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宗族的メシヤ
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七 還故郷と南北統一

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1 南北が分かれた理由

 今や帰るや否や、教会一五〇〇個を買おうと語った土地がありますね? その土地が? 基地に帰ってイスラエル民族が全部御飯をもらいに来て、聖殿基地を中心として失ってしまったすべての恨みを蕩減するのと同じく、民族を代表して痛哭しなければなりません。大韓民国がなぜこのように腐敗し、この民族がなぜこのようにかわいそうになり、南北がなぜ分かれたのかというのです。神様のみ旨に仕えられなかったからであり、失ってしまったからなのです。私たちは戻ってきて、新しい氏族的メシヤとして伝統的心情圏をこの領土、どこであっても私たちの土地の前にこの基盤を築くために戻ってきた祖先であると、祖先の権をもって痛哭をしなければなりません。(一九八九・二・五、本部教会)

2 南北統一の前の準備事項

 南北が統一されそうですか、されなさそうですか? されそうでしょうか? (はい)。統一させますか、させられませんか? (させます)。できそうだというのと、させるというのは違います。今までは、できそうな立場でしましたが、今からは本当に言葉どおりにしなければなりません。私は、言葉どおりに、みなしました。一生涯私は約束どおりみなしますし、私が予言したことは、みなしました。皆さんも約束したとおりにしなければなりません。そうであるならば、大韓民国は、自動的にそのようになるのです。韓国統一、その怨恨の統一をなすのです。

 その次には、一つの統一された国家を中心として中国とカイン・アベルを一つするならば、世界統一は自動的になされます。中共と一つにするために三十五年以上、先生が骨折っているのです。先生が一九八一年度の科学者大会の時に、中共との因縁を中心として技術平準化を提唱してアジアの最前線に立つと話をした時、ICUS(科学の統一に関する国際会議)議長団が全部、文総裁が何の冗談をあのように言うのかと思いましたが、それを五年ぶりに成したのです。五年ぶりに。それで一九八四年十二月七日、新華社通信が体制変更を発表しませんでしたか?

 その次に、ソ連が滅ぶと私たちが発表した時、その時、五年待ってみなさいと語りましたね? 今、何年過ぎましたか? (四年になりました)。その時、どれだけ反対しましたか? 「わあ、あの文総裁が心配だ」と言いました。その時、その言うことを聞いてはいけないのです。発表したのでそのようになるのです。

 皆さんも発表するのです。「韓国統一」を発表しました。しなければなりません。今やできる方法が分かりました。分かりますか? できる方法が分かりましたか、分かりませんでしたか? (分かりました)。皆さんに今や教会の土地に教会を建てるといううわさが聞こえるならば、私がいつ訪問するか分かりませんね。忘れると思ったでしょう? 図面はみなあります。神様の聖殿一つ建てておけずに南北統一をするとは、それは泥棒たちなのですね。地方聖殿が展開されてこそ、四〇〇〇万人が合わさって先生がおられ得る、南北が合わさって、六〇〇〇万人が合わさって天に侍ることができる位置を確保するのではないですか?

 その精誠の伝統を皆さんをして見せてあげ、周辺にいるすべての国民たちが血のにじむような心情をもって、「驚くべき群れたち、やあ! 天が共にする群れたち」と言うようにしなければなりません。それで皆さんが主張してきたその国を探し求めて成すようになるとき、六〇〇〇万人を教育することのできる材料としてつくるというのです。たやすくするなというのです。難しくせよというのです。(一九八九・一・三、漢南洞公館)

3 氏族が一つになるならば南北統一が始まる

 この地上で生きて死んでいった多くの人たちの中には、多くの孝子もいたし、忠臣もいたのです。この地上で生きて死んでいったすべての孝子、忠臣以上に皆さんが真の御父母様の伝統を受け継ぎ、還故郷するようになる時は、その伝統の根を下ろさなければならないのです。根を下ろすにはどのようにすればいいのでしょうか? 今まで生きて死んでいったいかなる孝子よりも父母の前に孝行し、いかなる忠臣よりも忠誠を尽くさなければなりません。そのような心情圏が現れなければ、根を下ろせないのです。

