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真の神様の祖国光復
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 五 霊界の協助と確信

 今は霊界が極めて近くに来ているので、善なる霊人たちが地上に定住する時代が来ることでしょう。来て住むということです。それがどういうことか分かりますか。今まではサタン、悪魔が地上をすべて分割して主管してきたのです。しかしこれからは善なる霊人たちがその地域を奪い返して主管するのです。そのために統一教会員は涙を流し、血の汗を流してホーム・チャーチ(家庭教会)運動をしなければならないのです。精誠を尽くさなければならないのです。キリスト教が精誠を尽くした以上に、イスラム教、仏教、どの宗教よりも切なる心情をもって祈祷しなければならないのです。「あなた方を中心として地上に実体基盤が復帰されましたので、霊的基盤を中心とした霊界圏を通して統一教会は前進します」と祈祷するのです。
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 霊界に行った人々も私たちを通して初めて救われるということを知っていますか。ですから霊界に行った人のために生きるならば、霊界の福が皆さんのところにやって来るのです。そのように、霊界のために蕩減してあげて、悔い改める人であれば、その霊界が皆さんに従ってくるのです。霊界が皆さんを中心としてすべて動くということです。蕩減と悔い改めがそれほど重要だということを知らなければなりません。ですから、これらすべてのことを、家庭教会を中心にしてやっていけばいいのです。
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 地上で家庭教会祭壇を中心として活動し、精誠を尽くせば、各界各層の霊人が再臨して、地上の聖徒に協助することができるのです。三百六十軒の家庭教会祭壇の中には、仏教徒、キリスト教徒、儒教、その他の良心的な人たちが千差万別に生活しています。霊界にいる霊人たちは、教派と宗教を超越して再臨し、摂理の中心人物の前に導くという霊的な現象が起こるようになるのです。家庭教会は、霊人たちが再臨復活するための条件的な祭壇だということです。
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 皆さんが一つ鉄則として知っておくべきことは、その地方から生まれた忠臣、愛国者、孝子、教会の牧師が尽くした精誠以上の精誠を尽くさなければならないということです。それ以上の精誠を尽くしさえすれば、彼らがみな協助するのです。それが条件なのです。そうすればサタンの讒訴圏以上の位置に立つことになるので、サタンが反対することはなく、霊界の協助によって皆さんの先祖が子孫に現れて、統一教会に行けと霊的に協助して、伝道するのです。
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 霊界にいる皆さんの先祖も、この世を眺めながら誇らしい子孫に協助しようと、地上に降りてきたがるのです。ですから多くの先祖が皆さんの周囲に降りてきます。これが氏族を中心とした宗派を超越した宗教世界です。理解できますか。皆さんの先祖が皆さんを信じて、皆さんを愛しながら皆さんに従いたいと思うのです。皆さんに従ってくるのです。そして皆さんに協助することに献身したがるのです。
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 強い信念さえもって進めば、皆さんの先祖は、お母さんであれ、親戚であれ、押さえつけて身動きできないように、口が開けられないように圧力を加えるのです。「私の言うことを聞け!」というようにです。なぜでしょうか。堕落した悪なる霊は退き、善なる圏内の本然の氏族的基盤を中心として、父母と連結され得る国家的基準までつながった御父母様と共に、世界的基準までサタンを押してきた基盤の上に立っているので、サタンは退き、天使長型霊界にいる皆さんの先祖が協助するようになっているのです。
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 それでは、誰に拍子を合わせるべきでしょうか。私が皆さんの動きに拍子を合わせなければならないのでしょうか、皆さんが先生に拍子を合わせなければならないのでしょうか。異議はないのです。そうしなければ霊界が動かないのです。先生の言うとおりにしなければ通じません。いくら才能があったとしても、いくら能力があったとしても、先生の願わないものを付け、指示していないことをするとすれば、通じないのです。それゆえ、その条件に天は退くのです。霊界の協助がなされないのです。天使長は協助することなく、破壊してしまうのです。
