祖国光復と入籍
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第四章 入籍時代と三段階祝福

一、大転換時代

1.お母様を中心として血統転換時代

 お母様を中心として血統転換時代に移行するのです。女性が堕落することによって、血統が汚されたので、女性を中心として血統的に子女をきれいにしなければならないというのです。


2.所有権転換時代

 母によって、エバによってサタン世界にすべての所有権が移っていったというのです。それを母を中心として取り戻してこなければならないのです。


3.心情圏転換時代

 心情圏とは何かというと、個人・家庭・宗族まで三段階です。三段階が一つのカテゴリーです。それゆえ心情圏といえば、宗族的メシヤを中心として一六○家庭を捜し求めることを言うのです。心情圏を転換するのです。

4.入籍転換

 それができてこそ天国の自分の本国に入籍するのです。初めて国民として入籍できるのです。それゆえ天の血統が連結し、天の所有権が連結し、天の心情圏が連結することによって天国に入籍できるのです。血統転換・所有権転換・心情圏転換・入籍転換をしなければならないのです。


5.平和統一祖国転換

 これは何かというと、私たちが作らなければならない国ということです。


6.地上天国・天上天国の統一転換

 統一させて転換しなければならないのです。今までのサタン世界と一つとなっていては、地上天国・天上天国となることができないのです。天上天国と地上天国が一つになって、世界的な立場において、反対的な立場(サタン世界)に完全に背を向けなければならないということです。大転換の時期です。


7.神様と真の御父母様の「愛の理想」完成で完成解放転換

 神様と真の父母の「真の愛」を中心として、「真の愛の理想」を完成し、完全解放をしなければならないというのです。今まで真の父母と神様が完全に一つにならなかったのです。創造理想を中心として世界的な基準で一つになっていないのです。完全にそのようなことを成し遂げて、神様と真の父母が解放されて(サタン世界に)背を向けてこそ、完全に地上天国と天上天国が成立するのです。そうでなければサタン世界がなくならないのです。それゆえ、神様と真の御父母様の「愛の理想」を完成することによって、完全解放転換時代に移行していかなければならないのです。(二六八−五九、九五年二月七日)

 自分たちが完成した日を順番として、すべて国に入籍しなければなりません。入籍するには、どうしなければならないのでしょうか? アダムとエバが所有するものは一つもありません。アダムとエバが堕落する前は、神様の所有権をそのまま受け継ぐようになっていました。ところが、所有権はどこに行ったのかというと、サタン世界に移っていったのです。それがサタンの国なのです。血統が転換されているので、血統を転換しなければならないし、所有権転換・心情圏転換をしなければなりません。一族をすべて探し求めなければなりません。(二八三−三〇一、九七年四月十三日)

 統一教会に入ってからは、一代が四〇年の時代に入ったので、余白があるのです。結婚することのできる時代に入り、統一教会は、七〇年に代わる七年間を守節しなければなりませんでしたが、それが今に至っては、すべて水平時代になったので、七日間で復帰することができるのです。

 血統において間違いが生じたということを知らなければなりません。ですから血統復帰、その次には所有権復帰、すべてを天の前に返さなければなりません。アダムとエバが堕落する前は、そのすべての所有は神様のものであり、アダムの子孫が相続するものなのです。神様の息子・娘のものだということです。

 真の愛を中心として、その代を継ぐ血族たちの所有すべきものが、堕落することによって、すべて悪魔の所有権になったのです。人間と一体となれば、所有権が決定されるのです。悪魔の所有権になったのです。それを復帰しなければならないのです。血統転換・所有権転換、その次に心情圏転換です。心情とは何かというと、自分の一族です。おじいさん、おばあさん、全部で四系列です。四系列が三段階ともなれば、一六〇家庭以上になるのです。自分の親族、姻戚まで合わせれば、いくらでも広がっていくのです。

 ですから、メシヤとしての責任を果たせなければ、親族は天国に入ることができません。一六〇か国の復帰は、四千年歴史です。ヤコブからの四千年歴史を四〇数、四〇年で蕩減したので、それと同様に一六〇か国を一六〇家庭で蕩減復帰しなければならないのです。数理的蕩減です。

 一六○か国で勝利したことを、家庭の上でそのようにすれば、自分も世界の勝利圏を相続したことになるので、家庭から世界まで自由に行き来することができるのです。そうでなければ家庭時代・宗族時代・国家時代・世界時代・天宙時代に引っかかるのです。

 真の父母の恩恵は、言葉では表すことのできないほどの恵みだということを悟らなければりません。天下の何ものにも替えることができません。自分の一族が問題ではありません。自分の財産が問題ではないのです。神様は、そんなウジのような汚れたものを受け取りたいとは思わないのです。ペッと唾を吐くのです。

