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人間の生と霊魂の世界
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二 真の御父母様と天国建設

 1.真の父母になるためにみ印を受けなければならない

 再臨主になるためにはどのようにしなければならないでしょうか。霊界に入っていってイエス様を中心としてすべての宗教関係にある原理の内容、天地はこうですべての原則がこのようになったという道理を解いて霊界で承認を受けなければならないのです。その内容を発表しなければなりません。
 これは霊界でも分からない話なのです。神様とサタンだけが知っている内容ですが、これをすべて発表するので霊界で反対が起こるのです。それで、四十日間霊界の混乱時代が来ます。サタンが神様を否定する条件を立てて反対するので……。そこで霊界の半分が別れて反対しました。ですから混乱が起こるのです。最後に至っては神様が「どれが真なのか」ということで判決しなければなりません。それで、真の父母が霊界を完全に屈服させて、神様のみ印を受けて地上に降りてくるのです。
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 天下を統一するためには霊界を統一しなければなりません。霊界の先祖から「文総裁は異端者だ、反逆者だ!」と言われます。のちには神様までも「そうだ。捨ててしまいなさい」と言うのです。蕩減原則がそうです。アダムとエバが神様を否定したので、神様もアダムとエバを条件的に否定しなければならないのです。否定する立場から肯定し、私の神様として取り戻さなければなりませんし、私の天国として取り戻し、神様のみ印を受けなければなりません。そうして神様がここに共に立って讒訴してから、あとではすべて……。
 先生の性格は、一度始めれば最後を見届けるまでやめません。死ぬ前には後退をしないのです。この「原理」がどうだということを私がはっきりよく知っていて、自信満々なので、食ってかかるのです。イエスだとか孔子とか、何を知っていますか。彼らは「ああ、私が学んだのはこのようなものでしたが……」と言うのです。彼らは自分たちが教えた教理にはないと否定的事実を質問するのです。また、「そうではない!」と言うのです。
 四十三日間霊界全体に対して闘争の役事をしたのです。ですから最後には何かというと、四十日目は神様までも「レバレンド・ムーン、こいつめ。なぜこの天上世界に来て平穏な天の世界を混乱させるのだ、このどろぼうめが」と言うのです。皆「わっ!」と言いました。かといって私は後退しなかったのです。
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 私の話を聞いてみてください。再臨主になろうとするなら、霊界に入っていって神様のみ印を受けて来なければならないのです。文総裁が霊界に入っていくことによって、四十三日間霊界で闘いが生じました。地獄の底から天上まですべてが「文総裁は異端者だ!」と言うのです。それを下から整理していかなければなりません。
 一番あとは聖賢たちです。彼らと神様の前で談判して、正義の主人が誰かという勝敗を決める闘いをしなければなりません。その時の題目は何ですか。霊界に来たすべての人々は血統が変わったというのです。血統転換をしなければならないことを知っていたのかというのです。二つ目は何ですか。所有権転換です。「地上で生きながら個人の所有権をもつことは天国の背信者だ!」と言うのです。道主たちがいくら優れているとしても、ここに引っ掛かっているのです。
 ですから、先生が霊界で闘う時、自信満々に「異端が何だ」と対抗して闘ったのです。今後は、霊界に大混乱が起きるので神様が審判長として判決を下さなければなりません。ところが、神様まで反対するのです。「文総裁はお前たちが言うように異端者だ!」と言うのです。なぜですか。アダムが天を裏切ったがゆえに、蕩減復帰の原則によって神様もアダム完成者を裏切らなければならないのです。それでこそ神様の心にわだかまった塀が崩れるのです。そして、全体がみな反対し、神様まであちら側に立っていて、ただ一人文総裁が残ったのです。
 かといって混乱の渦中にある霊界を、そのままにしておくことはできないのです。神様が最後の判決を下さなければならないのです。「文なにがしが言う血統転換、所有権転換、心情圏転換が事実である!」と言うのです。そのような勝利の覇権者として、み印を受けて降りて来なければならないのです。