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 私は天国の法をすべて知っている人物であり、行くべきことすべてを知っている人物です。サタンの動きの秘法をすべて知っており、神様の作戦計画を知っている人物です。それゆえ、今世界ではレバレンド・ムーンが問題になっているのです。これからは霊界が私に協助する時が来るのです。もう少しすれば不祥事がたくさん生じます。
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 今日地上では、統一教会に来て祈祷すれば、一週間以内に先祖が現れて、すべて教えてくれるのです。そのような所にまで来たということです。それは何を意味しているかというと、今まで宗教が世界的版図をつくって、心情的絆によって縦的な行路を築いてきたのですが、そこから横的版図を世界的に広め、この世界の果てまでつないだので、霊界に行った先祖が氏族を中心として、初めて地上に再臨して協助することのできる時代になったのです。ホーム・チャーチはそのような世界的な版図を縮小した基盤です。ですから善なる霊はどうなるでしょうか。昔は、来て協助しては帰っていったのですが、これからは地上に定住するのです。そのような時代が来るのです。定住、いいですか。定住といっても、先生の故郷の定州ではありません。(注:韓国語の定住と定州は発音が同じ)霊界に行った善なる霊が初めて定着して住むことのできる時代になるということです。ですから皆さんが統一教会に来て活動するときに、善なる先祖が皆さんと共に暮らして協助します。それゆえ氏族復帰が可能なのです。
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 天運に乗ってきたのです。一九八七年四月は新たな光が蘇生し、世界の希望がひとつところに集まって芽を出すのです。霊界の霊人たちはどれほど韓国に来たかったことでしょうか。霊人が韓国に来て、協助することのできるその日をどれほど待ち望んできたことでしょうか。みな集まるのです。ですから国のために血を流した人々、祭物になった霊たちが連合して、初めて御父母様に侍るための連合運動をするのです。その霊たちが今後世界的な霊人をすべて迎えるための仲介に立たなければならないのです。ですからその霊たちと連結してこの国を変えていくのです。
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 一度しなければなりません。今は霊界が「韓国を助けよう」ということのできる時代になったのです。今まで善なる霊たちが世界に散らばって、外部で働いてすべての基盤をつくり、その運勢に乗って来るのですが、誰が来るかというと、先生が先発隊となり、韓国のために生きた忠臣、烈女、愛国者がすべて先生の後ろについて来るのです。従ってきて、霊界にいるすべての宗団長を中心としてキリスト教、イスラム教を問わず、韓国の統一運動に協助しようとするのです。そのような旋風が押し寄せてくるのです。
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 皆さんも同じです。同じ神様が同じ信念をもっているのに、なぜ皆さんには霊界が協助するその結果が現れないのでしょうか。同じことです。みな自分というものが残っているからです。自分というものが残っているので…。先生はそのような警告をしたのです。困難だとしても……。足が棒のようになれば「足よ! 私は行かねばならないのだ」と言います。先生はそうしてでも歩くのに、若い者が……。そのような者は天罰を受けるべきです。若い者が昼寝をして歳月を無為に過ごすとは。それではならないのです。
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 皆さんが霊界に行ったとき、隔たりのない自由天地の主人の息子、娘になる資格をつくってあげようというのですから、どんなに有り難いことでしょうか。先生の言うことを聞いて、そのように生きたならば、霊界の領域は果てしなく、境界線がないので、どこへ行ってもみな「私がお前たちに協助した。そこの責任者がお前だった時、お前の時代に行って協助した」と言うのです。友達になるのです。一つの時代圏の中にいる同僚になるのです。
 先生が言っているように、霊界が動員されなければなりません。霊界が動員されなければ、どうやって天国を形成するのでしょうか。形成できません。天国は真の父母から始まるのであって、今までの堕落した子孫から始まるようにはなっていないのです。アダムを創造するときに天使世界の協助を受けたように、再創造も霊界から降りてきて、みな地上に協助しなければなりません。そうせざるを得ないようになっているのです。原理がそうなっているではないですか。復活原理がそうですね。復活原理がそのまま結果として現れてこそ真だと言えるのです。ですから霊界は先生のことがどんなに好きなことでしょうか。