 先生の息子・娘を通し、お母様を通して、先生まで三代を経るのです。天使長を通し、天使長の息子を通し、お母様を通し、お父様を通して、神様のところに戻っていくのです。戻って本然の物になるのです。神様の血族になって、それを再び分配してもらわなければならないのです。これは先生の言葉ではありません。摂理的に見てそうなのです。(二六四−三二〇、九四年十一月二十日)


二、入籍時代が来る

 アダムー代からの族譜ができていません。族譜編成が初めてなされるのです。家庭を中心として入籍時代が来る、そのような恐ろしく、驚くべき時代が来るということを知らなければなりません。(二九〇−六七、九八年二月十八日)

 一九七二年度が過ぎれば、入籍時代が来るのです。こういう話を聞いたことがありますね? 民族を統率しうる主権を得て、民族が安息することのできる立場に立って初めて、入籍がなされるのです。戸籍は宗族に出すものでしょうか、国に出するものでしょうか? 国です。戸籍は国に提出するものです。そのような時になったので、入籍時代が来るというのです。(一四六上元九、七一年八月十七日)

 では、入籍時代とは何でしょうか? この期間にそれを教えてあげているのです。この三年路程期間に、完全に一致団結して、完全なる祭物としての使命を果たさなければなりません。不平を言ってはなりません。祭物が不平を言うことができるでしょうか? 祭物は存在意識を持つことができないのです。また、所有観念を持つこともできません。ですから、不平を言うことができるでしょうか、できないでしょうか? できません。祭物になるまいと尻ごみすることができるでしょうか? できないのです。(一四六−三一九、七一年八月十七日)

 外的な人のために内的な人を犠牲にしてきた、そのような救いの摂理の時代は過ぎ去り、自分の息子・娘、自分の血族を中心として喜ぶ時、神様が地上に祝福することのできる時が来たので、地上天国が形成されるということを知らなければなりません。父親、母親、祖父、祖母がみな霊界でばらばらになっていたのを、皆さんによって結んであげることができるのです。そうして新しい入籍時代が霊肉に展開されるのです。そのようなことが起こるのです。

 そのようにとてつもないことが起こるのに、皆さんは知らないでしょう? 知っていますか、知りませんか? 先生が「今年からは新しい年だ」と言うのですが、何が新しいのでしょうか? だからはっきり教えてあげるのです。皆さんには先生の築いた基台があるので、皆さんの両親を抱き、神様から追い出されたアダムが再び神様の側に帰っていく喜びをもって、涙なしにはなされない出会いの時が、皆さんの目前に迫っているということを知らなければなりません。(九〇−三四〇、七七年一月十五日)

 国を探し得れば、入籍時代が来ます。今までは神様の国がありませんでした。ですからこれからは、すべての人類が新たに神様の血族に入籍すべき時代が来るのです。それゆえに大移動時代が来るのです。共産主義は完全に強制的にやりましたが、これから皆さんは、自ら進んで大移動しなければなりません。

 入籍時代になれば、大韓民国の民の名では通用しません。愛を中心として、すべての民族を克服しなければなりません。家庭を否定し、宗族を否定し、民族を否定し、国家を否定し、世界を否定し、天上世界の地獄までも、霊界の地獄までも否定して、サタンを否定しなければならないのです。それを肯定したのが堕落です。このように落ちたので、反対に上がっていかなければならないのです。(二五九−二二三、九四年四月十日)

 神様は、この地上で大統領の種がほしいのです。「どんな大統領がいいだろう?」と言ってです。その種がまかれたところからは、毎年良い種だけが採れるのです。では、万年の大統領の種として来られる方はだれか知っていますか? もとの種として来るお方がだれなのか知っていますか? 種の中で歴史を代表して、天地全体が好むことのできる代表の種となる方が、メシヤなのです。それがメシヤ思想です。

 今日統一教会の宗族的メシヤという言葉は、宗族的な種のことを言っているのです。種を誤って植えました。今後、動員していない祝福家庭は、みな分別してしまいます。入籍できません。

 今後入籍するのです。南北が統一されれば、世界の統一教会の食口たちの中で正常な行動をした人たちはみな、宗族を越えてすべて入籍するのです。先生の力によって南北が統一されるならば、法をつくって世界の統一教会の忠臣を代表民族として、種を繁殖させる民族として立てようというのです。そうしたからといってだれかが反対するでしょうか? 歴史的に言えば、韓国の独立のために、韓国の還故郷のためにこのように苦労したのに、だれが反対するでしょうか? (一九七−二一二、九〇年一月十四日)


