神様の摂理から見た
  南北統一

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五.すべての勝敗は統・班撃破が決定する

 今、世界的な歴史を見てみると、ドイツは東と西に分かれていますが、知識あるすべての人々は、東ドイツ国民と西ドイツ国民がすべて一つになることを願います。東ドイツの人々は東ドイツを中心として一つにしようとし、西ドイツは西ドイツを中心として一つにしようとするのです。東ドイツは共産主義を中心として民主世界を赤化するに際し、すべての大衆をどのように消化するかの闘いだというのです。

 それは何かというと、浸透工作です。これはすべて家庭への浸透です。家庭基盤なのです。すべて細胞組織だというのです。細胞組織の基盤の上に投入するのです。それは何かというと、すべて家庭に配置するのです。親戚の家庭を通して、その家庭を中心としてすべての統を動かし、そうして洞に連結させ得る地下基盤なのです。ですから、これを防御し得る自制力を東ドイツと西ドイツのうち、どちらが先に備えるかが問題だというのです。

 いくら東ドイツを中心として自分たちがやったとしても、西ドイツで実践が不可能だという時は、東ドイツを中心とした統一は不可能なのであり、西ドイツが東ドイツに行ってそれをできない時には、統一は不可能だというのです。これはその闘いです。これをすべて断ち切ってしまうのです。東ドイツは東ドイツなりに、西ドイツは西ドイツなりに互いに断ち切ってしまうというのです。

 それでは、この門が開かれたという時に、誰が勝つのかというのです。それは上部の首相会談で決定するのではなく、道知事級で解決されるのではなく、郡守の議論で解決されるのでなく、面長の議論で決定されるのではありません。問題は統・班長だというのです。道知事の解決点も統・班長であり、郡守の解決点も統・班長であり、面長の解決点も統・班長だというのです。これを知らなければなりません。

 南韓全体の勝敗も統・班長が決定するのです。北韓も同じです。北韓もどのようにすれば、南韓全体の統・班長を短時日内に手中に収めることができるか、これが問題です。ここにすべてのものがかかっているというのです。(一六五―二〇五)

 我々がいくら大会を道で行い、ソウルで行ったとしても、これは国民、その家庭とはかけ離れているのです。それゆえ、このような大会をどこから起こさなければならないかというと、統長と班長、統・班長を中心として決意し、そこで思想武装をしっかりとしてしまえば……。

 統・班長はすべて葉です。葉と同じです。葉が生きていてこそ、葉が繁っていてこそ、良い実を結ぶのです。分かりますか。枝が繁るように大きくなるには、葉から栄養素を補給され、葉が絶えず豊かでなければなりません。そうしながら枝が大きくなっていくのではありませんか。ですから、これは共産党がいう細胞組織と同じなのです。

 我々の闘いの基準は、今から統・班長を中心としてどのように火をつけるか、ということです。統・班長を中心として、統は政府なので、縦的な中心ならば、班は横的な中心です。これはカイン、アベルと同じです。父母と同じであり、子供と同じです。これが一つにならなければなりません。これが基盤です。面を中心として里が一つになり、このようにしっかりとしておけば……。

 では、どこが生き返らなければなりませんか。統・班長が生き返らなければならず、面と里が生き返らなければなりません。そうすれば、大韓民国は自然に統一され、このようになって一つになるなら、北は自然に統一されるようになるのです。こうなれば、北の金日成が死ぬとか、何かの事件が起きるのです。

 今まで政府で活動しているのは何かというと、せいぜいのところ……。中央で政策を立てて何かの大会のようなものをすれば、どこかの道に行って郡の人を集め、面の人を集め、里の人を一、二人集めるようにして、数千名集めて拍手すれば、それで仕事になるというのです。どこまで下りていくのかといえば、面にも行けません、郡しか……。郡を動かせる環境であって、面や里まで行けないのです。根が下りていないのです。根を下ろせないというのです。働いたすべての根が空中に出て、すべて乾いて死ぬというのです。(一六五―一一六)

 大韓民国は今まで全部、各政権が統・班長を中心として、自分たちの政治的方向だとか、何かの教育をすることができなかったというのです。民族的教育をできなかったというのです。思想教育ができなかったのです。各道知事を集めたり郡守を集めたり、班から一名ずつ集めたりしました。思想教育の主人が統・班長ではなかったのです。ですから、根がないのです。根を張れなかったというのです。根を張れなかったので、浮き草と同じです。(一六五―二二四)

 統を中心として班の消化にどのように火をつけるかという問題が、今、生死の問題を決定するのです。すべて家が問題です。選挙時に動かすものは何でしょうか。都市、市長を中心としてはだめなのです。郡守を中心としては動かないのです。問題は何かといえば、統・班長を中心として班を動かす組織です。(一六五―一九)

 統・班長を中心として消化するのは難しいですか、容易ですか。この組織を編成すれば容易ですか、難しいですか。(容易です)。ですから、自信をもちなさい。それは誰でも、幼子も問題ないと考えるのです。事実、問題ないでしょう。統・班長さえしっかりと配置しておけば、それは長くはかかならないのです。(一六五―三二三)

 今、一般人はどのように考えるのかというと、「南北統一をする? ふん、その宿願は自由党の時からの夢であり、共和党の時も夢であり、民正党の時である今も夢だけれど、国の力をもってもできないのに、あなた方が何をするというのか」と言うのです。違います。違うのです。彼らは南韓全体が、四千万がすべて一つになって初めて、統一が成されると考えるのです。我々が考えるのはそのような統一ではありません。統・班長さえ解決すれば、統一だというのです。

 統・班長の(内)三人の責任者がしっかりとして、統・班長さえ思想武装するようになれば、すべて終わるのです。こうなれば「ああ! これは何ということはないな」と言うようになります。そうではありませんか。統・班長も統・班を一日に一回りできるのです。そうではありませんか。自転車に乗って回れば、数時間ですべて回ることができます。ですから、「ああ! これは統・班長の教育さえすれば……」と、こうなります。教育できる材料があるでしょうか。今、あらゆる方面に勝利できる材料があるというのです。今まで我々が世界的に試みて……。(一六五―二一一)

 南北統一運動というのは、それは言うのは易しいのです。また、国家的に見る時、四千万をすべて動員して南北を統一し、全面的に反対する共産圏内の二千万の人々を連結させて統一するというのは、漠然としていると見るのです。

 きょう、私が話したのは何でしょうか。我々が撃破しなければならない基準は、統・班長だというのです、統・班長。統・班長さえ解決すれば、すべて終わるのです。里・統単位の里・班長が自己の分野で統・班をすべて撃破しなければなりません。撃破するというのは何かと言えば、金日成が今まで共産党理論を中心として思想武装した以上に武装するということです。我々は今まで体験した事実をあまりにも多くもっているので……。統・班長を撃破することによって万事は終わるというのです。このように見る時、漠然とはしていません。各自が統・班長さえつかまえて闘って撃破すれば、郡や面、道全体が解決されるというのです。

 結局は何かといえば、四千万と見る時、一世帯に四名ずつ見積もれば、一千万世帯なので一千万世帯主を中心として撃破するのですが、その世帯の内で、男性ではありません。女性たちを全部動員しなければなりません。我々のみ旨の方向がこのようになっているので、女性たちを動員するのです。女性たちを動員すれば、必ずこれが連結され得るのです。お母さんが動員される時、お母さんを中心として必ず息子、娘が動員され、息子、娘を中心として夫が天の方向に……。(一六五―二六八)




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