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 世界的な時代に入った皆さんは、個人的な立場にあったとしても世界最高の聖人につながっています。それゆえ、その聖人のような心性をもって、そのような心的な生活をした人には、必要なときは、どこでも縦横無尽に協助できる基盤が霊的にできているのです。ですから今統一教会の動きに関して、全世界の各国の愛国者はすべて、この地上で統一教会の基盤を中心として背後の囲いとなって再臨し、定住しています。これを部隊にたとえれば、その国の民族の何十倍、何百倍もの人が死んでいったのですが、その人たちが来て陣を敷いて拡大工作を待っているのです。それゆえ、すべての宣教師は国家的な運動をなして総動員し、霊界と全体を代表し、犠牲を覚悟して総進軍命令を下せば、その霊たちが協助するようになっています。
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 統一教会は霊的な個人を動員することができ、連結的体制を通して先祖を動員することのできる能力をもっています。それを知らなければなりません。これまでの宗教は、霊界と肉界をつなぐことができなかったので、霊的な精誠を尽くすことによって、縦的な面に拍子と波動を合わせて、初めて接線をもつことができたのですが、今はもう、その放送局の中に入ったのです。振動板のような位置に立ったということです。波動なのではなく、波動を起こす送信機自体だということです。ここで周波数を何千にするなり、何十にするなり、短波にするなり、つなぎさえすれば、どんな波長、電波でも送ることができます。
 私が放送局をもっているので「霊界にいる先祖は来て、私に協助してください。善なる先祖よ、来て協助してください。そのようなバイブレーション(振動)が必要です」と言えば、すぐに来て……。個人を呼んでも動くし、家庭を呼んでも動くし、氏族圏、民族圏、世界圏を中心としてつなぐことのできる足場が地上にできたので、それが動いて降りてくるのです。このようになれば、今まで私の体はあちらに行こうとしていたのに、我知らず反対を向いて引かれていくのです。二つの霊人体が来て一つをつかんで引いていけば、自分はつかまれているのが分からないので否応なしに引かれていくのです。ひとりでに走って入っていくのです。皆さん、それが信じられますか。これは空論ではありません。理論的なのです。
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 統一教会が動けば、マホメットが協助し、儒教、仏教の代表者たちがみな協助し、神様も協助するというのは理論的なことです。ですから、自分は人類を代表し、霊界を代表し、神様を代表しているので、全体が協助する位置で動く、という自負心をもたなければなりません。
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 過去においては、祈祷し、精誠を尽くしても宗教の教主とはその時にしか会えませんでした。会おうものならすべて分かれてしまうのです。ですからまた上がらなければなりませんでした。ところが今では、すべて宗教圏を中心として地上に再臨することのできる時になりました。そのような時代が来たので、皆さんが過去時代、現在時代、未来時代を動かすことのできる実績がなければ天国へ行くことができません。それを知らなければなりません。
 過去時代とは、今霊界にいる善なる霊、天使をはじめとした善なる霊の時代であり、現在時代とは、父母の時代です。そして未来時代とは、神様の時代です。それゆえ霊界を動員し、御父母様を動員し、神様を動員することのできる、そのような実績をもっていない人は天国へ行くことができないということです。アダムとエバに天使が動いて協助し、神様が動いたのと同じです。その次に宇宙はアダムとエバが動かさなければならないということです。
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 皆さんがこのホーム・チャーチ運動さえすれば、霊界がすべて協助するようになっています。ですから今後一九八八年以後は、本格的なホーム・チャーチに入るのです。そうなれば先生はここにいてもいなくても同じです。これ以上教えることはありません。これ以上とは。天国に入る証明書をどうやって準備するのか、すべて教えてあげたのです。その内容は地球ほどのダイヤモンドをいくつ渡しても得ることはできません。ですから霊界が皆さんをどれだけ……。「なぜこのような黄金時代を逃しているのか!」と言うのです。もう分かりましたか。