天国入籍の手続きをせよ

 これから皆さんの息子・娘、皆さんの同億をどうするのでしょうか? 今後天国に入籍する時代に入ります。入籍の手続きをしなければなりません。これまで天国に先祖がいなかったのですが、先生が初代先祖になれば、先祖をすべて新しく編成します。数千代の先祖を編成します。そうすれば国ができ、世界ができます。入籍時代が来るのです。そうして人類の大移動時代が来ます。大移動時代が来るのです。大韓民国に生き残って、いつまでも大韓民国の民として住めるという保証はありません。

 今日、統一教会員たちは世界中に広がり、国境を越えてお互いに競争し合っています。最も夜も休まずに闘争しています。目標に向かって走っているのです。大韓民国の地に、私たちが行って住まなければならないというのです。御父母様のいらっしゃる所、その土を踏み、今まで恨めしく離れぱなれになって悲惨に生きてきた、歴史的なすべての恨を踏み、御父母様の地に入って、その地に血と肉のすべて埋めていこうと思っているのです。

 それゆえ、南米ではみな、昼も夜も先生の命令を中心として走っています。一六〇家庭がなされれば、みなこれから入籍がなされます。入籍が。大移動が起こります。そのような時が来ました。では、統一教会に反対した群れはどうなるのでしょうか? 三六万双の合同結婚式に新たに加入した新興宗教の群れは、三千万を越えます。これが三六〇万双になればどうなるでしょうか? 何千万になると思いますか? 三億を越えます。三億を越えるのです。三億を越えれば、真の父母を中心として、みな子女の立場で税金を捧げるべき時が来るのです。三億以上になって、全世界の人々が真の御父母様の前に税金を捧げるとすれば、大韓民国の何倍になりますか? 考えてごらんなさい。(二七三−三一八、九五年十月二十九日)

 再臨主は、この地に来て天国の憲法を教えるのではありません。宮廷において、王宮で王族たちが守ることのできる憲法を教えていかなければならないのです。ですから、徐々に世界は統一教会に反対するのではなく、歓迎するのです。全体の三分の二がそのような時代になっていくのです。そのようになれば、入籍時代がやってきます。本然の入籍時代がやってくるのです。(一六三−六五、八七年四月一日)

 遠くない将来に、統一教会員たちは入籍式をする時がきます。韓国の南北統一がなされ、天も喜ぶことのできる国になれば、皆さんの入籍時代が来るのです。そのような入籍時代が来れば、たとえ目や鼻や口の不自由な女性であっても、先に嫁に来たとするならば姉になるのです。いちばん上の姉になります。後で結婚すれば、たとえ自分が大卒で年上の女性であったとしても、体の不自由なその女性を姉として仕えていかなければなりません。そのような時が来ます。ですから、こういう特殊な条件が、その時になれば、パスするための重要な要件になるのです。(五八−一一三、七二年六月六日)

 統一教会が世界的に発展すればするほど、全世界の万物や人類が復帰されるのです→されますか、されませんか? そのような日が早く来れば良いでしょう? そのためには国がなければなりません、国が!国が! 国がなければならないのです。国が! 今は、神の日、父母の日、子女の日、万物の日を我々統一教会だけで祝っていますが、本来ならば、平面的に全世界のすべての国々で祝うべきなのです。ところが、この日を統一教会の中でだけ記念しているのであって、国家では記念していないのです。

 今後そういう時になれば、全世界のキリスト教徒や、統一教会を信じる人や、すべての人がみな「どうか早く、私がそのような立場に入籍して、私を、神様の日、父母の日、子女の日、万物の日によって、すべてが一時に解放される立場に立ててください」と言って、行列をつくって競争する家族の数が、歴史上のいかなる移民や、戦争の避難民の行列よりも、長い行列をなす時が来るのです。(六九−三○五、七四年一月一日)


三、民族的大移動の時代が来る

 皆さんは宗族復帰をしなければなりません。宗族復帰をせずに、先生の前に姿を現してはならないのです。何よりも重要視しなければなりません。全世界の統一教会員たちが、この時間先生が発表することを、全世界にファックスを送ってラッパを吹き鳴らすので、世界的に競争が起こります。一六○家庭を伝道すれば、韓国、祖国の地へ帰るというのです。六千年前に失った本然の祖国の地に入っていかねばと、死ぬ覚悟で伝道するのです。祖国の地のこの愚か者たち、どうするのですか?