 それで今回、先生が還故郷を歴史始まって以来、宗教世界で初めて宣布するのです。数百万年の歴史を過ごしてきましたが、先生が出てきてすべてのことを蕩減したので、皆さんが初めて故郷に帰り、父母にすがって悔い改めさせることができ、一族にすがって悔い改めさせることのできる道を行くことができるのです。先生は、今までそれができませんでした。今や戻ってきて初めてしようとするのです。それ以前には故郷を捨てなければならず、国を捨てなければなりませんでした。大韓民国を捨て、アメリカに行って戦わなければなりませんでした。

 これはなぜでしょうか? カインを屈伏させて、アベルが長子権を復帰してこそ、故郷に帰ることができるからです。自由世界と戦い、勝利して長子権を奪い、故国に帰るのです。その長子権は、サタン世界の天使長の愛以上の、神様を愛する愛を立てておいてこそ、長子、次子が神様の懐に抱かれ得る時代をつくることができるのです。それをどこから? 皆さんの故郷、皆さんの家庭からなのです。

 それでその家庭の分身、真の父母の分身になって、真の父母を中心として父母の愛の伝統を横的に受けて、氏族、民族、国家、世界へ発展したのと同じ道理でもって、三千里半島の四〇〇〇万民族の前へ戻っていくのです。そして御父母様の愛を縦的な基準で受けて、横的に植えて根を下ろすのです。いかなる愛の基準より高い位置に立って、涙と血肉を蒔き根を下ろすようにしなければならないのが、還故郷する私たちの責任であることを知らなければなりません。今やこれを知ることによって、今まで七十年生涯のみ旨を成すことができず、旅人の生活をして追われ、とどまる所もなく荒野であえぎ苦しみ、流浪生活をしていた先生が着陸することのできる基地が、皆さんの故郷の地で始まるのです。

 家庭が立ち、氏族圏が始まるようになるならば、皆さんの氏族を中心として、イエス様を中心として失ってしまったザカリヤ家庭とヨセフ家庭の氏族基準を蕩減復帰するのです。そうして、その基準を中心として、皆さんが先生の代わりに国家を連結させ、大韓民国の南北統一時代へ越えていっているということを知らなければならないのです。(一九八八・五・一一、清州教会)

 皆さんが故郷に帰って、皆さんの祖先と皆さんの一族を連結させるようになる時に、南韓は自動的に一つになるのです。(一九八八・五・一一、本部教会)

 皆さんが故郷に帰るならば、皆さんの先祖たちが協助するようになっています。氏族を中心として見るならば、皆さんはアベルです。また、皆さんの父母や親戚は、カインです。カイン、アベルと国家が一つになり、世界が一つになった圏内にいるというのです。反対する人は一人もいません。一人もいないのです。

 ですから、長子権を復帰した基盤に立って、主体性を中心として強制的な立場で自分の一族を、価値観を中心として修練しなさいというのです。おじいさんから父、母、姻戚のはとこまで全部、私たちは血族的に一つにならなければならないのです。目的をもって仕事をしなければならないのです。国を、南北を統一しなければなりません。南北を統一するには、氏族が一つにならなければなりません。(一九八九・二・五、漢南洞公館)

 皆さんは今どこで何をしなければならないのかを知らなければなりません。氏族圏では国家圏を越えていかなければならないのではありませんか? 皆さんは今、氏族的復帰圏にいるので、先生が真理を接いであげることにより、国家的基準を中心として一つにならなければなりません。そのように一つになるならば、今後南北統一は自然に始まるのです。そのように自然に一つになってこそ、中共とソ連を消化することができるのです。

 それでどんな結論が出てくるかといえば、氏族的メシヤの設定です。どこに? 韓国の皆さんの故郷、金氏は金氏の故郷にと、このようになるのです。祖国というものは漠然としていますが、氏族的メシヤの配置は具体的です。韓国の金氏であるならば金氏、自分の生まれたその土地に氏族的メシヤを配置するのです。それが家庭的還故郷だというのです。正に着陸が始まるのです。移動がありません。(一九八九・一・三、漢南洞公館)

4 還故郷と南北統一

 一九八九年一月一日元旦の標語「韓国統一」、神様のみ旨でもって願ってきた、神意でもって願ってきた祖国は、真の愛を中心とした人類の祖国であり、本郷です。

 これはどういうことかといえば、韓国は、神様のみ旨で願ってきた祖国、真の愛を中心とした人類の祖国であり、本郷です。韓国は、人類の祖国と本郷にならなければなりません。ですから、統一された韓国でなけれればなりません。今まで人類は、本郷と祖国をもてませんでした。その本郷と祖国が韓国になるのです。この韓国が、今や南北統一されるということなのです。