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 今まで霊界が御父母様を支持できず、協助できなかった理由は、完成した父母の位置を、堕落した霊界が協助するということは不可能だったからです。本来そうではないですか。原理がそうなっています。完成した御父母様の位置というのは、神様と、堕落していない天使長が後援するようになっているのであって、いくらサタン圏内の霊が多かったとしても、御父母様に協助することはできない位置にいるのです。
 今霊界にいる霊人たちは、真の父母を通して生まれたのではなく、偽りの父母を通して生まれたがゆえに、真の父母に協助することはできないのです。しかし天使長の失敗したすべてのことを蕩減し、子女の立場で、アダムとエバが成長しているという立場においては、いくらでも後援することができるようになっています。それゆえ霊界が協助することによって、世の中が遠からず徐々に崩れていくのです。


 六 我々の本郷と天国入籍の道

  1.故郷は創造本然の世界

 人間の力、人間の知恵、人間の文化、その何をもっても真なる意味の平和の世界や、一つの統一された世界を望むことのできない時点にあるということを私たちは知っています。このような立場において、世界文化を解決するにあたって、最も中心的な問題となるのは何でしょうか。神はいるか、いないかという問題をはっきりと解明することが、何よりも重要な問題だと考えるのです。
 もしも神様がいるということを全人類が知ったならば、神様のみ旨が何を志向しているかということがはっきりと分かるでしょうし、その志向するみ旨を知るとするならば、その世界はそれこそ、ほかならぬ一つの世界であり、平和の世界であり、理想の世界なのです。
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 皆さんは民族主義者になりますか。世界主義者になりますか。宗教は世界主義にとどまりません。人間にだけ良い主義なのではなく、神様にとっても良い主義であるべきだということです。しかし共産主義や民主主義は、人間さえ良ければいいという主義です。ですから神様まで良くなければならないという主義と、人間さえ良ければいいという主義と、どちらが良いでしょうか。神様も人間も良いという主義がいいですか、それとも主人を抜きにして僕だけが良いという主義がいいですか。宗教はそれだから良いのです。
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 私たち統一教会は他の何でもありません。統一教会は、母親、父親を愛するように兄弟を愛し、兄弟を愛するように氏族を愛し、民族を愛し、国家を愛そうというのです。母親、父親を捨ててでも国家を愛そうということです。世界を愛するためには自分の国も捨てなければなりません。また、天を愛するためには世界までも捨てようということです。より遠く、大きいもののために、自分に近い小さいものを犠牲にするという愛の道を行くのが統一教会の主流思想です。
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 統一教会とはいったい何でしょうか。右翼を抱き、左翼を抱き、この二つをつかんでどこへ行くのでしょうか。寄り集まって闘う闘争の世界を越えて、天の導く幸福の世界へ、ユートピアの世界へと導くのです。それを抱いて平面的に行くのではなりません。どういうことかというと、体制によって思想的に没落し、失敗したものを、統一教会がすべて収拾し得る論理体系を備えなければなりません。これを抱いて横的に動かすと同時に、宗教を中心として縦的な基準で動かすことのできる、霊的体験の基盤を中心とした超越的実体を追求する内容をもたなければならないのです。
 統一思想は、人間的な面での人本主義や物質主義、そして過去のあらゆる神本主義をも体系的に理論化して、それを統合し得る内容をもつと同時に、縦的な面において宗派を超越してつないでいくことのできる、超自然的体験の宗教思想となるべきであるという事実を知らなければなりません。
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 統一教会の願う国とはどのような国でしょうか。今統一教会は大韓民国を経て世界へと進んでいます。統一教会は、現在のように、共産主義の唯物史観と、民主主義の唯心史観が争うような世界を望んでいるのではありません。この世界を超越し、神様の心情と愛の支配する国を望んで進むのです。
