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宗族的メシヤ
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六 還故郷と先になった者

P197
 ここソウルに住んでいる人の中で、地方が故郷なのに地方を捨ててソウルに来て住んでいる人たち、もう一度手を挙げましょう。みな、立ち上がりなさい。何人にもなりませんね。故郷が地方にあり、ここソウルに来て住んでいる人たち、立ち上がってみなさい。この人たちはみな、先生が語ったように一般社会とか何かの機関にいる人たちは全部、その機関を通じて自分の故郷の地、大邱なら大邱、全羅南道ならば全羅南道のその所に移動することのできる道があるならば、その措置を通じて行かなければなりません。それがなければ、そのまま故郷へ帰らなければなりません。

 きょうから、こうでなくしては皆さんが氏族的なメシヤ圏を失ってしまいます。祝福を先に受けたからといって、その家庭が先の家庭になれないのです。祝福を受けなかった人が自分の故郷に帰って、今や先生のみ言だけをもって氏族的なメシヤを中心として収拾しておくとするならば、その人が祖先にならなければならないのです。祖先になるだけでなく、彼を祖先として侍らなければならないのです。

 上の家庭が先に故郷に行って、全部呼び寄せて私たちの故郷を生かそうと主導しなければならないのに、逆になるならば、そのざまは何なのですか? 逆になり得るというのです。はっきりと話してあげるのです。分かりますか? (はい)。先の者が後になり、後のものが先になるという聖書の言葉のように、そのような時が来るかもしれません。一番初めから悪口を言われて追い出されたならば、訪ねて入っていく時は先に入っていかなければならないではありませんか? 古くなった順に、家庭順位に比例して決定したのですが、今や入らなかったならば、後の者が全部先になるのです。(一九八九・二・五、本部教会)













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