 それでは統一を、どのようにするのですか? 愛を中心としてするのです。愛と生命の原則を中心として編んでいくのです。一番目は、「統一原理型」といって個人においては、体と心が愛を中心としての統一です。神様を中心として、個人の心身統一なのです。

 その次に、家庭を中心としての内外統一。これは、父子関係を中心としての内外統一です。自分の家庭を中心とした統一圏、父子の関係を中心としてその家庭といろいろな家庭が合わさるのです。内外統一なのです。内外統一というのは、自分の家庭、アベル的家庭をいうのです。

 またその次には、民族内外統一。これも同じです。氏族を一つにしてこそ、それがアベルになり、各氏族を合わせることができるのです。その各氏族を一つにするため、長子権回復のためには自分が投資しなければなりません。この原則は不変なのです。

 その次には、国家内外統一。南韓と北韓とは違うのですね。南韓が内的な立場で、外的に統一するには、カイン、アベルと同じ道を行かなければなりません。ですから、南韓はために生きて、投入しなければなりません。北韓のために生きて南韓が投入しなければなりません。ですから、このごろ大統領が北韓に対してしきりに「与える」と言っているではありませんか? そのような時になったので、自分も知らずに、しきりに「与える」と言うのです。

 ところで一つの問題は、このような原理原則を中心として守護し、防衛できる道がないということです。道が分からず、各自がサタンの入ってくるのを防御できないことが問題だというのです。ですから教育を早くしなければなりません。皆さんは急がなければならないのです。郷土に入っていってサタンが侵犯する道を防ぐために、氏族的メシヤになってカイン復帰、氏族基盤を中心として国家のためにするようになるならば、みな終わるというのです。国家内外統一時代が、この時代にとどまっているのです。

 それが始まるならば、大韓民国で、南韓で完全にメシヤを中心として世界的基準において氏族圏を統一するようになるのです。その統一された愛の圏が、サタンの愛で国家基準を中心に歴史を支配してきたその基準を乗り越えるというのです。そのようになるならば、世界のために投入する国家形態が神様の名のもとに設定されます。その時から、サタンは反旗を掲げることができなくなるというのです。

 サタンは今まで、国家基準を中心としていろいろな国家に分け、宗教に反対しました。しかし、南韓の地において、民族を中心として国家基準で、もし統一的基準がぱっとでき、これを中心に北韓に投入するとき、国家基準を乗り越えるのです。北韓は、自然に一つにならなければならないというのです。(一九八九・一・三、漢南洞公館)

 今や皆さんは、故郷に帰って主人の本分を果たさなければなりません。故郷で個人、家庭、氏族、民族を中心として世界まで、先生の前に連結させる業をしなければならないのです。大韓民国さえ連結させればいいのです。国のために一族が動員されて、接ぎ木されるようにしなければなりません。全部、先生に従っていく道を行きなさいというのです。そうしておくならば、国家基準は自動的に復帰されるのです。アダム・エバの国は争って探し求めるのではありません。自動的に生ずるのです。故郷へ送り返すならば自動的に生ずるというのです。(一九八八・一〇・一五、漢南洞公館)

 統一教会がしなければならないことは何ですか? 統一教会を中心として韓国の民がしなければならないことは、南北統一です。アメリカの行く道を正しく教えなければならず、ソ連の行く道を正しく教えなければなりません。そうしようとするならば、アメリカ国民に教えることのできる教本を作らなければならず、共産世界に教えることのできる教本を作らなければならないのですが、その材料収拾をどこでするのですか? 韓国南北統一運動本部で作らなければならないというのです。

 ここが最後の熾烈な闘争地です。ここに世界解放の鍵がかかっているので、韓国の民は息子、娘を愛し、家庭を愛し、氏族を愛するだけでなく、南北全体のために犠牲になり、世界のために犠牲にならなければなりません。このような時が来たので、皆さんは還故郷するのです。

 皆さん、南北統一がどこから始まるのかといえば、統・班長を通じて始まります。自分の故郷に帰り、父と母、四位基台を復帰するところから始まるのです。お兄さんお姉さんを中心として、真なる神様の愛に接ぎ木する業をしなければなりません。彼らは、真なる神様の愛を知らないので、皆さんが教えてあげなければなりません。皆さんが教材にならなければなりません。「国はこのように愛さなければならず、世界はこのように愛さなければなりません」と教えなければなりません。皆さんが故郷に帰って、そのように愛さなければなりません。その故郷の山河に、今まで歴史始まって以来、生まれて死んでいったいかなる忠臣、孝子よりも、天を中心としてそれ以上の涙と血の汗を流し精誠を尽くさずしては、神様が顕現し指導なさることができないというのです。これが原則です。