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 私たちの住みたいのは天国、天国で住みたいのです。天国に境界線はあるでしょうか。ありません。天国で使う言語は二つでしょうか。違います。人種の差はあるでしょうか。ありません。
では天国とは何でしょうか。人はすべて神様の懐から生まれたので、人類はすべて兄弟です。神様を中心として見れば神様の息子、娘であるので、みな兄弟であり、地上天国を中心として見れば民です。地上天国の国民だということです。民だというのです。
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 国がなければ国籍というものはありません。国がなければ入籍する基盤がないということです。私たちは民族を編成して、新たに入籍しなければなりません。この地上で天国を編成して、その国籍をもって、愛国愛族の真なる善の父母の血統を受け継いだ勝利的息子、娘として、自分の族属(一門)あるいは家族を率いて生きてこそ、天上世界の天国に入ることができるのです。それが原理です。
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 家庭の天国とはどのようなものでしょうか。妻は夫のために一〇〇パーセント存在し、夫は妻のために生き、妻のために死ぬという立場に立つとき、その家庭こそがほかならぬ天国なのです。「家和万事成」という格言があります。国が栄えるのも同じです。国を治める主権者自身の存在価値は、自分が主権を行使することではなく、民のために治めることにあります。またその民は、民自体のためというよりも、国のために……。このようになればその国は天国になるのです。
 このような原則を拡大していくことによって、国家、民族を超越して互いに「ため」に生きる世界を築くならば、その世界こそ、私たち人間の願うユートピア的愛の世界であり、理想の世界であり、平和の世界であり、幸福の世界であるに違いありません。「ため」に存在するというこの原則をもって進むならば、どこでも通じないところはないのです。
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 私たちが探し求めていく祖国というのは、今日この地上にあるような歴史や伝統をもった国ではありません。それらとは次元を異にするその国を私たちが受け継ぐには、それにふさわしい思想的な主体性をもった国民とならなければなりません。ただし、その主体的な思想とは、絶対的な創造主の思想と一致するものでなければなりません。絶対者の願う国が存在するためには、その国の主権を中心として、その国の国民が一つとなり得る国であることを望まなければならないのです。そのような国民性をもち、国家形態を備えなければなりません。
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 自分が行き来するのも、その国を復帰するため、祖国光復のための建国の功臣となるために使命を帯びてのことであり、天の密使としての指令を受け、今日の悪なる世に来てこのようなことをしているという事実を考えながら生きていくべきです。


  2.天国に入籍するには

 皆さんは、そのままでは御父母様の前に直接行くことはできません。皆さんは血統が違いますね。入籍する前に相続権を受けることはできません。皆さんはまだ入籍していません。先生の族譜に入籍しましたか。祝福を受けたからといって、入籍したことにはなりません。祝福を受ける位置は長成期完成級、その位置です。七段階の完成級七年路程が残っているのです。それが原理です。その原理を中心として復帰していくのです。
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 入籍時代に入って名簿を作るとき、適当に作ることはできません。ホーム・チャーチを経なければ名簿に記入されないのです。天国の族譜編成ができないのです。祝福家庭でも外すのです。落ちるのです。それをわきまえて、天の提示するすべてのことを早くしなければなりません。人がするから自分もする、というものではありません。しなければならないのです。それをせずに霊界に行けば、霊界に行ってから永遠にしなければならないのです。地上で解決できないまま行ったならば、大変なことになるのです。
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 悔い改めなければ、皆さんは公議の審判を受けなければなりません。愛のその掟の前に立つ者はいないのです。そのときには先生が弁護士となって、先生の家族一族が弁護士となって、皆さんを指導する統一教会のすべての人が弁護士となって、神様も、先生も、先生の家庭から指導者までが弁護して、弁護の範囲が讒訴圏よりも大きくなって、初めて善なる天国の民として入籍できるのであって、その讒訴圏よりも小さければ入籍できないのです。
