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2-14
心の扉を開いてお父様の実存を感じるようにしてください


お父様!
多くの人々が
行くべき方向を知らないながらも、
あなたを探すために、
この上なくもの悲しい歴史路程をあえぎながら歩んできたことを
私たちはよく知っています。

おられるようでありながら、
おられないようなお父様の実存、
歴史と共に生きておられるようでありながら、
はっきり存在されるという認識をもつことができないお父様
私たちの心と共に一緒におられるようでありながら、
実体的な存在として規定することのできないお父様を、
私たちはとても悲しい心で見つめています。

善の理念で万宇宙を造られ、
人間に真の良心を下さり、
知・情・意の感情を通して、
その善の理念を体得することのできる驚くべき祝福を与えてくださったことを
私たちはよく知っています。

そうですが、
お父様の実在性は、
あるひとときの時間的な限界内でのみ感じられるという事実を、
否定することができないことも
私たちはよく知っています。
私たちの心に尋ねきてくださるお父様の性相が恋しくなるたびに、
私たちは自分も知らないもの悲しさに
とらわれざるを得ません。
悲惨な自我の姿を置き、嘆息せざるを得ません。

このような境地に導いてくださるお父様、
それは私たちの生命を、永遠なる生命に導いてくださるための
お父様の歴史的な心的な作用であることを知っています。
歴史の背後で、
歴史を一つの実体的な理念として構成するために、
そのご心情とお心を通して尋ねてくださった
お父様を知ることを願い、
お父様のお心を、
私たちの生活の理念と生の理念として立てることを
切に待ち焦がれています。

しかし、
お父様の実存の価値をはっきりと知らないことによって、
私たちの生活の価値も分からず、
私たちの生の価値も分からないまま、
きょうもあすもあえぐべき悲惨な立場に置かれていますので、
死亡線上で彷徨している今日の私たちの個人個人を
哀れにお思いください。

今、お父様!
愛のみ手を
広げてくださらなければならない時になったと思うものでございます。
そのみ愛の波が、
私たちの周囲環境と
私たちの心情の世界にまで至らなければなりませんし、
ひとり主導的な権限をもっておられる
そのお父様のご心情の権限を、
私たちが回復すべき時であると思うものでございます。

心を中心として闘うべき時機が
来たと思いますので、
今、閉ざされた心の扉を開けることのできる雅量をもった者たちとなるよう
許諾してください。

今、体をかがめてお父様のみ前に
敬拝を捧げることのできる準備を備えた息子・娘と
ならなければならない時となりましたので、
私たちの心の扉をたたくお父様のみ声を
聞くことができるよう許諾してくださり、
私たちの前に顕現されるお父様のみ手を
望むことのできる私たちとなるよう、許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・一・一八)



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