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 皆さん、世の中を収拾するためには、霊界を収拾しなくてはなりません。それをせずには世の中が収拾できないのです。先生がこのような真理のみ言を探求し「こうでなければならない!」と主張する時、サタンも反対し神様も反対したのです。人が神様を捨てたので、神様も人間を捨てなければならないのです。蕩減法則です。それで、霊界で四十日間闘いが生じるというのです。四大聖人たちがすべて来て、「レバレンド・ムーン、異端だ!」と言うのです。霊界のすべての宗教指導者たちが私に反対したのです。
 このようにして神様のみ前で大会をし、誰が正しいか攻防戦をしました。四十日間、全霊界が大騒ぎしました。「レバレンド・ムーン、異端だ!」と言いながら大騒ぎしたのです。「霊界が複雑だ。私たちは、それは嫌いだ。追い出しなさい!」と言いながら騒いだのです。しかし、神様もこのみ旨でなければならず、このようにしなければすべての世の中を理論的に収拾する道がないというのです。
 孔子は神様の人格体を知らないではありませんか。神様をよく知らなかったのです。人格的な神様は分かりませんでした。「天」とは言いましたが漠然としています。質問戦でノックダウンするのです。イエス様に対しては「あなたは再臨論に対してなぜこれこれこういう問題を言わなかったのですか」と言うので、ノックダウンするのです。空中に千年王国を成すですって? 霊界に行けばみな間違っていることが分かるのです。私が質問する時、相手は口を開くことができないのです。あとで神様に対しても「あなたが判定しなさい、誰が正しいのか」と言うと、神様があとで「レバレンド・ムーンが正しい!」と言ったのです。
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 霊界に入っていき、四十三日間一番下からぞんざいな扱いを受けるのです。「お前がなんだ」と言ってです。僕、朴氏おばあさんの親類の詐欺師、異端者の魁首だというのです。霊界に入っていって全宗教を中心として、選民たちを中心として、一番あとには四大聖人たちを中心として面談し……。すべて反対するのです。神様まで一緒になって「この逆賊め、たたき殺せ」と言うのです。「歯には歯、目には目」です。四十日期間、霊界全体が反対するのです。
 ここで後退しては駄目です。四十三日間を闘うのです。最後には神様までもみな反対したのです。先生が後退できますか。後退すれば大変なことになるでしょう。それで、あとではすべて神様まで屈服させるのです。ですから、神様が霊界に対して「気をつけ!」をするのです。このようにして、「霊界の闘いに対して私が判定しなければならないようだが、実は、すべて当たっている証人は文鮮明だ」と発表をするのです。
 それで、神様の前に答弁するのですが、後ろを振り返れというのです。振り返って答弁するのですが、文鮮明の話が合っているとして「気をつけ!」と言い、神様御自身とともに全霊界が先生を証するのです。ですから霊界まですべて終わりました。み印を受け公認を受けて地上に来るのです。
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 世の中を統一するには、天上世界に入っていって統一しなければなりません。どのように統一をするのでしょうか。歓迎するのではありません。天上世界に行って「天理の道理は私が言うように、このように解かなければなりません」と言えば、サタンも知り神様も知っているといえども答弁できません。すべての道主たちは初めて聞くのです。血統転換、所有権転換、心情圏転換、そのような言葉がどこにあるかというのです。イエス様さえも日ごとにそのように言うのです。聖人たちがすべて反対します。これで四十三日間大霊界の混乱の役事が起きるのです。「あの異端の魁首レバレンド・ムーンを追い出せ!」と言うのです。「追い出せ」と言うからといって、追い出したとしたらどのようになっていたでしょうか。統一教会は出てきません。これでその試験の中で四十三日をすべて押しまくらなければなりません。
 先生はそのようなところにおいては専門家です。正しいことと間違っていることの分別については専門家です。それで、サタンなのか神様なのかすぐに分かります。すべて見たところ、違っているのです。ですから押しまくるのです。すると最後に神様も大騒ぎするのです。霊界が混乱して、レバレンド・ムーン一人を中心として、霊界がすべて動揺して大変なことになったというのです。神様は審判の主人なので、最後に主人が責任を負わなければなりません。全霊界がレバレンド・ムーンを前に立て神様に讒訴する局面なのです。それで、神様が定義を立て審判しなければならないというのです。二つの闘いを停止させるためには、正しいことと間違っていることを明らかにしなくてはなりません。二つの輩になっているというのです。