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 統一教会員は絶対自分勝手に生きてはなりません。自分の心を偽ることはできません。自分の心を偽れない限り、天国の戸籍を偽ることはできません。すべてのことが入籍に関係するのです。私がこの手を上げれば、それが今ビデオ・テープに記録されますね。人の世でもこのように記録されるのに、天の国に記録されないと思いますか。ボタンを押しさえすれば、ある祝福家庭の夫婦の幼いときから、その先祖のころからがすべて出てくるのです。一瞬のうちに出てくるのです。長時間ではありません。ここでは時間の観念がありますが、天国ではあっという間に終わるのです。
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 入籍というのはどういうことか分かりますか。女性が嫁に行けば籍を移さなければなりません。自分が生まれたもとの籍を取り消して、違うところに移さなければならないということを私たちは知っています。
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 大韓民国は今後私たち統一教会を中心として祖国をつくることによって、大韓民国を中心として入籍する時が来るので、今まで動員された人はみな、今後大韓民国の土地を買うことのできる時が来るのです。先生を中心として大韓民国を動かすことができるならば、西洋にある自分のすべてのものを売って、大韓民国で小さな小屋暮らしをするとしても替えなければならない時が来るのです。
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 もう死んで、村の裏山に行くように(注:普通、裏山に墓がある)気力もなく、(部屋の中から)敷居の向こうを眺めながら「年老いたから……」と言っています。年老いても伝道しなければなりません。自分の母親、父親をみな天の前に入籍させてから霊界に行かなければ大変なことになるのです。
 母親、父親に、歴史上の自分の先祖の前に、自分の兄弟の前に、自分の親戚、姻戚を中心として歴史的に偉大なことをすることのできるこの時代、この時を迎えているのが統一教会の祝福家庭なのです。
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 今まであなた方に伝道しなさいと言ってきたのは、威信を立てさせてあげるためなのです。今後、族長を立てて、七十二族長を立てて、すべてそのようにして、新しい入籍時代が来るので、その軸に入れてあげようとしているのに……。実績があってこそ入れてあげることができるのです。
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 これからは入籍するのです。南北が統一されるときには、世界の統一教会の家族は祝福家庭の中で正常な行動をした人はみな、氏族を越えて入籍するのです。先生の力によって南北が統一されたならば、法をつくって世界の統一教会の忠臣を代表民族として、種を受け継ぐ民族として立てようというのです。そうしても反対する者はありません。歴史的に見て、韓国の独立のために、韓国の還故郷のためにこんなに尽力したのですから、誰が反対するでしょうか。
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 皆さん、これからは氏族加入時代が来ます。個人加入時代ではありません。氏族加入時代が来るのです。金氏であれば金氏、朴氏であれば朴氏。それが過ぎれば国家入籍時代が来るのです。すぐです。これからは早いのです。目の回るほど早く変わっていくのです。なぜそうなるのでしょうか。文総裁がいるのでそのようになっていくのです。原因はほかにあるのではありません。
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 所有権を神様にお返しするためには、真の父母の名を通さなければなりません。真の父母の名を通さずしては、帰っていく道がありません。それゆえ世界統一は統一教会が中心とならざるを得ないのです。手を下さなくても、誰もが少しでも早く入籍しようと列をつくって待つようになるのです。一番、二番、三番を争いながら必死になる時が来るのです。
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 これから入籍する時が来ます。先生の一族、皇族を中心としてつながるところに、皆さんが加入するための入籍時代が来るのです。しかし入籍時代になっても氏族復帰ができていない人は、そこに入籍することができません。それを知らなければなりません。十二支派と同じです。氏族復帰をするまでは入籍できないのです。
