神様の摂理から見た
  南北統一

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四.祖国光復は統一思想で

 これから行くべき道は、どのような道ですか。いくら氏族を編成してもサタンの国の主権が残っている限り、皆さんは国のない人たちです。ここが皆さんの国ですか。皆さんには国がないのです。いくら氏族があるといっても、その主権が天を中心とした主権でない場合は、この氏族の首を切ることができるのです。そうでしょう?(はい)。ですから、天が歓迎できるその国を探しにいかなければなりません。

 この地上の第一イスラエル圏というのは、天の全体が歓迎できるし、個人も歓迎し、家庭も歓迎し、氏族も歓迎し、民族も教会も歓迎できる、そのような地になるべきなのに、今日、統一教会を中心として見ても、既成教会を中心として見ても、大韓民国を中心として見ても、全体が歓迎できる立場に立っていますか。そうなっていません。方向が違います。方向が違うというのです。大韓民国が行くのは外的です。そうでしょう? 神様を中心としてではなく、この世を中心として外的に行くのです。この国の主流的な思想がないのです。

 したがって、この国の主流的な思想を中心として、神様と連結させて新しい立体的、あるいは平面的な内容を備えた新しい国家観を形成し、その形成された国家観を中心として、今日の国家以上の内容をもって立ち、進まない限りは祖国光復を迎えることができないのです。

 今日の解放というのは、第一解放です。これからの統一教会においては、第二解放が必要なのです。大韓民国も第二解放が必要です。ここで大韓民国が第二解放を迎えれば、国家と民族はそれで願いが成就できるかもしれませんが、統一教会には第三解放が必要なのです。そうなるのです。大韓民国は第一解放により、初めて内外の今の国家形態を備えましたが、第二解放が必要な時が来ました。南北が統一されなければなりません。そうでしょう? (はい)。(五〇―二四一)

 その国はどのような国ですか。その国は歴史過程において、民族が悲惨な路程を経なければならず、蕩減復帰の原則に一致する国民性をもたなければならないし、歴史的な伝統を受け継いできた国でなければなりません。

 その国はどのようにならなければならないのでしょうか。完全に統一された国とならなければならないのです。今日の大韓民国がそのような国になるためには、どうならなければならないのでしょうか。その国の基準が上がるためには南北が統一されなければならないのです。北朝イスラエル、南朝ユダと同じように分かれた南北韓を、一つに統一しなければならないのです。カイン、アベル国家に分かれたのと同様に南北が分かれたのですが、これを統一しなければ一つのイスラエル国家が現れないのです。

 それでは、この国、大韓民国において、北韓と南韓はどのように統一されなければならないのでしょうか。それは、新しい世界的な思想をもたなければ統一できません。その時に備えて、新しい思想をもって行こうというのが今日、統一教会が主張する統一思想なのです。分かりますか。

 これから、我々は二つのことをしなければならないのです。世界においてどのような国もついてこれない、団結した民族を形成しなければならず、その次にはどのような宗教も及ばない鉄石のような信仰で団結した宗教国家を成さなければならないのです。このような思想を中心として、南北が統一された国家を成さなければならないのです。そうでなければ、神様の国、世界に誇れる天の国の主権は誕生しないのです。これが今日の統一教会の信徒たちが行かなければならない、地上の第一目的地であることを知らなければなりません。(五六―二八〇)

 祖国を探し立てられない時は、天を中心としてサタン世界国家を凌駕できる一つの国をもてないのです。そういう国をもてなければ、世界のサタン国家を打つことができません。押し出すことができないのです。宗教や統一教会だけではだめなのです。統一教会の思想を中心として国が方向を整えなければならないのです。このような問題が残っていることを知らなければなりません。

 このような観点から見るとき、イスラエルの国の精神的支柱がユダヤ教だったように、今日、韓国で統一教会がユダヤ教のような立場にあるならば、統一教会の思想が韓国の主流的な思想になるのです。これから、国教になる時が来なければならないのです。ある人たちはこう言います。国会議員たちもこう言います。「統一教会の思想を国教にすれば共産党は問題がない」と。それは問題ありません。問題がありますか、ありませんか。(ありません)。問題ないというのです。(五〇―二四三)




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