 先の者が後になり、後の者が先になるのです。アフリカの地へと…、荷物をまとめて故国山河を離れ、永遠に異国の万里の地獄に行くごとく、天国を離れて暗い地獄世界に行くということを知らなければなりません。既成教会は、どこに行くのでしょうか? 風呂敷包みが取り替わるのです。そのように入籍するのです。(二七四−二九七、九五年十一月三日)

 これから大移動が起こります。先生は人情もありません。言い訳はありません。先生が一代だとすれば、次に入籍する人は黒人でも二代になるのです。二代になれば皇族として白人を指導することができるのです。アフリカが祝福家庭を中心として、黒人世界が先進国家を蹴散らして先頭に立つということを知らなければなりません。世の中がびっくり返るのです。(二七六−二二五、九六年二月二十四日)

 ここにきた人たちは、「まさか! そんなはずはない!」と言うことでしょう。そういう者たちは見ていなさい。風呂敷包みを持って、あの南洋に追い出されるのです。世界の統一教会員たちが入籍して入ってくるのですが、七千万以上は住めません。現在三六〇万、三千六百万双がなされれば、七千万を越えます。みな韓国に入籍して入ってくるのです。これを知らない人たちは、みな荷物をまとめて退くようになります。大移動が起こります。民族大移動が起こるのです。起こらざるを得ないのです。そのような厳しい世界を知っているので、皆さんを集めて深刻にみ言を伝授するのです。ですから、よく聞いてください。

 ここに来た人が死んでから「なぜあの時にはっきり言ってくれなかったのか?」と問うのです。私は引っかからないように、はっきりと話してあげるのです。こういう解説は必要ありません。四十五分、三十七分もあればすべて終わります。何時間になりましたか? 私も疲れます。初めて会ったので精誠を注がなければならないのです。声がかれても、血を吐いても、なすべきことはしなければならないのです。それが、天が残した伝統です。(二八三−二一一、九七年四月十二日)

 イエス様は結婚することができなかったのですから、祝福を受けた人は、イエス様に勝る立場で結婚したことになります。それゆえ、家族たちが反対せずに先生を歓迎することのできる時代が来ました。出て行って、宗族的メシヤとして一六○家庭を糾合するのは、朝飯前のことなのです。問題ありません。早くこれをしなければなりません。これをしなければ、皆さんはすべて追い出されます。世界の人々が行列をなして入ってきて、入籍をするようになるときに、入籍できる数の四千万を越えても皆さんがそこに入っていなければ、風呂敷包みを持って、南米に、アフリカに行かなければならないのです。嫌でもそのような時が来ます。大移動時代が来るのです。

 共産党がそうではなかったですか? サハリンにいる韓国人を、どこに追い出しましたか? みな中央アジアの砂漠地帯へと無理やり送ったのです。歴史的に苦難と試練を受けてきたので、その砂漠で名のある民族を編成し、その周辺国家の前に影響を及ぼす民族として残っているのですから、ありがたいことです。

 宗族的メシヤとは何か、知っていますね? 宗族的メシヤは、イエス様がこの地上に築くことができず、国に通じる掛け橋をかけることができなかったのと、今や逆の方向に進んで行くのです。二千年待つのではなく、真の父母によって宗族的メシヤとして派遣されるのです。家庭的メシヤは自分の一族です、一族。親戚なのです。七代の親戚を一つにするのは問題ではありません。そのようにして一六〇家庭が祝福を受けるようになれば、家庭的に入籍をします。これができなければ入籍することはできません。全世界の統一教会員たちが、みな入籍して押し寄せれば、三六〇万双が祝福されればどうなるでしょうか? 問題が大きいのです。

 ですから、宗族的メシヤとなって家庭的メシヤをつくらなければなりません。メシヤというのは真の父母のことです。メシヤが何かといえば、真の父を意味します。国家的真の父が現れて、宗族的真の父を立て、家庭的真の父をつくれば、アダム家庭復帰、イエス様の国家的復帰、世界的復帰が可能だというのです。先生が一六○か国を選んで立てたので、世界舞台に出るためには、先生を中心として、その王権を中心として一六○家庭を連結しなければなりません。そうしてこそ、そこから蘇生・長成・完成し、世界一六〇か国が連結されることによって、一六〇家庭とともに、一六○か国を一度に動かすことができるのです。

 ヤコブのとき、宗族時代には十二兄弟、その次のモーセは民族です。十二支派が出てきます。イエス様は国家です。十二弟子が出てきます。これが公式です。ですからイエス様は、一二〇門徒、一二〇世界、十二弟子を中心とした世界的版図の十二数を代表する一二○国家、このようになるのです。先生の数は一八○数、一六○数です。四数で結んでサタン世界を追放しなければならないのです。真の父母は天宙的勝利、真の父母は天地の王権を代行できる勝利の中心存在となっているので、その国を思いのままに治め、編成できる時代に入ったというのです。(二七四−一七五、九五年十月二十九日)