 先生は一人であり、霊界はすべてが反対です。神様まで反対するのです。「こいつ、悪いやつ。そんな話がどこにあるのか」というのです。アダムが反対して堕落したがゆえに、神様が反対しなければなりません。父母がたたかなくてはならないでしょう。罪を犯した子女ならば踏んでけって、このように許してあげるのと同じように、一番あとで文総裁を立てておいて「前を見なさい」と言って神様が判断するのです。「今まで数多くあれこれ言い立てていたが、文総裁が主張することが正しい」と言ったのです。
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 統一教会にもがらくたがたくさんいます。たまに「自分がメシヤだ」と言う人がいます。「レバレンド・ムーンは洗礼ヨハネで、私がイエスだ!」と言うのです。レバレンド・ムーンがただでそのようになったのではありません。天国に行って、み印を受けなければならないのです。天上世界の霊界を統一したがゆえに、霊界が先生を後援するのです。全体がそうです。混沌となった霊界が先生によって収拾されるのです。
 今まで仏教であれば仏教圏、儒教であれば儒教圏が垣根になって様々な派が多いのです。これがすべて一つの方向をとらえました。二つの方向ではなく一つの方向です。霊界がそうであるがゆえに、一つの方向の権限をもって地上に来て……。地上にも様々な方向があります。五十億人類であれば、五十億の方向があるのです。すべて成して一つの方向をつくるのです。サタン世界が反対してレバレンド・ムーンを殺そうとありとあらゆることをしましたが、レバレンド・ムーンを中心として、だんだんと一つの方向の世界が広がるのです。一つの方向に進んでいます。「世界平和のための平和主義者は文先生だ」と、このように今言っているのです。それゆえに先生に対して関心が高いのです。それは知っていますか。
 霊界の混乱をすべて収拾すれば、地上で混乱したこともすべて一つの方向にしなければならないのです。それで、世の中の政治家たち、世界で最高に有名な学者、言論人、経済人、有名な人々をすべて連結するのです。その人々が先生を尊敬しますか、しませんか。みな自分なりに様々な試験をして、あらゆるチェックをしたのです。ですから霊界の混乱を収拾したので地上の混乱を収拾する段階が今見えているのです。どうですか。見ることができますか。目前に一歩だけ越えていけばどのようになるか、みんな分かります。ここに集まった人々はばかではないでしょう。賢い輩である皆さんが見る時、「世界は私たちの手にある」と思いますか、思いませんか。真の父母は永遠に一つです。誰でもないのです。ですから霊界がすべて順応しなければならず、地上がすべて順応しなくてはなりません。二つではなくてただ一つです。終着点は真の父母です。
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 宗教もいろいろなものがあります。文化背景が違うのでそうなるしかありません。五十億人類がキリスト教文化圏と同じではないのです。キリスト教は何も知らないのです。イエス様を信じないとすべて地獄ですか、とんでもありません。霊界に行ってみてください。孔子様とイエス様は友達です。釈迦とマホメットも友達です。キリスト教の名をもつ聖人たちや仏教を信じた高僧たちも、みんな友達です。とばり一つだけ違うのであって、すべて神様の一族なのです。このとばりを開け放たなければならないのです。
 宗教が統一される時、とばりがすべてはがれて、一つの家族として大声を出して激しく泣くことのできる、そのようなことが起こるのです。その天上世界の一日を待つのです。歴史時代に宗教の背景に無知であり、このような闘いをしたという事実を知らなければなりません。それゆえに歴史的なすべての恨みに対して各宗団者、教主、全歴史的指導者たちが集まって悔い改めをしなければなりません。悔い改めさせることのできる人が誰かと言えば、真の父母です。
