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3-17
お父様の生命のご心情を接ぎ木してください


あちらこちらと歩き回り、
生命の道を求めて
お父様のみ前にひれ伏した私たちであることを
悟らざるを得ません。

きょう、お父様を
「アバ、父よ」と呼ぶことのできる立場に
立ててくださった恩賜と、
私たちが知らない間に
無限の苦労を意に介さず、
私たちを保護し、分別してくださって、
この立場まで導いてくださった恩賜の前に
何をもって報いましょうか。
報いる何ものも
備えられませんでした。
体を捧げてもその恩賜に報いることができず、
心すべてを捧げても、
お父様のご苦労の功績の前に、
頭を上げることのできない不足なる者たちであることを、
この時間に感じざるを得ません。

ここまで導いてくださったお父様に、
私たちを生かすべき責任もございますが、
私たちを通して栄光のひと日をご覧になるべき
お父様のご事情があり、
願いがおありだということを
知るものです。
また、このような私たちをご覧になり、
慰安を受けようとなさるお父様であられることを思うとき、
足らない私たちに望みをもたれ、
歴史路程の山また山を
耐えてこられたお父様のみ前に、
面目がないことを感じざるを得ません。

私たちの血肉が
お父様のご心情を思いやることを知り、
私たちの骨が
一つの人格を構成することのできる
形態を備えたとするならば、
それ自体が
お父様の不変の姿を証すことのできる、
一つの構成体となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願いいたします。

細胞の一つ一つまでも
お父様に属し、栄光を帰することのできる、
神聖で、栄光なる実体を
どれほど待ち焦がれられたことでしょうか。
歴史路程において、
私たちの先祖たちは、そのような姿をもって
お父様に侍ることができませんでした。
天に従いながらも、
時には恨みもし、
時には背きもし、
選民権を誇りつつも、
それを放棄してしまうこともあった
歴史的な事実を知っています。

お父様!
このような恨み多い血統を受けた私たちであるがゆえに、
きょうは神様を自信をもって信じると言っても、
あすには天に背き得る、
悪なる世界に近い立場にある者たちです。
このような私たちを、
お父様、
哀れにお思いください。
お父様、
捕まえてください。
私たちの渇いた心に、
お父様の生命のご心情を接ぎ木してくださり、
新しい生命に躍動する
復活の役事を巻き起こしてくださいますことを、
切にお願いいたします。

今日まで、
地上に生まれ逝った人も多く、
今も生まれ逝く人がたくさんいますが、
お父様のご事情をつかみ、
痛哭する人がいませんので、
今日私たちが、
お父様のご事情と
お父様のご心情をつかみ、
痛哭することのできる者たちとなるようにしてください。
天と地を恨み、
歴史を恨み、
堕落した先祖を恨むことができ、
お父様に「私」が侍ろうという、
お父様のために生きようという気持ちに徹した
息子・娘たちが、地上に多くなるようにしてください。
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。

(一九五九・九・六)


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