 王権時代になったので、多くの国、一六○か国を中心として、先生が真の神様に代わってメシヤを送るのです。神様は今まで、ひとりのメシヤを送って救いの歴史を繰り広げてきましたが、神様の救いの歴史において、地上に着陸してサタンがいない世の中になっているので、先生は平面図上に、全世界の祝福家庭をして、宗族的メシヤの使命を果たすよう世界に配置しました。この宗族的メシヤが、家庭的メシヤをすべてくくって国に入籍するようになれば、世界に通じうるすべての基盤が開かれるのです。(二七四−一八四、九五年十月二十九日)


四、天国入籍のための支派形成

 入籍とは、宗族がするものではありません。民族がするのです。なぜ宗族復帰をするのかといえば、十二支派を編成することによって、その国の国権、国の主権基盤を、故郷の地に形成することができるからです。支派編成というのは、どれほど多くの功を立てたかで決定されるのです。努力次第です。世界に散らばる氏族を中心とした統一教会の競争時代に入っていくのです。ですから統一教会に反対していれば滅びます。これからは、そのままにはしておかないのです。昔は何十年かかり、何百年もかかっていましたが、今は即座に現れます。霊界が放っておきません。そのような時代が来るというのです。(一八七−一七一、八九年二月五日)

 皆さんは最終目的地に到達したのですか、到達する過程にあるのですか? 到達する過程にあります。四〇年荒野路程をまだ越えていないのです。先生を中心として故郷の地を訪ねていかなければならないのです。国を探さなければなりません。国を建てたならば、入籍をしなければなりません。皆さん個人の位置で入籍しなければなりません。私たちには、まだそのような本然の国がありません。そのような国の基盤の上に入籍をしなければなりません。入籍するには、どうしなければならないのでしょうか? 宗族的メシヤを完成しなければならないのです。そうせずには入籍をすることができません。十二支派の地、所有権を受け継ぐことができません。私たちはそのような支派圏を持つのです。(二四八−一二六、九三年八月一日)

 皆さん、今まで三六家庭には多くの過ちがあります。自分の子を愛しています。先生は孝進と誉進に申し訳なく思っています。温かく抱いて愛そうとはしませんでした。忍耐力が必要です。皆さんが愛さなければならないのです。先生はサタン世界を愛し、皆さんは孝進に対して天使長の立場で教えてあげなければなりません。「父母にはこのように仕えて、このようにして…」という具合にです。本来はだれがアダムを教育しなければなりませんか? 神様が教育するのではなく、三天使長が教育しなければならないのです。

 そういう意味で、三六家庭が天使長に代わってその使命を果たさなければなりません。三時代、十二防守を代表したという責任を果たさなければなりません。復帰されたアベルの立場に立って、先生の家庭の息子を中心として、復帰された本然の長子を中心として、千年も万年も感謝の思いで一つになって、真の御父母様に仕える伝統を立てなければならないのです。しかし、それができなかったのです。

 それをはっきりと知って、今後だれと一つにならなければなりませんか? 聖進、孝進や十二人の息子・娘と、先生の家族と一つにならなければなりません。私たちが基盤を築いたら、皆さんはすべて入籍しなければなりません。どこかの支派に属さなければなりません。国ができれば、支派に属するようになります。十二支派がそれです。そうしなければお父様の前に行く道がありません。このような原則があるがゆえに、統一家は移動することができないのです。揺れ動くことができないというのです。不意の悪党が現れようものならば、直ちに原理が除去するのです。(一三三−二四八、八四年七月十九日)

 私たちは何をしようというのでしょうか? 神様の愛を受け、真の父母の愛を永遠に受けることのできる。息子・娘の立場に入籍しようというのです。これから入籍しようというのです。天国の生命録に入籍しようというのです。新しい真の父母主義、神様主義を中心として、新しい入籍が行われると同時に、支派編成が行われなければなりません。イエス様の十二弟子、十二支派のように、支派編成をしようというのです。(一四六−二三〇、八六年七月一日)

 先生が考えるに、今は祝福家庭しかありません。宗族がまだ編成されていません。宗族編成をすれば入籍問題が起こるのです。そうでしょう? 入籍問題が起こるのです。何千代の先祖までさかのぼって、人類が、今まで歴史的に現れたにもかかわらず失ったものを、再編成する基準で進まなければならないのです。(二八七−三一七、九七年十月六日)


