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宗族的メシヤ
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第三節 還故する郷時の姿勢

P187
一 二種類の故郷を失った人

 故郷を再び訪れる人は、故郷を離れた人でなければ故郷を失ってしまった人です。二種類です。故郷を離れた人の中には、生活が苦しくて離れた人もいるし、追い出された人もいます。自ら離れた人と、占領され、略奪されることによって故郷を離れざるを得なかった人、この二種類の人がいます。

 皆さん、避難民を見ましたね? 彼らは、離散家族であるよりは、故郷を離れた離郷家族になっています。故郷を失いました。

 生活が苦しくて故郷を離れたのは、自分の責任です。そうでなければ、国が滅びたので故郷を離れた人です。自分の意志によって故郷を離れた人は、自分の意志によって帰っていくことができますが、国を失ってしまい、追い出された人は、国を取り戻さなければ戻っていけないのです。

 国を失ってしまった民族、その同族の故郷を誰が探し求めてあげますか? このように考えるとき、皆さんは悔い改めなければなりません。南韓の地に下ってきた一〇〇〇万同胞が国の故郷を探し求めるために、いかばかり涙を流しましたか? いかばかり血の汗を流しましたか? 文総裁も故郷を失った一人です。また、南韓はどうですか? 南韓自体も同じ意味で国を奪われた位置にいます。分断された民族の恨みを脱げないので、やはり故郷を失った民です。今、住んでいる所が祖国ではないのです。(一九九二・一・二六、本部教会)














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