神様の摂理から見た
  南北統一

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三.天運に従って愛の道を行かなければならない

 天運に従って行かなければなりません。個人的な運勢も、国家的な運勢も、アジアの運勢がなくなれば、大韓民国はそこで失脚するのです。天運に従い、アジアの運勢に歩調を合わせることのできる大韓民国とならなければなりません。大韓民国は天運に従うことができて初めて天運の補助を受けるのであって、そうでなければ滅びるのです。その道をいくら知っていると言っても、文先生に教わらなければならないという結論まで出してあるのです。今日も同様です。分かりますか。(はい)。

 大韓民国が世界へ行くことのできる道はこれしかないのです。南韓の民が北韓を救うのに、こぶしをもってしてはできません。できないのです。(今まで)統一の方案はたくさんありました。この政権時代には力をもって、軍事力をもって席巻しました。張勉政権時代には平和を主張した統一理念をもっていましたが、産業基盤が崩壊したためにそれを形成しなければならないといって争い、朴正煕政権の時には南北が同等な立場において行ってみようとしました。近ごろは南北調節委員会をつくって交流を行ったりしていますが、それは体制が違います。思想的な概念が違います。統一に関する理念が時期尚早なのです。その体制はどのようにしますか。大韓民国が共産主義の個人的体制、共産主義の理想的な体制の中に立っている彼らを消化することができますか。できません。闘争の概念を中心に生活の舞台を拡張するのが彼らの発展的な論理なのですが、そのような思想的背景をそのままにしておけば、どうしようもないというのです。

 それゆえ南北が一つになるためには、北韓を自分の兄弟以上に愛することのできる愛をもって養うことのできる南韓とならなければなりません。今全 羅 道、慶 尚 道が互いに自分たちが大統領を出すと言って争っていますが、そのようなありさまで、南北を統一できるのですか。とんでもありません。みな滅びるのです。このようなことを言うと、耳が痛いでしょう? 私は、聞きたくないことであっても正しいことであるなら話すのです。

 大韓民国が世界へと進むことのできる愛の天理に従うに当たって、個人がそのように進むならばそれは世界へと進み、家庭がそのように進んでも世界へと進むのです。そのように進むなら天宙の中心である神様が愛を中心として来る時には、自分が神様のものとして登場し、神様の指導と管理を受けることが可能となります。間違いなく指導され保護を受けるのです。そのように進んで行くならば神様の所有物となるのです。(一六八―二三〇)




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