支派編成をして故郷の地に入籍する時が来る

 皆さんはこれから故郷に帰れば、いかに早く自分を中心として血族はもちろんのこと、環境的与件を拡大させていくかという闘いが起こるのです。競争が始まるのです。

 どの支派に属しようが、故郷に帰ったその根とともに支派編成をするのです。東西南北の枝、どこに属するかという枝が決められて、本籍への登録が始まる時が来るのです。

 人種差別だの、文明国だの、発展途上国といったものはありません。霊界の善なる先祖たちを中心として、どれだけ一つとなり、その先祖たちが地上に来て、どれだけ協助できる基盤を持つかという問題が、今後皆さんが郷土開発の運動をするにあたって、その展開を左右するのです。

 その枝がどれほど大きいかが問題です。幹が死んだとしても、枝さえ大きければ、それが幹になることもできます。人の芽が出て、その次に枝になったのですが、それが問題ではありません。新しい枝をいかに育て、皆さんの一門がこの世界に入籍し、故郷に帰るか、天国に帰るかということが問題なのです。帰郷の道に立ったということを知らなければなりません。(一八九−二二四、八九年四月六日)

 その息子をアダムの息子として天の前に記入し、カインの一族と自分の一族が一つになったその基盤の上に、相続権が生まれます。入籍権が生まれるのです。アダムが初めてその家庭において、宗族的メシヤ圏を築き、二つの氏族圏を合わせてその名前を生命録に記録するということがなされるのです。(一一五−九九、八一年十一月四日)

 兄を弟とし、父を息子としてこそ、父母が復帰されます。おじいさんを孫としてこそ霊界が復帰されます。蕩減法を変えることはできません。絶対に服従しなければなりません。ですから、そのために宗族的メシヤを派遣するのです。宗族を収拾しなさいというのです。逆になるのです。七代子孫の私が、七代先祖になります。そのように入籍しなければならないのです。ですから文氏、韓氏の宗族を編成するのです。どんなことがあっても夫婦統一をしなければなりません。(二九二−一一四、九八年三月二十八日)

 神様は、縦的にひとりの再臨主を送られましたが、真の父母は平面的に宗族的メシヤを派遣しました。家庭編成をした再臨主が主体となって、横的にいっぺんに七〇万の宗族的メシヤを派遣したのです。恐ろしいことです。サタンにとっては恐ろしい時代になったのです。

 皆さんの氏族の中に、三六家庭のような古い祝福家庭がいたとしても、それができないというときには、いちばん後に祝福を受けた三万双が一六〇家庭を入籍させたならば、三万双が中心になります。いちばん最後であるその三万双が先祖になるのです。この先祖が宗族的メシヤです。それ以外はメシヤになることはできません。すべてそうです。反対になるのです。統一教会は世界を祝福しますが、祝福家庭は、入籍によって統一教会のすべてを解放するのです。

 宗族的メシヤとして入籍した人は、統一教会の祝福をすべてしてあげることができるのです。入籍したこの数によって、今後地上天国、天上世界の皇族圏が連結されるのです。(二六九−六〇、九五年四月七日)


五、三段階の祝福−教会・国・世界祝福

 統一教会の祝福は、教会祝福であって、国家祝福ではありません。世界祝福までの三段階を越えていかなければなりません。教会祝福時代を経て、南北統一をなして一つの国を持った、天の国を中心とした祝福時代である国家祝福時代となり、その次には地上・天上世界が一つになる祝福時代となるのです。これらの三代祝福圏時代を越えていかなければなりません。アダム一代でなされるべきものを、再臨時代に至って、先生一代ですべてを終えなければなりません。二千年までに世界的祝福をいっぺんにしてあげなければならないのです。

 そして本格的な入籍となるのです。その時からは民族大移動です。今や国家的な入籍時代となったために、文氏、韓氏の連合会をつくりましたね? そうして三六家庭のように編成するのです。今まで勝手に結婚した人は、三六家庭のアダム家庭に入り、結婚できずに愛の関係の因縁を結んだ者たちは、ノア家庭に入ります。み旨を果たせなかったのです。その次にはヤコブ家庭です。このように三段階を中心として組織編成をして、三六宗族を編成しなさいという話まですべて私がしました。ですから国家的時代になっていくのです。(二九〇−二五三、九八年三月二日)

 統一教会で祝福をしてあげるには、本来、未婚の女性、男性でなければならないのですが、そうなっていないのです。未婚の女性、男性がいて、その次に男女関係を結びながらも結婚はしていなかった中間の者、その次に自分勝手に結婚した者の三段階があるので、三段階を越えていかなければならないのです。ですから、統一教会の結婚も三段階を越えていくのです。教会祝福・国家祝福・世界祝福です。