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 「孝子」とは何ですか。愛を中心として命懸けで父母に侍る息子のことをいうのではないですか。では「忠臣」とは何ですか。愛を基台として、天の代わりに君主のために生命を捧げて犠牲になりながら行く人を「愛国者」と言います。「聖人」とは何ですか。聖人は世界の人のために生きる人のことです。文化背景が違い、国境が違い、人種が違っても、万民を愛することに生命を捧げようという人です。一時的にではなく永遠に愛することのできる道に導こうという人が聖人です。一段階さらに上がって「聖子」とは何ですか。世界だけではなくあの霊界、無限な世界のためにまで、神様のためにまで、愛を中心として自分の生命以上に「ため」に生きようとするお方が聖子ではないかというのです。すべて愛です。
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 霊界に行ってみなさい。統一教会の文先生はどのようになっているでしょうか。「釈迦や孔子、マホメットはレバレンド・ムーンの弟子だと言った」と言って、ホメイニのような人はレバレンド・ムーンを死刑にすると大声をあげていましたが、みな死んでいきました。行ってみなさいというのです。その聖人たちをすべて祝福してあげたではないですか。祝福してあげたでしょう。ですから、霊界から送ってきた相軒氏の手紙によれば、有り難いというあいさつをどれほどしているでしょうか。
 生きて祝福を受けた皆さんは、霊界に行って復活した数百万、数千万、数億の人々やその教主たちよりも高い位置にいるということを知っていますか。今までむやみに生きてきました。それを知らなければなりません。先生は自分勝手に暮らしているようですが、どこに行って座ろうが、どこに行って何をしようが、神様の法度を守って霊的に整理して座っています。法を守るからそうだというのです。皆さんはむやみに生きているでしょう。


 2.天国建設と地上、天上世界の統一

 一国を見れば、国が形成されるためには、その国の主権がなければならないのです。民がいなければならないのです。国土がなければならないのです。そのような観点から地上に天国を実現するという問題を見てみる時、天国の主人は誰ですか。主権者は誰ですか。間違いなく神様が主権者です。そして、民とは誰ですか。民とは万民です。では、国土はどこでしょうか。地球星です。
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 アダムとエバが堕落しなければ、神様が何をしてあげようとしたのでしょうか。神様が祝福によって結婚式をしてくださり、神様が喜ぶことのできる息子、娘を生むようにし、神様が喜ぶことのできる家庭を編成して、これを繁殖させて氏族と民族を編成しようとしました。これが、もっと広がればその世界は何主義の世界ですか。神主義の世界であると同時にアダム主義の世界です。
 その世界に理念があるとすれば、これはアダム主義理念であり、そこに宇宙観があるとすればアダム主義宇宙観であり、天宙観があるとすればアダム主義天宙観であり、生活観があるとすればアダム主義生活観だというのです。そして、五色人種がまだらになってそうするのはかまわないというのです。それは環境によって変わったことなので、数多くの民族の皮膚の色合いが異なってもかまわないというのです。では、どうして数多くの民族の言語が異なってしまったのですか。人類始祖が堕落することによって、天は分立させたというのです。
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 私が行き来するのも、その国を取り戻すための、祖国光復のための、建国の功臣になるためにそのような使命を担い、あるいは天の密使としての指令を受けて、今日の悪なる世に来て、このことをしているという事実を思いながら生きていかなければならないのです。そうでなくては皆さんが今後復帰する国の国民として、その威信と体面を立てることができないということを知らなければなりません。
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 人間の力、人間の知恵、人間の文化、その何をもってしても、真の意味の平和の世界や一つの統一された世界を願うことのできない時点にあるということを、私たちは知っています。このような立場で世界文化を解決するにおいて、最も中心問題とは何ですか。神がいるか、いないかという問題をはっきり解明することが、何よりも重要な問題だと思います。万一神様がいるということを全人類が知るようになった場合には、神様のみ旨がどのような所を指向するのかということがはっきり分かるようになるはずであり、その指向するみ旨を知るようになる時は、その世界こそ一つの世界であり、平和の世界であり、理想の世界であらざるを得ないのです。