 カインを愛さなければなりません。アダムが天国に入っていくためには、カインを愛さなければなりません。天使長を愛さずしては入れません。ある人は、家を出てきて十年、二十年、三十年の間故郷に帰りませんでした。私がそうでしたから。故郷に帰ってはいけなかったのです。世界でサタンに勝利してから、福をもって行かなければなりませんでした。先生が世界的蕩減の勝利基盤を築いたので、その福の恵沢により、霊界に行っている皆さんの祖先たちは国家基準なのです。国家基準は、世界基準内にあるので、祖先たちは帰っていく皆さんを、先に造られた天使長の位置で待っているということを知らなければなりません。

 それでは皆さんは何をしなければならないのでしょうか? アダム・エバ以上に、神様を愛さなければなりません。それさえすれば、皆さんの祖先たちが皆さんの道をあらゆる方向から後援して、ありとあらゆる奇跡が起こるというのです。皆さんの親族たちが今や口を開いて反対しようとするならば、口がくっつくのです。舌が離れない業が起こるのです。ありとあらゆる奇跡が起こるのです。

 こうして今から一年の間に、韓国の民の各家庭の上に旗印を差し立て、神様の愛を中心として、その家庭に真に満ちた根を下ろさなければなりません。皆さん、祝福家庭が根を下ろすためには、皆さんの一族を全部、その根を下ろした木に接ぎ木することができるように、心情的紐帯を結ばなければなりません。南韓の地がそうなることによって北韓の地も自然に連結されて、解放の光が南から昇って、北韓をなめ尽くしても余りあるのです。

 今まで真の父母の愛の心情圏を失っていたのですが、歴史始まって以来初めて分かれた南・北韓とこの世界に、真の父母の愛を通じてカバーすることができる基準を立てました。それがこの水平線です。先生は、世界から逆に入ってきて連結させ、再び戻ってきてここに立ったのです。入ってきて蕩減して、サタンを追い出しました。今からは発展します。そこに皆さんを連結させ、皆さんの家庭を中心として、家庭、氏族、民族、国家を再編成するならば世界は終わるのです。

 そのように韓国問題さえ解決される日には、東西問題は自然に解決されるのです。そのキーが韓国です。分かりますね? (はい)。真の父母の愛の心情圏以外には、開ける道理がないのです。

 このことを知って皆さんは故郷に帰り、統一教会に入ってきて数十年苦労した以上の努力でもって、故郷の地を愛さなければなりません。故郷の草一本でさえもペアになって本然の父母の愛の心情を、何百年前に、何百万年前に受けなければならなかったのに、受けられませんでした。それが今や私を通じて、その愛の因縁の条件を伝授してあげるならば、この地と万物は、私と一つになって神様の前に帰ることができ、真の父母の名のもとにに属されて統一世界へ前進することができるのです。

 皆さんが一つになって努力すれば、三〇〇〇万の家庭に新しい根が下り、南北統一のみならず、東西の統一、地上天国と天上天国の統一の起源が生ずるのです。歴史の前に一度しかない幸いなる時代が来ると知って、この時代に脱落せず、加担して、前進的な勝利を褒めたたえることができる勝利者にならなければなりません。

 本然の故郷が神様を中心として復帰されることによって、サタンは永遠に底なしの穴に閉じ込められ、解放の旗印は、真なる愛の国家とともに永遠に続くのです。(一九八八・五・九、光州教会)

 一九八八年九月二十七日を中心として統一、世界統一転換式へ戻っていくのです。開天節を中心として檀紀四三二一年を期して、数理もどうしてそのように合うのやら! それをしてみるとその日がぴったり合わさりました。世界統一国、新しい地上天国への出帆、天地の前にためらわずに発展することができるようになったのです。なぜでしょうか? 統一教会の信徒たちが、故郷にみな行っているからです。故郷で生きることのできる分け前を、みな分けてあげました。自分の故郷の地。