 人々がこの氏族復帰の内容を知ったならば、我先に統一教会に入ろうと、群れをなして押しかけてくるのです。入籍すればどうなるのでしょうか。今までは愛をはじめとして、人から万物まで神様の所有ではありませんでした。サタンの愛によってサタンのものとなっていたものを、今は神様のみ旨を成し遂げた先生を中心として、先生の息子、娘、先生を中心とした万物を復帰していかなければならないのです。そして、いまだ先生には国がないので、国を求めて立てなければなりません。
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 これはサタンの所有地であり、神様の所有ではありません。所有権の回復というのがあるので、天下は戦争なしに一つとなるのです。どういうことか分かりますか。今後、一族が財産とすべてのものを合わせて天に入籍するために、世界の歴史上で類を見ない行列が続くことでしょう。そこに誰が先に入籍するかによって、兄となり、弟となるのです。
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 今まで天国への入籍はありませんでした。天国に国がなかったのです。家庭もなく、国もありませんでした。霊界に行けば、親も何も、十人家族だとすれば、十人がみなばらばらになったのです。しかしこれからはそうではありません。本来堕落しなかったならば、お母さん、お父さん、自分たち夫婦、息子、娘が一つになって、相手のためという真の愛をもつならば、それには神様も絶対服従するのです。そのような愛の伝統に服従しながら相手のための愛をもって動くその世界、「ため」に生きるその世界では、平和の基地が生じるなと言っても生じるのです。
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 これからみな越えていかなければなりません。越えなければならないのです。越えるには整備しなければなりません。一つとなって夫婦の日記をつけなければなりません。そして息子、娘の公認を受けて、みな入籍しなければなりません。入籍時代が来るのです。清算して越えなければなりません。そのときにはサタンがついてくることはありません。そのように深刻な時が来ます。祝福家庭はみなこれから日記をつけなければなりません。たやすく通り過ぎてはならないのです。
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 これからは世界がみな入籍しなければなりません。十二支派を中心として。入籍するときには皆さんの人生、統一教会に入ってから今までのすべてのことを、一つ残らず記録しなければなりません。この教会から何か一つ、ふろしき一枚でも持っていったならば、それをすべて記録しておかなければなりません。これが霊界に記録されたコンピューターの記録と合っていなければ、皆さんは入れないのです。
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 王族の心情圏を中心としたところでは歓待のみであって、崖や壁といったものは一つもありません。平地なのです。全体が歓迎し、万年の愛の世界がつながっているのです。そこの主人として生きるのです。自分の一族がそうなるのです。一族がみな集ったその栄誉の価値をもって入籍して天国に入るのです。入籍するのです。新たに入籍して天国に入ることができるように、清い解放の氏族長として、メシヤとして、父母として、自分が率いてあげましょう。
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 今後天国が地上に建設されればこのようになるのです。憲法がそうなるのです。全体を天国に帰化しなければなりません。それゆえ統一がなされないわけがないのです。強制的にするのではありません。志願しなければなりません。そうすれば移籍する日が来るのです。その氏族が入籍する順番となるので、先に入籍すれば先祖になるのです。残りはその前で頭を下げなければならないのです。
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 自由な環境舞台が訪れるこの時代において、イスラエルの王権を造成すべき独立軍であることを肝に銘じなければなりません。小隊長になりますか、中隊長になりますか、連隊長になりますか、師団長になりますか、軍団長になりますか。皆さんの活動いかんによって左右されるのです。
これからは兄、姉、弟、妹がみな一方では競争になるのです。勝利した人が、先に登録する人が兄、姉になるのです。先祖になるのです。天地開闢の時代が来るのです。祖父が孫になり、父親が息子になり、弟が兄になり、姉が妹になる時代になるのです。誰が先に入籍するかが問題です。