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 祝福結婚と永生は真の父母から始まります。真の父母でなければできないのです。真の父母がこのような膨大な内容を解決して、霊界と肉界の統一、地上世界の統一をしなければなりません。見てください。世界が私に反対していたのが、すべて従ってくるようになっているのです。神様の前に行ってみ印を受けることなしに、霊界を統一し、地上を統一することはできないのです。いくら地上が反対しても文総裁の行く道を妨げることはできません。天使世界と霊界が動員し、先祖が動員しても「行かない」と言うなら、悪夢を見させ、首を押さえてサタンの行動を代わりにする時が来るというのです。怖い時が来ます。
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 今や霊界の解放圏まで成し遂げました。霊界と地上の平準化運動を今しているというのです。春がやって来るのです。天国の春、地上の春が訪れるのです。今までは天国には春が来ましたが、地上は夏であったのです。今は地上において、夏が去り冬が去って、天国の永遠に続く幸福の理想、すべてを消化して新しい生命を復活させることができる春の季節が訪ねてきます。ゆえに地上の時代には平和がやって来ます。それで、統一教会の先生が今選んだ言葉は何ですか。世界平和統一家庭連合をはじめとして、すべて「平和」という言葉が入っているのです。
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 霊界、肉界が上に上がっていっても、下に降りてきても、左右になってもかまわないのです。前後左右がいくら入れ替わっても同等な価値をもっているので、天上世界と地上世界を完成した理想愛の圏時代、天宙的愛の圏時代が出発するというのです。それを私たちは、地上天国、天上天国というのです。全体解放圏です。何の話か分かりますか。
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 過去の人、現在の人、未来の人、霊界に行った人も、祖国光復のために協助できる時が来ました。ですから、多くの人々が、先祖が入ってきて、統一教会に行かなければ良くないことが起こるのです。文総裁の力でそのようになるのではありません。神様と先祖が、天使世界と先祖が一つになって、地上をすべてコーナーに追い込むのです。家庭問題を中心として、コーナーで手をつけることができないのです。ただ文総裁だけが全権をもって行使することができる、驚くべき事実をこの民族が希望峰として、その国の、祖国の基盤として歓迎する時は、天下無敵の国になるのです。
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 霊界が今までお兄さんの立場で地上を蹂躙してきましたが、今からはそのお兄さんが地上を助けることのできる環境に入ることによって、地上のアベル圏は今のように、これ以上利用されません。欺き一方通行はできないのです。この方向を越えることはできません。東西南北において東方は侵犯できませんが、西方、南方、北方を行ったり来たりしながら、地上でそのことをしているのです。それによって多くの霊的な犠牲が地球星で続いてきましたが、今からはそれが解消されていくというのです。ですから、今地上と天上が統一圏へ近づいてきたというのです。
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 歴史を通じた全般的な自分に対する根本問題を解決する道は、先生の教え以外にはありません。永遠にありません。霊界に行ってみなさい、先生がうそをついているか。先生はすべて知って教えるのではなく、成して勝利してから教えているのです。良心はそれを知っています。それゆえに、真の父母と成約時代を宣布したということは、それを成したということです。
 サタンと対決して屈服させ、先生が向かう世界、展望する世界には、サタンがその姿を現すことができないのです。それを平面圏において個人、家庭、氏族、民族、国家、天宙、霊界の天国まで平面化させています。それを平面化して連結すれば地上天国です。地上天国で生きた人間とその一族がそのまま天上天国に移行するようになっているのです。天上天国とは何かというと本家です。
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 今時が来たがゆえに李相軒先生が霊界に行ったのです。霊界の事実をすべて地上に知らせるために摂理のみ旨の中で逝ったと見るのです。霊界全体を知るためには神様の指示を受けることができなければならないし、接ぎ木をしなければなりません。これをすべて体系化できなければならないはずですが、今まで霊界はそのようなことのできる基準に到達できていなかったというのです。