 ここに入っていって自分たちの家を建てて住み、息子、娘を育て、天の功臣たちを育てて出さなければならないのが、今回の還故郷です。宗教世界で還故郷という言葉は、歴史始まって以来初めてなのです。高次的な宗教を信ずるようになれば出家を教えてくれますが、故郷に帰れという言葉はないのです。故郷に帰れという言葉は、歴史に初めてのうれしい消息であるということを知らなければなりません。帰るには、父母に侍り、御父母様の国を相続してもらって帰りなさいというのです。分かりますか? (はい)。

 今後、統一教会の全部に、解放命令をするのです。統一教会では何をするのですか? 故郷に行って故郷の国を探し求めなければならないのですね。故郷と直結した国、故郷と直結した世界、故郷と直結した天国を成すならば、教会では何をしますか? そうではありませんか? 皆さん自身にあるのです。

 それで、地で結ぶのも皆さんが結ぶのであり、地で解くのも皆さんなのです。地で結び、解くことが天上世界でも結び、解くという聖書の教えと同じです。天国の鍵をペテロに与えたのと同じです。しかし、聖書にある天国の門の鍵でなくして、天国を皆さんに与えたのです。これが還故郷して愛の種を蒔き、氏族復帰をしなければならないという訓示なのです。(一九八八・一〇・一四、本部教会)

5 南北統一は地上統一と天上統一の起源

 皆さんが今、故郷に行って一つにつくるならば、皆さんの氏族はもちろんのこと、国まで連結されるのです。国まで連結されるならば、その次には解放なのです。世界は、自動的に連結されるのです。今まで蕩減歴史は、国を中心としていたのですね? 国の基準を中心とした一つの国家圏になるならば、今日、国を中心とした愛国市民、歴史時代のいかなる国の民たちが愛する以上に、生命をその民に降り注ぐとしても、神様の愛の理想のために命をささげますという国民性が設定されるようになる時は、統一世界圏へ自動的に連結されるのです。

(一九八八・八・二二、漢南洞公館)

 国を探し求めなければならないのです。今、私が皆さんを故郷に送るのですが、何の責任者として送るのかといえば、故郷の氏族的メシヤとしてです。イエス様が成せなかった基準を復帰するために送ったのです。

 故郷に行くのですが、国がありません。国は、誰が先に開拓しなければならないのですか? それは、皆さんがすることではありません。御父母様が、復帰摂理の一段階を先立って開発しなければならない責任があるので、先生は、南北統一運動に対する万盤の準備をしてきているということを知らなければなりません。それとともに皆さんも故郷に行って、皆さんの氏族を完全に復帰することによって……。これは、一つの国が生ずるならば、自然と世界的版図に拡大されていくのです。イエス様の位置を身代わりしたのです。イエス様は氏族復帰に失敗しました。

 先生は世界国家を代表した中心国家を立てて設定し、皆さんの氏族さえ復帰されるならば、自然に皆さんのところに来るのです。ですから、皆さんが氏族的メシヤになるならば、国家的メシヤ基盤を連結させるのです。国家から世界の版図をもって中心国家を蕩減しながら……。南北統一とは、共産世界と民主世界の統一をいうのであり、地上統一と天上統一の起源になるのです。(一九八八・一二・二〇、イースト・ガーデン)

6 南北統一されて安息が訪れる

 先生は、兄に対して原理のみ言を語れませんでした。私の父母に対しても原理のみ言を語れませんでした。自分の家庭を集めて原理のみ言を語りたいという思いがどれだけ切実だったでしょうか? けれども、自分の一族を中心として復帰摂理は成されません。イエス様の死を蕩減するために、世界まで行って戻ってこなければなりません。霊的基盤を中心として再び実体基盤を立てるまで、回って戻ってこなくてはならないのです。

 世界の前に、ある国が守護されなければならず、国の中で氏族が守護されなければならず、氏族の中で家庭が守護されなければならず、家庭の中で夫婦が、子女たちが守護されなければなりません。実際にはそのような国がないのです。その国のない基盤で自分の一族を愛してみても、サタンに讒訴されるのです。そのことが分からなければなりません。(一九八九・一・三、漢南洞公館)

 今まで創造以降の歴史を通じて、地上世界に対する神様の期待があるというのです。文先生の時代に来て初めて個人的に期待し、家庭的に期待し、氏族的に期待したのですが、この氏族が滅びる氏族になっていっています。自分の妻などを思い、子供などを思い、父母などを思っているというのです。それは滅びます。それを思うなというのではないのです。戦ってから、勝利してから、南北統一をしてから位置を確保せよというのです。(一九八七・一一・八、本部教会)















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