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 天国の法を守り、天国の王宮法を尊重できなければなりません。それがどのようなものか知りませんね。今後、南北が統一された世界のすべてに備えなければなりません。その訓練をすべき内容が残っています。そのときには、誰もが入れるわけではありません。入籍時代が来るのです。それは、大学を卒業して博士として大学の先生になることよりも難しいのです。自分一代の一族の歴史をすべて編成して、そこにパスしなければなりません。霊界、肉界から鑑定を受けて選出するのです。
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 天運は相対圏をもった人を保護するようになっています。ですから献金をしなさいというのです。それは当然のことです。すべてを、一族を神様のところに連れて行かなければなりません。そこでは誰が先祖になるかというと、先頭に立って率いる人が先祖になるのです。久保木が統一教会の会長であっても、率いていくことができずに、今み言を聞いている人がすべてを率いて入籍するならば、久保木会長が何代も後の孫になるのです。入籍を先にした人が先祖になるのです。
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 そのような時代になったので、先生は命令をするのです。「早く氏族復帰をしなさい! 所有権を神様に返しなさい! 早く入籍しなさい!」。これは人間としての最大の希望です。先祖以来、千万代を経た希望がここにあるのです。肝に銘じ、忘れてはなりません。そうすることによって、未来において日本の黎明の朝が過ぎ、輝く太陽を迎える喜びを体恤するようになるのです。
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 天国での財産とは何でしょうか。今は天国の国民がいないので、復活させて天国の国民を連れていく以外に方法はありません。天国の国民がいなければ、霊界での財産というのもありません。それゆえ、皆さんが生んだと言っても、皆さんの息子、娘ではないのです。日本の一億二千万すべてが神様の国民になる道を探さなければなりません。
 いかにして多くの日本人を皆さんの息子、娘と共に天国の国民として入籍させるかというその数字が、皆さんが霊界に定着するにあたっての礎石となるのです。それがなければ、たとえ統一教会の会長を何十年したといっても、すべては無駄なのです。今までは統一教会が反対されていたので不可能でしたが、これからは全世界的に先生を尊敬するようになるので、可能なのです。
            *
 真の父母と一つになって伝統を相続し、皆さんの家庭が主体的伝統をもって万国を治めることのできる基盤となり、主体性をもった家庭となったならば天国の皇族圏内に入籍するのです。このようにして入るのが天国です。天国は誰もが入ることのできるところではありません。その道を行こうと三代が決心しなければなりません。おじいさん、おばあさんから父親、母親、夫婦、息子、娘まで、段階は四段階であり、系列でいえば、夫婦になったのが三代です。
            *
 これから皆さんの行くべき道には反対がありません。先生がすべてつくってあげました。すべてふさいであげました。すべて取り壊してあげました。ですから皆さんは先生をどれほど崇拝しなければならないでしょうか。皆さんが迫害時代に先生を崇拝していたその何百倍も、皆さんの子孫が崇拝することのできる伝統を残さなければ、天国という本貫(注:先祖発祥の地)に入籍することは難しいという事実を通告しているのです。皆さんの息子、娘が、皆さんが先生に侍っていた何百倍以上も侍ることのできる基盤をつくっておかなければ、離れてしまうのです。押し出されてしまうのです。
            *
 入籍しなければなりません。入籍するためにどこへ行こうというのですか。本郷の地に帰らなければならないという運命を、避けることはできません。生きているうちにできなければ、霊界に行ってから後戻りして、億千万世、回りに回りながら涙と嘆息で越えなければならないという、堕落圏の支配から逃れることはできないのです。ですから、直行することを願って、皆さんの前で詳しくお話ししましたので、それを忘れずに肝に銘じ、勝利の天国の門に入る王権を受け継ぐことのできる、そのような相続を受け継ぐことのできる皆さんとなることを願う次第です。そうするという人は諸手を挙げて宣誓してください。



















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