 それゆえに、数多くの宗教が現れて霊界の事実を紹介したといっても、それは一部分であり、その宗教の内容を中心として教えたのであって、全体を把握できなかったというのです。しかし今、成約時代を迎えたがゆえに、神様の許諾を受けて、霊界全体の様相を地上に説明できる時代になったのです。それを知らなければなりません。それゆえに霊界の事実を知らなければならないというのです。
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 霊界が完成しましたか。霊界は未完成でした。なぜ未完成だったのですか。本来、霊界のヒエラルキー・システム(hierachy system : 階級体系)とは何かというと、神様と真の父母を中心として、真の子女を中心として全霊界が連結されなければならないのに、そうなっていないというのです。地上もやはりそうなっていません。この内容だけ地上にもってきてくっつけておけば、霊界は自動的です。言い換えれば、堕落していないアダム主義、神様を中心としたアダム主義、アダム主義であると同時に真の父母を中心としたヒエラルキー組織が霊界ですが、そうなっていないのです。
 今までその中心には、仏教を中心とした釈迦クラブができていて、孔子クラブができていて、イスラムクラブができているというのです。ですから、霊界は真の父母主義とアダム主義が現れることをイスラムの輩、孔子の輩、釈迦の輩、すべてが願っているというのです。ですから統一的な方向をたどらなければならないので、地上にも真の父母の役事が世界的な基準に上がっていく時、すべての宗教の境界線はなくなり、統合運動が霊界の動きに従って自動的にその結果が地上で現れるようになるというのです。
 ですから、統一教会が世界主義になることによって、どのようなことが起こるのかと言えば、霊界の霊人たちがすべて霊界にいなくなります。目的が地上で完成し、逆に入っていかなければならないので、すべて再臨するようになります。すべて再臨するのです。すべて活動します。世界に散在している統一教会の食口たちが先端になり「動け! 動け! 動け! 動け!」と言われることを願っているのが、数千億になる霊界の霊人たちです。ですから、ここに合わせて霊界で一つにしておけば、神様が主管される世界になるのです。真の父母の名のもとに一つの統一された世界が永遠に続くのです。
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 今から国家、民族的なグループが連合できる時代に入るのです。ですから、地上の国と氏族と家庭が連合し、統一圏に越えていくのです。このように越えていくことによって、世界は急速に変わるのです。ここで反対している人々は、サタンたちが来て黙っていないというのです。サタンが今まで地獄に連れていこうとしましたが、天国に連れていくというのです。そうやって協助して先祖まで天国に連れていこうとするために、天国に行くことを妨害する者がいないので、解放圏になり、それによって急速に未来の世界化時代へと越えていくというのです。
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 先生が霊界と地上世界を清算でき、理想的な地上天国・天上天国を完成できる実力があると見ますか、ないと見ますか。それが可能だと見ますか、不可能だと見ますか。どうですか。ですから、そのような全体、全般、全権、全能の時代、それを行使することができる時代が来ました。世の中の組織が、いろいろな国の全体組織が一般化されるというのです。全体、全般的にすべての能力をもったサタン世界は、完全に天の権限の前に無能になり、神様の全権時代、全能時代へ越えていくというのです。そうすることのできる人は真の父母です。真の父母から始まるのです。
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 霊界からすべて出動すれば、良いことがたくさんあることでしょう。抱き合うことも多いでしょうし、喜ぶ人もいるでしょうし、統一教会を呪って逃げた人々が地をたたきながらこう言うでしょう。「全く、こんなはずでは!」と。



















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