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10-04
六千年の忍苦の路程を終結させてください


この上なく尊い天の主人たるお父様!
あなたがおつくりになった万象は、
あなたの理念と共に永遠に共になければならないものであることを
私たちは知るものです。

お父様の理念の前に集って
お父様に侍り、歓喜にあふれて
栄光と共に、
そのおつくりになった天宙が
喜びの対象として捧げる賛揚と共に、
永遠無窮に神様の真の息子・娘となって、
その栄光の中に浸って生きる人間となれなかったのが、
この上なく大きな恨みであることを
私たちは随分前に悟りましたし、
長い間後悔してきました。

私たちはお父様を呼ぶ度ごとに
悲しまれるお父様の事情を感じずにはいられず、
お父様の聖なる姿を仰ぎ見る度ごとに
気遣わずにはいられません。
罪悪ののろしを上げ、天に背反してきた後孫であることを
告げずにはいられないのが
限りなく口惜しく嘆かわしいのです。

このように罪悪を持った私たちをつかむために、
あなたは栄光の心情を希望として残しておかれ、
長い六千年間を耐えて待ち焦がれてこられました。
一日ではない、恨み多い六千年を私たちのために、
私たちの先祖たちのために、
今日地上に住んでいる多くの人間たちのために、
そして天上世界の嘆息圏内にとどまっている
数多くの霊人たちのために苦労してこられた
お父様のその偉大な恩賜を思いますとき、
お父様の前におそれ多く不肖なる罪人であることを
もう一度告げずにはいられません。

お父様!
私たちはとても大きなお父様の愛の前に、
苦労なさるお父様のみ手の前に、
傷つき訪ねてこられたお父様の足跡の前に、
こうべを上げることのできない不肖なる者たちです。
あなたはこれほどまでに
血涙の道を歩んでこられました。
お父様はこのような道に
人間たちが同参してくれることを待ち望まれましたが、
人間たちはその道を避けてきました。
このような悲惨なる事情を共にしたいのが
お父様の心情でしたが、
子供となるべき人間たちは、
希望のそのみ旨を知ることができず、
その心情にくぎを打つことがしばしばでした。

このように不孝極まりない私たちが
お父様の前に再び出てきてひざまずき、
「お父様」と呼んでいるのです。
お父様のその声には
無限の悲しみがにじんでおり、
お父様の心情には
痛嘆で胸の詰まる口惜しい事情が積もっていることを、
私たちは知るものです。
かわいそうなお父様であることを私たちは知るものです。
しかし、お父様のみ旨が残っており、
お父様がそのみ旨を捨てない限り、
私たちもこの道を行きながら
お父様を再びつかまなければなりません。

死亡の波はきょうも休む間もなく
私たちの生活環境を濁らせていますし、
私たちの周囲を占領して
天の栄光を遮っています。
このような時に私たちは
自分がどのような立場にいて、
その立場がどのような位置なのかを
再び肝に銘じなければならないことを知っています。

きょう私たちは
このようにとても大きな摂理のみ旨の前に
召命を受けたのです。
何の功績もなく召命を受けたのです。
何の苦労の業績もなく
この場に来たのです。
お父様の前に捧げる何ものも持つことができず、
この場に来たのです。
しかし、私たちの足らなさを涙でもって、
私たちの悪なるを悔い改めをもって告げ、
お父様を再びつかもうとする
懇切なる心情を持って来たのです。

放蕩息子の事情を哀れにお思いになった、
お父様の歴史的な苦労の因縁を知る私たち、
その因縁を願い
哀れみの心情を侍ち焦がれながら訪ねてきましたので、
もう一度お父様の深い心情で
私たちを縛り付けてください。
そうして、
この世に出て闘うことのできる私たちとして立ててくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

今、私たちはお父様から
新しい世界史的な役割と使命を引き継ぎ、
私でなければならないという立場で、
責任と使命を背負わなければならないことに
もう一度目覚めなければなりません。
苦労の過ぎし日のすべての歴史を、
この世の罪とともに蕩減してしまい、
新しい希望の園を望みながら、
心と体を再び引き締めて
審判の旗を掲げ、怨讐世界に向かい
整えられた天の精兵として、
行列を成して総進軍しなければならない時が
私たちの前に近づいています。
このような責任と使命が
私たちの双肩にかけられていることを肝に銘じ、
一日、一時間を惜しんで
闘うのに、私たちのすべてを尽くすことのできる
真なる天の精兵たちとなるようにしてくださり、
天の勇士たちとなるようにしてくださいまして、
天の孝子になろうと誓う
真の息子・娘となるようにしてくださいますことを懇切にお願い申し上げ、
すべてを主のみ名によってお祈りいたしました。アーメン。

(一九六三・八・一一)



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