 ですから、今祝福を受けた家庭は、そのような段階を越えていかなければなりません。本来は、蕩減条件のない解放された人が結婚するのですが、蕩減条件に引っかかっているのです。教会の前に迫害する国があり、その国の前にある世界を越えていかなければなりません。ですから、家庭を引っ張って、迫害のない解放された立場に進んでいってこそ、一つの統一された世界で、アダム家庭において天が祝福した相続権が生まれるのです。解放されるのです。

 ですから、教会圏・国家圏・世界圏があるのです。世界的な王権復帰の圏を越え、サタン世界の讒訴圏を抜け出すことによって、地上・天上世界の解放が行われるので、その位置に上がって祝福を受けなければならないのです。そのようにして三回越えていくのです。

 国家的メシヤが、その国に行って王権を復帰できる立場に立てば、王権をにぎった立場で、自分の一族を招請して入っていくのです。ヤコブ家庭の七十二人がエジプトの国に入って行ったように、七十二人が行くのではなく、一二〇人が入っていくのです。一二〇門徒が新たに世界的に入って歓迎され、その民族の核にならなければなりません。今はそのような時なのです。ヤコブの時は、七十二家族が入っていきました。今は一二〇家庭です。イエス様の一二〇門徒と同じです。民族を中心とした国家的代表としての一二〇人です。そうして、接ぎ木をして韓国へ帰らなければならないのです。

 次に、入籍には、宗族的メシヤの入籍時代、世界国家時代における国家の入籍時代がありますが、そのような時が来るのです。それが国家的メシヤたちの責任です。国を早く復帰しておけば、家庭的メシヤ、宗族的メシヤ、国家的メシヤが、命令さえすればその通りになっていくのです。市民権をもらえばアメリカの国民になり、嫁に行けばその国の民となるのと同様に、いくら未開の人でも、アメリカに嫁げばアメリカ人と対等な立場に立つのです。統一教会に後から入ったとしても、入籍することによって同じ立場に立つのです。

 そうすることによって、アダム家庭を復帰し、アダム家庭が国家を越えて世界のどこへでも自由に越えていくのです。イエス様の宗族圏も自由に行き、イエス様も自由に解放されるのです。再臨主が四〇年間迫害されたことや、統一教会の受難も解放されるのです。そうして、真の父母が世界の平面図上に、家庭・宗族・民族・国家・世界…、どこにでも行くことができるのです

 ですから、世界的メシヤは国家的メシヤを率い、国家的メシヤは宗族的メシヤを率い、宗族的メシヤは家庭的メシヤを率いていかなければなりません。そのように連係しているのです。中央政府があり、道があり、郡があって連結しているのと同じです。縦的に循環することができ、横的に循環することができるのです。(二八五−二三五、九七年六月五日)

 統一教会の祝福家庭は、聖礼式をしましたが、その聖礼式は教会内の聖礼であって、国家内の聖礼でも、世界内の聖礼でも、宇宙内の聖礼でもありません。

 それゆえ、祝福の日にも、教会祝福、国家祝福がなければなりません。世界の祝福、天国に行ってからは永遠の祝福式を経てこそ、本然の世界に戻る道があるということを知らなければなりません。皆さん、統一教会の祝福を受けるといっても、こっそりと先生に分からないように簡単に祝福を受けたとしても通じません。国家祝福を経なければなりません。そこでは経歴がすべて現れます。その次に世界祝福を経なければなりません。そうして天上に行って、大人会式と同時に入籍式を経て、十二支派の編成を終え、神様を中心として真の父母が天の国に行って座して初めて、万民が順に腰を据えるようになるのです。(一八五−三六、八九年一月一日)

 祝福を受けた家庭が宗族的メシヤになるのは、何のためでしょうか? 入籍するためです。入籍して国を求めるため、国家的祝福を受けるためなのです。宗族的メシヤは、宗族的メシヤ同士で一つになって、自分の国を復帰しなければなりません。その国を世界に入籍させることによって、世界祝福を受けようというのです(二六八ー二五一、九五年四月二日)


宗族的メシヤは国に公認された祝福を受けなければ

 統一教会に入った女性は、百パーセント先生の指導を受けるのです。それができない人たちは、統一教会員ではありません。女性たちのすべての五官、霊的五官と肉的五官は、先生を基準としているのです。

