先生についていかなければならないということを多くの人が知っているでしょう? 南北統一は先生でなければできないというレッテルが既に張られているのです。それで、これがきちんと終わればどうしますか。何を行わなければならないのでしょうか。「南北統一運動国民連合」をつくらなければなりません。これは超国家的なのです。我々はこの国、この民族を思想武装させて北韓を消化しなければなりません。遠くない将来、金日成が「四十日以内に南北総選挙を行おう」と提案してきたらどうするつもりですか。完全に奪われてしまいます。できるなら時間を短縮させようという話を金日成が持ち出してくるでしょう。既に地下組織を中心に、大学街の政治工作要員として組織編成を全部完了させてあるということを知らなければなりません。これに対処して南韓のあらゆる大学を中心に、教授たちと学生が一つとなり、有志たちと青年が一つになって、一つの編成をしっかりと行って、南韓を結束させる国民運動を連結させなければなりません。このようにして北韓に対処しようというのです。(一六二―三一五)

 我々は南北総選挙に備えなければならないのですが、地方にいる子女たちを中心とした「統・班長」では不可能なのです。大学を卒業した人たちを配置しておくのです。「統班撃破」は、一つの「統」に十個の「班」をつくったとすれば、二百名になります。「統」にいる二百名を全部集めて、我々の側の教授が教育を行えばよいのです。教授三万名を投入して回れば、一年間で全部撃破されます。

 一つの「班」を中心に、一年間で一周「ぐるっ」と回るだけでも撃破されます。五十二の「統」、「班」ならば、五十二名が一週間に一度ずつ通過しながら「金日成を打ち捕らえなければならない。文総裁でなくてはだめだ。統一思想でなければだめだ」という話をするのです。そうすれば、金日成を打ち捕らえるのに絶対的に必要なのが文総裁であることを、皆知るようになるのです。

 共産党のサタンどもがいかに踊りを踊ってあれこれ宣伝してみたところで、五十名の教授たちがあれこれ話をするならば、それを忘れ去ってしまうことはできないのです。完全に撃破してしまうのです。教授たちが手伝ってくれるなら、撃破することは簡単ですか、それとも難しいですか。(簡単なように見えて難しいこともあります)。いったい何が難しいというのですか。簡単だというなら簡単なのであって、難しいというから難しいのでしょう。(笑い)最善を尽くして「統班撃破運動」を行い、それでもだめならラジオ放送を聞かせるのです。三百六十五日間、三万名の教授が出てきてラッパを吹き鳴らすのです。毎日のように一日に十人ずつラジオに出ればできるのです。このように始めるのに難しいとは、いったい何が難しいのですか。ラジオの放送局はMBC、KBS一・二・三放送局があるので、そのすべての放送局に出演して全部ラッパを吹きまくるのです。夜の十二時から早朝五時までは正規の放送が休みなので、その時間に三万名の教授たちが交代で放送に出演して統一思想を講義するのです。

 三万名の教授が今組織編成を終えて首を長くして待っており、どこへでも枝が伸び、葉が出るようになっているのです。根を通して栄養素を吸収させれば、その栄養素によってあちらこちらに葉がたくさん出てくるようになっているというのに、何が難しいのですか。先生は何もないところからこのようにつくり上げたというのに、皆さんはその基盤の上に立ってもまだできないと言うつもりですか。「統班撃破運動」をこのように行うことによって、共産党の理論や政治目的のデモはもはや生き残ることができなくなることでしょう。金日成は南韓の赤化統一のための機会を見つけることができなくなると思われます。その代わり我々は北韓共産党の連中より組織を二倍にして、教授たち全員が北韓に入っていくのです。北韓に入って行くことのできる環境が、オリンピック大会が終わるときに生まれるようになるのです。(一九八八・一・二)

 韓国の各界の指導者たちを教育して活動方向を提示することにより、遠からず迫り来る南北統一のための総選挙に備えようとするのです。また政党間の争いを止揚し、労使紛争を順調に解決していこうと考えているのです。(一九八八・四・七)

 これからは、南北総選挙に備えることのできる教育プログラムを運営するのです。特に国会議員や為政者たちは北韓解放、南北統一のためのあらゆる政策を啓発して、国民たちに神様の名において教育を実施していかなければなりません。(一九八八・五・一)

 統一思想で武装して三十八度線を撤廃しよう、と言わなければなりません。そのような与件と環境が準備されていなければならないのです。国連総会の決議によって南北総選挙が実施されれば、南北韓を神様のみ旨の前に立てることができなければならないのです。(三〇―二六七)




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