宇宙の根本
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 4.堕落によってサタンの血統を受けた

 アダムとエバは、堕落ゆえに血統が変わったのです。誰の愛によってですか。神様の怨讐であり、姦夫であるサタンの愛によって、サタンの生命体になったのです。男性の生命体と女性の生命体が、サタンの愛と混ざり合って一つになり、その二つによって結実したものが息子、娘です。したがって、その息子、娘は、サタンの愛、サタンの生命、サタンの血統を継承しているのです。
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 堕落人間は偽物になったので、接ぎ木しなければなりません。血統的に見れば、皆さんは先祖が違うというのです。なぜ養子にしかなることができなかったのかというと、父と母が違うからです。それゆえに、堕落が血統的になされたという論理が生まれたのです。堕落とは何ですか。血統を誤って受け継いだことです。誤った愛によって堕落したという論理を立てても理にかなっています。
それゆえに、統一教会で愛によって堕落したと主張している話を否定する道理がありません。聖書を見ると、善悪の実を取って食べて堕落したとなっているでしょう? 善悪の実が何なのか分かりますか。善悪の実が木の果実ですか。風が吹けば、落ちて、ころころ転がる木の果実ですか。違います。
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 アダムとエバの心にサタンが入っていき、一つになったので、サタンの血統を受け継いだのです。愛の多い神様が、なぜサタンを許すことができないのですか。殺人者や強盗も許し「すべて許す」と言われ、イエス様を信じれば「許しを受ける」と言われたのに、なぜサタンを許してあげることができないのでしょうか。それは、人類の血統を汚したからです。それはどういうことですか。神様の立場から見るとき、サタンは姦夫です。愛の姦夫です。何の話か分かりますか。
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 アダムとエバはサタンを中心として結婚式をしたので、サタンを中心とした愛、サタンを中心とした生命、サタンを中心とした血統を受けなかったと否定することはできません。もし善悪の実を取って食べずに堕落していなければ、神様を中心として結婚式をしていたのです。統一教会の真の御父母様が皆さんを祝福してあげたように、アダムとエバが成熟したのちには、神様が彼らを呼んで、神様を中心として祝福してあげたはずなのです。
 なぜ体を打つのですか。サタンの血、神様の怨讐の血を受けたからです。神様の怨讐が誰かというと姦夫です。神様の愛の怨讐です。姦夫です。姦夫の血を受けたというのです。天国の王権を受け継いで王妃になることができたエバが、悪魔の配偶者となって僕の相対になったのです。これは天地の秘密ですが、先生の時代になって初めて暴露されたので、サタン世界は退かなければなりません。
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 なぜ神様は悪魔を憎むのですか。キリスト教の論理で言えば、キリスト教は「怨讐を愛しなさい」と言ったのですが、神様は怨讐であるサタンをなぜ愛することができないのですか。愛の怨讐を愛すれば、天地がなくなるというのです。統治法がなくなります。存在法がなくなるというのです。
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 サタンが神様の理想的愛を破壊し、理想的生命、理想的血統を蹂躙したのです。そのようにして子供を生んだのですが、それが人間たちです。サタンの愛の表示、生命の表示、血統の表示であるその息子、娘を、神様は干渉することができません。
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 なぜサタンが、今までの人類歴史で修養の道を行こうとする人々に間違いなく来て、うんざりするほどその首を押さえ、背中に乗って、犠牲にさせようとしたのでしょうか。そのサタンが何なのかというと、神様にとっては、神様の家族を強奪していった姦夫だというのです。本来、私たちの母が神様に侍り、平和の王国を成し、平和の天地を成し遂げなければならなかったのですが、父
と私たちを追い出してしまったのです。サタンが入ってきて、今日、人間をこのような姿にしてしまったのです。何かほかの罪を犯したのではありません。
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 悪魔が堕落させたものとは何ですか。善悪の実を食べてどこを覆いましたか。口を覆いましたか、手を覆いましたか。下部を覆ったのでしょう? これが悪をまいた種になりました。ティーン・エイジャー時代、成熟していない時期に堕落したのです。この歴史的な人間世界の血統がそこから広がっていったので、それが人間の終末時代において盛んになるのです。
 全世界的に、青少年たちがアダムとエバのように、陰で独自的に愛の倫理を破壊させ、天地を恐ろしいとも思わない時になれば、サタンの全権時代が地上に到来するということを知らなければなりません。その時は、神様の撤退が目前に迫ってくるのです。
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 血統を転換しなければなりません。その理由は、サタンの血統を受けて継承したからです。皆さんは、これをはっきりと知らなければなりません。
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 堕落とは、神様を中心としてアダムとエバが一つになるべきだったのに、神様の僕である天使長と一つになったことをいうのです。神様の血統を受け継がなければならない人間が、僕の血統を受け継いだというのです。ですから、堕落した人間がいくら神様を「父」と呼んでも、実感がわきません。
 これは、神様であろうと何であろうと構うことなく、すべてのことを自己中心的に転結させて考える堕落的本性が遺伝されているからです。それで、すべてが相克的な存在となって氏族と民族を形成しているので、少したてば、すべて分かれるようになるのです。このようにして立てられたものがサタン文化圏です。二つに分かれ、三つに分かれ、すべて分かれるものは、サタン圏に属しているのです。
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 血統的に曲折が結ばれたので六千年かかるのであって、そうでなければすべて一日で復帰しています。能力多き神様が、血統的にこれが持病となっているので、こいつを一遍にすべて取り除くと死んでしまうのです。それゆえに、六千年かけてこられたのです。善悪の木の実を取って食べて堕落したのではありません。もしそうであったのならば、どれほど良いでしょうか。
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 罪の基盤、堕落の基盤、悪の基盤、地獄の基盤、このようなものが、具体的にどのようにして生じるようになったのかということが問題です。アダムとエバに立ち戻って考えてみなければなりません。アダムとエバがなぜ堕落したのかという根源を掘り起こしてみれば、アダムとエバは、神様が命令した「善悪の実を取って食べてはならない」という言葉を不信して堕落しました。二番目は、自己中心的ということです。
 三番目は、自分を中心として愛そうとしたことです。これが、堕落した中心骨子の内容なので、この内容と同じようにすることはサタン側だという結論が出てきます。
 堕落した人々は、みな不信の愛と自己中心的愛を行った人々です。結局、自己中心的愛を主張しているのが、この世界の人だと思うのです。
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 無知には完成はあり得ません。サタンとは誰ですか。神様の姦夫です。このような問題を整理してあげたのに、これにすべてふたをして天国に行くのですか。ふたをして救われるのですか。とんでもないことです。でたらめな者たち。そのように信じて救われるのであれば、私たちのような人は、既にみな救われて余りあるというのです。このような苦労はしません。
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 先生の時代になって「堕落は愛によってもたらされた結果だ」という事実を明らかにしたということは、驚くべきことです。これは、歴史的背景を通して理論的に体系化されたものであり、否定することができない内容です。




















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