 女性は、エバを中心とした一つの伝統的歴史を受け継ぎました。そのことを今まで知らなかったのです。しかし、今や向きを変えました。先生が男性として、アダムとして完成して現れました。こうして二人が会うのです。今までは背を向け合ってきましたが、統一教会に入ることによって、「ああ、本然の夫だ!」と分かるのです。原理のみ言を聞くことによって分かるので、さっと振り返るのです。

 結婚はどこでするのでしょうか? 蕩減復帰をするためにアダム家庭でしなければなりませんが、イエス様の家庭でなして、アダム家庭まで戻っていかなければなりません。それは宗族的メシヤが家庭的メシヤを探すこと、すなわち一六〇家庭を探し出すことです。家庭を探し出して、サタン世界、左から右に回って上がっていくことなのです。

 み旨を知ると、それが自然に通じるのです。全体が、自分の心と体が、本然のアダムに向かっていくのです。ですからエバ国家を代表した日本の女性たちには、自分の息子と娘がないのです、自分の夫がないというのです。ひたすらメシヤしかいません。こうして、霊的に一つとなったと立証されなければならないのです。

 そして、アダム家庭的な心情の体恤復帰、それから宗族的な心情の体恤復帰、それから民族的な心情の体恤復帰、それから国家的な心情の体恤復帰、世界的な心情の体位復帰、天宙的な心情の体恤復帰、神様的な心情の体恤復帰をするのです。神様と完全に一つになるのです。縦的、横的に完全に一つになるのです。八段階、八段階が一つになるのです。

 その段階を経ていかなければならないのであり、一人では行くことはできません。ですから教えてあげるのです。アダムが指導してあげるのです。これが、統一教会に入ってからの七年路程です。その過程をたどらなければならないのです。七年路程においては、私の主人、私の中心は絶対に先生の他にはない、先生の他にはないということが、完全に決定されなければなりません。

 このような問題を中心として、祝福を受けたとしても、堕落したアダムとエバのその基準から向きを変えなければなりません。方向が変わらなければならないのです。これからは国家的基準と世界的基準をもって、天国の法と天上世界、霊界と一つになることのできる家庭的形態をつくらなければならないのです。そのためには、三大祝福圏を越えていかなければならないということを知らなければなりません。

 こういう原則を知ったとき、どうですか? 統一教会に入ったときは、狂ったように燃えて、飛びまわって喜ぶのですが、段階を経ながらもっと喜ばなければなりません。アダム家庭の心情圏を復帰した後には、国家的・世界的・天宙史的な心情復帰をしなければならないのです。下りていってはならないのです。

 統一教会の人たちは、最初の頃の喜びを忘れて、このように歩んでいくことが統一教会なのだと考えて、サタン世界の習慣化された生活に定着してしまっています。そうして多くの人が犠牲になってきたのです。上がっていかなければなりません。もっと上がっていかなければならないのです。

 最初に統一教会に入ったときは、太鼓のように勢いがよかったのですが、八段階を上がっていかなければならないときに気が緩んでしまったのです。堕落して習慣化した人々が集まっているところに行って、みな固着してしまったので、上がるにも上がれない病人になってしまったのです。

 家庭を率いてカナン復帰をし、建国をしなければならなかったように、上がっていかなければならないのです。堕落したその基準を越えて、建国時代に入っていくのです。国を探し得て祝福しなければなりません。堕落しなかったならばそのまま世界へと進んでいくのですが、サタンがその世界を、すべてサタン世界にしてしまったので、それを取り戻さなければならないのです。

 それを一度に越えていかなければなりません。越えていって、解放された立場で祝福を受けなければならないのです。神様を中心として、家庭から、八段階の歴史的過程において、自由権を獲得したという結果をもたらすには、世界祝福まで受けなければならないということを知らなければなりません。それが解放なのです。国家的祝福を受けるには、国を探し得なければならないのです。宗族的メシヤが入籍をしなければならないのです。国があって初めて、入籍することができるのです。宗族的メシヤの使命を果たし、国を探し得て、国家祝福を受けなければならないのです。宗族的メシヤの責任を果たし、国を探し得て、国の上で公認された祝福を受けなければなりません。

 宗族的メシヤが一つになって、自分の国を中心として世界へ越えていかなければならないのです。世界に入籍しなければならないのです。これをはっきりと知らなければなりません。宗族的メシヤが一つになって国を得て、その国を世界に入籍させることによって、世界祝福の基盤を探し得て越えていくのです。それが目的です。

 その他、個人の所有権や、個人の何物も持ってはなりません。世界祝福の基盤、そこに基盤を築いてこそ初めて、個人の所有権を持つことができるのです。すべてを探し得た立場に立ってこそ所有権というものができるのです。(二六八−二四六、九五年四月二日)

















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