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9-24
真なる祭物の「私」とならせてください


この世が反対し、この世が理解できない
環境的な基準を打破するために、
私たちは多くの涙の峠を越えました。

物悲しく恨めしい心を持って
復帰の路程を行ったその時の事柄は、
過去のこととしてすべて流れ去りました。

しかし、残された私たち自体は、
お父様の愛の実体として、
そのような結実体として残されなければならないのです。
流れいく歴史とともに
この世の反対に遭って倒れ、
いなくなる群れとなってはならないことを、
私たちははっきり悟らなければなりません。

きょうの「私」は私のための「私」ではないことを
もう一度悟らなければなりません。
私は、歴史を背負うべき私であり、
世界史を開拓すべき私であり、
天情の因縁に責任を負って証すべき私であることを
思うものです。

足らない姿ですが、
お父様、
あなたに捧げるための供え物として、
謹んで捧げられるべき「私」だということを悟る
あなたの息子となり、娘とならなければなりません。

訪ねてこられるお父様の歩みの前に、
落胆の条件と悲しみの条件を加える
あなたの子女たちとならないよう許諾してください。

お父様は希望と生命の因縁をお加えになって
お父様がお喜びになり得る子女、
お父様の栄光を賛揚し、
必ず後代に無限なる福を受け継がせてあげようとして
全世界の前に忠誠を尽くす息子、
そのような娘を
その心でどれほど待ち望んでおられますでしょうか。
これを感じようとする私たちとならなければなりません。

私たちは滅びる群れとなってはなりません。
そのためには
怨讐のすることを見物し
鑑賞だけしていてはなりません。
怨讐と闘わなければなりません。
彼らを打ち、彼らと怨讐になってこそ、
滅ぼうとしても滅ぶことのできない立場に
立つようになるということを知るものです。

悪を許すのがお父様のみ旨ではなく、
悪に属している人を許し愛するのが、
悪を取り除くためのお父様のみ旨であることを
私たちは知っています。

ですので、私たちの責任がどれほど重要であるかを
もう一度感じるようにしてくださいますことを、
お父様、
懇切にお願い申し上げます。

真は永遠を立証するものであり、
真は永遠とともにあるものであり、
真は永遠なるお父様のすべてのものを
相続するものであることを知ったものです。

それゆえ、お父様は今まで
真なる人になれと言われました。
真なる人となるためには、
真なる言葉を語らなければなりません。
真なる五官を通して感じる感情全体が、
お父様の前に捧げ奉り得る
真なる祭物とならなければなりません。

そうでなくてはならないということを、
原理を通して学んだ私たちですので、
過ぎた日もそうであったし、
現実もそうであり、
未来もそのように捧げ奉り得る道を、
私たちは従って行かなければなりません。

自分一人でも悲しみを知って
寂しい心情を持って
お父様を慰労しなければならないということを感じる息子・娘、
自分の悲しみがあるとしても、
お父様の悲しみがあるのを知って
自分の悲しみを隠し、恥ずかしさを感じることのできる
子女たちとなるよう許諾してください。
すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーメン

(一九七〇・六・七)



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